【2023年5月第2週のクロの経過記録をふりかえる】

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ベランダのクロ 2023/5/12

5/12 最後のベランダひなたぼっこ

 

クロが亡くなって3週間以上がたちました。

何をしてもクロを思いだす時期は越えましたが、まだ朝晩はダメですね…

寝起きと就寝前にクロを確認するのが日課だったので、どうしても感情的になります。

 

先日公開した、5月第1週の経過記録はこちら。

【2023年5月第1週のクロの経過記録をふりかえる】
クロが亡くなってまもなく2週間。クロの闘病記録が4月でストップしていましたが、今回はその続きです。現在シロが体調を崩してまさに闘病中のため、クロの経験がシロの介護にも活用できるように、忘れないうちにまとめておきます。

 

今回はその続きで、亡くなる3日ほど前までの記録です。

末期に近づくにつれ記録内容が細かくなっていきますので、興味のない部分はどんどん読み飛ばしてください。

 

 

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5月7日 (日)体重低下

クロの体温 2023/5/7

 

◆体温38.0度

⇒関連記事(体温計)

【動物用デジタル体温計の使い方をうちの猫で解説(MT-G19)】
今回はいくつかお問い合せをいただいていた、動物用体温計の使用レポです。購入のきっかけはフクの体調管理。うちのかかりつけ病院でもこれを使っていました。サイズは人間用の体温計と同じくらい。専用のプラスチックケースも付属し、肛門や直腸が傷つかないよう先端が曲がるようになっています。

 

◆体重2.38kg

前日までの2.5kg台から、いっきに2.3kg台へ。

どこまで減っていくのかと恐怖を感じました。

 

⇒関連記事(体重計)

【体重計ペットヘルスを買ってみました】
気のせいか、クロちゃんさいきんムッチリ気味。あんまり体重が増えると心臓や糖尿の心配も出てくるので、思い切ってペット用の体重計を買いました。なんだか思ってたよりも大きいですね。

 

◆皮下点滴:190ml

⇒関連記事(点滴方法)

【皮下輸液(点滴)のコツなどまとめ:2022年版】
先日SNSにクロの最近の点滴の様子をアップしたところ、案外反響がありまして。そういえば点滴についてはブログに書散らすだけで、まとめたことがなかったかもしれません。今回はあらためてこれまでの内容をざっと見直し、輸液の際に参考になりそうな記事をピックアップしてみました。

 

排泄

ウンチ:夜に水便 少量
おしっこ:少量ずつ 計6回

 

吐き気

20時半 胃液を嘔吐

 

給餌

朝:シリンジ給餌2回(メルミル水 計12ml)
昼:シリンジ給餌2回(メルミル水 計5ml)
夕:シリンジ給餌1回(メルミル水 計3ml)

 

メルミル水
メルミル介護期用1パックに乳酸菌(H&JIN)小さじ1と水10mlをまぜて裏ごし】したもの。
1パック分まとめて作り20mlシリンジ2本につめて冷蔵保存。
(保存時はシリンジ点滴用に病院からもらったキャップを転用して先端を密封)
体調にあわせてさらに水で薄め、10mlシリンジで強制給餌に使用。
※摂取量として記録しているのは【】内(再度薄める前)の状態

 

 

⇒関連記事(乳酸菌)

【猫に乳酸菌サプリメントJIN(ジン)を使い始めて気づいたこと】
腸内環境の改善と免疫力アップをめざし、動物用乳酸菌のJINを再び使い始めました。そろそろ一週間ですがなんと便臭が激減!乳酸菌で糞便が臭わなくなるしくみを調べてみました。ウンチが臭わないとなぜ腎臓病に良いのか?その辺についても考察しています。

 

早朝:ファモチジン(=ガスター。胃酸中和剤)、プリンペラン(胃腸薬)、マイトマックス(整腸剤)
セレニア(点滴)
朝:ラプロス(腎臓薬)、メルカゾール(甲状腺薬)、メトロニダゾール(抗菌薬)、アンチノール(脂肪酸)、フォルテコール(心臓~腎臓薬)
昼:ファモチジン、プリンペラン、マイトマックス(整腸剤)
夕:ファモチジン、プリンペラン、マイトマックス(整腸剤)
夜:ラプロス、メルカゾール、メトロニダゾール、アンチノール、アムロジピン(降圧剤)、ステロイド(抗炎症薬)
セレニア(注射)

 

⇒関連記事(ラプロス、アンチノール、ステロイド)

