さて、先日のクロの検査結果をうけ、今後の対策をあらためて考えてみました。
トラブルがあった場合などの責任まではおいかねますため、ご使用についてはご自身の判断でおねがいいたします m(_ _)m
食事管理の徹底
今回の先生からのアドバイスで、最近ちょっとずつゆるめになっていた食事の管理を、もうすこし厳しくします。
たとえば朝晩にすこしだけ(7~10g)食べさせていたウェットフード。
これまでは好物さがしの意味もあったため、タンパク質がややおおめのものでもときおりローテーションにいれていました。
今後は基本的に療法食のウェットフードを中心にし、それ以外のものもタンパク質量が一定以上であれば、だすのをやめるようにします。
(具体的には、非療法ウェットではタンパク質量10%以下のもののみOKに)
クロをはじめ3匹みんなの大好物だった「SGJプロダクツツナ タピオカ&カノラオイル」は粗タンパク質13.84%とややたかめ。
ざんねんながら今後はおあずけです。
あとはクロの以前からの定番&おきにいりドライフードだった「メディファス」。
(メディファス7歳から高齢猫用 フィッシュ味/チキン味:タンパク質28.0%以上)
通常食にしてはわりあいあんしんな部類ですが、やはり療法食にくらべるとタンパク質がちょっぴり多めです。
こちらはすこしずつだす頻度をさげていき、できれば療法ドライフードだけの状態になれてもらおうと思います。
その後の紆余曲折ののち、メディファスはクロのサブフードとなりました。
検査結果もそんなにわるくなっていないし、腎不全でもまあ大丈夫そうです。
また、メディファスは最近リニューアルしたため、成分がこの当時とは微妙にかわってきています。
(うちで使用しているメディファスも7歳用から11歳用に変更しました。)
リニューアル後のメディファス高齢用・主要製品については、比較表を作りましたのでご利用ください。
カリナール1 (リン吸着剤)
いまのところ検査でリンがたかくでたことはないので、これはもしかしたら、ずっとあげているカリナール1 のリン吸着効果がでているのかもしれません。
レンジアレンよりはしけにくくあつかいやすい気がするのと、量の微調整がしやすいので、リン吸着剤はとうぶんこちらでいきます。
クロ的にはどちらをあげてもちがいはないようですが。
カリナール1の長期使用でカルシウム値があがったという口コミも目にしましたので、検査結果を見ながらの継続をおすすめしておきます。
うちでは血液検査のときたまにカルシウムの数値もチェックしてもらっていますが、まだ高くはなっていないです。
ネフガード (活性炭製剤)
あいかわらず、あまり手ごたえがあるようには感じられないネフガードですが (^_^,
その後オイル効果?で便秘が解消したので、このままこちらも継続してみます。
たまにタイミングがあわなくて1日1回しか飲ませられないことがあったのですが、今後はなんとしてでも1日2回、きっちり飲ませていくつもりです。
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つづけるとどうしても便秘傾向になるため、結局このあとしばらくおやすみしました。
ただ、さいきんクロの検査結果がすこしずつわるくなってきたので、現在はさらに便秘になりにくいという「レスキューカーボン」(粉末カプセル・人間用)をつかってみています。
たしかに便秘にはなりにくいようです。
智通 (乳酸菌生成エキス原液)
智通も使用継続です。
「これで劇的に体調がよくなった!」というわけではありませんが、きげんよくすごせている理由のひとつかもしれません。
数値はわるくなってきても食欲はおちないでいてくれるし、年齢のわりに毛づやがよくなってきたのもたしかです。
(むしろ食べすぎでふとるとかどうよ?という……)
智通を飲ませるまえは食欲もおちぎみでしたので、いくらかふとったとはいえ、ありがたいことかもしれませんね。
さいきんは増量して朝晩5滴ずつつかってます。
美ちょう寿 (シャンピニオンエキス製剤)
美ちょう寿はここ三週間ほど飲ませていますが、継続か中止かきめるにはまだはやいかなと思ってます。
効果がでるのに一ヶ月くらいかかるというはなしもあり、このままもうしばらくつづける予定です。
食事といっしょにとるとより効果的とのことで、
これまで: 朝晩の食後に半錠ずつ
↓
今後: 粒をさらに半分にカットし、食事の前後に1/4錠ずつ × 朝・晩
で飲ませるようにしてみました。
美ちょう寿をしばらくつづけてみたところ、数値の改善に効果があったように感じたため、定番サプリメントとしてその後もずっと継続中です。
現在は朝晩1/2錠ずつをピルクラッシャーで粉にしてウェットフードにまぜています。
オメガ3系オイル
はじめは便秘対策としてつかいはじめたオメガ3系のオイル。
(オメガ3系脂肪酸。n-3系脂肪酸ともいいます。)
その後のおつうじも順調です。
さらにオメガ3系は 腎臓の血流アップ = 負担軽減 にもよいとのこと。
この機会に本格的に定番化することにしました。
