【シロの血液検査~減量+腎臓に肝臓ケアをプラスへ】

あ…あっちにもごはん

日曜日はシロの血液検査にいってきました。

2ヵ月ぶりの検査で、今回の相談のメインは肝機能チェックと食事指導です。

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今回の検査結果

シロのスペック
去勢したオス猫。
高齢。(おそらく15歳前後。元保護猫のため詳細不明)
腎臓病でフォルテコール常用。(毎朝1/2錠)
肥満と高脂血症で減量中。
心雑音あり。
歯周病で9割抜歯ずみ。
軽度の歯肉炎あり。(残った歯の周辺)
背中にちいさなイボが1~2こあり。
最近肝臓の数値もわるくなりつつある。
参考 クロの同居猫たちについて

シロの血液検査結果 2018/11/25
(クリックで拡大)

2018年11月25日(日)
体重 5.4kg
アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ(AST [GOT])56(基準値:18~51)
アラニンアミノトランスフェラーゼ(ALT [GPT])138↑(基準値:22~84)
総コレステロール(TCho) 217(基準値:89~176)
トリグリセライド〔中性脂肪〕(TG)383↑(基準値:17~104)
尿素窒素(BUN) 32.4 (基準値:17.6~32.8)
クレアチニン(Cre) 2.2 (基準値:0.8~1.8)
ナトリウム(Na)158 (基準値:147~156)
クロール(Cl) 116 (基準値:107~120)
カリウム(K) 5.1(基準値:3.4~4.6)
カルシウム(Ca) 11.3 (基準値:8.8~11.9)
リン(Pi) 4.8(基準値:2.6~6.0)
グルコース〔血糖値〕(GLU〔BG〕) 102(基準値:71~148)
白血球(WBC) 89 (基準値:55~195)
赤血球(RBC) 761(基準値:500~1000)
ヘモグロビン (Hb) 15.3(基準値:8.0~15.0)
ヘマトクリット値 (Ht〔PCV〕) 45.5(基準値:26~46)

みためでは機嫌も体調も(肥満をのぞいて)上々なのですが、

さいきんの肝臓の数値上昇はかなり心配です。

ずっと高めできているカリウムも放置したくないので、

そのへんを中心に今後のフードの相談をしてきました。

おもな数値の推移

シロのこれまでの主要数値変化一覧。

201811/259/306/102/14
BUN32.434.137.333.9
Cre2.22.32.72.1
K5.14.44.84.9
TP8.7
AST5665
ALT138136
TCho217217207202
TG383277447404
(Kg)5.45.455.65.5
201710/318/24/262/5
BUN37.735.837.234.8
Cre2.32.31.92.8
K5.05.35.15.0
TP9.48.8
AST
ALT57
TCho191220255
TG498>500361
(Kg)5.45.45.45.7
201611/278/216/265/13/61/10
BUN33.034.332.034.033.534.6
Cre2.92.82.72.62.42.7
K4.64.24.65.04.44.8
TP8.89.88.58.48.78.4
AST
ALT6388879590
TCho262219251221196238
TG>500289471>500440476
(Kg)5.96.16.36.46.56.6
201511/18/214/201/11
BUN34.332.733.733.7
Cre2.62.72.92.3
K4.74.3
TP8.69.49.49.1
AST394842
ALT981176969
TCho223180180196
TG>500341226>500
(Kg)6.66.56.36.3

(赤字:これまでの最悪値/青字:最良値)

前回の検査から現在まで使っていたもの

フード

スペシフィック FRD(ダイエット用)

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これにjpスタイルキドニーキープメディファス11歳用をブレンド。

ヒルズ w/d(ダイエット用)

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【腎不全の猫でも食べられそうな減量用フード一覧(ドライ・ウェット)】
腎疾患があるのに肥満で高脂血症という猫用に、カロリー・タンパク質・リン・ナトリウム量でダイエット用療法食を選べるリストを作りました。ドライフード、ウェットフードともにたんぱく質量が少ない順に並んでいます。うちのような腎不全肥満猫はあまりいないかと思いますが、よろしければご利用ください。

