【猫の食欲増進剤 レメロンとの付き合い方・その後】

食欲増進剤(レメロン)

2016年から飲みはじめた食欲増進剤「レメロン」も、気づけばすでに3年目。

飲みはじめから現在までの変化を記録しておきます。

初めて処方されたときの記事。

【食欲不振その後~強制給餌ながらも体重は復活中】
クロの体調でご心配をおかけしております。結論からいいますと、クロはそれなりに元気にしております。とはいえ、食欲不振はいまだに完全には回復しておらずその原因も不明のままではありますが…。たんなる夏バテなんでしょうか?そうだったらいいなぁ………。

レメロンについて改めて調べてみたときの記事。

レメロンの副作用や成分の詳細についてはこちらにまとまっています。

【今飲んでいる食欲増進剤レメロンとの付き合い方+薬のデータなどまとめ】
現在、食欲増進剤としてレメロンを処方されています。ところが最近効果が薄れてきたので、この機会に改めてしっかりとこの薬についてまとめてみました。猫が嫌がらない飲ませ方や実際の副作用、副作用が出にくかった量についても検証しています。レメロンで副作用が出てしまったときにはぜひご一読ください。

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レメロンの投薬量と反応の変遷

(写真はWikipedia「ミルタザピン」より)

病院から猫へ処方されたレメロンの量

レメロンは人間用のものが猫に流用されています。

おそらく有効成分15mgタイプの1錠を1/4に分割したもの(3.75mg相当量)が、

猫の1回分としてだされました。

2016年夏、レメロン初回投薬時の量と反応

クロが急にごはんを食べなくなったのが2016年の夏ごろ。

【突然のクロの食欲不振。血液検査では原因わからず】
クロは木曜日から食べ物を口にしなくなってしまいました。いまだに食欲はもどっていませんが、今後の参考のためにこれまでの状況をリアルタイムで記録しておきます。血液検査では腎臓にとくに変化なし。ひと通り診た限りだと原因は見当たらないとのこと。

病院の提案により食欲増進剤のレメロンを開始しました。

【食欲不振その後~強制給餌ながらも体重は復活中】
クロの体調でご心配をおかけしております。結論からいいますと、クロはそれなりに元気にしております。とはいえ、食欲不振はいまだに完全には回復しておらずその原因も不明のままではありますが…。たんなる夏バテなんでしょうか?そうだったらいいなぁ………。

とくにうたがいもなく、処方されたとおりの量(1/4錠・3.75mg相当量)を夕食後に。

30分くらいでだんだんクロが興奮状態になり、

せわしなく部屋をうごき、鳴きわめきはじめます。

レメロンでみられる副作用の一種だと、のちに知りました。

突然のクロの変化に私も動揺し、このときは不安でほとんど眠れませんでした。

さいわい翌日にはあるていどおさまりましたが……。

ただふしぎなことに、食欲は2~3週間くらいなんとなく持続していました。

2回目投薬時の反応

うちの猫が飲む一回分のレメロン

検索で「のませる量を半分にしたらあまり興奮しなかった」というブログ記事を目にし、

ためしに2回目は処方量の半分(1/8錠・1.88mg相当)に減薬。

これでだいぶ状態がおちついたものの、まだいくらか興奮傾向だったため、

さらに減薬して処方量の1/3(1/12錠・1.25mg相当)に調整しました。

クロにはこの量がちょうどよかったらしく、興奮がほとんどでないうえに

食欲増進効果も1週間ほど継続

このあと昨年にはいるまでの約1年半ほど、月に4~5回の投薬でそこそこの食欲という

かなりありがたい状態をキープすることができました。

なんとなく効果が薄れてきた時期(2018年1月頃~)

【ラプロス開始から3ヶ月、悪化に歯止めはかかったか?】
三ヶ月ぶりの血液検査へ行ってきました。今回はラプロスを処方されてから初めての検査です。ラプロスは1日2回。自宅輸液は「3日に1回150cc」から「2日に1回100cc」のペースに変更していました。

