チョビが脳腫瘍の闘病で使っていたサプリメント類をまとめてみました。
症状や診断に応じて使うものは変化していきましたが、闘病中に使ったのはここに載せたものが全てです。
おまけとして、猫闘病時に私を支えてくれたサプリもご紹介。(人間用)
2020年10月追記 脳腫瘍の闘病まとめシリーズは以下の5つとなります。
加齢対策
脳腫瘍と診断されるまでは原因がわからず、精密検査の予約がとれるまで「加齢からくる不調」という前提で対処していました。
コロディン
とりあえず試しに…と出されたのが、この「コロディン」。
かかりつけの動物病院で、高齢の猫や犬で反応が良かったので、とのこと。
ネットで検索したのですが、どんなサプリメントなのか詳細わかりませんでした。
でもこれをもらってすぐに「この症状だと脳疾患かも」となったので、飲んだのはごく初めの数日間のみ。
入手先 楽天 | Amazon | Yahoo! | 動物病院
抗炎症
進行性の脳疾患だった場合、しだいに患部周辺が圧迫されて炎症も進んでいきます。
抗炎症系のサプリなら炎症をへらせる=症状を緩和できるかもしれないと考えました。
アンチノール
アンチノールは、抗炎症作用が期待できるオメガ3脂肪酸のサプリ。
クロも長く飲んでいますが、飲み始めてしばらくは腎臓の数値がぐんとよくなりました。
高齢猫なら飲んでも害はないので、脳腫瘍と判明する前からチョビにも多めに飲ませ始めています。
少量のちゅーるに中身だけ混ぜて強制給餌。
口から食べられなくなってからも、チューブで栄養を入れていた間は流動食に混ぜていました。
※取り扱いは現在公式のみ(要病院コード)
免疫系
脳腫瘍もガンの一種。
免疫の強化はムダではないだろうということで、免疫系のサプリメントを多めに使ってました。
乳酸菌
なにはともあれ、すべてにおいておなかの健康は大前提。
チョビはもともとウンチが健康(カリントウ状態)で、乳酸菌を飲ませるとややゆるめになりましたが、そのまま続けてもらいました。
こちらもちゅーるや流動食に混ぜて。
使っていたのは、クロと同じH&JIN(旧JIN)です。
AHCC
うちではずっとクロにこれを飲ませてきました。
もともとは母がガンをやったときにみんな(母、私、クロ)でスタートしたもの。
チョビの病気がわかったので、ついでにいっしょに飲ませるようになりました。
その後チョビにはコルディも使い始め、一時併用。
ですが「キノコ系サプリの併用は効果を弱める」という説明を見かけ、AHCCは中止しました。
※NOWフーズのAHCCは現在生産中止
入手先 楽天 | Amazon | Yahoo! | iHerb
コルディ
コルディは、冬虫夏草というキノコの一種です。
冬虫夏草は人間用の漢方でも使われています。
免疫への良い効果が期待できるということで、チョビにはこちらを使うことにしました。
まずはサンプルから使用開始。
コルディには「G」と「M」があり、サンプルはゲルマニウムが添加されている「コルディG」。
どちらがいいのかは私も確信がもてないのですが……
ただでさえ飲むものが多いので、なるべく余計な成分は減らしたいというのもあり、ゲルマニウム抜きの「コルディM」を選択しています。
見ためはきなこのよう。
においは特になく、味もほとんどありません。(なめてみた)
こんな感じでちゅーるに混ぜて食べさせていました。
チョビ亡きあと、残ったコルディはクロがひきついでます。
できればこちらもそのうち詳細レポやりたいです。
モノリス虫草
モノリス虫草は、コルディの人間用でカプセル入り。
当初人間も一緒に飲もうと考えこちらにしたのですが、結局中身は同じなので割安なパウチのコルディに切り替えました。
そのほか
エネルギーのスムーズな代謝を期待して、ビタミンB(Now B-50 カプセルタイプ)もずっと継続。
入手先 楽天 | Amazon | Yahoo! | iHerb
とにかく免疫アップさせたい!と当初は別種の乳酸菌(ミヤフローラ)も追加したりしてました。
(こちらは在庫がなくなったときにそのまま終了。)
チョビは最終的に経鼻チューブから栄養を入れることができなくなったため、そのタイミングでサプリメント類もすべて終了しています。
まとめ
どのサプリメントに効果があったのかといわれると、私にもよくわかりません。
お薬ほど強力な作用があるわけではないし、見ためでわかるような変化もないです。
ただ、個人的には、乳酸菌(H&JIN)とオメガ3系脂肪酸(アンチノール)を推しておきます。
これらは長期間自分でとり続けてきて、体調の改善を実感できたので。
