クロの食欲と体重の低下がすすみ、何度めかのフードジプシーをしてました。
そのとき注文したこちらのフードがわりと好評だったので、まとめておきます。
ベッツワンベテリナリー 腎臓ケア(チキン)
今回試したのは100gの小袋タイプ。
このくらいだと、万が一食べてくれなくても痛手は少ないです。
原料・成分
原料
ジャスミンライス、鶏肉、コーン、油脂類(魚油、動物性油脂(鶏)、大豆油)、小麦タンパク質分離物(消化率90%以上)、タピオカ、加水分解動物性タンパク(鶏肉)、コーングルテンミール、植物性繊維(セルロース繊維)、アミノ酸(L-リジン、L-トレオニン、DL-メチオニン、L-トリプトファン、タウリン、L-カルニチン)、ミネラル類(K、Cl、Ca、Na、Mg、Zn、Mn、Fe、Cu、I、Se)、フラクトオリゴ糖、クエン酸カリウム、ビタミン類(A、コリン、D3、E、C、ナイアシン、パントテン酸カルシウム、B2、B6、B1、葉酸、ビオチン、B12)、サイリウム、ゼオライト、レシチン、酸化防止剤(BHA、没食子酸プロピル)、保存料(ソルビン酸カリウム)、マリーゴールドエキス(ルテイン源)
引用 公式サイト(以下同)
メインのたんぱく源は鶏(チキン)です。
穀物としてジャスミンライスが使われているものはめずらしいですね。
ただ、酸化防止剤(BHA、没食子酸プロピル)や保存料(ソルビン酸カリウム)が……。
天然由来でないのはちょっと気になりますかね。
成分
保証分析値
たんぱく質:23.0%以上、粗脂肪:16.0%以上、粗繊維:4.0%以下、粗灰分:5.5%以下、水分:6.5%以下
分析値(乾物重量比)
タンパク質:26%、アルギニン:1.01%、ヒスチジン:0.57%、イソロイシン:0.85%、ロイシン:1.86%、リジン:1.5%、メチオニン+シスチン:1.26%、フェニルアラニン+チロシン:1.8%、トレオニン:1.52%、トリプトファン:0.53%、バリン:0.98%、脂質:19.1%、リノール酸:3.51%、カルシウム:0.68%、リン:0.35%、カリウム:0.83%、ナトリウム:0.4%、クロール:0.64%、マグネシウム:0.06%、鉄:230mg/kg、銅:20.8mg/kg、マンガン:17.9mg/kg、亜鉛:238mg/kg、ヨウ素:3.1mg/kg、セレン:0.56mg/kg、ビタミンA:49700IU/kg、ビタミンD3:6200IU/kg、ビタミンE:1380IU/kg、ビタミンC※:329.47IU/kg、ビタミンK:0.24mg/kg、ビタミンB1(チアミン):40.6mg/kg、ビタミンB2(リボフラビン):63.1mg/kg、ビタミンB5(パントテン酸):94.4mg/kg、ビタミンB3(ナイアシン):352mg/kg、ビタミンB6(ピリドキシン):70.1mg/kg、葉酸:23mg/kg、ビタミンB12:0.29mg/kg、ビオチン:8.2mg/kg、コリン:3200mg/kg、タウリン:0.36%、L-カルニチン:620mg/kg、オメガ6(リノール酸+γ-リノレン酸+アラキドン酸):3.58%、オメガ3(EPA+DHA+ALA):0.87%※ビタミンC誘導体由来
代謝エネルギー(ME)
原産国
特徴
慢性腎臓病に配慮
猫の慢性腎臓病に配慮し、特別に調製された食事療法食です。
この食事は、慢性腎臓病に配慮し、リンとタンパク質を制限し、必須脂肪酸の含有量を調整しています。
慢性腎臓病に配慮慢性腎臓病の食事療法のため、リン※1、タンパク質※2を制限しています。※1:標準的な自社成猫用フードと比較し、約57%減※2:標準的な自社成猫用フードと比較し、約7%減腎臓の健康維持に配慮腎臓の健康維持に配慮して、クエン酸カリウム、オメガ3脂肪酸(EPA・DHA)を配合。お腹の健康維持に配慮腸内フローラを整えるため、善玉菌のエサとなる食物繊維(セルロース)、フラクトオリゴ糖を配合。