【新薬ラプロスを猫に半月ためしてみた感想とメモ】
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ようやくの猫用アンチノールレポです。前回のクロの検査がイマイチで、病院から勧められたのがこのアンチノールというサプリ。うちのかかりつけはめったにサプリメントを勧めたりしないのですが、こちらは以前から病院の猫ちゃんワンちゃんで好感触だったのだそうです。
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一時はお別れも近いかと覚悟したチョビの脳腫瘍。処方されたステロイドは、今のところ劇的といっても良いほどの効き目をみせています。いつまで効果が維持できるかわかりませんがチョビはとても元気です。現在チョビが飲んでいるステロイドについても、このへんで一度おさらいしておこうと思います。

 

マイトマックス
生きた乳酸菌で、崩れた腸内バランスを整える作用が期待できます。
下痢止めが強すぎて便秘になったのでこちらに変更されました。
当初クロにはわりと効果があり、水様便がかなり固形化したため、継続使用。
ただこの時期になるとそれを上回る不調となり、ウンチはつねにゆるかったです。

 

サプリメント

朝:レンジアレン、アミノ酸、美ちょう寿、ビタミンB、ビタミンC、整腸剤(ミヤリサン、ビオスリー)
昼:アミノ酸、整腸剤(ミヤリサン)
夕:レンジアレン、アミノ酸、美ちょう寿、ビタミンB、ビタミンC、整腸剤(ミヤリサン、ビオスリー)
※少量ずつ組み合わせ、2種類のカプセルにつめて給餌後に投与

 

 アミノファイン パッケージ表   

⇒関連記事(レンジアレン、アミノファイン、美ちょう寿、ビタミンB、ミヤリサン)

【リン吸着剤比較:新旧カリナール1、イパキチン、PEキドキュア、レンジアレン】
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【猫のお腹改善にもミヤリサン?】
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5月8日 (月)謎の体重増加

クロの体温 2023/5/8

 

◆体温 37.5度

 

◆体重 2.56kg

前日2.3kg台が出たのに、また2.5kg台…?

増える要因はなにもないはず。

クロはあまりエネルギーがとれていないにも関わらず、しばらく2.5kg台が続いていたのもなんだかちょっと??

さらにこの日は、シロの体重まで2.57kgと出てしまいます。

 

このへんから、「なにか(体重計?)がおかしいのでは?」という疑問がわき始めました。

 

◆皮下点滴:190+60ml

 

排泄

ウンチ:夕方と夜で水便 やや少量~少量 計2回
おしっこ:少量ずつ 計6回

 

吐き気

21時 ヨダレ確認⇒ファモチジン投与(嘔吐は回避

 

給餌

朝:シリンジ給餌3回(メルミル水 計8ml)
昼:シリンジ給餌1回(メルミル水 8.5ml)
夕:シリンジ給餌1回(メルミル水 4.5ml)

 

早朝:ファモチジン、プリンペラン、マイトマックス
昼:ラプロス、メルカゾール、メトロニダゾール、アンチノール、フォルテコール
夕:ファモチジン、プリンペラン、マイトマックス
セレニア(注射)
夜:ラプロス、メルカゾール、メトロニダゾール、アンチノール、アムロジピン、ステロイド
ファモチジン

 

サプリメント

朝~昼:レンジアレン、アミノ酸、美ちょう寿、ビタミンB、ビタミンC、整腸剤(ミヤリサン、ビオスリー)
夕以降:アミノ酸、整腸剤(ミヤリサン)
※少量ずつ組み合わせ、2種類のカプセルにつめて給餌後などに投与

 

5月9日(火)むくみが出始める

クロ 2023/5/9

簡易ケージ内のクロ

 

◆体重2.50kg

体重計の故障疑惑は、自分のはかり方が悪かったのかも…?

使用前に床が水平で安定していることを確認し、電池も交換。

その後あらためてなんどか計ってみましたが……クロの数値は毎回同じでした。

ためしに重さがわかっているキャットフードなどもいくつか計りましたが、どれも正しく出ています。

思いすごしだったかと考え、とりあえず使用は継続へ。

 

◆体温37.2度

クロの体温 2023/5/9

 

◆皮下点滴:190ml(朝)

この日の夜はまだむくみが少し残っており、点滴の吸収スピードが落ちている印象でした。

 

排泄

トイレのクロ 2023/5/9

体力が落ち、トイレでうずくまることも

 

ウンチ:朝と夜 水便を少量すつ2回
おしっこ:少量ずつ 計5回(うち1回はトイレ外)

 

吐き気

9時 胃液(胆汁なし)
17時 ヨダレ ⇒ファモチジン投与するも改善せず(その後自然におさまり嘔吐はなし

 

