【猫にも使える食物繊維、イージーファイバー以外だと?】

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洗濯機の上のクロ 2016/9/8

今日は雨降り……

 

 

JIN(乳酸菌)とイージーファイバー(食物繊維)のおかげで

クロの便秘だけでなく、ほかの猫たちのお腹も調子がよくなったようです。

イージーファイバーよ、ありがとう!(JINも。)

【猫に乳酸菌サプリメントJIN(ジン)を使い始めて気づいたこと】
腸内環境の改善と免疫力アップをめざし、動物用乳酸菌のJINを再び使い始めました。そろそろ一週間ですがなんと便臭が激減!乳酸菌で糞便が臭わなくなるしくみを調べてみました。ウンチが臭わないとなぜ腎臓病に良いのか?その辺についても考察しています。
【現在のフードとサプリメント5~食物繊維イージーファイバーなど】
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イージーファイバーに類似品はあるのか?

そういえばイージーファイバーみたいなものって、ほかの会社からもでているの?

 

たまたま思いついてAmazonで、「難消化性デキストリン」で検索してみました。

(難消化性デキストリンはイージーファイバーの原材料。)

すると、難消化性デキストリン100%の製品をいくつか発見。

 

成分がおなじということは、たぶん効果もおなじでは?ということで

ためしにひとつ、自分用に注文することにしました。

 

なんだかいろいろあるけど、どれにする?

小麦由来のものだったり、トウモロコシ由来のものだったり

国産あり、フランス産あり、アメリカ産ありで

くらべてみるとどれも一長一短。

さがせばそれぞれ、いろいろな会社からでています。

これはまよう……。

   

トウモロコシ由来にしてみた

▼なぜ?

もし猫にあげたとしても、小麦由来よりはアレルギーがでにくいかなぁ、と……。

うちは猫も人も小麦アレルギーはありませんが、

気をつけるにこしたことはないかと思ったので。

 

フランス産にしてみた

▼なぜ?

フランスは近年、法律で「遺伝子組換農産物」が規制されたようなので

ほかの国のものよりは安心かと考えました。

 

仏、遺伝子組み換えトウモロコシの栽培禁止を法制化
【5月6日 AFP】フランス上院は5日、遺伝子組み換え(GM)トウモロコシの栽培を禁止する法案を可決した。

 

ちなみにアメリカ産であれば、たいがい遺伝子組換ものを使用しているらしい

………という話もききます。

(裏はとってません。)

 

▼遺伝子組換じゃダメなの?

遺伝子組換だからすぐになにか不調・不具合がでる、ということはないと思います。

今回は単純に、私自身がそれをさけたかったので  σ(^_^;)

 

遺伝子組換ものは、長期使用での体への影響がまだはっきりしていません。

ほかにも選択肢があって、金額もものすごくちがうわけでないなら

多少安かったとしても、わざわざ遺伝子組換(かもしれないもの)にする必要は

ないかな~と思ったのでした。

 

もちろん遺伝子組換にこだわらないひともたくさんいるので、

そのへんは個人のこのみや考えかたかと思います。

 

難消化性デキストリン(フランス産)400g

 

ということで、前フリが長かったですが、今回これを入手してみました。

製品名

フランス産 難消化性デキストリン(水溶性食物繊維)・トウモロコシ由来

 

成分

【栄養成分表示(100gあたり)】

熱量 141kcal
タンパク質 0.1g
脂質 0.1g以下
炭水化物 97g
ナトリウム 1mg
食物繊維 82g
水分 3g
カリウム 1.00mg
灰分 0.1g

 

特徴

原材料名:難消化性デキストリン
内容量:400g入り
賞味期限:別途商品に記載
保存方法:高温多湿、直射日光を避け、冷暗所に保存してください。
原産国:フランス
販売/製造元:日本ガーリック株式会社(ニチガ) 群馬県高崎市八幡原町1008
形状: 微顆粒

 

