【BUNと肝臓の数値上昇で要観察~クロの血液検査】

クロ 2020/5/6

zzz…

3月下旬はクロの定期・血液検査の予定がありました。

行くには行ったのですが、ちょうどその時期にチョビの症状が再発。

ずっと検査結果をまとめる余裕がなかったので、今回は約2か月遅れでの公開です。

さらにその前の検査は1月にしています。

シロに続き、4ヶ月ぶりのクロの血液検査に行ってきました。とにかく今は食欲不振と体重減少を心配しています。尿素窒素( BUN)は久々の40オーバー、肝臓の数値はそこそこ高い、と気になる要素は他にもいくつか。ただ、クレアチニンの数値に関しては腎不全の診断以降で一番良かったです。

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検査結果

クロの血液検査結果 2020/3/22

クロの血液検査結果 2020/3/22

2020年3月22日(日) (慢性腎不全の診断から5年と8ヶ月目)

体重 4.20kg
総タンパク(TP) 7.3(基準値:5.7~7.8)
アルブミン(ALB)3.3(基準値:2.3~3.5)
アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ(AST [GOT])64↑(基準値:18~51)
アラニンアミノトランスフェラーゼ(ALT [GPT])109↑(基準値:22~84)
アルカリフォスファターゼ(ALP)230↑(基準値:38~165)
総コレステロール(TCho) 273(基準値:89~176)
トリグリセライド〔中性脂肪〕(TG)61(基準値:17~104)
尿素窒素(BUN) 46.7↑ (基準値:17.6~32.8)
クレアチニン(Cre) 2.09↑(基準値:0.8~1.8)
ナトリウム(Na)158 ↑(基準値:147~156)
クロール(Cl) 117 (基準値:107~120)
カリウム(K) 3.9(基準値:3.4~4.6)
カルシウム(Ca) 11.7(基準値:8.8~11.9)
リン(Pi)4.3(基準値:2.6~6.0)
グルコース〔血糖値〕(GLU〔BG〕) 130(基準値:71~148)
白血球(WBC) 67(基準値:55~195)
赤血球(RBC) 819(基準値:500~1000)
ヘモグロビン (Hb) 14.0(基準値:8.0~15.0)
ヘマトクリット値 (Ht〔PCV〕) 41.9(基準値:26~46)

前回からかなり体重が増えていたので、先生もびっくりしていました。

クレアチニンはほぼ現状維持でしたが、尿素窒素(BUN)と肝臓関係が上がり気味なのでちょっと心配。

腎不全発覚からのおもな数値の推移

20203/221/19
体重4.23.85
AST6432
ALT10963
ALP230227
BUN46.741.9
Cre2.091.82
Ca11.710.5
Pi4.34.2
20199/296/304/212/24
体重4.14.024.14.1
AST5044
ALT11274
ALP238184136
BUN34.139.243.834.0
Cre1.962.082.012.2
Ca11.211.511.511.8
Pi3.94.44.85.5
201812/2810/307/274/81/14
体重4.154.44.24.424.45
AST37
ALT59
ALP169
BUN35.833.736.837.537.8
Cre2.32.82.52.72.7
Ca11.612.311.912.711.2
Pi4.53.63.24.24.0
201710/38/205/263/26
体重4.354.44.44.4
AST
ALT
ALP
BUN37.647.236.636.9
Cre2.92.72.82.2
Ca11.710.211.210.6
Pi4.53.63.83.5
201612/2510/309/187/155/154/32/21
体重4.54.54.44.44.14.24.4
AST46
ALT61
ALP106
BUN37.236.537.132.631.231.026.6
Cre2.72.63.12.02.62.82.6
Ca9.6
Pi3.54.53.92.44.44.33.4
201512/2711/19/208/96/144/51/25
体重4.74.64.64.64.34.44.6
AST
ALT
ALP
BUN32.933.335.547.337.736.336.7
Cre2.72.72.92.92.92.42.2
Ca10.6
Pi3.23.82.93.14.54.6
201412/1410/198/237/207/18
体重4.54.14.14.0
AST38
ALT32
ALP100
BUN40.939.733.131.886.5
Cre2.73.12.93.36.6
Ca10.510.4
Pi3.74.13.34.9

これまでの最良 | これまでの最悪  

検査結果を見て

尿素窒素(BUN)がここのところ悪化しているので要注意と言われました。

また、この前から肝臓の数値(AST、ALT、ALP)も悪くなってきているので、一度エコー検査したほうがいいかもしれないとのこと。

クレアチニンの上昇については、食欲増加でたくさん食べている影響もあるのであまり心配いらないそうです。

今のところどれも深刻な悪化とまではいえないので、まだしばらくは経過観察でもかまわない、という結論でした。

体重

前回とくらべて体重が一割増えました!

