【チョビの血液検査~健康っぷりをほめられた14歳】

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病院のチョビ 2019/7/28

検査がおわって気がぬけた

 

ひさびさにチョビの血液検査に行ってきました。

前回はたぶん一年くらいまえで、フクの介護中のことでした。

半年にいちどが目標だったのに、予定よりも検査の間隔があいてしまいましたね。

 

昨年夏、チョビのようすがすこしおかしかったので診てもらおうと、

偵察もかねてかかりつけとは別のところへ、タクシーで連れて行きました。

そのときの診断は「かるい熱中症」

そちらで栄養剤の注射、点滴、エコーと血液検査をされて帰宅しました。

※そのときの病院の感想についてはこの記事の最後にあります。

 

ただブログ内を探してもそのときの検査結果がみつからなかったので、

フクのことで手一杯で公開しそびれていたようです。

とりいそぎ、結果だけスキャンして見られるようにしておきました。⇒昨年の検査結果

 

 

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一年ぶりの検査

今回の目的はひさしぶりの血液検査と、

チョビのせなかにみつけたちいさなイボのチェック。

 

数年前の検査では通院ストレスで血尿が出てしまい大さわぎでしたが、

今回はそんなこともなくおちついていました。

 

というのも、チョビはこれまで超健康体だったのであまり病院に行っておらず、

そのせいで「しらない場所こわい!パニック!血尿」というパターンなのです。

さいきんは高齢のため最低年イチくらいで検査にもいっていますし、

ようやく病院になれてくれたということなのでしょうかね。(えらく時間かかったな)

 

検査結果

チョビの血液検査結果 2019/7/28赤字は基準値外)

 

体重4.0kg
総タンパク(TP) 7.5 (基準値:5.7~7.8)
アルブミン(ALB) 3.1(基準値:2.3~3.5)
アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ(AST〔GOT〕)31(基準値:18~51)
アラニンアミノトランスフェラーゼ(ALT〔GPT〕)54(基準値:22~84)
アルカリフォスファターゼ(ALP)123(基準値:~165)
総コレステロール(TCho) 193(基準値:89~176)
トリグリセライド〔中性脂肪〕(TG) 101(基準値:17~104)
尿素窒素(BUN) 21.4 (基準値:17.6~32.8)
クレアチニン(Cre)1.51(基準値:0.8~1.8)
ナトリウム(Na)155 (基準値:147~156)
クロール(Cl) 119 (基準値:107~120)
カリウム(K) 4.2(基準値:3.4~4.6)
カルシウム(Ca)9.7(基準値:8.8~11.9)
リン(Pi) 3.2 (基準値:2.6~6.0)
グルコース [血糖値](GLU〔BG〕) 121(基準値:71~148)
白血球数 (WBC) 32(基準値:55~195)
赤血球数 (RBC) 855 (基準値:500~1000))
ヘモグロビン (Hb) 14.0(基準値:8.0~15.0)
ヘマトクリット値 (Ht〔PCV〕) 42.2 (基準値:26~46)

参考 前回の検査:2018/7/20(結果のみ) | 前々回の検査:2017/6/25

 

せなかのイボは、現物を先生にみてもらいました。

 

チョビのイボの場所 2019/2/10

せなかの毛をかきわけたあたりにあります

 

数値の推移

2019 2018 2017 2016 2014 2006
7/28 7/22 6/25  9/4  8/15  5/9
BUN 21.4 12.0  18.7  16.8  17.8  19.6
Cre 1.51 1.0  1.0  1.0  1.2  0.8
TP 7.5 8.0  7.6  8.2  8.0  6.7
TCho 193 216  181  197  213  141
WBC 32 137  39  38  30  46

 

血液検査で見る限りは腎機能に大きな変化なし。

でも心なしか、じんわりBUN・Creがあがってきているような気もします。

 

腎機能の低下が早期発見ができるというSDMA検査は、まだやったことがありません。

次こそやろうと毎回思うのですが、病院からすすめられることもなかったので

これまでずっとやりそびれてきてます。orz

次こそ…!次回こそはきっと!

 

先生の見解

見ためチェック

まもなく15歳という年齢をかんがえるとすこぶる健康。

毛なみ・毛づやもいいし、歯や歯ぐきの状態も良好。

目もきれいで心音にも異常なし。

おなかの調子もよさそう。

血液検査

白血球はあいかわらず低いけれど、もともとそういう子なんだと思う。

たぶんそんなに心配いらない。

コレステロールもこのくらいなら心配ないレベル。

イボ

おそらく老人性なので、こちらもあまり心配はいらない。

それでも定期的に経過はみていくように。

 

チョビのイボ 2019/2/10

チョビのせなかにある1ミリくらいのイボ

肛門のう

(おしりをみて)ちょっと肛門腺に分泌物がたまっている。

(しぼったものを見て)けっこう濃度があるので、ほうっておくと破裂する。

高齢化でたまりやすくなってきてるのかも。

ふだんよりひんぱんにおしりを気にしたり、なめたりするようであれば

たぶん分泌物がたまっているのでしぼったほうがいい。

こちらも定期的にチェックが必要。

 