使用上の注意

飲み過ぎ、あるいは体質・体調によりお腹が緩くなることがあります。

  • 血糖値に異常を指摘された方や、現に糖尿病の治療を受けておられる方は医師等にご相談の上ご使用ください。
  • お子様や妊娠・授乳中のお母様にもお召し上がりいただくことはできます。飲みすぎるとお腹がゆるくなることがあるので、摂取量には注意してください。
  • 開封後は湿気に注意してチャックをしっかり閉めて保存し、早めにお召し上がりください。
  • 原材料名を御確認の上、食品アレルギーのある方は召し上がらないでください。
  • 薬を服用中あるいは通院中の方は、お医者様にご相談の上、お召し上がりください。
  • 乳幼児の手の届かない場所で保管してください。
  • 食生活は主食、主菜、副菜を基本に、食事のバランスを大事にしてください。
  • 合わない場合は、利用を中止し医師に相談してください。

1日の摂取量の目安 1日10g程度を目安にお召し上がりください。
1日の使用量を1回でご使用いただくよりは、1日2~3回に分けてご使用ください。
区分:日本製・食品

参考 ニチガ(日本ガーリック株式会社)

パッケージ

フランス産 難消化性デキストリン 400g

大きさ比較用にネフガードのボトルをならべてみました

 

袋が大きいです。

JINの ブリーダーズパックとおなじくらい。

 

 

フランス産 難消化性デキストリン 400g パッケージ

パッケージの詳細。

クリックで拡大します。

 

 

こんなときにつかうのがおすすめ

イージーファイバーなどですでに効果を実感・確認していて、

もっとリーズナブルなもの(なおかつなるべく安心なもの)を探しているかた。

はじめて食物繊維製品に挑戦する場合は、

これだとちょっと量が多すぎるかもしれません。

 

見ためとにおい、味

フランス産 難消化性デキストリン 400g 中身

 

 

なんとなく、イージーファイバーより粉がもっと粗めの印象……?

(『微顆粒』の製品だからかも。もしくは気のせい。)

 

そのままなめるとうすらあまく、口のなかでちょっとジャリジャリしたダマになります。

においはほぼありません。

 

その後、猫用ウェットフードにもいれてみましたが、よくまぜればちゃんととけました。

私自身は「イージーファイバーの使用感とそんなに差はないかな」と思ったのですが

Amazonのレビューを見ると、液体にとけにくいという人もいるようです。

 

入手先

難消化性デキストリン(フランス産)400g 水溶性食物繊維 【計量スプーン付】微顆粒品 遺伝子組み換え材料不使用

製造元のニチガ(日本ガーリック)さんのサイトで入手できます。

楽天AmazonYahoo!などの通販サイトでもたいていあつかっています。

 

400g以外にも、500g1.7kgなど量の選択肢もいくつかあるようです。

私が見たときはアマゾンの400g入り(今回購入)が送料無料でリーズナブルでした。

 

比較

今回のフランス産難消化性デキストリン(トウモロコシ由来)を、

ニチガのほかの製品やイージーファイバーと比較してみました。

 

100gあたり仏産:ニチガ
国産:ニチガ
米産:ニチガ
イージーファイバー
原料トウモロコシトウモロコシトウモロコシトウモロコシ
遺伝子組換なし不明おそらく有不明
価格(\)(2.16/g)(2.58/g)(1.74/g)(3.53/g)
熱量(kcal)141115114(94~144)
タンパク質(g)0.10.0(0.0)
脂質(g)0.10.0(0.0)
炭水化物(g)97.096.294.0(85.7~100.0)
糖質(g)(15.0)(6.2)(9.0)(0.0~15.0)
ナトリウム(mg)1.001.000.54(0.16~6.42)
食物繊維(g)82.090.085.0(85.7)
水分(g)3.03.86.0
カリウム(mg)1.00.0
カルシウム(mg)1.0
マグネシウム(mg)0.0
灰分(g)0.10.0
鉄(mg)0.1

★カッコ内の数字は独自に計算して出しました。(まちがっていたらご指摘ください。)
※イージーファイバーはスプーン1杯(5.6g)あたりの数値を100gあたりで再計算
炭水化物とは糖質+食物繊維のこと

参考 小林製薬日本ガーリック株式会社(ニチガ)

 

天然由来のせいか、こまかい数字は意外とちがうんですね!

