【三ヶ月ぶりの血液検査~クロの体調は保護猫の影響でどうなったか?】

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クロ2017/3/26

フクちゃんの騒動で、検査が3ヶ月もあいてしまいました

 

 

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今年1回目のクロの血液検査へ

病院のクロ 2017/3/

 

今年はじめての通院&血液検査です。

(前回のクロの検査結果はこちら)

【2016年最後の通院?クロの血液検査だったXmas】
恐らく今年最後の通院&血液検査です。前々回の検査で尿素窒素とクレアチニンが悪化し、前回持ち直してくれました。今回はそのまま維持できているのか、それとも…。最近試験的に少し輸液ペースを落としているので、その影響があるかどうかも気になるところ。

 

昨年の夏くらいまでは、かなりひくく安定・維持できていたクロの数値ですが

秋以降は 悪化→やや改善 のいったりきたりでした。

さらにそこへ、とつぜんくわわったフクちゃんの保護と治療。

【穏やかな年末。が、一転して怒涛の病院通いへ】
不穏な記事タイトルですが、3匹はみな元気なのでご安心ください。このまま静かに終わっていくかと思われた2016年。我が家では突如大きな問題を抱えることになってしまいました。出会いはいつも、突然なのです。

 

それ以降はずっと、クロには心身ともにおおきな負担をしいることになってしまいました。

 

今回の検査結果

フクちゃんの影響が、今回のクロの検査にどう反映されているのか…………。

クロにとってはストレスフルな日々だったでしょう。

数値のおおはばな悪化もありうると覚悟をしてよばれるのをまちました。

 

結果は………

 

クロの血液検査結果 2017/3/26

 

2017年3月26日(日) (慢性腎不全の診断から2年と8ヶ月目)
体重 4.4kg(前回より100g減少)
尿素窒素(BUN) 36.9↓ (基準値:17.6~32.8) ※減少
クレアチニン(Cre) 2.2 ↓(基準値:0.8~1.8) ※減少
ナトリウム (Na) 154 (基準値:147~156)
クロール (Cl) 119 (基準値:107~120)
カリウム (K) 4.6 (基準値:3.4~4.6)
カルシウム(Ca) 10.6 (基準値:8.8~11.9)
リン (Pi) 3.5(基準値:2.6~6.0)
白血球数 (WBC) 90(基準値:55~195)
赤血球数 (RBC) 805 (基準値:500~1000)
ヘモグロビン (Hb) 12.6 (基準値:8.0~15.0)
ヘマトクリット値 (Ht〔PCV〕) 41.4 (基準値:26~46)
検査結果は、(かなり意外なことに)「改善」。

 

クレアニチンなんかはむしろおおきく改善です。

不安要素がいつも以上に満載だっただけに、うれしいおどろきでした。

こんなこともあるんですね…。

 

腎不全発覚からの数値の推移

20173/26
BUN36.9
Cre2.2
201612/2510/309/187/155/154/32/21
BUN37.236.537.132.631.231.026.6
Cre2.72.63.12.02.62.82.6
201512/2711/19/208/96/144/51/25
BUN32.933.335.547.337.736.336.7
Cre2.72.72.92.92.92.42.2
201412/1410/198/237/207/18
BUN40.939.733.131.886.5
Cre2.73.12.93.36.6

これまでの最良値 | これまでの最悪値

 

尿素窒素(BUN)

ネフガードなどの活性炭製剤はのませていないままです。

年末にフクちゃんがきたバタバタで忘れがちになり、ついそのままに…。

それでもBUNの数値がとくべつ悪化していない(むしろ微改善)ということは、

すくなくともいまのクロには(まだ)必要ないのかも?

