【食欲増進剤で回復中。流動食データリストを作ったいきさつ】

こちらの記事は、【猫に使える流動食を高カロリーな順にまとめてみた】のページからリスト以外の部分を分離したページです。
検索で流動食リストを利用しに来たかたには前置きが長くなっていたため、利便性を考えてわけることにしましたので、ご了承ください。
2016/7/23クロ

ご心配おかけしました!

クロの食欲不振ではご心配いただきありがとうございました。

一時は水さえも口にせず最悪の事態すら覚悟していましたが、病院からもらった食欲増進剤がきっかけのようになりクロの食欲は突然もどってきたようです。


食べなくなったときも、また食べるようになったときもあまりに劇的な変化の仕方で、こちらは動揺してばかりでした。

今回の原因はけっきょくわからないままなのですが、やはり夏バテ的ななにかだったのでしょうか。

週明けに病院へ薬をもらいにいくので、そのときにクロのその後の回復を報告してこようと思います。

クロもすでに13歳と、人間でいえば前期高齢者くらいです。

猫も人も、年齢や体調の変化とともにこれまで未経験の症状があれこれでてくるのはおなじなのかもしれません。

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流動食リストを作ってみました

今回のクロの食欲不振対策として情報収集をしていたとき、ウェットフード以外でつかえそうなものをいろいろピックアップしていました。

おおまかではありますが、それらをあらためて一覧のリストにしたので公開してみます。
(リストのページをわけました)

【猫に使える流動食を高カロリーな順にまとめてみた】※随時更新
流動食を選ぶ目安としてカロリーの高い順に表(リスト)にしてみました。ゲル、液体、粉末、ペースト、ミンチにわけ、全種類カロリーとたんぱく質量で比較。入手しやすいものを中心にわかる範囲で一通り網羅してます。愛猫の食欲がない時や痩せてしまった時に、主観ではなく客観的にフードを選びたい方はぜひご参考になさってください。(主観も知りたいという方には、猫4匹に実際に試食してもらったフードレポにもリンクしています。)また、別ページに腎臓療法食のドライフード一覧表(高カロリー順)も作りましたので、状態にあわせてご利用いただければ幸いです。

今回あつめたのは、おもに口の横からシリンジで入れたり直接なめさせたりできるもの。

経鼻や経腸チューブ用に使えるものもふくんでいます。

a/d缶など、お湯でゆるめても使えるタイプのウェットフードはのぞきました。)

意外と数が多かったので、リストは以下のようにわけました。

  • ゲルタイプ(栄養剤)
  • 液体タイプ(リキッド)
  • 粉末溶解タイプ(粉ミルク)
  • ペーストタイプ(ゆるい液状)
  • ミンチタイプ(固形物ややあり)

ゲルタイプ(栄養剤)

チューブからすこしずつ出してなめさせるゲルタイプ。

わりとねばりけがあります。

開封後もあるていどの期間常温保存が可能。

(ただしたいてい合成保存料が使われています。)

カロリーや栄養バランスが不足しているときの補助や、ほんとうにもうなにも食べられない状況になったときなどに使われているかたが多いようです。

ぺっとりとハチミツのような粘度があり、たくさんなめさせるのには苦労しました。味を気にいってくれないと、このタイプだけで一日分の栄養をとらせるのは少々大変かもしれません。

【食欲はあるけど猫用高栄養剤フェロビタも使ってみた感想】
フェロビタは猫のペースト状高カロリー栄養剤です。食欲が落ちてから使う方法もありますが、まだある程度元気なうちからちょこっとずつ栄養補給用に使うというのも意外とアリかも。うちの3猫達に味見してもらいました。え?高嗜好性?ツナフレーバー?^^;

液体タイプ(リキッド)