ついでにこれまで試験的につかっていたエゴマ油から、嗜好性がよさそうなフィッシュオイルに切りかえてみます。
今回は、水銀などの有害物質にたいする基準がきびしいというヨーロッパ(イギリス)産の「フィッシュ4ドッグ サーモンオイルSOS」を注文してみました。
食事とのバランスをみながら、脂肪分過剰にならない範囲でつかってみようと思います。
このあといくつかのボトルタイプをためしましたが、やはり酸化しやすいのが最大のネックでした。(酸化したオメガ3系はむしろ体調を悪化させます)
体のことを考えると、より酸化しにくいジェルカプセルタイプがおすすめ。
酵素 (追記有り)
これまでなんとなくつかっていた「ペット酵素」のつかいかたをすこし見なおしました。
そもそも酵素というのものは、そのまま口からとっても胃のなかで消化・分解されてしまい、本来のちからをだせないのだそうです。
いっぽう、私が酵素に期待しているのは タンパク質などの分解作用。
体内で分解する予定のものをあらかじめ分解できれば、それだけ内臓の負担をへらすことができます。
……てことは、口にいれるまえの段階でちょっと分解しておけばいいんでないの?(゚ペ)
わりと思いつきですが、事前にフードにまぜこんでしばし放置 → そのあとあらためて食べさせる という方法にしてみました。
たんなる気やすめのような気も、しなくはないです。
その後いろいろしらべた結果、ほんとうに気やすめだったことがわかりました^^;
この方法は消化酵素のみ有効です。
日本で「酵素」と称して販売されている製品(人間用もふくめて)は、厳密には発酵食品がほとんどです。酵素というよりフィトケミカル(ファイトケミカル)にちかいと考えたほうがいいかも。
タンパク質などの分解には「消化酵素」と明記してあるものでないと意味がないようでした。
ちなみに万田発酵さんがだしているのはフィトケミカルタイプ。
水素水
以前いちど試したものの、クロの不評により使用をあきらめた水素水。
その後いろいろしらべた結果、濃度のたかいものをこまめにつかえば意外といけるかも?という結論に達し、再挑戦してみることにしました。
効果や信憑性などいろいろ疑問がのこったままではありますが……
すくなくとも猫に飲ませても毒ではないということでしたので、使用を決断。
前回のブログでもすこしふれましたが、今回たのんでみるのは「トラストウォーター」。
水素水入門編として、水素濃度(充填時濃度3.0ppm)、特殊パッケージ(4層アルミパウチ)、手軽さ の3点が決めてになりました。
いろいろなつかい方を考えながら、濃度チェックとあわせてようすをみていこうと思います。
いろいろ工夫してみましたが、猫に高濃度のものをしっかり飲ませることがむずかしかったため、水素水の継続は断念しました。
また、優先順位としては水素水よりも乳酸菌やオメガ3のほうが上と判断したため、体調がさらに変化するまでは水素水の再開も検討しないと思います。
【参考】ケイ素の恵み(いまだ未使用・追記あり)
美ちょう寿とのコンビづかいでより効果があるとされる「ケイ素の恵み」。
すみません……こちらのケイ素は、いまいち科学的な根拠がよくわからなかったです。
あれこれ検索してはみたのですがよい参考文献などがみつけられず。
せっかくコメントなどでおすすめいただいたのですが、使用を決断できなくてごめんなさい。m(_ _)m
「ケイ素の恵み(高純度珪素濃縮溶液) 」(日本スーパー電子株式会社) と 「ケイ素の恵(ミネラルウォーター)」(株式会社北斗)は商品名がにていますがまったくの別物だそうです。後者のミネラルウォーターを猫に飲ませて結石ができたという事例を目にしましたのでおまちがえのないようご注意ください。
下記サイトに「ほとんどのケイ素化合物は経口摂取する場合は無害」とあるので安全性にかんしては大丈夫だと思うのですが……。
参考 ケイ素 – 「健康食品」の安全性・有効性情報」(国立健康・栄養研究所)
でもこれって人間の場合だしなぁ~~(悩む)
(実際猫につかわれている方はおおいようですので、もうすこし検討してみます。)
口コミで「人間の腎不全への使用で数値が悪化した」というものを目にしたこともあって、使用にはいたらないままきていました。
その後ひさびさに上記サイト(国立健康・栄養研究所)をチェックしたところ、「腎結石が複数報告」という一文を確認。(対象は人間)
「『ケイ素の恵み』では結石はできない 」としている販売サイトもみうけられますが、実際にケイ素製品によるに結石の報告があり、信頼できる臨床データもない以上、危険性を否定することはできないと当ブログではかんがえました。
そのため、今後もおそらくうちの猫にはあたえないでしょう。
腎臓のわるい猫へのケイ素関連製品のご使用にかんしては、ご自身にてご判断いただくよう、お願いもうしあげます。
そのほか
やはり気やすめなのかもと思いながらも、人・猫共用で継続しているのはこちら。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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