ただ、これはクロにはあまりあわなかったというだけで、ネフガードやコバルジンで数値が改善したという猫さんもおおいです。

 

かわりといってはなんですが、腸内の老廃物対策はサプリメント類でおこなっていました。

乳酸菌(JIN)と水溶性食物繊維(難消化性デキストリン)、

そしてシャンピニオンエキス(美ちょう寿)です。

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この3つはクロのBUN対策としてずっと定番になっていて、

今後もできるかぎりつづけていきたいと思っています。

腎臓用療法食以外をたべさせるときには、リン吸着剤のカリナール1レンジアレンも併用しています。

 

クレアチニン(Cre)

こちらもとくになにかかえたわけではなく、

これまでとおなじようにフォルテコールやオメガ3系オイル

血流の改善を意識していただけでした。

ウルトラオメガ3 (500EPA/250DHA) 180錠 海外直送品

 

結果を見て

フクちゃんの存在はクロの数値にはあまり関係ないようでしたが

食欲と体重にはけっこう影響がありました。

シロとフクちゃんの不仲が、クロへの大きなストレスになったようです。

【猫たちの衝突で緊急事態発生・隔離?譲渡?共存は可能?】
こんなはずじゃなかったのに…………。私はやはり、あのときフクちゃんを保護すべきではなかったのでしょうか。安易な気持ちでしたことでは絶対なかったのだけれど……いくら覚悟をしていたつもりでも、次々とぶつかる壁。しばらくは自問自答が続きそうです。

 

2月あたりから食欲低下のきざしがみえはじめ、3月には4.1kgまで減少。

あわてて前回とおなじ食欲増進剤をだしてもらいました。

【食欲不振その後~強制給餌ながらも体重は復活中】
クロの体調でご心配をおかけしております。結論からいいますと、クロはそれなりに元気にしております。とはいえ、食欲不振はいまだに完全には回復しておらずその原因も不明のままではありますが…。たんなる夏バテなんでしょうか?そうだったらいいなぁ………。

 

今回もうまく作用してくれて、5~7日はこわいぐらいのたべまくりに。

おかげで体重は4.6kgまで復活しました。

その後ゆるゆるとたべる量がへりはじめるものの、1週間くらいは以前なみで推移。

 

そして現在またすこしずつ、たべる量がへってきています。

今日の体重は4.4kgでした。

 

新しく薬を追加

病状的にはそろそろ、日常的な食欲低下がはじまってもおかしくはない時期。

これまでなんどかだしてもらっている食欲増進剤を

もっとひんぱんにつかっていくことにしました。

 

食欲増進剤(レメロン)

食欲増進剤としてだされた「レメロン

 

薬のなまえを確認したところ、人間用の抗鬱剤「レメロン」だという回答。

ぺリアクチンをつかっている猫さんがおおい印象だったので

うちもてっきりそれかと思っていたのですが、ちょっとちがいましたね…。

 

これをのむと、そわそわと多動ぎみになってなんだか心配になりますが

半日もたてばハイな状態はおさまるし、本猫もそれほどしんどそうではないので

クロにはわりとあっているのかもしれません。

ただ、もうちょっと薬の量の微調整はしてみてもいいかも。

クロがこの薬をつかうとどうなるかは、こんどあらためてレポしておきたいです。

 

点滴のペース

フクちゃんにも点滴をしていた2ヶ月間、クロの点滴量は1回150ccにへらしていました。

(1パック250cc入りを、クロ150cc、フク100ccでわけて使用)

 

1~2月は2~3日に1回150ccの点滴量。

けっこう自分でも水をのんでいたのでそれでやってみてましたが

悪化していないということは、それくらいのペースでも大丈夫なのかもしれません。

 

その後フクちゃんの脱水が改善したので3月からは以前どおり、

2~4日に1回250ccへ。

むしろこのペースのほうが量のおおさで不安があったりします ^^;

150ccパックとかあるといいのにな~。

(うちの病院は1回使いきりタイプの点滴なのです。)

 

今後の努力目標

多忙つづきでしばらくなまけぎみだった強制給餌とサプリメントですが、

それでも数値がよくなっていたということは

これまでがちょっとオーバーケア(というか過保護?)だったのかもしれません。

 

食欲不振は、薬の力をかりてなるべく自力でたべてもらう方向で。

そして強制給餌は1日2回から1回にへらし、クロのストレスを軽減(できるといいな)。

サプリメントは、朝をメイン・夜をサブとして種類と量を調節してみようと思います。

 

次回のクロの検査こそ、2ヶ月以内にいけるようがんばります ^^;;;

 

最後までお読みいただきありがとうございました。
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コメント