薬とサプリメント

フォルテコールを1日1回、1/2錠。

朝にネフガード、昼・夜にPEキドキュア。

ネフガード顆粒

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【ネフガード粒&顆粒・特徴と使用レポ(腎不全の犬猫用活性炭製剤)】
活性炭製剤は、腎不全と言われたら一度は試しておきたいものの一つ。今回はその代表的な製品であるネフガードの粒と顆粒、2タイプについて使用レビューと詳細をご紹介します。我が家の4猫に飲ませたときの反応と体調の変化についても一覧表にしました。

PEキドキュア

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【4匹でお試し・猫用リン吸着剤 PEキドキュア(犬でもOK)】
腸内でリンと窒素性老廃物を吸着するカルシウム系リン吸着剤「PEキドキュア」について、詳細な成分と4猫に与えた時の反応を記録しています。食物繊維も配合しているので便秘気味の猫にもおすすめ。猫用と書いてありますが犬でも問題なく使えるそうです。

それ以外であたえていたサプリメントは

乳酸菌(JIN)と食物繊維(難消化性デキストリン)のみ。

前回までつかっていたオメガ3オイル(Now ウルトラオメガ3)は

肝臓の数値が悪化していたので念のためやめています。

(関係があるかどうかは不明)

結果を見た先生の見解

腎臓

ほぼ現状維持。

腎臓への対応はいまのまま継続でOK。

高脂血症

あいかわらず数値は高めで前回よりすこしあがっているが、

その前にくらべればまだ良いので今すぐどうというわけではない。

ただ、緊急性は低いが、ダイエットはもうすこしすすめたほうがいい。

「もうあと1割(500g)くらいはへらしたいですね」(看護師さん談)

中性脂肪は食後5時間あたりがいちばん数値が高くでるそうで、今回は午後に行く予定だったのですが、運悪く午後が臨時休診。
中性脂肪以外はいつもと同じ時間帯のほうが比較できるということで、とりえあえず今回はいつもどおり朝にいきました。
次回こそ、可能なかぎり食事から時間をあけて検査したいです。

肝臓

AST・ALTの数値がよくないので、いまいちばん気をつけるべきは肝臓。

今後も経過観察が必要になる。

⇒食事指導をおねがいしました。

背中のできもの

今回は栄養指導メインだったのでチェックしそびれました。
日ごろシロの世話をしている父によれば、おおきな変化はないようです。

シロの血圧

これまでペット用血圧計(エルデ)で3回はかった結果を報告しました。

(一回測定するタイミングで連続5回計測し、最低・最高を除いた3回分の数値を平均)

2018SYSDIAPR
11/13187124123
11/2011537113
11/2313492121

数値がブレすぎで、これだけでは判断不能だそうです……。

やっぱり猫の血圧測定はむずかしい。

もうすこしうまくはかれるよう練習します。

エルデについてはこちら。

【ペット用血圧計エルデを3匹で使ってみた~猫の血圧測定は難しい?詳細レビュー】
先月届いたペット用血圧計のエルデ。しばらく時間をかけてじっくり使ってみました。基本的な使い方は人間用と同じ。ただ猫の血圧は人間と違ってとても不安定かつ不正確になりやすいそうです。動物病院でなるべくきちんと測れるコツを教えてもらってきたので、以下で詳しく解説します。

シロの治療の優先順位

現状では腎臓より肝機能の改善を優先すべき、という結論になりました。

栄養指導は看護師さん担当なのでそちらへひきつぎです。

今後の栄養管理

シロ用サンプル18/11/25

病院からもらったサンプル(これ全部!)

