クロが亡くなって3週間以上がたちました。
何をしてもクロを思いだす時期は越えましたが、まだ朝晩はダメですね…
寝起きと就寝前にクロを確認するのが日課だったので、どうしても感情的になります。
先日公開した、5月第1週の経過記録はこちら。

今回はその続きで、亡くなる3日ほど前までの記録です。
5月7日 (日)体重低下
◆体温38.0度
⇒関連記事(体温計)

◆体重2.38kg
前日までの2.5kg台から、いっきに2.3kg台へ。
どこまで減っていくのかと恐怖を感じました。
⇒関連記事(体重計)

◆皮下点滴:190ml
⇒関連記事(点滴方法)

排泄
おしっこ:少量ずつ 計6回
吐き気
給餌
昼:シリンジ給餌2回(メルミル水 計5ml)
夕:シリンジ給餌1回(メルミル水 計3ml)
⇒関連記事(乳酸菌)

薬
セレニア(点滴)
朝:ラプロス(腎臓薬)、メルカゾール(甲状腺薬)、メトロニダゾール(抗菌薬)、アンチノール(脂肪酸)、フォルテコール(心臓~腎臓薬)
昼:ファモチジン、プリンペラン、マイトマックス(整腸剤)
夕:ファモチジン、プリンペラン、マイトマックス(整腸剤)
夜:ラプロス、メルカゾール、メトロニダゾール、アンチノール、アムロジピン(降圧剤)、ステロイド(抗炎症薬)
セレニア(注射)
⇒関連記事(ラプロス、アンチノール、ステロイド)



サプリメント
昼:アミノ酸、整腸剤(ミヤリサン)
夕:レンジアレン、アミノ酸、美ちょう寿、ビタミンB、ビタミンC、整腸剤(ミヤリサン、ビオスリー)
※少量ずつ組み合わせ、2種類のカプセルにつめて給餌後に投与
⇒関連記事(レンジアレン、アミノファイン、美ちょう寿、ビタミンB、ミヤリサン)





