【チョビの脳腫瘍闘病:使ったお薬編(内服、点滴、注射など)】

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ピースのフリーズドライブーフとチョビ 2020/1/13

お気に入りのおやつを食べる、ありし日のチョビ

 

今回は、チョビの脳腫瘍発症以降に使用したお薬についてのまとめです。

点滴やビタミン剤についてもこちらに入れています。

※チョビの場合外耳炎治療は脳腫瘍の影響に含めず、目の異常以降を発症ととらえています。

 

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サンピロ(点眼液)

昨秋とつぜん、チョビの左目の瞳孔が収縮しないという症状が出ました。

そのとき始めにもらったお薬がこちらのの「サンピロ」。

本来は緑内障治療用の点眼薬。

 

サンピロ点眼液

サンピロ点眼液

 

【再びチョビに異変~原因不明の瞳孔開きっぱなし】
チョビの瞳孔が片方だけ収縮しなくなってしまいました(黒目が開きっ放し)。診察を受けたところ、とりあえず急を要する症状ではなさそうだったので少しだけ安堵。とは言えまだ治っておらず原因も未確定です。症状発覚から現時点までの経過を、こちらに記録しておきます。

 

しばらく薬を使いながら様子をみましたが、一向に改善する気配なし。

そうこうするうちなんとなく元気がなくなり、寝ていることが増えました。

てっきり「目に違和感があるせいだろう」と考えていたのですが……

今から思えばすでに、脳腫瘍の症状が出始めていたのかもしれませんね。

 

ガスター(ファモチジン)とオンシオール/経口

目の検査といっしょに受けた血液検査では、妙な炎症反応が確認されました。

 

私にはまったく思い当たるふしがなかったのですが、たまたま数日前、チョビが母に足を踏まれるという事故があったことが発覚。

 

炎症反応はそのせいかも?ということで、痛み止めのオンシオールが処方されました。

さらにオンシオールは胃が荒れるということで、胃薬のガスター(ファモチジン)もいっしょに。

 

ガスターとオンシオール

ガスターとオンシオール

 

こちらは1~2日飲ませましたが、まるっきり変化がなかったので早々に中止しています。

さらにこの頃には、チョビに徘徊イラつき(狂暴化)が出始めていました。

 

【精密検査でチョビの現状判明~病名確定は次回通院時】
フクが亡くなって以降、残された猫達はそれなりに穏やかな日々を送っていました。ところが秋頃からチョビに異変が出始め……その体には想像以上に深刻な病が隠れていました。備忘録も兼ね、チョビに異変が出る直前から今までの流れをざっとまとめます。

 

ちなみにこのガスターは、体調の再悪化後(3月以降)にも処方されています。

そのときはすでに錠剤では飲めなくなっていたので、あらかじめ粉末にしてもらいました。

 

プレドニン(プレドニゾロン)/経口ステロイド

徘徊や旋回行動について相談したところ、病院から「脳が原因ではないか」と指摘されました。

でもこの時点では家族全員、なにか認知症的なものかもと甘く考えていたんですよね。

命をおびやかすような病が隠れているとは、露ほども思わず。

 

その後、紹介された病院の精密検査で「脳腫瘍の可能性大」という絶望的な告知をされました。

そこで出されたのが、このプレドニン(プレドニゾロン)

 

プレドニン5mg(ステロイド)

プレドニン5mg(ステロイド)

 

そんな重病なのに、出るのは単なるステロイドだけ?と当初はちょっと不安になりましたが、驚くことにこれのおかげでみるみる症状が落ち着いていきました

うれしい反面、「脳腫瘍確定」といわれたようで複雑な思いもしましたっけ。

 

結局「この部位の脳腫瘍は積極治療ができない」ということになり、以降は症状をステロイドで抑えながらの緩和治療へ。

 

【2020年・新年のご挨拶とチョビの経過報告】
あけましておめでとうございます。今回の更新ではチョビの検査結果の詳細を書く予定だったのですが、一部の結果がまだ出ておらず病名も確定していないため、そちらは確定後に改めてご報告しようと思います。今回は、検査後のチョビの体調の変化具合についてまとめてみました。

 

このままずっと、永遠に症状が抑えられてくれればと願ったのですけどね……。

 

ステロイドは、量などを微調整しながら最期までずっと使っていました。

そういえばフクのときも、ステロイドにはとてもお世話になりました。

 

プロナミド(ガスモチン)/胃腸機能調整薬・内服

チョビは3月半ばくらいからふたたび体調が悪化し、しだいに吐くようになっていきました。

当初はまだ口や鼻チューブからの強制給餌ができていたので、プロナミドとセレニアを内服薬で使用開始。(先ほど書いたガスターも。)