給餌

朝:シリンジ給餌1回(メルミル水 4.5ml)
昼:シリンジ給餌1回(メルミル水 9ml)※ロス多
夕以降:ヨダレ確認のため給餌見送り

 

早朝:ファモチジン、プリンペラン、マイトマックス
朝:ラプロス、メルカゾール、メトロニダゾール、アンチノール、フォルテコール
昼:マイトマックス、セレニア(注射)
夕:ファモチジン、プリンペラン
ファモチジン(再)
夜:ラプロス、メルカゾール、メトロニダゾール、アンチノール、アムロジピン、ステロイド
ファモチジン

 

サプリメント

朝:アミノ酸、整腸剤(ミヤリサン)
昼:レンジアレン、アミノ酸、美ちょう寿、ビタミンB、ビタミンC、整腸剤(ミヤリサン、ビオスリー)
夜:整腸剤(ミヤリサン)
※少量ずつ組み合わせ、2種類のカプセルにつめて給餌後などに投与

 

5月10日(水)点滴がなかなか吸収されない

クロ 2023/5/10

うつろな目をしている時間が増えた

 

◆体重2.70kg(6時)、2.45kg(7時半)、2.59kg(23時)

朝、前日より体重が増えているのを見てショックを受けました。

(前日の摂取エネルギー量がかなり少ないため、ふつうはありえない)

これって点滴の水分が残っているせい…??

さらに時間をおいて計るとおしっこもしてないのに体重が減っています

 

さすがにおかしいと感じ、体重計を新たに購入するためのリサーチを開始しました。

 

◆体温36.6度

体温が36度台まで下がったのはおそらく初めて。

前日からの体調の悪さもあり、そろそろ別れが近いことを感じます。

 

◆皮下点滴:130ml(8時)

むくみははっきりと確認できませんが、謎の体重増加が心配で点滴をどうするか悩みます。

再度体重をはかると(体重計故障疑惑はあるものの)前日より減ってはいました。

さらに皮膚をつまむと脱水状態だったため、迷ったあげく点滴を決行

 

排泄

トイレのクロ 2023/5/10

わざわざ遠いトイレ使うのなんで…?

 

ウンチ:夕と夜に水便を少量ずつ2回(うち1回はトイレ外)
おしっこ:少量ずつ 計4回

 

しばらく使っているポータブルトイレを、すぐ使えるよう寝床のそばに移動
(元の場所には本来のトイレを再配置)
しかし近いトイレはスルーし、かたくなに元の場所へ行ってしまいます。
「トイレ=この場所」とインプットされていて、上書きができない感じ…?
歩けるうちは仕方ないかとあきらめ、トイレは複数設置のまま様子をみることに。

 

吐き気

朝、フードとサプリメントを嘔吐

 

給餌

朝:シリンジ給餌2回(メルミル水 計7ml)うち1回吐き戻し
昼:シリンジ給餌1回(メルミル水 2ml)
夕:シリンジ給餌1回(メルミル水 2ml)

 

朝:ファモチジン、プリンペラン、マイトマックス、セレニア(注射)
ラプロス、メルカゾール、メトロニダゾール、アンチノール、フォルテコール
ファモチジン(嘔吐後再投与)
夕:ファモチジン、プリンペラン、マイトマックス
夜:ラプロス、メルカゾール、メトロニダゾール、アンチノール、アムロジピン、ステロイド
セレニア(注射)

 

この時期薬への抵抗が増し、飲ませるのにかなり苦労するようになりました。
特にファモチジンプリンペラン粒が小さいため、うまく口内の狙った場所に落とせません。
何度も何度も吐き出され、最終的にカプセルを使わざるをえないことも。
胃腸に作用させることを考えると避けたいのですが、仕方がありません。

 

サプリメント

朝:レンジアレン、アミノ酸、美ちょう寿、ビタミンB、ビタミンC、整腸剤(ミヤリサン、ビオスリー)
アミノ酸、整腸剤(ミヤリサン)
※少量ずつ組み合わせ、2種類のカプセルにつめて給餌後などに投与

 

5月11日 (木)体重計の故障が発覚

クロ 2023/5/11

横たわっていても目は開いていることが多くなった

 

◆体重2.39kg

体重計のクロ 2023/5/11

 

故障疑惑はあるものの、この時点では妥当な体重か。

…と思っていたところ、父から「体重計がおかしい」と指摘されました

シロの体重(2.5kg台と出る)が体感からかけ離れているのを不審に思い、確認したもよう。

(人間用の体重計でシロを抱いてはかり、自重を引いたかなにかしたらしいです)

さすがにこれはまずいと、即座に新しい体重計を注文しました。

 

 

◆体温37.2度

クロの体温 2023/5/11

 