5月8日 (月)謎の体重増加
◆体温 37.5度
◆体重 2.56kg
前日2.3kg台が出たのに、また2.5kg台…?
増える要因はなにもないはず。
クロはあまりエネルギーがとれていないにも関わらず、しばらく2.5kg台が続いていたのもなんだかちょっと??
さらにこの日は、シロの体重まで2.57kgと出てしまいます。
このへんから、「なにか(体重計?)がおかしいのでは?」という疑問がわき始めました。
◆皮下点滴:190+60ml
排泄
おしっこ:少量ずつ 計6回
吐き気
給餌
昼:シリンジ給餌1回(メルミル水 8.5ml)
夕:シリンジ給餌1回(メルミル水 4.5ml)
薬
昼:ラプロス、メルカゾール、メトロニダゾール、アンチノール、フォルテコール
夕:ファモチジン、プリンペラン、マイトマックス
セレニア(注射)
夜:ラプロス、メルカゾール、メトロニダゾール、アンチノール、アムロジピン、ステロイド
ファモチジン
サプリメント
夕以降:アミノ酸、整腸剤(ミヤリサン)
※少量ずつ組み合わせ、2種類のカプセルにつめて給餌後などに投与
5月9日(火)むくみが出始める
◆体重2.50kg
体重計の故障疑惑は、自分のはかり方が悪かったのかも…?
使用前に床が水平で安定していることを確認し、電池も交換。
その後あらためてなんどか計ってみましたが……クロの数値は毎回同じでした。
ためしに重さがわかっているキャットフードなどもいくつか計りましたが、どれも正しく出ています。
思いすごしだったかと考え、とりあえず使用は継続へ。
◆体温37.2度
◆皮下点滴:190ml(朝)
この日の夜はまだむくみが少し残っており、点滴の吸収スピードが落ちている印象でした。
排泄
おしっこ:少量ずつ 計5回(うち1回はトイレ外)
吐き気
17時 ヨダレ ⇒ファモチジン投与するも改善せず(その後自然におさまり嘔吐はなし)
給餌
昼:シリンジ給餌1回(メルミル水 9ml)※ロス多
夕以降:ヨダレ確認のため給餌見送り
薬
朝:ラプロス、メルカゾール、メトロニダゾール、アンチノール、フォルテコール
昼:マイトマックス、セレニア(注射)
夕:ファモチジン、プリンペラン
ファモチジン(再)
夜:ラプロス、メルカゾール、メトロニダゾール、アンチノール、アムロジピン、ステロイド
ファモチジン
サプリメント
昼:レンジアレン、アミノ酸、美ちょう寿、ビタミンB、ビタミンC、整腸剤(ミヤリサン、ビオスリー)
夜:整腸剤(ミヤリサン)
※少量ずつ組み合わせ、2種類のカプセルにつめて給餌後などに投与
5月10日(水)点滴がなかなか吸収されない
◆体重2.70kg(6時)、2.45kg(7時半)、2.59kg(23時)
朝、前日より体重が増えているのを見てショックを受けました。
(前日の摂取エネルギー量がかなり少ないため、ふつうはありえない)
これって点滴の水分が残っているせい…??
さらに時間をおいて計るとおしっこもしてないのに体重が減っています。
さすがにおかしいと感じ、体重計を新たに購入するためのリサーチを開始しました。
◆体温36.6度
体温が36度台まで下がったのはおそらく初めて。
前日からの体調の悪さもあり、そろそろ別れが近いことを感じます。
◆皮下点滴:130ml(8時)
むくみははっきりと確認できませんが、謎の体重増加が心配で点滴をどうするか悩みます。
再度体重をはかると(体重計故障疑惑はあるものの)前日より減ってはいました。
さらに皮膚をつまむと脱水状態だったため、迷ったあげく点滴を決行。
排泄
おしっこ:少量ずつ 計4回
吐き気
給餌
昼:シリンジ給餌1回(メルミル水 2ml)
夕:シリンジ給餌1回(メルミル水 2ml)
薬
ラプロス、メルカゾール、メトロニダゾール、アンチノール、フォルテコール
ファモチジン(嘔吐後再投与)
夕:ファモチジン、プリンペラン、マイトマックス
夜:ラプロス、メルカゾール、メトロニダゾール、アンチノール、アムロジピン、ステロイド
セレニア(注射)
サプリメント
アミノ酸、整腸剤(ミヤリサン)
※少量ずつ組み合わせ、2種類のカプセルにつめて給餌後などに投与
シリンジからのメルミル水も、朝にわずかな量のみ
水を飲み込むのもしんどい様子できることも限られてきて、ただそばにいることしかできないのが辛いです
— kuro@腎不全猫 (@kuro_kidney) May 10, 2023
5月11日 (木)体重計の故障が発覚
◆体重2.39kg
故障疑惑はあるものの、この時点では妥当な体重か。
…と思っていたところ、父から「体重計がおかしい」と指摘されました。
シロの体重(2.5kg台と出る)が体感からかけ離れているのを不審に思い、確認したもよう。
(人間用の体重計でシロを抱いてはかり、自重を引いたかなにかしたらしいです)
さすがにこれはまずいと、即座に新しい体重計を注文しました。
◆体温37.2度
◆皮下点滴:(朝)130+(深夜)130ml
排泄
おしっこ:少量ずつ 計4回(うち2回トイレ外)
吐き気
給餌
昼:シリンジ給餌1回(メルミル水 2ml)
夕:シリンジ給餌1回(メルミル水 6.5ml)
薬
朝:ラプロス、メルカゾール、メトロニダゾール、アンチノール、フォルテコール
夕:セレニア(注射)
夜:ラプロス、メルカゾール、メトロニダゾール、アンチノール、アムロジピン、ステロイド
ファモチジン、プリンペラン
マイトマックス
サプリメント
昼:アミノ酸、整腸剤(ミヤリサン)
※少量ずつ組み合わせ、2種類のカプセルにつめて給餌後などに投与
5月12日(金)外を堪能+落下事故
朝、久々にベランダに出たいと催促されたので出してみました。
時間にして5~10分ほどですが、外の空気と音、においを堪能しているようでした。