現状と今後

チョビ 2019/8/1

玄関で靴にうもれるのがすき

 

これまでうちで暮らした猫のなかでも、チョビの健康優良度はピカイチです。

 

なんででしょうね?という話を看護師さんともしたのですが、

子ども時代の栄養状態が関係するんじゃないか、という結論になりました。

最終的に保護された猫でも、幼少期にブリーダーさんやペットショップですごした子は

ほかの子とくらべて成長してからも病気になりにくかった、ということです。

(厳密なデータがあるわけではなく、あくまでも看護師さんの体感の範囲で)

 

チョビはわが家で唯一「人間の家でうまれ」、うちにもらわれるまでずっと

兄弟たちといっしょになに不自由なく育った」子でした。

体がつくられる幼少期にミルクやちゃんとしたごはんをしっかりとり、

ストレスなく暮らすというのはきっととても大事なことで、

成長後の健康にも大きくかかわってくるのかもしれません。

 

残念ながらチョビのおかあさん猫は昨年なくなったそうですが、

チョビはまだまだ、しばらく元気でいてくれそうな気がします。

チョビのおかあさんを保護してくれた友人には感謝しなくちゃいけませんね。

 

白血球数 (WBC)

なんで低いのかはずっと謎のままですが、けっきょく体質ということなんでしょうか。

毎朝乳酸菌はあたえてますが、とくにそれで白血球がふえるということもなく…。

ツヤピカしているカリントウウンチをみても胃腸は元気そうだし、

とくに免疫が低いということもなさそうです。

まあ当面心配いらないということなので、白血球についてはこのまま静観します。

 

イボと肛門腺

今後も定期チェックは継続です。

できれば半年に1度くらいで血液検査しつつ、

そのときイボなども一緒にチェックしてもらえるようにしたいです。

 

できるだけ長く、チョビがこのまま元気でいてくれますように。

 

おまけ:昨年いってみたあたらしい動物病院のこと

前回チョビの検査にいったのは、うちから2番目にちかい、わりと評判のいい病院でした。

ちょうどフクのカテーテル設置でトラブルが続き、

かかりつけ病院への不信感がつのっていたこともあって、

下見も兼ね、転院の可能性を考慮しつつの診察のつもりでした。

 

とはいえ、これまで私は2つの動物病院しかしりません。

1つ目は最初の猫から先代の猫までお世話になった、自転車で15分の小さな個人病院。

2つ目は、クロ以降お世話になっている現在のかかりつけです。(自転車で10分弱)

 

時代もあり、最初の病院は今からするとかなりおそまつな設備や診療でしたが

そもそもうちの近隣は評判の悪いところしかないような状態だったので……

【動物病院検索サイトのまとめ+ひどい病院エピソード】
先日、かつて当ブログの記事で触れたひどい病院エピソードについて、リクエストをいただきましたので今回ちょっと書いてみました。ついでに動物病院選びに使えそうな動物病院検索サイトも一通りまとめてあります。色々違いもあったので、比べてみると面白いかもしれません。

 

それに比べれば最初のところもずいぶんマシだったと思います。

 

昨年新しく行ってみた病院もけっこう以前からやられてはいたようですが、

今の場所に移転したとき(’00年代)に内装や診療システムを刷新したようです。

ちゃんとしたサイトがあって事前にようすがわかるし、待合室も明るくてかわいらしい。

もし今、はじめて猫を飼うことになったら、私もこちらを選ぶかもしれません。

 

ただ難をいえば価格設定が全体的に高い……。

あと検査時は診察に立ちあえないシステムだったので、

むこうでな何がおこなわれているかがわからなくて心配。

はじめてだと「そういうものなんだろう」で納得してしまいそうですが。

今のかかりつけの(ある意味)アットホームな診療と価格になれているので

そのへんがどうもなじめなかったわけです。

 

けして若くはない先生が、過剰にフレンドリーなところも違和感あったり…。

(すみません)

これはたぶん、今の先生のつっけんどんな対応になれてしまった私のせい。

 

結局転院をおもいとどまる決め手となったのは、

参考として教えてもらった自宅皮下輸液の価格でした。

かかりつけとくらべるとかなり高めに設定されていたので、

当時のフクやクロに同じペースで点滴をしたら毎月の治療費が

何割増しかになるのはほぼ確実です。

うちのふところ具合ではきびしいな、ということで、転院断念…。

 

いっぽうのかかりつけ病院では

なにかとトラブル続きだったあのあと、どうなったかといいますと。

看護師さん(院長先生の奥さま)がかなり気をつかってくださるようになりました。

だいたい毎回、院長先生とこちらの間に(通訳?に)はいってくれています。

 

おかげでいちばんの懸案事項だった「先生との意思疎通のズレ」もほぼ解消し、

先生ともなんとか会話が通じるようになって(笑)、今にいたります。

こちら(シロウト)への説明不足はあいかわらずですが。

 

まあ、なんども手術や処置のときに立ち合ってる印象では、

たしかに、基本的な腕前(とくに外科手術)は良い先生なんだろうな、とは思うので……

 

院長先生の奥さまがいらっしゃるかぎりは、妥協しようと思います。^^;

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。
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