◆皮下点滴:(朝)130+(深夜)130ml

 

排泄

ウンチ:なし
おしっこ:少量ずつ 計4回(うち2回トイレ外)

 

吐き気

昼:胃液を嘔吐(胆汁なし)

 

給餌

朝:シリンジ給餌2回(メルミル水 計14ml)
昼:シリンジ給餌1回(メルミル水 2ml)
夕:シリンジ給餌1回(メルミル水 6.5ml)

 

早朝:ファモチジン、プリンペラン、マイトマックス
朝:ラプロス、メルカゾール、メトロニダゾール、アンチノール、フォルテコール
夕:セレニア(注射)
夜:ラプロス、メルカゾール、メトロニダゾール、アンチノール、アムロジピン、ステロイド
ファモチジン、プリンペラン
マイトマックス

 

サプリメント

朝:レンジアレン、アミノ酸、美ちょう寿、ビタミンB、ビタミンC、整腸剤(ミヤリサン、ビオスリー)
昼:アミノ酸、整腸剤(ミヤリサン)
※少量ずつ組み合わせ、2種類のカプセルにつめて給餌後などに投与

 

5月12日(金)外を堪能+落下事故

ベランダのクロ 2023/5/12

久しぶりにベランダへ

 

朝、久々にベランダに出たいと催促されたので出してみました。

時間にして5~10分ほどですが、外の空気と音、においを堪能しているようでした。

ベランダに出たのは結局これが最後になりました

 

◆体重2.57kg

体重計の故障はほぼ確定でしたが、新しいものが届くまでの参考程度に使用していました。

 

◆体温37.9度

クロの体温 2023/5/12

 

◆皮下点滴:(朝)70+(夜)130ml

 

排泄

ウンチ:やや少なめの水便を1回
おしっこ:ごく少量ずつ 計3回

 

吐き気

朝、フード少し?と胃液を嘔吐

 

給餌

朝:シリンジ給餌2回(メルミル水 計15.5ml)
昼:シリンジ給餌2回(メルミル水 計6.5ml)
夕:シリンジ給餌1回(メルミル水 2ml)

 

早朝:ファモチジン、プリンペラン、マイトマックス
朝:ラプロス、メルカゾール、メトロニダゾール、アンチノール、フォルテコール
夜:セレニア(注射)
ラプロス、メルカゾール、メトロニダゾール、アンチノール、アムロジピン、ステロイド
ファモチジン

 

サプリメント

朝~昼:レンジアレン、アミノ酸、美ちょう寿、ビタミンB、ビタミンC、整腸剤(ミヤリサン、ビオスリー)
夕:アミノ酸、整腸剤(ミヤリサン)
※少量ずつ組み合わせ、2種類のカプセルにつめて給餌後などに投与

 

 

この日は午後、クロがふとんと古いテレビのすきまに落ちて身動きできなくなる事故が発生。

(職場の監視カメラによりリアルタイムで目撃していました)

以前であれば苦もなくはいあがれるほどの、わずかなすきまです。

 

運悪く母は病院の日で家には誰もいません。

仕方なく仕事を少しはやめに切りあげ、急いで帰宅しました。

家につくと、自力でなんとか脱出したらしきクロが疲れて寝床でぼんやりしていました。

 

SMSで相談していた看護士さん(かかりつけの院長の奥さま)にも、すきまなどに落ちて出られなくなる危険性は注意されていました。

体力の低下によって、以前では考えられなかったような事故が起こることを実感します。

寝室内でよかったですが、これが万一浴室などであれば、死にいたる事故になりかねません。

すぐに室内の危険個所をチェックし、すべて対策をしておきました。

 

5月13日(土)むくみと脱水、筋力低下

クロ 2023/5/13

トイレのあとは水のみ場にはりついて休憩

 

◆体重2.63kg

体重計のクロ 2023/5/13

体重はあくまでも参考値。

はやく新しい体重計が届かないかとやきもきしていました。

 

◆体温36.6度

クロの体温 2023/5/13

 

◆皮下点滴:130ml

体はむくんでいるような、いないような…

元気なときのようにわかりやすくたぷたぷしないので、吸収されているかとてもわかりにくくなりました。

皮膚をつまむとやはり脱水気味なので、いつもより少なめの量だけ点滴。

 

排泄

ウンチ:ごくわずかの水便を2回(うち1回はトイレ外)
おしっこ:少量ずつ 計5回(うち3回はトイレ外)

 

吐き気

朝:フード?と薬、胃液を嘔吐

 

給餌

朝:シリンジ給餌2回(メルミル水 計17.5ml)
昼:シリンジ給餌1回(メルミル水 6.5ml)
夕:シリンジ給餌1回(メルミル水 4ml)

