私のことがきらいなシロですが、おちついているときは甘えてくれます ( ;∀;)
二ヶ月ぶりにシロの血液検査にいってきました。
前回の検査のあと、療法食を腎不全用から高脂血症用にきりかえたので
それが数字にどうでているかが気になります。
検査結果
変更したフードのおかげなのか、
肥満関係の数値は全体的にさがってきているようでした。
その一方で、いままでおちついていた腎臓関係の数値が
じわりと上昇………。
総タンパク(TP) 9.8↑ (基準値:5.7~7.8) ※上昇
アルブミン(ALB) -(基準値:0.8~1.8)※今回検査なし
アラニンアミノトランスフェラーゼ(ALT〔GPT〕)76 ↓(基準値:22~84)※減少
総コレステロール(TCho) 219 ↓(基準値:89~176)※減少
トリグリセライド〔中性脂肪〕(TG) 289 ↓(基準値:17~104)※減少
尿素窒素(BUN) 34.3↑ (基準値:17.6~32.8)※上昇
クレアチニン(Cre) 2.8↑(基準値:0.8~1.8) ※上昇
ナトリウム(Na) 155 (基準値:147~159)
クロール[塩素](Cl) 112 (基準値:107~120)
カリウム(K) 4.2 (基準値:3.4~4.6)
リン(Pi) 3.9 (基準値:2.6~6.0)
白血球数 (WBC) 89(基準値:55~195)
赤血球数 (RBC) 906 (基準値:500~1000)
ヘモグロビン (Hb) 14.9 ↓(基準値:8.0~15.0) ※減少
ヘマトクリット値 (Ht〔PCV〕) 47.6↑ (基準値:26~46) ※興奮のため
参考 前回2016/6/26の検査
https://blog.kcat.work/20160715/
でも体重はずいぶんへりました!
最大だった時期からみれば、500~600gはへってくれたのでは。
ただ、これだけ減量しても検査結果が「ものすごくよくなった」わけではないのです。
体重さえおちれば数値もよくなる!と単純に思っていたので、しょんぼりでした。
すこし考えをあらためないといけないかもしれません。
数値の推移
シロのこれまでの数値変化一覧。
2016 | 8/21 | 6/26 | 5/1 | 3/6 | 1/10 |
BUN | 34.3 | 32.0 | 34.0 | 33.5 | 34.6 |
Cre | 2.8 | 2.7 | 2.6 | 2.4 | 2.7 |
TP | 9.8 | 8.5 | 8.4 | 8.7 | 8.4 |
TCho | 219 | 251 | 221 | 196 | 238 |
TG | 289 | 471 | >500 | 440 | 476 |
(Kg) | 6.1 | 6.3 | 6.4 | 6.5 | 6.6 |
2015 | 11/1 | 8/21 | 4/20 | 1/10 |
BUN | 34.3 | 32.7 | 33.7 | 33.7 |
Cre | 2.6 | 2.7 | 2.9 | 2.3 |
TP | 8.6 | 9.4 | 9.4 | 9.1 |
TCho | 223 | 180 | 180 | 196 |
TG | >500 | 341 | 226 | >500 |
(Kg) | 6.6 | 6.5 | 6.3 | 6.3 |
(赤字:これまでの最悪値/青字:最良値)
先生の見解
ほかの数値は多少改善したのに、総タンパクがあいかわらず高いことについて
「もともとこの子がそういう体質で、これ以上改善できないのかも」
と先生にいわれてしまいました。
え………そういうことってあるんですか。
タンパク高めの体質、か……。
それってうまれつきその部分がハンデってことなのでしょうか?
療法食をかえたことも報告しました。
腎臓の数値はすこし高くなっているけれど、おおきく悪化したわけでもないし
ようすをみながら継続していってOKだそうです。
療法食の変更(腎不全用から高脂血症用へ)
前述のフード変更ですが、もともとは先生から提案されたものです。
それによって腎不全の数値がわるくなる可能性もあるけれど、
優先順位をどうするかという問題。
シロの高脂血症はかなり深刻なレベルのようです。
血液検査ではほとんど毎回のように
まっ白な脂がたっぷりういたシロの血液の試験管をみせられています。
これを放置しておくといろんな病気がでてくるし、寿命もちぢまります、と。
まあ、さいわいまだ腎不全もおちついているし、
しばらく高脂血症用のフードで血液の改善をめざしてみることにしました。
シロのこれまでのフード(おもに腎不全用)
シロが腎不全になって以降は、ずっとこのふたつがメインでした。
- jpスタイル 腎臓維持サポート(ケアフードのほう)
- メディファス 7歳以上用。
カロリーはjpスタイルが360kcal/100g、メディファスは375kcal/100g。
シロはメディファスがあんまり好みではないのですが、jpスタイルは大好き。
とはいえ、シロ自身はドライよりウェットのほうがもっと好きみたいです。
でもダイエットのフード管理はドライでないとムリだと家族にいわれ、
管理のしやすさ優先でずっとドライ中心でした。
まあそのおかげで500g以上へらせたし、まちがってはいなかったのかも。
今回はさらなる改善をめざしての、フード変更になります。
現在のシロのフード(高脂血症~ダイエット用)
シロのこれからのフード候補はこちらにまとめました。
腎不全と高脂血症って対策がぜんぜん別方向むいてるんですよね。
低タンパク高カロリーと、高タンパク低カロリー。
なのでフード選びもなかなかむずかしいのです(笑)
高脂血症用ドライフード
スペシフィック FRD は314kcal/100g、
フォルツァ10 もおなじく314kcal/100g。
いままで食べていたjpスタイルやメディファスにくらべると、
ぐっとカロリーひかえめです。
気になる成分は、FRDが蛋白質29.5%・リン0.60%、
フォルツァ10は蛋白質30.0%・リン0.80%・ナトリウム0.5%。
ともに腎不全用からみるとタンパク質がやや多めなのですが、
他の製品にくらべたらこれでもダントツでひくい部類だったのです。
このふたつはシロにも好評だったのですが、
FRDの粒が大きすぎて食べにくそうなので
フォルツァ10をメインにするようになりました。
高脂血症用ウェットフード
これまでウェットは、クロに新しい缶をあけたときいっしょに食べさせるくらい。
でも本格的にダイエットをはじめてからは、
朝にサプリメントといっしょに20gくらいずつ食べてもらってます。
ウェットフードだと満腹感をキープしながらカロリーもおさえられるし
今後はもうちょっとずつ量をふやしていけるといいなーと。
ヒルズ r/dチキン入が74kcal/100gで、w/dチキン入は87kcal/100g。
k/dが136kcal、g/dが103kcalなのを考えるとともに驚異的なローカロリー。
このふたつはいまのところシロも気にいってくれてるので
しばらくメインウェットとして食べてもらいます。
今後の対策
高脂血症用のドライフードは、タンパク質多めのものがほとんどですが
高脂血症用のウェットフードはタンパク質もリンもすくなめ傾向。
腎臓のことも考えると、ウェットメインにするほうが安心です。
でもそうするには私以外の家族の協力も不可欠になってくるので、
どこまで理解・協力がえられるかを話しあいながら、
そちらにシフトしていけるよう、しばらく模索してみたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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