 

プロナミド(ガスモチン)は胃腸の動きをサポートするお薬です。

チョビの場合、胃腸がうまく働いていなそうということでこちらが処方。

口から飲める子には錠剤で出ると思いますが、うちはフードや水に混ぜるので粉末でした。

 

そんなわけで、プロナミドもセレニアも、うちで飲ませていたのはたんなる白い粉です。

画像があってもあまり意味がないかと思い、写真は撮っていませんでした。

今思えば一応撮っておけば良かったかなー

 

セレニア/吐き気止め・内服

セレニアには内服用の錠剤と注射がありますが、こちらは錠剤について。

 

本来は乗り物酔い防止を目的とした吐き気止めです。

有効成分が嘔吐中枢に作用することで、さまざまなタイプの吐き気を抑えてくれます。

成分の含有量によっていくつか種類があり、体重や体調によって使い分けるようです。

 

セレニアはフクのときにもすごくお世話になっています。

吐き気止めとしてはけっこう強力なお薬のようでした。

 

【チョビに経鼻カテーテル~しばらく安定していた脳腫瘍が再発】
今月半ば以降チョビの体調が悪化しています。備忘録を兼ね、急変から現状までを、ツイッターやインスタグラムの投稿を引用しながらまとめました。今はチョビの辛さ軽減を最優先し、できるだけしんどくない時間を長く作ることを目標にしています。

 

ソルラクト点滴

脳腫瘍がわかって以降、自力で食べられていたうちは補助として2~3日に1回、100mlほど点滴していました。

それが経鼻チューブの強制給餌となり、ほぼ毎日の点滴へ。

 

ソルラクトにレスチオンを注入

1パックを2回にわけて点滴していたため、ビタミン剤が全体に混ざらないよう気をつかいました

 

当初はソルラクトそのままの状態で入れていましたが…

すい炎などの検査をした際の血液検査で、電解質のバランスがめちゃくちゃなことが判明。

病院にたのみこみ、点滴にビタミン剤(詳細はこのあと)を追加させてもらいました。

 

【チョビの脳腫瘍経過まとめ~3月末から亡くなるまで】
すでにお知らせしましたが、チョビは病気発覚から4か月の脳腫瘍闘病を終え、4月26日に眠りにつきました。ツイッターやインスタグラムからの引用を交え、3月終わりから亡くなるまでのチョビの経過をまとめました。

 

チョビは250mlのソルラクトパックを、2回にわけて(1回約100mlずつ)点滴していました。

1つの輸液パックを数回にわけて使うには、ライン(チューブ)はそのままで、輸液終了後すぐ針だけ新品に交換しておきます。
数回使いまわすためのラインは、1回使い切りのラインより長さがあることが多いです。
長いほうが雑菌などの汚染防止効果が高いのだとか。
うちは本来使い切り用の短いラインを自己責任で使いまわしているので、同じラインは1パック最大2回までしか使っちゃダメと言われています。

 

ビタミン剤は紫外線に弱いので、きちんと効果があるように使うにはコツがいります。

病院から教えられた方法はこの2つ。

病院的には、推奨は2のようです。

 

1.あらかじめ点滴回数分のビタミン剤を輸液パックに注入し、全体的に混ぜてしまう。
1回目を点滴し終えたら、黒い布などでパックをカバー(光線除け)して保管。
その後もできるだけ早め(翌日など)に使い切る。
2.1回ごとに必要量のビタミン剤を注入。
1回目は静かに注入してビタミン剤を沈殿させ、全体に混ざらないように点滴。
2回目も同様に注入するが、使い切るのであれば全体に混ざってしまってもOK。

 

ソルラクトにレスチオンを注入

2回目(残りの100ml)は一度に全部使い切れるので、ビタミン剤が混ざってしまっても大丈夫

 

ビタミン剤は輸液よりも重いため、沈殿させて使うのはそんなに難しくありませんでした。

ただ「ビタミン剤はしみる」という話もあるので、点滴始めに濃いビタミン剤がダイレクトに入ると、いやがる子もいるかもしれませんね。

 

ちなみにチョビは、すでに気力体力がなかったのでほとんど抵抗しませんでした。

そのあとクロに余ったビタミン剤を点滴したときは、いつもよりかなり抵抗されたからちょっとしみてたっぽいです… ^^;(ゴメンね)

 

点滴用 生理食塩水

本当に末期の頃だけですが、電解質バランスのひどさからこちらの併用を提案されました。

「(気休めていどでも)若干こちらのほうがナトリウム量が多いので」ということです。

点滴に生理食塩水を使うのは、私はこれが初めて。

 

