本当は先月の予定でしたが、
先月はフクちゃんの体調がわるくてシロとチェンジ。
四ヶ月ぶりになってしまった、シロの血液検査にいってきました。
今回はおおきな変化がなかったのでさらっとご報告です。
今回の検査結果
去勢したオス猫。
高齢。(すくなくとも10歳以上。保護猫のため詳細不明)
腎臓病でフォルテコール常用。(毎朝1/2錠)
肥満と高脂血症で減量中。
心雑音あり。
歯周病で9割抜歯ずみ。
軽度の歯肉炎あり。(残った歯の周辺)
背中にちいさなイボが1~2こあり。
参考 クロの同居猫たちについて
総タンパク(TP) -(基準値:5.7~7.8)
アルカリフォスファターゼ(ALP)-(基準値:22~84)
総コレステロール(TCho) 207↑(基準値:89~176)
トリグリセライド〔中性脂肪〕(TG)447↑(基準値:17~104)
尿素窒素(BUN) 37.3↑ (基準値:17.6~32.8)
クレアチニン(Cre) 2.7↑ (基準値:0.8~1.8)
ナトリウム(Na)159 ↑(基準値:147~156)
クロール(Cl) 114 (基準値:107~120)
カリウム(K) 4.8↑(基準値:3.4~4.6)
カルシウム(Ca) 10.4 (基準値:8.8~11.9)
リン(Pi) 3.4 (基準値:2.6~6.0)
グルコース〔血糖値〕(GLU〔BG〕) -(基準値:71~148)
白血球(WBC) 61 (基準値:55~195)
赤血球(RBC) 819 (基準値:500~1000)
ヘモグロビン (Hb) 15.5↑(基準値:8.0~15.0)
ヘマトクリット値 (Ht〔PCV〕) 45.8(基準値:26~46)
数値の推移
シロのこれまでの数値変化一覧。
2018 | 6/10 | 2/14 |
BUN | 37.3 | 33.9 |
Cre | 2.7 | 2.1 |
TP | – | – |
TCho | 207 | 202 |
TG | 447 | 404 |
(Kg) | 5.6 | 5.5 |
2017 | 10/31 | 8/2 | 4/26 | 2/5 |
BUN | 37.7 | 35.8 | 37.2 | 34.8 |
Cre | 2.3 | 2.3 | 1.9 | 2.8 |
TP | – | – | 9.4 | 8.8 |
TCho | 191 | – | 220 | 255 |
TG | 498 | – | >500 | 361 |
(Kg) | 5.4 | 5.4 | 5.4 | 5.7 |
2016 | 11/27 | 8/21 | 6/26 | 5/1 | 3/6 | 1/10 |
BUN | 33.0 | 34.3 | 32.0 | 34.0 | 33.5 | 34.6 |
Cre | 2.9 | 2.8 | 2.7 | 2.6 | 2.4 | 2.7 |
TP | 8.8 | 9.8 | 8.5 | 8.4 | 8.7 | 8.4 |
TCho | 262 | 219 | 251 | 221 | 196 | 238 |
TG | >500 | 289 | 471 | >500 | 440 | 476 |
(Kg) | 5.9 | 6.1 | 6.3 | 6.4 | 6.5 | 6.6 |
2015 | 11/1 | 8/21 | 4/20 | 1/10 |
BUN | 34.3 | 32.7 | 33.7 | 33.7 |
Cre | 2.6 | 2.7 | 2.9 | 2.3 |
TP | 8.6 | 9.4 | 9.4 | 9.1 |
TCho | 223 | 180 | 180 | 196 |
TG | >500 | 341 | 226 | >500 |
(Kg) | 6.6 | 6.5 | 6.3 | 6.3 |
(赤字:これまでの最悪値/青字:最良値)
腎臓の状態
前回にくらべBUN、Creともに悪化気味でした。
高脂血症の状態
こちらも少々悪化気味。
結果を見た先生の診断
腎臓
クレアチニン (Cre)・尿素窒素 (BUN)
数値的にはすこし悪化傾向です。
でも先生のみたてではまだ現状維持の範囲内とのこと。
あらたな治療の提案もありませんでした。
ナトリウム・カリウム
前回にひきつづき、今回もともにやや高め。
それでも、こちらもとくに指示はありませんでした。
高脂血症