処方量の1/3(1/12錠・1.25mg相当)では

食欲が3~4日しかつづかなくなりました

食欲をアップするには、飲ませる薬の量をふやすか、量はこのままで回数をふやすか。

迷ったすえ、量はかえずに2日に1度のませるペースへ変更。

2018年の春くらいまでは、その量でなんとかギリギリ体重が維持できていました。

(クロの体重はこれまでずっと4.5kg前後で、ここ数年は平均4.4kgでした。)

さらに効果が薄れてきた時期(2018年春頃~)

【食欲も体重も落ち気味だけど、腎機能の数値は維持(ラプロス効果?)】
久々のクロの血液検査です。ナトリウムとカルシウムが少し基準値越えでしたが、BUNやCreに大きな変化はなくほぼ現状維持。ただ4月に入り、今までの食欲増進剤の量では食欲が戻らなくなりました。しばらくは食欲と体重の増加をめざし、対応していこうと思います。

春以降は保護猫フクの体調がだんだんとおちていったため、

そちらの世話で手一杯になりクロのごはんをあまりちゃんとみてあげられなくなりました。

結果的にズルズルと体重が減少…。

夏には4.2kg台までいくこともしばしばでした。

【フクの裏でひっそりと現状維持~7月のクロの血液検査】
クロの検査結果が4月で止まっていて、7月分を記録し忘れていたことに気付きました。7月はちょうどフクの長期入院でクロに目を配ってあげられなかった時期。検査でも「そのせいで悪化していたら」と怯えていましたが、いざ結果を見てみるとむしろ改善傾向……?

この時期、苦渋の選択で薬をまた増量しています。

処方量の1/3(1/12錠・1.25mg相当)から、

処方量の半分(1/8錠・1.88mg相当)へ。

薬の量がふえたので、ペースはふたたび3~4日に1度にもどしました。

さらに朝晩、スペシフィックFKW25gずつの強制給餌も再開。

もっと効果が薄れてきた時期(2018年秋頃~)

体重はいったん4.4kg前後までもどしましたが、気をぬくとすぐ4.2~4.3kgに。

【血液検査は現状維持。でもカルシウムとコレステロールが…】
クロを連れて、3ヶ月ぶりの血液検査へ行ってきました。今回は腎臓だけでなく一通りのチェックをしました。肝臓は問題なし。BUNはわりと改善、Creはほんの少し悪化。全体的にはほぼ現状維持となりました。あまり食べないのに総コレステロール値が高いのと、カルシウムの数値が上がってきているのが気になります。

強制給餌をおこなっても体重減少がとまらないため、

薬を飲ませる回数を2日に1度へふやしました。

(処方量の半分、1/8錠・1.88mg相当)

それでも減少がとまらず、さらに増量。

ついに処方量そのままの、1/4錠・3.75mg相当量へ。

のませる回数は3~4日に1度です。

さすがにまた副作用がでるのでは?とおそるおそるの投薬でしたが、

今回の増量では初回のようなつよい興奮状態はほとんどありません。

副作用がすくないことはよろこばしいものの、

薬への耐性ができてしまったのかと考えると不安になります。

その後また、2018年の末あたりから体重が4.1~4.2kgで低迷するようになりました。

【血液検査も体調もいい感じで維持。でも体重はへっていく……】
2ヶ月ぶりに血液検査へ。BUNはほぼ変化なし、Creは少し改善。大きく悪化もせずうまく維持できているようです。体重だけがじりじり減って気になりますが、体調悪化ということではなさそうです。老化による食欲ダウンなのかな?