 

朝:ラプロス、メルカゾール、メトロニダゾール、アンチノール、フォルテコール
昼:ファモチジン、プリンペラン⇒嘔吐
プリンペラン(再投与)
夕:セレニア(注射)
夜:ラプロス、メルカゾール、メトロニダゾール、アンチノール、アムロジピン、ステロイド、プリンペラン
ファモチジン

 

サプリメント

朝~夜:レンジアレン、アミノ酸、美ちょう寿、ビタミンB、ビタミンC、整腸剤(ミヤリサン、ビオスリー)
※少量ずつ組み合わせ、2種類のカプセルにつめて給餌後などに投与

 

この日は足のふらつきがさらに進行。

歩くだけでよろけるほどに筋力が落ちてきていました。

 

5月14日(日)自力でトイレに行けなくなる

クロ 2023/5/14

クロ 2023/5/14

 

◆体重3.36kg(朝)、3.25kg(夕)

ようやく新しい体重計が届いたので、そちらで計ってみると、なんと3kg台。

朝点滴を130ml入れたのを考慮しても体重がありすぎます。

 

むくみが確認しずらかったこともありますが、ずっと水分が吸収されないまま点滴を重ねていたのかとゾッとしました。

(『水が吸収されないまま点滴をし続けると内部で水が腐敗する』と以前注意されました)

 

皮膚をつまめば脱水ではあるけれど、これ以上入れるのは危険かも。

こういう場合どうすべきか、翌日病院に相談することにしました。

 

◆体温37.6度

クロの体温 2023/5/14

 

◆皮下点滴:130ml(朝)

朝、体重を計る前に点滴を入れてしまったことを後悔。

きちんと吸収できていないのに、さらに入れてしまったようです。

 

排泄

 

おむつのクロ 2023/5/14

元気であれば絶対いやがったおむつ

 

ウンチ:水便少量ずつ 計3回(うち1回はオムツ)
おしっこ:少量ずつ 計4回(うち2回はオムツ)

 

早朝、トイレまで歩いていったもののうまくできず、外でしてしまいました。
その後も間に合わず寝床で失禁。
足元がふらつき、昼以降は歩くのも困難に。

 

ケージ内外(ペットシーツ上)でおしっこをしてしまうことが続き、夕方からはおむつ(マナーウェア)を開始します。
すでに拒否する体力もないようで、おとなしくしている姿に悲しくなりました…

 

 

吐き気

朝:胃液を嘔吐
夕:ヨダレを確認⇒ その後おさまり嘔吐はなし

 

給餌

朝:シリンジ給餌2回(メルミル水 計8.5ml)
昼:シリンジ給餌2回(メルミル水 計3ml)
夕:シリンジ給餌1回(メルミル水 2ml)

 

朝の初回分はなんとか辛うじてシリンジで給餌させてくれましたが、2回目は強く拒絶され、継続を断念。
昼以降はさらに抵抗が強くなり、指を強くかまれてひどく出血しました
クロが必死に拒否する姿を見て、これ以上の強制給餌は不可能と判断しました。

 

朝:ラプロス、メルカゾール、メトロニダゾール、アンチノール、フォルテコール
昼:マイトマックス
プリンペラン、マイトマックス
夕:ラプロス、メルカゾール、メトロニダゾール、アンチノール、アムロジピン、ステロイド
セレニア(注射)、プリンペラン
ファモチジン

 

サプリメント

朝:レンジアレン、アミノ酸、美ちょう寿、ビタミンB、ビタミンC、整腸剤(ミヤリサン、ビオスリー)
昼以降:アミノ酸、整腸剤(ミヤリサン)
※少量ずつ組み合わせ、2種類のカプセルにつめて給餌後などに投与

 

2023/5/14の部屋のレイアウト

部屋のレイアウトを再度変更

 

 

クロ 2023/5/14

手足が冷たいのでダブル湯たんぽ(ややぬるめ)

 

 

今回の記録はここまでとなります。

最期の3日間の記録は、ブログとnoteどちらにまとめるか、まだ検討中です。

 

おすすめ:「はじめての猫のターミナルケア・看取り」

「まんがで読むはじめての猫のターミナルケア・看取り」を読んでみた~複数視点による看取り本
以前から読みたいと思っていたこちらの本。構成はマンガがメインなので、本が苦手な人や細かい字が苦手な人でもさくっと読めます。まず主人公が直面した問題がマンガで描かれ、それについて獣医師とベテラン飼い主さんそれぞれがアドバイスしてくれる感じです。

 

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。
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