薬の変更で昨年秋と同レベルまで戻せてほっとしてます。

最近は食欲増進剤を飲んでいても体重減少が止まらず、胸を痛めていました。

「ダメもとで」とちょっと強引に食欲増進剤を変更してもらったのが前回のことです。

これまでずっと飲んできたのが「レメロン」で、前回から始めたのが「ペリアクチン」。

クロの食欲増進剤をレメロンからぺリアクチンに変更しました。今回はレメロンとの違いも交えながら、ペリアクチンについてご紹介します。ぺリアクチンは本来人間のアレルギー用のお薬。副作用として食欲亢進があり、それを逆に利用する形で、結構昔から動物用の食欲増進剤としても使われているそうです。

私はレメロンの耐性を心配していたのですが、先生は一貫して懐疑的でした。

「食欲低下は全体的な体調悪化の可能性もあるから」ということで、薬の変更にはあまり乗り気ではなかったみたいです。

(先生は食欲増進剤としてはレメロン推しの立場)

とりあえず一ヶ月だけとお願いしてペリアクチンにしたところ、みるみる食欲が戻りました。

レメロンを否定するわけではないのですが、クロには今のところレメロンよりペリアクチンのほうが合っているようです。

ペリアクチンは現在毎日投与していますが、通常1日1錠のところ、クロには1日1/3錠でもまだじゅうぶん効果がでています。

薬の値段もレメロンに比べるとかなりお安いですね。

ちょうどチョビの症状再発でお金がかかり始めていた時期だったので、猫医療費の削減にもなって大変ありがたかったです。

肝臓

肝臓の数値は思ったよりも悪化していました。

思い当たるふしはあまりないのですが、強いていえばフードを少し変えたことでしょうか…?

食べてくれるならジャンクでもなんでもいいという方向だったので。

安めの高齢猫用フードでクロの反応が良かったため、そのまま定番化しちゃってました。

食欲ももどってきたことだし、そろそろジャンク系は減らす方向でがんばってみます。

腎臓

Cre(クレアチニン)はわずかに悪化していますが、ここ2回ほどやたら良い数値だっただけで、昨年夏とほぼ同レベル。

一方でBUN(尿素窒素)のあきらかな悪化が気になります。

昨年までは平均して30台だったので、40オーバーが定着するのは何とかさけたいところ。

BUN上昇で思い当たる理由は、やはりジャンクフードでしょうか。

一応腎臓に配慮されたものを選んではいるんですけどね。

あとはついついサボりがちなネフガードをもっとしっかりと飲ませたい。

(なんだか毎回いってる)

点滴も前回までの3日に1回ペースから2日に1回ペースに戻しているので、もう少し数値改善してるかなーと思っていただけに、ちょっと残念な結果でした。

血圧

あいかわらず自宅血圧測定はおやすみ中…… 。

猫の定期的な血圧チェックは、時間と気持ちに余裕がないとちょっときびしいかも。

参考 自宅で使えるペット用血圧計

先月届いたペット用血圧計のエルデ。しばらく時間をかけてじっくり使ってみました。基本的な使い方は人間用と同じ。ただ猫の血圧は人間と違ってとても不安定かつ不正確になりやすいそうです。動物病院でなるべくきちんと測れるコツを教えてもらってきたので、以下で詳しく解説します。

肛門嚢(のう)

クロはおしりの分泌物が固まりやすい体質なので、ひさしぶりにきっちり絞ってもらいました。

量はあまりありませんが、出てきた分泌物はこってりカッテージチーズ状。

(通常は液体です。)

猫的にはそうとう痛い処置らしく、私に助けを求めて全力で泣き叫ぶクロを見るのはつらかったです ^ ^;

絞り方のコツも病院で再度おさらいしました……が…

やはり見た限り、自宅でしっかりおこなうには、一人ではほぼ不可能ですね。

最低でも二人態勢が必要。

体のホールド係は相当がっちり抑えこまないと、全身全霊で抵抗されます。

参考 肛門のうのケアについて

今回は先月再発したクロの肛門嚢炎(こうもんのうえん)のケアについてです。先日の血液検査の際、お尻の治り具合もチェックしてもらいました。傷口はすっかり塞がって綺麗になっていましたが、たった一ヶ月でまた分泌物が溜まっていたそうです。でもこの前一旦全て絞ってもらったはず…。何かたまっているというのはやはりおかしいわけですよね。

参考:さいきんの薬、フード、サプリメント

薬、点滴

  • ラプロス(腎不全薬):1日2回(朝と晩)・各1錠ずつ
  • 降圧剤(フォルテコール):1日1回・1/2錠
  • 食欲増進剤(ペリアクチン)※:1日1回・1/3錠(シプロヘプタジン塩酸塩1.3mg相当量)
  • ネフガード:1~2日に1回くらい(3月まで。現在はもう少し増やしてます)
  • 皮下輸液:2日おきに100ml前後
  • ビタミン剤*:点滴100mlにつき5ml投入(4月下旬より)

※ペリアクチンは当初朝晩1/2錠ずつで処方。規定量だと副作用(興奮)がすごかったので、試行錯誤と微調整をへて現在の量におちつきました。

*チョビが亡くなり、ビタミン剤がビン半分くらい残りました。廃棄ももったいないので病院から許可をもらって入れていますが、なくなり次第終了予定。

療法食など

1~3月のドライフード

     

