【シロの血液検査~かかりつけ病院へいったん出戻り】

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シロ 2020/8/23

病院こわかった。

 

新しい病院(転院候補その2)がお盆休みに突入してしまったため、シロを連れていきそびれたまま薬の在庫が切れました。

今回はそちらの病院の偵察はあきらめ、再開したかかりつけ病院へいったんもどって検査をすることに決定。

新しい病院については、もうすこし涼しくなってから改めて行ってみようと思います。

 

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検査結果

シロのスペック
去勢済みの高齢オス猫(15~17歳前後か。元保護猫のため詳細不明)
歯周病・歯肉炎→9割抜歯後治癒
心雑音があるが、消失/再発を繰り返し中
背中に複数のイボ→大きいものを2019年2月切除(良性)
2020年6月高脂血症等改善目的のダイエットを終了
腎臓病でフォルテコールとネフガードを常用
肝機能悪化のため2018年肝臓用フードをメインに→2020年6月終了
2020年6月よりラプロス開始
2020年6月より皮下点滴開始(4日に1回・約100ml)
参考 クロの同居猫たちについて

 

前回の検査では、腎臓などの数値がさらに悪化傾向でした。

点滴などいくつか対策をしてきましたが、それで改善されたどうかが気になります。

2020年8月23日(日)

シロの血液検査結果 2020/8/23

シロの血液検査結果 2020/8/23

 

体重 5.1kg
総タンパク(TP)-(基準値:5.7~7.8)
アルブミン(ALB)-(基準値:2.3~3.5)
アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ(AST [GOT])-(基準値:18~51)
アラニンアミノトランスフェラーゼ(ALT [GPT])-(基準値:22~84)
アルカリフォスファターゼ(ALP)-(基準値:~165)
クレアチンフォスフォキナーゼ(CPK)-(基準値87~309)
総コレステロール(TCho) 176(基準値:89~176)
トリグリセライド〔中性脂肪〕(TG)41(基準値:17~104)
尿素窒素(BUN) 38.5 (基準値:17.6~32.8)
クレアチニン(Cre) 2.97(基準値:0.8~1.8)
ナトリウム(Na)159 (基準値:147~156)
クロール(Cl)117(基準値:107~120)
カリウム(K)5.2(基準値:3.4~4.6)
カルシウム(Ca) 11.8(基準値:8.8~11.9)
リン(Pi)4.3(基準値:2.6~6.0)
グルコース〔血糖値〕(GLU〔BG〕) 119-(基準値:71~148)
アンモニア(NH3)36(基準値:23~78)
白血球(WBC) 56(基準値:55~195)
赤血球(RBC) 779(基準値:500~1000)
ヘモグロビン (Hb) 15.2(基準値:8.0~15.0)
ヘマトクリット値 (Ht〔PCV〕) 43.7(基準値:26~46)

 

どうも数字を見る限り、改善されたとはいえないようですね……。

(BUN・Creにいたってはこれまでで最悪になってしまいました。)

残念。

 

おもな数値の推移

シロのこれまでの主要数値変化一覧

20208/236/214/282/25
BUN38.534.630.429.0
Cre2.972.452.592.22
Na159163157158
Cl117125120120
K5.25.84.24.7
Ca11.812.211.111.4
TP8.67.9
AST31
ALT6367
TCho176236229228
TG41198142198
(Kg)5.15.05.15.4
201912/298/255/223/241/27
BUN27.931.531.631.534.3
Cre2.182.252.172.01.8
Na155154157
Cl116114115
K5.04.44.9
Ca10.710.9
TP7.9
AST3738
ALT7771687969
TCho227244280270225
TG155328413>500>500
(Kg)5.45.45.45.385.35
201811/259/306/102/14
BUN32.434.137.333.9
Cre2.22.32.72.1
Na158156158156
Cl116117114113
K5.14.44.84.9
Ca11.311.410.411.2
TP8.7
AST5665
ALT138136
TCho217217207202
TG>383277447404
(Kg)5.45.455.65.5
201710/318/24/262/5
BUN37.735.837.234.8
Cre2.32.31.92.8
Na159161161157
Cl114116118118
K5.05.35.15.0
Ca11.21211.3
TP9.48.8
AST
ALT57
TCho191220255
TG498>500361
(Kg)5.45.45.45.7
201611/278/216/265/13/61/10
BUN33.034.332.034.033.534.6
Cre2.92.82.72.62.42.7
Na152155153153159158
Cl114112116112116112
K4.64.24.65.04.44.8
Ca12.011.6
TP8.89.88.58.48.78.4
AST
ALT6388879590
TCho262219251221196238
TG>500289471>500440476
(Kg)5.96.16.36.46.56.6
201511/18/214/201/11
BUN34.332.733.733.7
Cre2.62.72.92.3
Na155159
Cl119112
K4.74.3
Ca
TP8.69.49.49.1
AST394842
ALT981176969
TCho223180180196
TG>500341226>500
(Kg)6.66.56.36.3

