フクちゃんがうちにきて三ヶ月がたちました
今週の土曜(4/1)、いよいよフクちゃんが手術することになりました。
さいきん発情期で気がたっているので、すこしでも緩和するための、去勢。
そして口内炎の原因かもしれない歯周病を改善するために
状態のよくない部分の抜歯です。
フクちゃんは腎臓がわるいので、全身麻酔での手術はちょっと心配です。
保護した直後のフクちゃん
私のあしにすがりつくように駐車場からとびだしてきたフクちゃん。
であったときは、この状態でよくいきていると思うくらい悲惨なすがたでした。
体はやせてガリガリ、脱水で皮膚もコチコチ。
耳や口は貧血でまっしろ、かおはよだれでベトベト。
そして体は、膿からなのかよだれからなのか、ひどいにおいが。
せめてあたたかいところで最期のときを……とうちにつれかえりました。
でもとてもひとなつっこい子で、もとはだれかに飼われていたのでしょう。
すこしでも回復の可能性があるならとかかりつけの動物病院で入院治療。
すると、予想外の回復力でみるみる元気になってくれました。
あんな状態から復活できるなんて、ほんとうに生命力のつよい子です。
現在のフクちゃん
保護当初はやたら頭だけデカくて、体が超のつくミニミニサイズ。(子猫レベル)
バランス的に猫にみえないというか、ほとんどなぞのいきものでした。
現在は写真のとおり、まるでふつうの猫のようです(笑)
窓ぎわはおてんきの日の定位置
ほかの猫との関係と、住みわけ
例の一件から、不仲のシロとフクちゃんがなるべく顔をあわせないよう、
かなり気をつかうようになりました。
昼間は私の部屋の猫ドアをロックして隔離。
(クロとフクちゃんは私の部屋でいっしょ。それなりにやってます。)
夜はクロがリラックスできるよう、さらにおくの部屋との戸をしめてフクちゃんを隔離。
(クロだけが私の部屋。フクちゃんは作業部屋でひとりで寝てもらう)
ベランダはとくに、シロとフクちゃんがバッティングしないように気をつけてます。
ちなみにチョビはすでにフクちゃんの存在をしっているようです。
先日ばったり顔をあわせたときもとくにおどろかず、スルーしてくれました。
新顔とケンカをする気はなく、見て見ぬふりです(笑)
フクちゃんとシロの件で大人のオス同士は合流がむずかしいと実感しましたが、
オスとメス、メスとメスなら、大人でもわりとなんとかなりそうですね ^^;
フクちゃんの体調
上あごの穴(おそらく歯周病の影響)はふさがっていませんが
保護当初にくらべれば、いくらかちいさくなっているような気もします。
でも口内炎はあいかわらずひどい状態で
口のおくからのどの周辺にかけて、まっ赤な炎症がひろがっています。
これがはたしてFIVの影響なのか、歯周病の影響なのか。
かかりつけの先生にもわからないのだそうです。
お外ぐらしがながかったので外気にふれるのが大すき
先月くらいまでは毎日抗生物質。
そのあとはステロイドに切りかえて、ようすをみていました。
体への影響を考えると、なるべく間隔をあけてのませたいステロイドですが
1日でもやすむとすぐによだれがでてきてしまい、
なにもたべなくてもお口がいたくなるようです。
ベランダの手あらい場は歴代猫たちの人気スポット。フクちゃんにも人気
手術に期待していること
歯周病になっている歯を抜くことで、口内炎がすこしでもよくなってほしいですね。
お口の痛みがへってくれればステロイドの量をへらしていけるし
強制給餌のストレスもへらせます。
ステロイドの副作用の心配も、いくらかなくなるかもしれません。
昼間はクロとおなじ(私の)ベッドで、よくおひるねしています
去勢手術には、発情期で攻撃的になっているフクちゃんのクールダウンを期待しています。
私のベッドへのたびかさなるマーキング(おしっこ)もへってほしいし
シロとの関係ももうすこしおだやかになってもらえたらいいなぁと思います。
手術への不安
フクちゃんの腎臓の数値はクロよりもわるいくらいなのですが、
先生としては「まだ全身麻酔でも手術できる」という判断のようです。
オスは筋肉量がおおいので、(クレアチニンなどの)数値がたかめにでるせいかも。
単純に数字だけで判断はできないみたいですね。
とはいえ、腎臓や貧血のリスクは元気な猫さんにくらべておおきいので
手術がおわって無事にうちにつれかえるまでは