病気の猫さんのみならず、高齢になってきた子にも良いんじゃないかなぁと思います。
追記 私が飲んでいるのはNOWのオメガ3で、アンチノールではありません。でも最近人間用アンチノール↓も出たらしいですよ。
参考 「人間用のアンチノール出ました!〜『リプリノールアドバンス」(オークどうぶつ病院)
おまけ:猫介護中の人にはリポソーム型ビタミンC
さて、さいごにひとつオマケでご紹介しておきたいのが、疲労回復にぴったりなサプリメント。
こちらは人間用なので、興味のない方はとばしちゃってOKです。
猫介護生活につきものだったのが(自分の)睡眠の質の低下でした。
特に病状が末期近くになると、猫が気になって夜中に目がさめたり、そのまま眠れなくなるなんてこともしばしば。
おかげで朝になっても疲れのとれない日が続きがちでした。
その当時、私が飲んでで一番助かったのがこの、リポソーム化されたビタミンCのサプリメントです。
最近リアルでもあちこちで推してるから、嫌がられてるかもしれない ^^;
↑私がはじめて飲んだやつ
でもほんと、飲んだことなければ一度でいいから試してみてほしいです。
2時間おきに目がさめて、全部あわせても4~5時間睡眠なんてザラだった私の猫介護期。
それでもこれを飲んでから眠ると、不思議と朝が楽でした。
超寝不足時の泥のような寝覚めが、すこしダルいなぁ…くらいでおさまってくれるというか。
「あ、起きられない。これ続くと倒れるかも」だったのが、「なんとかいけそう」くらいに。
(ほんとはどれもダメなんですよ。寝不足は認知症リスクが上がります。)
そりゃあもちろん、一番いいのはたっぷりしっかり眠ることです!
そんなことはわかってますし、できることなら眠りたかったです私だって。
でもね。
お世話できるうちが幸せなんだから、今は全力でみてあげたいという時期があったんです。
どうしても無理してしまう時期が。
そんな体が悲鳴をあげそうなときに、どうにか助けてくれたのがこのリポ・ビタミンCだったんですよね。
猫介護中はなるべくこれを飲んでから寝るようにしたら、朝の疲労感がぐっと軽減しました。
(個人的な感想なので体感に個人差はあると思います。)
もしかしたらふつうのビタミンCでもいけるんでは?と、錠剤や粉末カプセルなんかも試してみました。
まあ、飲まないよりは良かったですが……
リポ・ビタミンCに比べるとやっぱり朝の実感はイマイチでしたね。
心身が疲れたときって、体内でビタミンCがたくさん消費されてるんだそうです。
この、リポソーム型ビタミンCというのは、成分を脂質の特殊カプセルに閉じ込めたもの。
ふつうのビタミンCは水溶性なので、しっかり吸収される前にほかの水分と一緒に、サラーッと体外へ出てってしまいます。
でも脂質でコーティングされていると体内にくっつきやすくなり、その間にゆっくりたっぷり吸収される、ってことらしいです。
(たぶん。理解がまちがってたらごめんなさい。)
Amazonや楽天、Yahoo!あたりでも入手できますが、リポ・ビタミンCに関しては、私のおすすめはiHerb。
種類が豊富だし、よりリーズナブルなものがあったりします。
iHerbはアメリカの通販サイトですが、購入から支払いまですべて日本語でできるので、Amazonなんかと同じように使えます。
英語苦手でもこわくないです。
iHerbで扱っているものはどれもちゃんとしてるので、とりあえず味に期待しなければ、安いものでいいかも。
いろんなメーカーのものを飲んでみましたが、今のところ体感はどれも大差なかったです。
違うのは味(まずさ)とパッケージくらい。
気に入ったメーカーやブランドができてもわりとすぐ在庫切れや終売になっちゃうので、そのへんは臨機応変に。
私もほとんどお試し感覚で毎回違うメーカーのものを買ってます。
効果的に使うコツは、寝る前などのおなかが空っぽのときに飲むこと。
あと、冷たい水にゲルを落として、くるくるまわして(味わわずに)ゴクっと一気飲みがおすすめ。
最近はいろんなタイプのリポ・ビタミンCも出てるようですが、私はまだゲルタイプしか飲んだことがないです。
どれも1回使い切りのパウチに5ml前後入ってて、水にしぼりだして飲んでました。
(粒や大容量パックなどもあり)
メーカーによっては甘く味付けされたものや、水に落とすと白く溶けちゃうものもあるので、飲みかたはその製品ごとに自分にあった方法を開拓してください(笑)
美容マニアさんからも「美肌にいい!」という声を聞きますので、そういう期待で飲んでみるのもアリかもしれません。
↑まずいけどわりとすぐ慣れたやつ
入手先 楽天 | Amazon | Yahoo! | iHerb
コメント