(赤字:これまでの最悪値/青字:最良値)

 

前回の検査から現在まで使っていたもの

フード

シロは現在、ウェット療法食とドライ療法食を併用中。

比率は6:4~5:5くらいです。(たぶん)

ドライ療法食

ロイヤルカナンの腎臓サポートを9.5~9割。

プラス、チョビの残したユリナリーS/Oオルファクトリーライト(尿路疾患系ダイエットフード)を0.5~1割。

 

ロイヤルカナン腎臓サポート

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【3匹と4匹で2回試食・ロイヤルカナン腎臓サポートドライ】
腎臓サポートは2015年にリニューアル。ロイヤルカナン製品特有の「400kcalあたり」という成分表示を簡単に計算し直す方法もあります。期間をあけて2回試食してもらったのでその分も加筆しました。

 

ロイヤルカナンユリナリーS/Oオルファクトリーライト

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【3匹で試食・ロイヤルカナンユリナリーS/Oオルファクトリーライトドライ(下部尿路疾患用療法食)】
嗜好性高めかつ低カロリーの、下部尿路疾患用ドライフードを先日譲っていただきました。ストルバイトとシュウ酸カルシウムの両方に対応した療法食で、治療にも予防にも使えます。うちの猫達の体調に必ずしも合ってはいないのですが、量が多過ぎなければいいと病院からもOK出ました(クロ以外)。

 

ウェット療法食

水分補給のため、最近はなるべくウェットをひんぱんに出すようにしています。

昔は食べなかったフォルツァ10ですが、現在はなぜかシロのお気に入り。

 

フォルツァ10リナールアクティウェットラム

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【3匹で試食・フォルツァ10リナールアクティウェットラム(腎臓用)】
先日のキャンペーンでもらった「フォルツァ10 リナール アクティウェット(腎臓ケア)」をさっそく開封して試食してもらいました。一見するとプリンか茶碗蒸しのようなみずみずしい質感。匂いもおいしそうだし人間からすればかなり食べてみたいタイプです。

 

薬とサプリメント

フォルテコールを1日1回、1/2錠。

6月からはラプロス(朝晩1錠ずつ)も始めました。

【新薬ラプロスを猫に半月ためしてみた感想とメモ】
先日薬をフォルテコールからラプロスへ変更しました。実際にラプロスを使ってみたのでそのレビューと、薬の詳細について。飲ませ方や価格、期待される作用と効果などについてもまとめました。今後ラプロスを検討されているのであればぜひご一読下さい。

 

そのほか、昼と夜にネフガードの顆粒タイプ(1日1~2包)。

 

ネフガード顆粒

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【ネフガード粒&顆粒・特徴と使用レポ(腎不全の犬猫用活性炭製剤)】
活性炭製剤は、腎不全と言われたら一度は試しておきたいものの一つ。今回はその代表的な製品であるネフガードの粒と顆粒、2タイプについて使用レビューと詳細をご紹介します。我が家の4猫に飲ませたときの反応と体調の変化についても一覧表にしました。

 

父がシロにアンチノールをうまく飲ませられないため、モエギタブで代用中。

おいしそうなにおいなのか、おやつ感覚で食べてくれます。

 