ホルモン異常による脂質代謝異常の可能性もいわれてはいますが、
数値に波があり、悪化傾向ともいえないので
こちらもまだ様子見でもいいそうです。
背中のできもの
今のところ「状態をみながら、変化があればすぐ対応する」
ということになっています。
その後も父が毎日チェックしているそうですが、
おおきな変化はないそうです。
今後
現在はフォルテコールを1日1回、朝に1/2錠。
輸液はまだおこなっていません。
体調管理
できものの病理検査とホルモン検査について
すこし家族で話しあってはみましたが、
けっきょく私以外はあまり積極的でないようです。
家族内治療温度差はちぢまらず。
私としてはすぐにでも病理検査に出して白黒はっきりつけたい。
……ところですが、じつはここしばらくフクちゃんの体調がおもわしくなく。
そちらにかかりきりで、なかなかシロまで手がまわらなくなってます。
(ごめん)
それ以外はもうしばらく、
フォルテコールとサプリメントだけでやってみます。
ただ、そろそろシロにも少量の点滴をためしてみようかなーとは考え中です。
はたして私がシロに点滴させてもらえるかは不明ですが。
フード
ダイエット用療法食でなんとか腎臓も維持できているので、
メインフードはこのまま。
スペシフィック (SPECIFIC) の 減量用 FRD ドライは
減量フードのなかではいちばんタンパク質がすくなめです。(29.5%)
ダイエット用ウェットの ヒルズ 猫用w/d缶(粗びきチキン)も
腎臓にやさしめ成分なので安心。
シロのように、腎臓がわるいけどふとり気味の猫さん用リストはこちら!
サプリメント
いま現在シロに飲ませているのは、
それにプラスしてオメガ3とネフガード。
オメガ3オイルの量は1日にカプセル1/3~1/2くらいです。
ドライフードにふりかけてあげています。
NOWウルトラオメガ3(500EPA/250DHA)180錠
前回の検査前後でいったん使用を終了していたPEキドキュア。
先日またいただく機会があったので再チャレンジしてみています。
今回はあらためて、父にも使用法※をしっかり説明しました。
※薬との間隔は2時間以上あける、など
その結果、朝のウェットフードにネフガード顆粒、
夜のウェットフードにPEキドキュア、と
混乱しないよう朝晩で使いわけをしてもらうことになりました。
シロの投薬は朝だけなので、
これでキドキュアと薬がバッティングする可能性は
ほぼなくなりそうです。
(ネフガードと薬は最低30分あけてもらってます。)
PEキドキュア
ネフガード顆粒
まとめ
数値的には微妙ですが、
なんとかまだギリギリ現状維持でいてくれてホッとしました。
次回の検査までこのままがんばってくれますように!
コメント
食べたりシャーって威嚇したりしているのなら、このままなのでしょうね。低め安定って思えば。
我が長女、6/13が受診。そこそこ食べるし、まだピョンとベッドに乗ったりしているので、まあこれがいい状態なのかなぁ~と思うことに。
出来ることをこつこつと。
久々にコメントしますm(_ _)m
いつもねこちゃんたちのケア、お疲れ様です。シロちゃん、現状維持で良かったです!
フクちゃんの調子はいかがでしょうか? 今年は突然暑くなったり寒くなったりで、体調の悪い子には厳しい季節でしたね……。
うちの病気持ちのらんまるこも、ついにクレアチニンが1.8まで上がってきたので療法食に切り替えるように言われ、オーガニック系をいくつか試してみました。
そうしたらハッピーキャットのダイエットニーレ以外口にしないように……(;´Д`)
ハッピーキャットはクロちゃん達もお気に入りフードと書かれていたので、よほど美味しいみたいなのですが、私としてはいろいろ口にしてほしい希望もあるので難しいところです。
色々食べてほしいと試行錯誤しているうちに食べる量が減ってしまって、体重も落ちてしまいました……切り替えは本当に難しいです。
毎度レスポンスが遅くてすみません。
にゃあ×3さん
低めでも安定してくれてれば御の字かもしれないですね。
フクちゃん見てると、食べてくれるうちが花なんだなーと思ったりも……
けもさん
らんまるこさん、ハッピーキャットがお好きならカリスモなんていかがでしょう?
うちのハッピーキャット好きの猫は、もれなくカリスモもいけました。
若干入荷が不安定なのですけどね~…… ^^;