血液検査の結果、AST、ALT、中性脂肪、カリウムの数値がよくないため

そのあたりを重点的に制限していくことになりました。

具体的には、脂肪+低炭水化物低カリウムな食事へ。

相対的にたんぱく質の摂取量がふえてしまいますが、

さいわいいまは腎臓の数値が安定しているので

ネフガードをよりしっかり併用することで、腎臓への悪影響を極力へらします。

これまでつかっていたスペシフィックのFRD(ダイエット用)は、

カリウムや炭水化物などの数値が不明なため、いったん使用中止になりました。

(メーカーに問い合わせて判明したら再開の可能性もあり。)

血液検査の結果への影響をみながら、すこしずつ妥協点をさぐっていきます。

今後のメインフード

栄養を管理するためには、制限したい成分がすべてわかるフードだけをつかい、

とる栄養をトータルで考えながら組みあわせていきます。

現時点ではロイカナの肝臓ケア用が条件をみたしていたため、

今後はしばらくそれをメインにしてみることに。

ダイエット用のボリュームのあるフードとブレンドすることで、調整をこころみます。

ちなみに腎臓用療法食以外のドライフードでは、各成分の許容範囲は下記のとおり。

タンパク質29%以下、リン0.8%以下、ナトリウム0.7%以下
参考 腎不全とたたかう猫まとめ

赤いピンロイヤルカナン 肝臓サポート

カリウムがすくなく、消化のいいたんぱく質がつかわれています。

成分的に腎臓にもやさしめなフードのようです。

腎臓用としてもそこそこ使えそうですね。

難点はカロリーがけっこう高めなこと。

少量で一日分の栄養がとれるように設計されているということは…

ボリューム不足でハラペコ感がでると、シロから不満がでそうです。 ^^;

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参考 公式サイト

保証分析値成分(重量百分比)

たんぱく質24.0%以上、脂質20.0%以上、粗繊維6.0%以下、灰分7.6%以下、水分8.5%以下

分析値(100kcalあたり)【一部抜粋】

カルシウム0.2g (※100gあたり0.82%)
カリウム0.19g (※100gあたり0.78%)
リン 0.14g (※100gあたり0.57%)
ナトリウム0.07g (※100gあたり0.28%)
食物繊維2.7g (※100gあたり11.0%)

成分(単位/400kcal)

炭水化物 33.7g (※100gあたり34.6%)

カロリー含有量

411 kcal/100g(代謝エネルギー)

※自分で計算した数値なのでまちがっていたらすみません

引用 製品パッケージ、公式サイト

当面のサブフード

赤いピンヒルズ メタボリックス+ユリナリー コンフォート ドライ

カリウムが少なく、ボリュームのあるダイエット用ということでサブに。

難点はたんぱく質が多めで腎臓の負担がふえること。

このへんは、ネフガードをきっちり飲むことでフォローしていくそうです。

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参考 公式サイト

乾物量分析値

たんぱく質 34.5%以上、脂質10.5%以上15.5%以下(パッケージより)

炭水化物(NFE)31.0%、カルシウム 0.80%、ナトリウム 0.35%、カリウム 0.79%(公式サイトより)

代謝エネルギー

100gあたり341kcal

引用 製品パッケージ、公式サイト

そのほかサブフード候補

赤いピンロイヤルカナン pHコントロール+満腹感サポート ドライ

ダイエット用でボリュームがあります。

「ナトリウム多めでカリウム排出をうながします」と提案されましたが

ナトリウム多め……腎臓はだいじょうぶなんでしょうか。(不安)

たんぱく質が多い点も心配です。

できればあんまりレパートリーにはいれたくない感じかなぁ……。

ロイヤルカナン pHコントロール+満腹感サポート ドライ

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参考 公式サイト

成分(単位/400kcal)

タンパク質 44.6 g (※100gあたり34.0%)
脂肪 11.8 g (※100gあたり9.0%)
炭水化物 36.6 g (※100gあたり27.9%)
カルシウム 1.7 g (※100gあたり13.0%)
カリウム1.31 g (※100gあたり1.0%)
リン1.51 g (※100gあたり1.14%)
ナトリウム 1.44 g (※100gあたり1.1%)