しらなかった (゚o゚)

 

 

食物繊維(難消化性デキストリン)はどう選ぶ?

由来

難消化性デキストリンは、小麦由来、トウモロコシ由来、ジャガイモ由来など

由来別にいくつかわけることができます。

それぞれにアレルギーがないのであれば、

本来はあまり気にする必要はないかもしれません。

うちでトウモロコシ由来にしたのは、あくまでも念のためです。

産地

遺伝子組換がちょっと心配ならフランス産。

遺伝子組換なんて気にしない、とにかく安いもの!というのであればアメリカ産。

むしろ外国産は不安、国産で安いもの、というなら大手以外の国産品。

知名度・コスパ

すこし割高でも、たくさんの人が使っていて安心感のあるものがいいなら

大手小林製薬のイージーファイバー。

とくにメジャーなものにこだわらないのであれば、

コスパ優秀なニチガなどのメーカーもの。

 

こんな選びかたでいかがでしょうか。

 

一ヶ月間、猫に使ってみた結果

チョビ2016/8/12

 

しばらく自分で使ってみて、とくにトラブルも感じなかったので

猫もイージーファイバーからこちらの製品に切りかえました。

 

クロはほかのサプリ類とともにウェットフードにまぜて、

ほかの二匹はドライフードに乳酸菌といっしょにふりかけて食べさせています。

 

切りかえてそろそろ一ヶ月になりますが、うちではまったく問題なく使えています。

猫にとっても、使用感はイージーファイバーとかわらないようです。

 

今後もながく食物繊維を使うつもりであれば

イージーファイバーからこのようなものに変更してみてもいいかもしれませんね。

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。
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コメント

  1. ローズママ より:

    いつも拝見してます。
    やっぱり体の中に要らない物を溜めているのは腎不全に悪いみたいですよね。
    尿毒症と聞くと(私だけだったらごめんなさい)おしっこばかり気にしていましたが、うんちもかなり重要なんですよね。
    Mさんは素晴らしいです。
    ローズは亡くなる10日前に浣腸しました。力んでも出なくて、それで気持ち悪くなって吐いて…
    今、思うと、ここまで悪くなっていたのに何故 かかりつけ医は気付いてくれなかったのか?薬を貰いに行くのに2週間に一度は行っていて その時にローズの体調や色々伝えていたのに…
    たまに怒りを覚えます。
    私はローズを本当に本当に愛していましたが、Mさんみたいに出来ませんでした。後悔ばかり。

    クロちゃん、吐く回数減ったんですよね。何よりです。

    • M より:

      ローズママさん

      いつもありがとうございます m(_ _)m

      腎不全が進むと、便秘もとても重くなっていくようですし…
      ローズさんの実際の状況がわからないので何とも言えませんが、お医者さまでももうどうしようもない部分があったのかもしれませんね。

      今はそれなりにでているうちの猫たちも、今後どうなっていくかは私にもわかりません。
      乳酸菌と食物繊維が、できるだけ長く体調維持することに貢献してくれるよう祈るばかりです。

  2. みんくる より:

    M様

    はじめまして。
    飼い猫(17歳・♀)の便秘対策を調べていて、こちらのブログに辿り着きました。
    とても参考になる上に、共感させて頂く事が多く…これから遡り全て拝見させて頂きます!

    飼い猫は元々母の猫で、母が他界した後に1人で面倒を見ています。
    家族で猫の飼育経験はあったものの、こんなに長生きしてくれる子が居なかったので
    今まで経験しなかった猫の病気(腎不全・甲状腺機能亢進症+便秘)に全力で向き合っています。
    とは言っても、仕事を辞めるわけにはいかないし…(涙)
    歯がゆいながらも文明の利器(IPカメラ)や会社直行直帰等、できる事は全部してあげたいと孤軍奮闘中です。