薬の効果自体がでにくくなってきた現在(2019年7月)

【アンチノール開始から一ヶ月、血液検査の結果はどうなった?】
2ヶ月ぶりのクロの血液検査。ギリギリ維持していた体重はここ数週間で下降線が顕著になっています。アンチノールをスタートしてそろそろ一ヶ月なので、検査結果に変化があるかも気になるところ。ちょっと悪化傾向だったBUNやリンの数値もその後どうなっているか心配です。

体重は4.0kg前後をうろうろしており、かろうじて4kg台を維持しているかんじです。

3~4日に1度のレメロン1/4錠(3.75mg相当)でも効果がでなくなり、

さいきんは2日に1度ペースになりました。

それでもどうかするとすぐ食べなくなるため、強制給餌の回数をふやしています。

レメロンを飲んだ直後はわずかにおたけびや興奮がみられますが、

ウェットフードを食べさせるときいっしょにレメロンを飲ませてみたところ、

興奮状態のあらわれかたがマイルドになった気がします。

空腹時にのませると、ちょっとききすぎていたのかもしれません。

体重維持のためにやっていること

体重の変化をみのがさないよう、毎朝かならず体重測定しています。

さらにFKWロイカナパウチk/d缶などをローテーションで25gずつ、

1日3回(朝・昼or夕方・夜)。

ウェットはすすんで食べないので完全強制給餌です。

  

ドライフードもそのときどきで食べるものをローテーション。

(お皿は出しっぱなし)

いまはデトレプロフェッショナル・バランスがお気にいりのようです。

 

【4匹で試食:ル・シャット・デトレ(腎臓用ケアフード)を再検証】
リニューアル前(2014年)に少しレビューしたことのあるル・シャット・デトレですが、今回は新しくなったデトレを猫達に再試食してもらいました。果たして食いつきに変化はあるでしょうか?そういえばフクちゃんにデトレをあげるのは、これが初めてかもしれません。
【3匹で試食・プロフェッショナル・バランス 腎臓の健康維持(猫用)】
結論からいえば反応は上々でした!プロフェッショナル・バランスは粒が小さめなので大粒が苦手なシニア猫さんにお勧め。うちの3匹中3匹が反応したので嗜好性もかなり高いフードのようです。食欲が落ちてきた猫さんに試すにはちょうど良いかもしれません。

※フードえらびで迷われていたらこちらの記事もどうぞ。

【高カロリー順・腎臓疾患用ウェットフードの一覧表(療法食+準療法食ほか)】
腎疾患用のウェット療法食を選ぶ目安として、カロリーの高い順に表(リスト)にまとめました。たんぱく質、リン、ナトリウム量でも比較可能。入手しやすいものを中心にわかる範囲で一通り網羅してます。食が細くなりがちな腎臓病の猫さんにお役立てください。当ブログ内の個別フードレビューへのリンクもあります。
【高カロリー順・腎臓疾患用ドライフードの一覧表(療法食+準療法食)】※随時更新
腎疾患用のドライ療法食を選ぶ目安として、カロリーの高い順に表(リスト)にまとめました。たんぱく質、リン、ナトリウム量でも比較可能。入手しやすいものを中心にわかる範囲で一通り網羅してます。食が細くなりがちな腎臓病の猫さんにお役立てください。当ブログ内の個別フードレビューへのリンクもあります。

将来レメロンがまったくきかなくなったときは…

可能なかぎりレメロンの増量と強制給餌でもたせるつもりですが、

その先についてはまだ結論がだせていません。

また、食欲増進剤の種類をかえることで耐性に対応できるのかどうか、

そのへんもまだ確認はとれていません。

(そもそもレメロンの耐性についてはなにも説明されていないですし)

幸か不幸か、クロはもともと少々ぽっちゃり気味だったこともあり

体重がへったとはいえまだギリギリ4kg台。

できるかぎり体重をおとさないようがんばりながら、

病院とも相談して、どうしていくのがクロにとって最善なのか

すこしずつさぐっていけたらなぁと思っています。

最後までお読みいただきありがとうございました。
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