あければすぐ使えるさらさらの液状タイプ。

時間のないときでもかんたん・便利です。

あたえるときはそのままなめさせるか、シリンジで口のよこから流しこみます。

もしくはあらかじめ経鼻チューブなどをいれて、シリンジから注入を。

開封後はかなりいたみやすく、長期保存がむずかしいので、あまった分は製氷皿などで小わけして冷凍保存がおすすめです。

【フク+3匹で試食・ロイヤルカナン腎臓サポート リキッド(腎不全用流動食)】
腎臓病でFIVキャリアの保護猫は口内炎の悪化で食欲が低下。ロイヤルカナンの腎臓サポートリキッドが栄養補給に大活躍しました。今回は製品を実際に使ったレビューと詳細、シリンジでの飲ませ方等をまとめました。味見させた他の猫たちの反応もあります。
【3匹で試食・高嗜好性栄養補給食 APPE(アペ)】
猫もさまざまな病気で体力が落ちてくると普通の食事が難しくなります。場合によっては人間が栄養補給のお手伝いをする必要もでてくるでしょう。そんなときに選択肢に入ってくるのが「高栄養食」。緊急用の高栄養食にもいくつかのタイプがありました。ウェットフードタイプ、リキッドタイプ、ゲルタイプ、粉末タイプなどです。

粉末溶解タイプ(粉ミルク)

粉ミルクのような粉末で、つかうときにお湯でといて飲ませるタイプ。

ひと手間かかりますが、チューブのときはゆるめ、シリンジではこいめと状態にあわせて濃度調節もできます。

リキッドタイプより長期間の保存が可能です。

(いちどとかしてしまうと長くは保存できません。)

【3匹でお試し・緊急用の高栄養食・カケシア】
高栄食チューブダイエットのシリーズには犬用、猫用、犬猫共用といくつか分類があります。猫に与えられる製品は高カロリーな順にカケシア、ハイカロリー、キドナの3つです。今回試したのはこの中の「カケシア」。

?追記 フクアイコン?2016年末に腎臓のわるい老猫(フクちゃん)を保護し、一ヶ月ほどキドナを経鼻チューブで強制給餌。使用感や詳細などをレポしました。
【3匹+1で試食・チューブダイエット猫用キドナ(腎不全用流動食)】
ようやくパウダータイプの腎不全用流動食「キドナ」を取り寄せました。忙しくてどうしても時間がとれない平日の朝などは、こちらの粉末タイプも併用して何とかやっていく予定です。基本はk/d+水で流動食を作るように病院から言われているのですが、準備も給餌作業もキドナだとやはり楽なのです。

ペーストタイプ(液状)

とろとろのゆるいペーストで、かたまりはまったくありません。

ウェットフードというよりもさらに液体にちかいイメージです。

そのままシリンジであげられます。

【4匹で試食・アイシア15歳からの健康缶 とろとろペーストまぐろ】
フクちゃんは消炎剤とステロイドのダブル使いでお口の痛みを治療中。薬を飲まないと涎が出て食欲も落ちるようで……。そういう状態でも食べられるものを見つけようと、今回試してみたのがこのアイシア健康缶です。
【3匹で試食・にゃんにゃんカロリー 〜食欲不振の救世主?】
夏のクロの食欲低下時にはこの「にゃんにゃんカロリー」にずいぶん助けてもらいました。いよいよ何も食べないという時でもこれだけは舐めてくれて……。カロリーは1袋で11kcalと心もとないのですが、緊急時にはとても頼りになるんです!

ミンチタイプ(固形物ややあり)

ほんのすこしかたまりがありますがおおきめのシリンジであればあげられそうなもの。

自力でなめられる猫さんであれば問題なくのみこめます。

【4匹で試食・愛猫の介護食ささみペースト(デビフ/d.b.f パウチ)】
買い置きしたまま放置していたパウチをフクちゃんの食欲不振に併せて開けてみました。流動食用かと思っていたのですが形状からするとどうもウェット寄りのようですね。ほんの少しだけ粒々感あり。お皿に傾けると袋からぽってり出てきます。ちょっと粗めのポタージュみたいです。

まとめ

猫がまったく食べられなくなったときには、たんぱく質だのリンの量だのということはどうしてもあとまわしになりました。

とにかく命をつなぐため。

生きるために、最低限のエネルギーをとってもらうことがいちばんの優先順位となります。

うちでもカロリーの高いものには、ほんとうにたすけられました。

実際にためす前には、どれもにたような反応だろうと予想していましたが製品によってずいぶん好みがわかれるのだということもわかりました。

やっぱりいちどは実物をためしてみないと自分の猫がそれをたべてくれるかどうかはわからないみたいです。

検索などでこちらのページにたどりつかれたかたのキーワードを拝見するとどれもみなとても切実で、状況を想像すると心がいたみます。

病猫ばかりのうちでも、今後きっと、ますます流動食にはお世話になることでしょう。

これからもすこしずつためしながら、こちらの流動食リストを追加・更新していこうと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。
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