今回は、シロのここ2週間ほどの体調記録です。
定期的に胸水を抜いているものの、今のところそれなりに安定してます。
たぶんステロイドのおかげですが、できるだけ長くこの調子でがんばってほしい…
リンパ腫(と思われるもの)があまり進まないよう、願うのみです。
2023年6月
発症当初(5月初めごろ)はレンタルした酸素室にもわりとおとなしく入ってくれてました。
相当苦しかったんでしょうね。

ところが、しばらくすると苦しいのに慣れてしまったのか、とにかく外に出たがるように。
酸素室に閉じ込めると、ドアを破壊せんばかりの暴れよう。
しかたなく酸素マスクを使うようになりますが、あちこち動き回るのでうまくいかない。
とりあえず父のお手製ダンボールハウスを試してました。
6月5日 レンタル酸素室をあきらめる+胸水除去
苦しいくせに酸素室には入らない。
せっかくの酸素マスクも、お尻に吸わせてるありさま。
それでも呼吸が楽にならないので、結局夕方病院へつれていき、胸水を抜きました
前回から1週間たってないのに、もう250mlたまってたそうです体調がほんと読めない……😭😭😭
— kuro@腎不全猫 (@kuro_kidney) June 5, 2023
外に出たがっても呼吸が荒いことにかわりなく、また鼻翼呼吸になってきてます。
ただ、胸水は抜きすぎると栄養や体力も奪われるので、そのタイミングが難しい。
当初は鼻翼呼吸=胸水除去でしたが、シロの場合それだとペースが速すぎかもしれない。
「鼻翼呼吸」+「しんどそうなようす」で胸水を抜く、ということにおちつきました。
(鼻翼呼吸でもけっこうゴキゲンで動き回るし、食欲旺盛なんですよ……)
どうやって苦しくない状態をなるべく長く維持するかが、父と私の課題になっていきました。
6月8日 ダンボールハウスにもあまり入らない
月曜に胸水を抜いたばかりなのに、木曜にはもう呼吸が荒くなってます。
そんな体調なのに、ダンボールハウスもたまにしか入らなくなってきた。
レンタル酸素室にくらべれば入ってくれるほうですが、やはり滞在時間が短いんですよね。
もうちょっと快適にすごせるスペースを作る必要を感じました。
6月9日 胸水除去
お外の放浪生活中に身についた習慣なのか…水たまりや流水にとても執着するシロです。
いくらダメといってもなめるのやめてくれない😭
結局胸水抜いてもらいました😞
たった4日で220mlもたまってたそうです
間隔短くなってきてるのかな…— kuro@腎不全猫 (@kuro_kidney) June 9, 2023
本猫はベランダで雨水なめたり(とめても聞かない)外を眺めたりと勝手きままです。
荒い腹式呼吸を確認したので酸素室に閉じ込めてみましたが、やはり大暴れ。
最終的に、この日も胸水を抜いてもらいました。
あれこれ対策してみても、なかなかうまくいかない日々が続きます。
6月12日 ふたたび鼻翼呼吸に
前回(6/9)胸水除去後、この日の朝ふたたび鼻翼呼吸になりました。
朝のうちは元気もなく、抜かないとダメかと思いましたが、なぜか昼には復活。
(鼻翼呼吸はあるものの、よく食べよく動く)
最近そのパターンが多いのを発見したため、今回はすこし様子見することにしました。
6月13日 鼻翼呼吸なのにやっぱり酸素室拒否
この日も前日同様、朝低調⇒昼復活。
呼吸は苦しそうなのに、たくさん食べるし動くし甘えます。
まあ、胸水はまだいいかな?
6月14日 酸素室バージョンアップ+胸水除去
鼻翼呼吸になって3日目。
さすがにそろそろしんどそうになってきてます。
翌日が休診日なことも考え、この日のうちに胸水を抜くことにしました。
そして、少し時間があったのでダンボールハウスをバージョンアップ。
寝心地自体は気に入ってると思われる介護ベッド(クッション)を、より生かしてみました。

前バージョンにくらべ、サイドの枕?部分もこれで活用できます。
高濃度の酸素が出る緑チューブなので、濃度が高くなりすぎないよう考えました。
体調が楽なときは前面をフルオープン。
すこし苦しくなってきたら、左右のビニールカーテンを片方 or 両方おろします。
さらに苦しくなってきたら、上部をタオルなどで少しふさぎ酸素濃度アップ。
(二酸化炭素は重いので下へ、酸素は上へいくということだったので。)
クッションを取り囲む大きめサイズ
濃縮酸素は天井から降り注ぐ仕様
楽な時はビニールカーテンを開けておき、苦しい時は閉める
さらにしんどいときは上半分ふさいで酸素濃度アップ今日はしんどそうなのでこのあと胸水抜いてもらいます。
それでも食欲旺盛なのがすごい😅(病院の先生もびっくり)— kuro@腎不全猫 (@kuro_kidney) June 14, 2023
ダンボールハウスをバージョンアップしてからは、シロも前より滞在時間がのびました。
どうしても酸素室に入ってくれない猫さんも、この形ならいけるかもしれませんね。
さいごに
シロは自由に出入りできないとかなりストレスがたまるタイプのようです。
なのでオープンな形で出入りしやすくした代わりに、高濃度酸素をつなぎました。
もしあまりひんぱんに出入りしないような猫さんであれば…
つなぐのは(高濃度でない)普通の酸素(テルコムさんは白いチューブ)がいいかも。
前面のビニールカーテンも、なるべくすきまなくふさがる形にしてみるとよさげです。
実はうちは今回、(酸素)濃度計をレンタルしていません。※父の判断
そのため、ハウス内の酸素濃度が高くなりすぎないよう、なるべく気を付けてます。
それでもやっぱり、濃度計はあったほうが安心だったなーと思うこともしばしば…。
もしこの形での酸素吸入を考えてる方がいらしたら、個人的には濃度計もレンタルしておくことをおすすめします。
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