【モエギイガイ由来のペット用オメガ3サプリを比較~アンチノール、モエギキャップ、モエギナールなど】
楽天とAmazonがセールだったので、愛用中のアンチノールの類似品、モエギキャップとモエギタブを注文してみました。まだ手元に届いていないため、予習としてモエギイガイを主成分をする脂肪酸サプリ、アンチノール、モエギキャップ、モエギナールなどをざっと比較してみます。

 

診察と検査後の先生の見解

ウェットウードの併用と、点滴(4日に1回・約100ml)を始めて約2カ月。

そろそろ良い結果が出ていてほしいと願いつつ受けた検査でしたが、残念ながら大きな改善はみられませんでした。

体重

体重は減少傾向がとまったので、このまま維持する方向で。

これ以上は体重を減らさないことが望ましいです。

ごはんの量がへらないよう注意しながら、このままウェットメインでいこうと思います。

腎臓

数値からいえば、ウェットフードや皮下点滴の併用はあまり効果が出ていないかもしれません。

ただ、そんなに脱水は進んでいないので、もう少しこのまま様子をみても構わないです。

点滴をふやしたほうが良いかも相談しましたが、「ふやせばいいというわけでもないので」と、点滴量はしばらく保留になりました。

高脂血症

今回はまったく問題なしですね。

今回中性脂肪等の数値が改善しているのはおそらく、たまたま検査前の絶食が12時間以上確保できたからのような気がします。

※父が明け方ごはんをあげたものの、直後にすべて吐き、成り行きでそのままごはん抜きで検査

(というか、毎回絶食させてほしいんですが、お父さん。)

心雑音

今回は心雑音はありませんでした。

 

転院候補先で心臓エコーかCTをお願いしようと思ってましたが、急がなくても大丈夫…かな?

いまのところ、呼吸などがしんどそうなようすはありません。

 

現在のようすと今後

前回から今回までのあいだ

水分補給もかねようと、フードに液状やペースト状のフードを混ぜて出すことがふえていました。

(アイシアの健康缶パウチリーズなど)

 

 

なるべく腎臓に配慮したものにしていましたが、そういえば、シロのお気に入りのアペなどもたまに出してたんですよね……。

(ネフガードは混ぜていましたが)

あれがいけなかったかなー。

【3匹で試食・高嗜好性栄養補給食 APPE(アペ)】
猫もさまざまな病気で体力が落ちてくると普通の食事が難しくなります。場合によっては人間が栄養補給のお手伝いをする必要もでてくるでしょう。そんなときに選択肢に入ってくるのが「高栄養食」。緊急用の高栄養食にもいくつかのタイプがありました。ウェットフードタイプ、リキッドタイプ、ゲルタイプ、粉末タイプなどです。

 

フードの内容と与えかた

ユリナリーS/Oオルファクトリーライトの併用は前回で中止の予定でしたが、残りがわずかなのもあって、実は少量ずつまだ食べてもらっていました……。

これもいけなかったかなー。

もったいないですが、出すのはもうやめておきます。

 

現在のメインは、ロイヤルカナンの腎臓サポートドライと、フォルツァ10のリナールウェット。

ドライフードの水びたし方式も継続しています。

 

シロの水びたし食 2019/4/7

ネフガード+水+ドライフード(水びたし方式)

 

ウェット療法食はロイカナやヒルズなども一通り出してみたのですが…

 

 

      

 

これらは、フォルツァ10にくらべるとしぶしぶ食べるていど(もしくはスルー)です。

結果的にフォルツァ10を出すことが多くなっています。

 

サプリメント・薬

ラプロスとフォルテコール、ネフガードは継続。

モエギタブもこのまま使用していきます。

 

まとめ

基本的には次回の検査まで現在の治療(薬や点滴)を継続します。

そのうえでさらに何ができるのか…。

 

とりあえず、シロにもまた乳酸菌(H&JIN)を再開するかどうかを検討します。

(以前はあげてましたが、父がめんどくさがってサボるうちうやむやに。)

かつてクロは、今の乳酸菌に切り替えたことでBUNの数値が改善しました。

シロにも効果を期待したいところ。

 

いずれにせよ父にも協力してもらえるかどうかがポイントですね。

折をみて話し合ってみます。

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。
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