シロの苦手なもののひとつ、爪切り。
手にもって近づくだけでおびえるのでなかなか切れません。
今回はたまたま押入れで昼寝中だったため、そのまま寝こみをおそってなんとか完了。
切っている最中は恐怖で体がガチガチでした (;´∀`)
フードを切り替えて一ヶ月
減量が成功しても高脂血症がいっこうによくならなかったシロ。
ダイエット食から腎不全食にもどして一ヶ月がたちます。
先月の検査のあと、結果をみながら父(シロ担当)と話しあいました。
「ここまでがんばれたんだし、きっと腎臓用フードでも体重維持はできるよね。腎臓(BUN)もちょっと悪くなってたし、ダイエットフードはそろそろ終了にしようか。」
ということで、前月からは腎不全用療法食メインの食生活になっています。
しばらくのあいだはそのまま、とくに変わりもなく体重は推移。
と・こ・ろ・が。
シロとチョビの体重推移グラフ
父がシロの体重測定を一週間ほどサボったあいだに……
体重が 100g ふえていました。
その後もじりじりと増加傾向。
腎臓用は以前のダイエットフードより腹もちがわるいらしく、最近はすぐ空腹をうったえるようになったそうです。
そしてどうやらチョビの食べ残しをあさっていた気配。
ダイエットフードのときはチョビのごはんにはさほど執着していなかったのに…。
切り替え後に空腹感がじわじわと増してたのでしょうか。
今のフードとサプリメント、薬
切り替え後の一ヶ月、シロにあげていたのはこんな感じ。
基本的にはこのまま継続予定ですが、フードの一部は変更が必要かもしれません。
ドライフード
ル・シャット・デトレ
たんぱく質27.0% 、リン0.5% 、ナトリウム0.25%、 代謝エネルギー370kcal/100g
ル・シャット・デトレはシロも好きなようです。
腎ケアがうちにあるときはそちらを使うこともあります。
jpスタイル 腎臓の健康維持サポート 和の究み お魚風味
たんぱく質27.0% 、リン0.6% 、ナトリウム0.3%、 代謝エネルギー360kcal/100g
jpスタイル 腎臓の健康維持サポート、もしくは動物病院用のダイエテティクスキドニーキープをメインに。
メディファス 11歳から チキン味
たんぱく質28% 、リン0.59% 、ナトリウム0.25%、 代謝エネルギー390kcal/100g
メディファス 11歳はシロも気にいっていたので、たまにブレンドして腎臓用フードにあきないようにしてます。
メディファス各種については下記で成分を比較しています。
ウェットフード
朝は以前から、水分補給と満足感のためにウェットフードもだしています。
k/d缶
たんぱく質7.5% 、リン0.08% 、ナトリウム不明、 代謝エネルギー136kcal/100g
k/d缶は先日廃盤になったペースト状のもの。
取り扱いはペットのコジマのみですが、おそらくあちこちからかきあつめた最終在庫なのではないかと。これまで愛用していた方はこの機会に購入しておくのも手かもしれません。
シェフ スリースター テリーヌタイプ
たんぱく質8.8% 、リン不明 、ナトリウム不明、 代謝エネルギー95kcal/100g
シェフ スリースター テリーヌタイプ はシロの投薬補助用に、毎朝少量だけ使っています。
量はほんの小さじ半分ほどですが、これにフォルテコールをつぶして混ぜるとわからないらしく、薬ぎらいなシロでも大よろこびで食べてくれました。
一回の量がすくないのでラップで小分けして冷凍保存しています。
こちらの試食レポもご参考ください。
サプリメント
わが家の超基本セット、乳酸菌+食物繊維+オメガ3脂肪酸。
乳酸菌(JIN)
シロにはJINをドライフードにふりかけたり、ウェットに混ぜたりで。
最近クロのサプリ用にチャオプチを使うことが増えていて、そのときはチャオプチ1パックを三等分し、シロとチョビにも乳酸菌をまぜてあげています。
食物繊維(難消化性デキストリン)
シロは基本的に快便なので、難消化性デキストリンの量はひかえめ。
ドライフードに乳酸菌といっしょにふりかけて摂取。