ベランダに出たのは結局これが最後になりました。
◆体重2.57kg
体重計の故障はほぼ確定でしたが、新しいものが届くまでの参考程度に使用していました。
◆体温37.9度
◆皮下点滴:(朝)70+(夜)130ml
排泄
おしっこ:ごく少量ずつ 計3回
吐き気
給餌
昼:シリンジ給餌2回(メルミル水 計6.5ml)
夕:シリンジ給餌1回(メルミル水 2ml)
薬
朝:ラプロス、メルカゾール、メトロニダゾール、アンチノール、フォルテコール
夜:セレニア(注射)
ラプロス、メルカゾール、メトロニダゾール、アンチノール、アムロジピン、ステロイド
ファモチジン
サプリメント
夕:アミノ酸、整腸剤(ミヤリサン)
※少量ずつ組み合わせ、2種類のカプセルにつめて給餌後などに投与
2月以降体調が悪化してからははまったく出たがらなかったのですが、突然出ると言い出したので不思議に思いました
今思えば、大好きだったベランダの風景に別れを告げていたのかもしれませんね
— kuro@腎不全猫 (@kuro_kidney) May 18, 2023
この日は午後、クロがふとんと古いテレビのすきまに落ちて身動きできなくなる事故が発生。
(職場の監視カメラによりリアルタイムで目撃していました)
以前であれば苦もなくはいあがれるほどの、わずかなすきまです。
運悪く母は病院の日で家には誰もいません。
仕方なく仕事を少しはやめに切りあげ、急いで帰宅しました。
家につくと、自力でなんとか脱出したらしきクロが疲れて寝床でぼんやりしていました。
SMSで相談していた看護士さん(かかりつけの院長の奥さま)にも、すきまなどに落ちて出られなくなる危険性は注意されていました。
体力の低下によって、以前では考えられなかったような事故が起こることを実感します。
寝室内でよかったですが、これが万一浴室などであれば、死にいたる事故になりかねません。
すぐに室内の危険個所をチェックし、すべて対策をしておきました。
5月13日(土)むくみと脱水、筋力低下
◆体重2.63kg
体重はあくまでも参考値。
はやく新しい体重計が届かないかとやきもきしていました。
◆体温36.6度
◆皮下点滴:130ml
体はむくんでいるような、いないような…
元気なときのようにわかりやすくたぷたぷしないので、吸収されているかとてもわかりにくくなりました。
皮膚をつまむとやはり脱水気味なので、いつもより少なめの量だけ点滴。
排泄
おしっこ:少量ずつ 計5回(うち3回はトイレ外)
吐き気
給餌
昼:シリンジ給餌1回(メルミル水 6.5ml)
夕:シリンジ給餌1回(メルミル水 4ml)
薬
昼:ファモチジン、プリンペラン⇒嘔吐
プリンペラン(再投与)
夕:セレニア(注射)
夜:ラプロス、メルカゾール、メトロニダゾール、アンチノール、アムロジピン、ステロイド、プリンペラン
ファモチジン
サプリメント
※少量ずつ組み合わせ、2種類のカプセルにつめて給餌後などに投与
この日は足のふらつきがさらに進行。
歩くだけでよろけるほどに筋力が落ちてきていました。
5月14日(日)自力でトイレに行けなくなる
◆体重3.36kg(朝)、3.25kg(夕)
ようやく新しい体重計が届いたので、そちらで計ってみると、なんと3kg台。
朝点滴を130ml入れたのを考慮しても体重がありすぎます。
むくみが確認しずらかったこともありますが、ずっと水分が吸収されないまま点滴を重ねていたのかとゾッとしました。
(『水が吸収されないまま点滴をし続けると内部で水が腐敗する』と以前注意されました)
皮膚をつまめば脱水ではあるけれど、これ以上入れるのは危険かも。
こういう場合どうすべきか、翌日病院に相談することにしました。
◆体温37.6度
◆皮下点滴:130ml(朝)
朝、体重を計る前に点滴を入れてしまったことを後悔。
きちんと吸収できていないのに、さらに入れてしまったようです。
排泄
おしっこ:少量ずつ 計4回(うち2回はオムツ)
吐き気
夕:ヨダレを確認⇒ その後おさまり嘔吐はなし
給餌
昼:シリンジ給餌2回(メルミル水 計3ml)
夕:シリンジ給餌1回(メルミル水 2ml)
薬
昼:マイトマックス
プリンペラン、マイトマックス
夕:ラプロス、メルカゾール、メトロニダゾール、アンチノール、アムロジピン、ステロイド
セレニア(注射)、プリンペラン
ファモチジン
サプリメント
昼以降:アミノ酸、整腸剤(ミヤリサン)
※少量ずつ組み合わせ、2種類のカプセルにつめて給餌後などに投与
昨夜から急速に足腰が弱ってきてます
今日の午後には自力でトイレに行けなくなりましたもう抵抗する体力もないようなので、猫用オムツをつけてもらってます
経験上、ここまでくるともう……お別れが近いと、覚悟せざるを得ません#猫の腎不全とおつきあい #猫介護 #猫のおむつ #猫のマナーウェア pic.twitter.com/3TtUJM0kJS
— kuro@腎不全猫 (@kuro_kidney) May 14, 2023
今回の記録はここまでとなります。
最期の3日間の記録は、ブログとnoteどちらにまとめるか、まだ検討中です。
おすすめ:「はじめての猫のターミナルケア・看取り」

今回、この本にとても助けられています🥲
私は心身弱ってくると字がびっしりならぶ本がしんどくなりがちなんですが、
この本は適度にマンガやイラストがはさまっており、弱った心に優しい作りですもしまだ読んだことがなければ、ぜひ一度手にとってみてくださいhttps://t.co/2HiIfjPt3Y
— kuro@腎不全猫 (@kuro_kidney) May 5, 2023
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