いのるような気もちですごすことになりそうです。
麻酔の影響がなるべくすくなく、手術もぶじに成功しますように……。
コメント
フクちゃんの手術、ご心配のこと、心中お察しします。
17、8年くらい前ですが、やはりエイズで口内炎がひどい子がうちにもいました。
それで、口内の手術をしていただき(かなり前で手術の詳しい内容は覚えていないのですが)、随分良くなりました。
いつもよだれがひどく、カリカリが好きなのに食べられないので、お湯でふやかして冷ませてあげていましたが、手術後は結構楽に食べられるようになりました。
あれから医学も相当進歩していると思いますので、フクちゃんの口内炎も手術で良くなることは期待されていいと思います。
問題は腎臓ですよね。。。
でも口が楽になれば療養食のドライフードも食べられるようになるでしょうし、現状のままよりも何かしら好転すると思いますよ。
フクちゃんの状態が少しでも良くなって、クロちゃんと仲良く過ごせればいいですね。
クロちゃんもお友達がいることで、精神的にプラスされれば、それが腎臓にいい影響を与えることもあるかと思います。
hskさん
おかげさまで、フクちゃんの手術はなんとか無事終えられました。
術後の容態がいまひとつなので、念のために今夜一晩は入院です。
今回は抜歯と同時に、上あごのとけた骨と穴をきれいにして塞ぐ手術もしていただいたそうで、フクちゃんのお口の中は本当に「大・大・大手術」だったみたいです。
(しかも去勢もしているし満身創痍。)
hskさんはエイズの猫さんの抜歯を経験されているのですね。
実際に口内炎が良くなったと聞くと希望がわきます!
フクちゃんも今は痛みで辛いと思いますが、お口が楽になったらたくさん食べて元気になってほしいな~と思います ^^
フクちゃんの明日の手術の成功をお祈りしています。
フクちゃんはギリギリのところで命を繋ぐことができたラッキーボーイ☆彡
だから今回もきっと大丈夫!
お口の痛みですが、昨日くるねこ大和さんの新刊を購入しまして、そこに
トメちゃんは歯が弱くてしょちゅう痛みで食欲不振になるのでステロイドを
使っていたけれど、何かの薬が劇的に効いて今は大丈夫みたいな事が書いて
あったのですがお薬の名前は書いてありませんでしたorz
サバトラーニャさん
さきほど面会にいって、手術から生還したフクちゃんに会ってきました!
予想以上にお口の手術が大変だったらしく、砕いて抜いて(奥歯)、切って掃除して縫ってふさいで(上あごの穴)ようやく終了、とのことでした。
抜歯は9本だそうです。
自分が親知らず1本抜くだけで入院してよれよれだったことを思うと、今頃フクちゃんは地獄のような辛さなんじゃないかと…。
しかも去勢もしているから上も下も痛い状態でしょうね。
胸が痛みます。
トメちゃんのお薬気になりますねーーーーーー!なんだろう。
コロイダルシルバーとササヘルスだけでは、フクちゃんの重度の口内炎には太刀打ちできないみたいです。
抜歯でいくらか快方にむかってくれることを願います。
再コメすみません 汗
ごめんなさい、トメちゃんじゃなくってカラスぼんのことでしたーーーorz
(トメちゃんの歯も確かに弱いらしいのですが)
フクちゃん、大手術だったんですね。
私も親知らずは上下4本抜いていて下2本は発掘作業のようで何針も縫いました。
口腔内の手術は本当にうっとうしかったのを覚えています。
しばらくは流動食ですかね・・・
早く痛みがなくなるよう心より願っています。
にーにーの検査は簡単に言うと現状維持できていました。
ただ、土曜日は調子が悪く昼のカリカリ、夜のスープをすべて吐きました 泣
ホカペの上にドバーと50cc吐かれたのでコインランドリー行きでした。
季節の変わり目、換毛期は難しいなぁといい季節なのに少し憂鬱だったり
しますね。
本当にお疲れさまでした☆彡
サバトラーニャさん
にーにーさん現状維持、とりあえずはよかったですね!
吐くのはちょっと心配ですが……。
うちも最近シロがふとんの上にたっぷり吐いていました。
(しかも上にかぶせて隠すので被害がひろがる)
ふとんカバーを防水タイプにかえてみようかな~と思ったり。
ボニーさんのお薬というと、もしかしたらプラセンタでしょうか (?_?)
猫の口内炎にプラセンタ使ってるという方の話は、あんまり目にする機会がないので気になります。ちょっとしらべてみよう。