代謝エネルギー

305 kcal/100g

こちらはまだあたらしい製品なのか、ネットではあまりあつかいがありません。

もし継続して使うことになれば、病院から直接購入することになりそうです。

薬とサプリメント

厳密な栄養管理のため、いったんすべてをリセットしてからのスタートとなります。

「サプリメントをとっているとフードによる数値変化がわかりにくくなる」という理由です。

腎臓と心臓のため、フォルテコールとネフガードだけは継続します。

リン吸着剤としてつかっていたカルシウム系のキドキュアは休止

(わずかながらもカルシウム高め傾向なので)

リンの数値が低いこともあり、リン吸着剤自体をいったんおやすみすることになりました。

いま現在は便通も良好ということで、乳酸菌や食物繊維もおやすみ

使用サプリは、口腔ケア用に飲み水にいれているわずかなきえーるくらいになりました。

今後ようすを見ながら、また使えそうであれば乳酸菌などは復活したいと思ってます。

まとめ

シロはこれまでのフードやサプリメントをいったん中止し、ここから再スタートです。

段階的にいまのフードを肝臓用中心へきりかえていきます。

最終的には肝臓用4/3+ダイエット用1/4にして二ヶ月ほどようす見。

次回の血液検査の結果を参考に、その後のフードや配分をまた調整していきます。

さいごに

肝臓用のロイヤルカナンは、酸化防止剤としてBHAを配合しているメーカーのひとつ。

なので個人的にはあまり使いたくないのですが、優先順位を考えるとしかたないですね。

「くわしい成分がわからないフードは食事指導には使えない」のだそうです。

今回あらためて気づいたのですが、よく知られた療法食ブランドでも

成分をくわしく公表してないものってけっこうあるんですね。(スペシフィックとか)

ついでにいえば、表示成分や単位はペットフードメーカーすべてで統一してくれると

それだけで使いやすくなるし、売りあげアップにもつながると思うんだけどなーなんて。

ロイヤルカナンはわかりにくいものの筆頭だし。なに?400kcal単位って。シロウトには意味不明。

くわしく書かれてないと「なにか知られたくないことでもあるのかな?」と

かんぐっちゃいますよねぇ。

最後までお読みいただきありがとうございました。
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『【シロの血液検査~減量+腎臓に肝臓ケアをプラスへ】』へのコメント

  1. 名前:にゃあ×3 投稿日:2018/11/30(金) 00:16:40 ID:d93496a67 返信

    腹ペコさんにはご飯が減るのは死活問題ですものね。うちも横取りされないように気を付けるのですが、どうも母があげるときは横取りしないとドヤ顔で言われました。
    500減らすってけっこう大変ですよね、とくにシロちゃんは(笑)
    うまくフードと折り合いがつくといいですね。
    新興勢力より老舗なのかしら?

  2. 名前:猫兎 投稿日:2018/12/02(日) 22:31:40 ID:87f449cf2 返信

    食欲がなくてもありすぎても心配ですよね。悩みが尽きませんね。
    実はスペシフィックの腎臓用を買ったつもりが減量用の誤注文で、食べさせる相手がおらず、シロさんかチョビさんに食べてもらえないかなと思っていたところでした。
    もし成分を確認されて問題なかったら、お受け取りいただけませんか?

  3. 名前:M 投稿日:2018/12/07(金) 00:45:08 ID:dd16a9642 返信

    ◆にゃあ×3さん
    だましだまし減らしていくしかないですねー。
    1キロへらすのに1年かかってますから。
    さらに500gなんて、最低半年はみないとは絶対ムリです。

    ◆猫兎さん
    お礼が遅くなりましたが、色々お気遣いありがとうございます!
    スペシフィックの件もお申し出ありがとうございます。
    もしよろしければ、一度お問い合わせページからメッセージいただけますか?
    お手数おかけします m(_ _)m