静脈点滴用の生理食塩液

500ml入りの生理食塩水。2回にわけて使っていました

 

その頃は朝晩2回点滴をしていて、朝200、夜100の、合計で300mlです。

入れても入れても胃液や胆汁として出てしまうため、ギリギリまで増やしてました。

併用パターンは、朝:生食200→夜:ソルラクト100→朝:生食200…というローテーション。

 

もちろんソルラクトだけでなく、生理食塩水にもビタミン剤を入れています。

 

ビタミン剤

ビタミン剤も、今回が初めての使用でした。

かかりつけでは本来は自宅で入れさせてくれないようでしたが、先生とは長いおつきあいということもあって、ちょっと特別に許可してもらった感じです。

 

ビタミン注セット

点滴用ビタミン剤一式。シリンジは10ml用

 

厳密にいうとお薬ではないので、効果のほどは?といわれると「うーん?」となりますが……

少しでも楽でいられる可能性があるならと思い、最後まで続けていました。

 

ビタミン注 レスチオン

量は5~10mlの指定

 

指定量は1回5~10mlでしたが、チョビにはフルの10mlを入れてました。

後日余った分をクロに入れたときは、5mlずつチビチビ使ってます。

 

レスチオンのキャップ

フタをはずすと現れるゴム部分は、針を刺す前に必ずアルコール消毒をします

 

そういえばこの時期はコロナの影響でアルコール綿が入手困難だったんですよね。

毎日2~3枚のペースでなくなっていくアルコール綿に、不安な気持ちがつのっていました。

結局アルコール綿が底をつく前に、チョビは天国へ行ってしまいましたが……。

 

セレニアとプレドニン(注射用)

闘病末期は吐き気が一層ひどくなり、鼻チューブからの給餌や投薬がむずかしくなっていきました。

それでもできる限り苦痛をへらすため、一部の薬は皮下注射に切りかえて継続。

内服で使っていたセレニア(吐き気止め)とプレドニン(ステロイド)はともに注射用(セレニア注・プレドニゾロン注射液)があったので、そちらに変更してもらいました。

 

セレニアとプレドニンのバイアル

バイアル瓶に小分け。セレニアが透明液、プレドニンが白濁液

 

これらは本来病院で打つもののようでしたが、今回は通院がきびしかったため、自己責任の上で自宅でおこなわせてもらいました。

 

キャップ部分にゴムがついているのでここに針を刺します。

※ゴム部分は針を刺す前にかならずアルコール綿でふいて消毒

液を抜きとるときは瓶をさかさまにし、空気が入らないようにシリンジをちゅーっとひきます。

闘病中は毎日いっぱいいっぱいだったので、薬剤抜いてるときの写真は撮り忘れました。

 

シリンジに入ってしまった空気はなるべくあとで押し出します。

でも空気の混入には、そんなに神経質にならなくても大丈夫だと思います。

皮下点滴同様、少量であれば体内に吸収されてしまうそうです。

 

注射セット

注射に必要な一式。シリンジ(1ml用)と針は1回ごとの使い切り

 

皮下点滴するときのように、注射する部分の皮膚をアルコール綿でふいてまずは消毒。

そのあと点滴の要領で、皮膚のたるみ部分にピュッと注射します。

皮下点滴をしたことがあれば、こちらの注射はまったく問題なく打てると思います。

 

注射する薬剤の量

セレニアもプレドニンも、打つのは1回0.4mlずつでした

 

薬ごとにシリンジと針を交換するので、1回の注射につきシリンジ2+針2が必要です。

それぞれ0.4mlずつ注射してました。

毎日の注射+ビタミン剤+点滴で、この時期はものすごい勢いで針とシリンジの山ができていきましたね……

 

下の写真は、チョビ闘病時にうちにあった針、3種類。

 

注射針3種

注射針いろいろ。セレニアなどの注射には26Gを使用

 

左のピンクの18Gが、皮下点滴用。(うちの病院は、どうやらよそより太いみたいです。)

上の青い23Gが、皮下点滴に入れるビタミン剤用。

右の茶色い26Gが、セレニアなどの皮下注射用。

こうしてみると針の太さってけっこう違いますねー。

 

さいごに

ものすごーくたくさんの薬を使っていた気分でしたが、こうして並べてみると思ったより少なかったです。

むしろフクのときのほうがいろいろ使っていたかも。

 

脳腫瘍がガンの一種だといっても、抗がん剤や放射線治療でもしない限り、緩和治療で使える薬はそんなにはないんでしょうね…。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。
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