  1. サバトラーニャ より:
    管理人より 不手際でコメントできない状態になっていましたので、いただいたコメントをこちらへ移動させていただきましたm(_ _)m

    こんにちは!
    最新記事でコメント欄が出ない(見つけられなかっただけ??)ので
    こちらにコメントをば・・・

    クロ嬢、いい感じの維持ですごく良かったですね!!(#^.^#)
    発病から3年近く、この感じで維持できているってすごくいい状況かと思います!
    にーにーも4月に検査です、維持できていますように・・・
    体重は急激に減るのは問題だと思いますが、加齢に伴い徐々には減って
    いく可能性はあるんじゃないかと思います。見極めは難しそうですが(>_<)

    サプリですが、取捨選択で鉄板が見つかれば手間もお金も
    クロ嬢のストレスも減って一挙両得かもですネ!(ただその選択が難しそう 汗)

    ところでこの春に発売の腎不全の進行を遅らせるお薬、あれは
    どうなんでしょうね?
    今度病院へ行った時に訊いてみようと思いますがあれから余り話は
    きかないですよね(^_^;)

    では、季節の変わり目&激務の後でお疲れも残っていると思いますので
    どうぞご自愛くださいね♪

    • M より:

      サバトラーニャさん

      こちらがコメントできない状態でご不便をおかけしてしまい、申し訳ありませんでした。
      (ときどきなにかのはずみに設定が変わってしまうみたいです。)

      そうなんですよ今年でもう3年目。
      一緒にいられることにただただ感謝です。
      にーにーさんも、今度の検査では良い感じで維持できていることを願ってます。

      体重の増減の正常・異常はリアルタイムではわからないですね~。
      でもペット用体重計を買ったおかげで対策がはやめにできるようになって、だいぶ助かってます。

      サプリの効果は相性もあるので一概には言えませんが、乳酸菌とオメガ3は個人的にはかなり鉄板だと思ってます。
      なにか始めたいという人がいたらそのへんを大プッシュすると思います(笑)

      新しいお薬ありましたね!
      いろいろ慌しくてすっかり聞くのを忘れてました。
      まもなく発売でしょうか。
      「みんな期待しすぎ」という獣医さんの意見もちらほら見るので、使った人の口コミが増えてからの判断でもいいかもしれないですね~。

  2. ポーちゃんママ より:

    クロちゃん、数値が維持できていて良かったですね!

    輸液に関しては我が息子も3〜4日間隔で200〜250ml(我慢できる時間内で)していますが、2〜3日間隔で150mlにしたほうがいいのか悩み中です。
    クロちゃんと違って嫌がるので、頻繁にするのはストレスかも!?

    サプリもすぐに効果がでるもんじゃないので悩みますよね〜
    なるべくお互い負担のかからない範囲で選べたら…。

    うちの息子も来月の検査でBUNの数値がさがりますように!
    クロちゃんも維持できますように!

    • M より:

      ポーちゃんママさん

      欧米では、輸液は少量ずつ頻繁にするほうが体の負担が少ないという流れのようで、朝晩50ccずつなんて話も見かけました。

      でも輸液が苦手な猫さんは、少量とはいえ毎朝毎晩チクッとされるなんて苦痛でしょうし…。
      猫の体への負担、メンタルの負担、輸液する人間の負担。
      それぞれバランスをみながら落としどころを見つけるしかないのでしょうね。

      うちは(今は250ccを3~4日間隔ですが)猫の体力が落ちてきたら毎日100ccもありうるかなーとは思ってます ^^;

      サプリは懐具合とのかねあいもありますしね。
      いいものだからそればっかり使う、というわけにもいかないのが辛いところで。

      猫さん(ポーちゃん?)も来月が検査なのですね。
      今度の数値がちょっとでもよくなってますように~~!
      念を送ります!

  3. ポーちゃんママ より:

    Mさん

    ありがとうございます。
    毎月検査してるんですが、なかなかBUNが下がらなくて…。

    新しいお薬のラプロスついつい期待しますよね。
    うちの獣医さんは、他の獣医さんの勉強会であまりすすめないって言ってたっておっしゃってました。
    やはり治験が少ないからだそうです。

    これからも応援&勉強させていただきます。
    頑張ってくださいね。