    現在、元々の便秘ぎみに加えて、薬(メルカゾールとセミントラ)の影響もあり
    さらに便秘症になってしまいました。
    病院で頂いているラクツロースシロップ、ビヒズスオリゴ糖なども駆使してますが
    効果はいまひとつ・・・というか、体が慣れたのか効いていないようです。
    そこで、Mさんのブログを拝見し、獣医さんとも話して「難消化デキストリン」を試すことにしました。
    実は私が摂取していたということもあり、とっかかりやすい事もあります。
    もしよろしければ、どのくらいの量をクロちゃん達にあげているのか
    教えていただけませんでしょうか?
    *猫ちゃん毎に適正の量があるのは十分承知しています。
    獣医さんも何グラムとか、小さじ1杯とかはわからないとのことでした…。
    自分の毎日の摂取量の半分くらいで?でも効きすぎたらどうしよう?などと
    悩んでしまい、不躾を承知で書き込みさせてもらいました。

    ご面倒でなければ、ご教示頂けたら幸いです。
    どうぞよろしくお願い致します。

    • M より:

      みんくるさん

      コメントありがとうございます!

      取り急ぎ、イージーファイバーなどの量については今回(2017/1/20)分の記事にしましたので、くわしくはそちらを参照していただければと思います。
      https://blog.kcat.work/20170220/

      今はだいたい1回につき小指の先くらいの量ですが、いちばんひどかったときは小さじ1杯くらいあげてました。

      いきなり増減させるとおなかがびっくりするので、少しずつ様子をみながら試されるといいと思います。

      もし食物繊維(難消化性デキストリン)でも改善されないようであれば、さらに乳酸菌もプラスしてみるといいかもしれません。

      おひとりで病気の猫のお世話をするというのは、本当に大変だと思いますが、みんくるさんご自身の体調にも気をつけて、無理しないていどにがんばってくださいね。

      • みんくる より:

        M様、

        この度はお世話になりました。また、お忙しくされているのにもかかわらず、ご丁寧な返信を頂けて感謝はもちろん、大変恐縮しておりました。この記事を拝見した後、ブログを遡ったところ、Mさんが大変お忙しくされていることを知りました。申し訳ございませんでした。
        2017/1/20の投稿を拝見して、かなり反省しておりました。
        クレクレばかりの内容で、M様を追いつめてあのような記事を書かれたのかな…と思ってしまい…。M様の仰る通り、自分が猫に良かれと思う事をしてあげたいばかりにいっぱいいっぱいになっており、不躾を承知で一気にコメント欄を埋めてしまいました。冷静に考えればMさんも沢山調べ、考え、クロちゃんの体調を毎日確認し、そして決断されているのですから、それを決めるのは患っている猫を毎日見ている私自身なんですよね…本当に恥ずかしいです。

        それにもかかわらずアドバイス頂き、有難うございます。猫はもちろんですが、猫を飼う人の心を汲んでくれるM様の優しさはとても心温まりました。感謝の気持ちでいっぱいです。

        難消化性デキストリンは夜のウェットに私の飲んでいる量の1/4を混ぜて始めたのですが、1週間続けてもやはり効果が今一つのため、月1の定期検診時に病院でまた相談をして、今はリセット効果(滞留しているものを出す)を期待して、薬(プロナミド)を1週間飲ませる事になりました。消化管を動かす薬だそうです。これでリズムが戻ったら、乳酸菌やデキストリンを新たに試してみる事になっております。

        最後に、お礼が遅くなりました事を、重ねてお詫び致します。
        どうぞM様自身もお身体ご自愛頂き、これからも楽しく、可愛く、ためになる記事をご投稿頂けたら、読者としては大変嬉しい限りです。引き続き覗かせて頂きます!宜しくお願い致します。

        • M より:

          みんくるさん

          お気遣いありがとうざいます。
          こちらこそ、恐縮させてしまって申し訳なかったです。
          (今回たまたま偶然、メッセージや質問を同じ時期にまとまっていくつも頂いたもので、ちょっとパニックになっていたかもしれません……反省。)

          猫さんのおなかの具合はその後いかがでしょう。
          ほかの方にも書きましたが、便秘がなかなか改善しないようでしたら、ぎゃおす王国さんの「猫の慢性腎不全と便秘について」のページが参考になるかもしれません。
          マッサージなんかはいまでもすぐ実践できるので、よければ一度ご覧になってみてください。