最近デトレ(ケアフード)の食いつき良かったので、こっそり腎ケア(療法食)へ変更しまんまと継続中。
気づいてなさそうです。

祈るような気持ちで毎日の自宅皮下輸液を始めて1週間。病院で量ってもらったところ、体重減少はようやくストップの兆しが見られました。食欲不振で先週まで100g/週のペースで落ちていましたが、輸液のおかげで食欲もゆるゆる復活。輸液の効果は絶大でした。

メディファスは、食いつきが落ちるたびに現行品と旧製品交互に出してました。
旧メディファスはもう買えないので残念…。

メディファスのドライフードは我が家の定番の一つなのですが、2018年秋に(またまた)リニューアル。新メディファス購入時の参考用に成分リストを作ってみました。メディファスの猫用ドライフード全15種類の中から、7歳以上で使えるフードを10種類ピックアップ。比較用として旧製品の成分リストも掲載しています。

ベッツプランも12月から再開。
よく食べてましたがまたペースダウンしてきたので、少しお休みするかも。

ベッツプランシリーズの中ではこれが一番高カロリー。たんぱく質(重量百分比26.0%以上)もわりと控えめです。なのでうちでは、クロやフクちゃんが食欲落ち気味のときのお助けフードに良く使ってます。療法食を食べてくれない猫さんにはオススメかもしれませんね。

ロイヤルカナン腎臓サポートは、うちではみんなに好評なレア療法食。
ただクロは定期的に食べなくなるので、忘れたころに新しいフードのふりして出してます。
今は食べる時期っぽいです。

腎臓サポートは2015年にリニューアル。ロイヤルカナン製品特有の「400kcalあたり」という成分表示を簡単に計算し直す方法もあります。期間をあけて2回試食してもらったのでその分も加筆しました。

銀のスプーン三ツ星グルメは、以前いただいたフードの中にあってクロに大好評でした。
そのまま継続して出してましたが、数値が色々気になってきたのでいったんお休み予定。

1~3月のウェットフード

1月以降はペリアクチンのおかげでよく食べてくれたため、ウェットの強制給餌をお休みしています。

尿素窒素(BUN)対策

BUNを意識してつづけているサプリメント類。(老廃物の低減や便秘解消目的)

 
乳酸菌H&JINについてはこちら。

腸内環境の改善と免疫力アップをめざし、動物用乳酸菌のJINを再び使い始めました。そろそろ一週間ですがなんと便臭が激減!乳酸菌で糞便が臭わなくなるしくみを調べてみました。ウンチが臭わないとなぜ腎臓病に良いのか?その辺についても考察しています。

食物繊維についてはこちら。

JIN(乳酸菌)とイージーファイバー(食物繊維)のおかげで、クロの便秘だけでなく他の猫達のお腹も調子が良くなったようです。イージーファイバーよありがとう!(JINも。)そういえばイージーファイバーみたいな物って他の会社からも出ているの?たまたま思いついて難消化性デキストリンで検索してみました。

シャンピニオンエキス美ちょう寿についてはこちら。

シャンピニオンエキス製剤の「美ちょう寿」をここ2週間くらいクロに飲ませています。前回のクロの検査結果が悪かったときに「腎不全には美ちょう寿がお勧め」と教えていただきました。美ちょうは人間の腎不全でもよく使用されているサプリメントで、腎臓の負担になるアシドーシス(血液の酸性化)の緩和が期待されるようです。

クレアチニン(Cre)対策

Creを意識してつづけているサプリメント類。(腎臓の炎症抑制や血流改善目的)

アンチノール猫用  

アンチノールについてはこちら。

ようやくの猫用アンチノールレポです。前回のクロの検査がイマイチで、病院から勧められたのがこのアンチノールというサプリ。うちのかかりつけはめったにサプリメントを勧めたりしないのですが、こちらは以前から病院の猫ちゃんワンちゃんで好感触だったのだそうです。

AHCCについてはこちら。

口内炎やガン、FIVなどの免疫に関係する症状に効果が期待されるサプリメントとして、キノコ由来のものがあります。今回はその中のD-フラクションとAHCCを比較してみました。これらはともに病気を治すというより、QOLの向上を目指すものです。

今後の対策

BUN対策

ネフガードの回数をきちんと増やす!

毎回宣言してるのに、ちょっとおちつくとすぐ飲ませ忘れてしまうのが悪いクセです。

今は毎日1~2回飲ませるようにがんばってます。(チョビが大変だった時期は多少サボリ気味でしたが…)

美ちょう寿も少し増量。

朝晩1/4錠ずつでしたが、現在は1日2回・1/2錠ずつへ増やしました。

Cre対策

アンチノールなどをこのまま継続です。

さいごに

今月はまたクロの検査の番がきます。

肝臓がちょっと気になっているので、腎臓やその周辺もふくめ、次回はエコー検査をお願いしようかと。

どうか怖いものが隠れていませんように……。

最後までお読みいただきありがとうございました。
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