猫たちに試食してもらってからずっと保留になってたファーストチョイス。
少々やっつけですが、なんとかまとめました。
15歳以上 長生き猫の腎臓の健康維持ケア チキン
中身は2つにわかれた分包パック。
酸化しにくい仕様がうれしいです。
原料・成分
原材料
鶏肉、コーングルテンミール、コーン、米、鶏脂、タピオカ、ビートパルプ、セルロース、たん白加水分解物、全粒亜麻仁(オメガ3脂肪酸源)、魚油(DHA源)、酵母、マンナンオリゴ糖、乾燥チコリ(イヌリン源)、ユッカ抽出エキス、ウコン、大豆レシチン、硫酸水素ナトリウム、タウリン、グルコサミン、L-カルニチン、ビタミン類(A、D3、E、C、B1、B2、パントテン酸、ナイアシン、B6、葉酸、ビオチン、B12、コリン)、ミネラル類(ナトリウム、クロライド、カリウム、鉄、亜鉛、マンガン、カルシウム、セレン、ヨウ素)、酸化防止剤(ビタミンE)
おもなたんぱく源はチキン。
保証分析値
粗たん白質:26%以上、粗脂肪:12%以上、粗繊維:6%以下、粗灰分:9%以下、水分:10%以下
たんぱく質量は腎臓系フードのなかでは標準的。
標準分析値
タウリン:0.15%、カルシウム:0.82%、ナトリウム:0.23%、マグネシウム:0.075%、リン:0.75%、コンドロイチン:1,678mg/kg、グルコサミン:392mg/kg、ビタミンC:169mg/kg、ビタミンE:100IU/kg、オメガ3脂肪酸:0.55%、オメガ6脂肪酸:3.67%
リン0.7%というのは、この手のものでは少々多めな感じでしょうか…?
代謝エネルギー
357kcal/100g
カロリー自体はわりと低いようですね。
特徴
長生き猫の腎臓の健康維持
ナトリウム含有量0.23%(標準分析値)に調整
高齢猫の腎臓の健康維持に配慮し、たん白質量※を低く調整しています。
また、リンの量を0.70%(標準分析値)、ナトリウムの量を0.23%(標準分析値)に調整しました。
※総合栄養食として認められる低い数値に調整
引用 アース・ペット株式会社(15歳腎臓ケアチキン)※画像とも・以下同
主原料は栄養バランスに優れた動物性たん白原料
愛猫本来の食性に対応し、主原料には栄養バランスに優れ、美味しくてヘルシーな動物性たん白原料(鶏肉)を使用
下部尿路の健康維持
ストルバイト尿石の形成に配慮し、マグネシウムの含有量を0.075%(標準分析値)に調整
ミネラルバランスを調整することで、尿のpHを正常に保つ
長生き猫の健康維持
愛猫に必要なタウリン、ビタミンAや抗酸化成分のクルクミンが豊富に含まれるウコンを配合
関節の健康維持
グルコサミンとコンドロイチンが加齢によって衰えがちな関節の健康をサポート
抗酸化成分で健康を保ち免疫力を維持
抗酸化成分のビタミンE・Cを配合。優れた栄養バランスで本来の免疫力を維持
腸内環境の健康維持
マンナンオリゴ糖とイヌリン(水溶性食物繊維)を含む乾燥チコリとユッカ抽出エキスを配合
腸内細菌を調整し健康的な便をサポート
給与量
給与方法/1日あたりの量(g)
猫の体重 給与量(g) 1kg 15 2kg 30 3kg 40 4kg 45 5kg 55 6kg 65 6kg以上 65~(体重1kgあたり10gずつ加える) 200ml計量カップ1杯で約90g
●愛猫の体重に合った適切な量を1日2~3回に分けて与えてください。
●食事の量は環境や運動量によって異なります。上の表を目安に、愛猫の体調に応じてフードの量を調整してください。
●新鮮な水をいつも飲めるようにしておいてください。
高齢の猫の場合、表示より少ない量で体重維持できることも多いです。
以前検証したこちらの記事も参考にどうぞ。
腎不全の猫でもだいじょうぶ?
あるていど腎臓に配慮された成分設計のため、それほど心配はいらないかと思います。
ただし多くの療法食やケアフードにくらべると、わずかにリンは多め。
血液検査でリンの数値が悪い猫さんには、あまりおすすめできないかも。
使用に不安がある場合は自己判断せず、かかりつけの動物病院で相談されてみてください。
人間目線のみためとにおい、味
みため
一般的な療法食・ケアフードよりもかなり小ぶりです。
ドクターズケアや昔のメディファスに近い形状ですが、そちらよりもさらに小さい印象。
におい
封を開けてもこれといった特徴的なにおいはありません。
動物っぽさよりも穀物の香りが前面にでています。
かみ砕いても、とくに肉や魚系のにおいは感じませんでした。
味
舌にのせるとわずかに塩味を感じますが、かみくだくと瞬時に塩っぽさが消えます。
歯ごたえはありますが、硬すぎません。
小粒なので高齢の猫さんにも負担がすくないと思います。
2匹の反応(クロ、シロ)
クロ
量は食べられないものの、味はかなり気にったようすでした。
はじめての試食は3週間くらい前ですが、今でもちょくちょく食べてます。
ほかのフード(メディファスやjpスタイル)より先に口をつけることも多いです。
残念なのはやや低カロリーなことですね~
これで高カロリーだったら体重アップの戦力になるんですが。
シロ
シロはペロリと完食。
その後もクロが残したものをおすそわけすると大喜びで食べてます ^ ^;
(シロはリンの数値が高めなので多用はしてません)
試食表
クロ | シロ | |
1stチョイス 15歳 腎臓の健康維持ケア チキン |
こんなときにつかうのがおすすめ
エネルギー量はさほど高くないので、ガッツリ体重をふやしたいときにはあまり向かないかも。
定番フードに飽きたとき、目先を変えるにはけっこう良い仕事してくれます。(うちの場合)
また、前述のようにリンがほんのすこし多めです。
リンの数値が高い猫さんはあまりたくさん食べないほうがよさそうですね。
530gのそこそこ少量タイプもあるので、おためしはそちらから。
ケアフードとしてはわりとリーズナブルですし、食べなくてもダメージ少ないです(笑)
おもな入手先
ほかの療法食をお探しの場合は、こちらのページもどうぞ。
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