オメガ3系脂肪酸(ウルトラオメガ3 500EPA/250DHA)
ウルトラオメガ3はDHA/EPAの含有量を考えるとかなりコスパがいい製品だと思います。
レモンやミントのような妙なフレーバーもつけていないから猫でも安心。
シロにはクレアチニンと高脂血症対策で使用中です。
お昼ごはんのドライフードには、1錠の1/2~1/3だけ中身をたらして。(昼ごはんは母担当。シロの残りのオメガサプリは母が服用)
はじめの頃はシロもにおいをいやがって食べなかったのですが、なれたのか最近はあまり気にしないそうです。
前回の検査でクレアチニンがさがったのは、もしかするとこれのおかげかも。
高脂血症にも効果がでてくれるといいな。
薬
降圧剤(フォルテコール2.5mg)
フォルテコールは二年前くらいから病院でだされ毎日飲んでいます。
シロは心臓疾患もあるようなので、腎臓と心臓両方に適用があるというフォルテコールはあっているのかもしれません。
うちの病院は薬が比較的やすい(2.5mg1錠が110円)ほうですが、病院によってかなり高額(1錠400円以上など)なところもあるそうですね。
保護活動をされている方では個人輸入の代行業者を通して安く入手しているケースもちらほら。(もちろん病院には事前に相談のうえだと思いますが。)
あまりおすすめはできないですが、どうしても金銭的に苦しくなった場合は、病院に了解をとったうえで代行業者を使うという方法もあるにはあるようです。
活性炭製剤(ネフガード顆粒)
クロにはあまり効果を感じなかったネフガードですが、シロでは嘔吐がへったし、便秘にもなりませんでした。
体質的にあうのかもしれませんね。
ドライフードをあげるときにふりかけて使ってます。
リン吸着剤(カリナール1)
カリナール1は単独では使っていないのですが、父がウェットフードなどにかんたんに混ぜられるよう私が作ったブレンドサプリに入れています。
いまのブレンドサプリにはいっているのは、乳酸菌+食物繊維+カリナール1の3つだけです。
今後の対策
フードの一部変更
ドライフード
ここしばらくは、病院からすすめられたロイヤルカナンの満腹感サポートや、フォルツァ10のウェイトコントロールを使ってダイエットをしていました。
シロにはそれなりにあっていたようで、体重も順調に減少。
ただ、どちらも成分的にたん白質やリンがわりと高め。
腎臓には少々きびしくなります。
なのであるていど体重がおちたらやめようと思っていて、いよいよやめどきかと先日中止したわけです。
ところが、やめたとたんにまさかのリバウンドですから……。
スペシフィック FRD
そこで今回は、以前ためしてシロも気にいってくれたスペシフィックのFRDにしばらく切り替えてみようかと思います。
これはダイエット系の療法食のなかではいちばんたん白質(29.5%)もリン(0.6%)もすくなめでした。
粒がかなりおおきかったので、歯のないシロには定番化しないでおいたのですが、味自体は好きみたいなんですよ。
抜歯して二年たち、フードの丸のみのにもだいぶなれたようですし、このタイミングで再挑戦してみることにします。
スペシフィック (SPECIFIC) 猫用 減量用 FRD ドライ
ウェット
もともとはクロへの強制給餌に使っていたk/d缶ですが、クロへの強制給餌をおやすみにしたのであまったk/dをシロに食べてもらっていました。
ダイエットも順調にすすんだし、ぼちぼちふつうの腎臓用療法食にしてもだいじょうぶかな?と思ったのですが。
………だいじょうぶじゃなかったみたいです。
k/d(オリジナルタイプ)はけっこう高カロリーですしね。
k/dはおやすみにして、また以前のようにダイエット用のウェットを再開したほうがよさそうです。
追記
シロのように腎不全があるけどダイエットも必要という猫さんは、以前つくったダイエットフードの成分比較表もご参考ください。
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