さらに消化吸収の負担が少ない小麦タンパク質分離物(消化率90%以上)、ジャスミンライスを使用し、お腹の健康維持をサポートします。健康的な脳と皮膚、被毛の維持に配慮オメガ3脂肪酸(EPA・DHA・ALA)、オメガ6脂肪酸(リノール酸・γ-リノレン酸・アラキドン酸)をバランス良く配合。健康的な脳と皮膚、被毛の維持をサポートします。複数の抗酸化成分(ビタミンE、ビタミンC、タウリン)を配合
徹底した品質管理
国際基準の工場で徹底した品質管理のもと信頼できる安心安全な製品をお届け
ペットフードに求められる最も大切なことは「安心・安全」であると私たちは考えています。
本製品は、国際基準であるGMP・HACCP・ISO9001の認定を受けたタイ王国(通称タイ)のペットフード工場で製造しています。
原材料の選定、仕入から製造、出荷までの全工程において、最先端の技術を導入し、安定したクオリティを保つよう徹底した品質管理を行っています。
すべては「安心・安全」のために。確かな品質の製品を持続的にお届けする仕組みを構築しています。
高いコストパフォーマンス
(略)メーカーや卸業者を介さないことにより、余分な中間マージンを省き、他メーカーよりもお求めいただきやすい価格を実現しています。
1日の給与目安
200ccの計量カップ1カップ当り約75g
体重 (kg)
|
カップ数 | 給与量 (g/日) | 摂取カロリー (kcal/日) |
3 | 0.6 | 45 | 179 |
3.5 | 0.7 | 50 | 199 |
4 | 0.7 | 55 | 219 |
4.5 | 0.8 | 60 | 239 |
5 | 0.8 | 60 | 239 |
5.5 | 0.9 | 65 | 259 |
6 | 0.9 | 70 | 279 |
6.5 | 1.0 | 75 | 299 |
7 | 1.1 | 80 | 318 |
7.5 | 1.1 | 85 | 338 |
この給与量は使用開始時の目安です。
個体差や活動量に応じて、1日の給与量を1~数回に分けて与えてください。
ほかのフードからの切り替えは従来のフードに2割ぐらいを置き換えて与え、徐々に増やしてください。
常に新鮮な水を飲めるようにしてください。
獣医師の指導のもとに給与してください。
高齢の猫の場合、表示より少ない量で体重維持できることも多いです。
以前検証したこちらの記事も参考にどうぞ。
腎不全の猫でもだいじょうぶ?
「腎臓病用の療法食」という表示がされているので、成分的には問題ないと思います。
使用に不安がある場合は、念のためかかりつけの動物病院で相談されてみてください。
人間目線のみためとにおい、味
みため
色は薄めで、粒がふっくらしています。
タテヨコが約8mm、厚みが約5mmほど。
におい・味
袋をあけてもにおいはそれほど強くありません。
肉や魚を思わせる要素はほぼ感じず。
どちらかというとよくある感じの、穀物系?のかおりですね。
舌にのせると一瞬塩気を感じましたが、すぐ消えます。
かみ砕くとカリカリした食感が心地いいです。
スナック菓子でも食べてる感じで(笑)人間的にもわりとおいしい。
後味にほんのりとした苦みがありますが、酸味はさほどないです。
大きさ比較
JPスタイルのように薄いタイプではなく、コロンとしたボリュームがあります。
ロイカナ腎臓サポートよりはひとまわり小さいサイズ感。
この大きさなら、大きい粒が苦手な猫さんでもそんなに抵抗ないのでは。
2匹の反応(クロ、シロ)
Twitterではひと足はやく報告済みですが、結果からいうとかなり好感触でした。
購入したフードサンプルが好評だったので速報メモ。
ペットゴーさんのベッツワンベテリナリー腎臓ケア。
クロ、シロともよく食べてます。
このまましばらく飽きないでくれたら、大袋購入するかも。#猫の腎不全とおつきあい #猫の腎臓病 #猫の腎臓病食 #ペットゴー #ベッツワンべテリナリー pic.twitter.com/3lNEaxo5To— kuro@腎不全猫 (@kuro_kidney) May 12, 2022
クロ
「ん…?なにこれ、おいしいかも…(ポリポリ)」
開封後しばらくはけっこう気に入って食べてくれてました。
ただ食欲不振まっ最中だったので3日くらい飽きてましたが……(泣)
シロ
「うまいうまい!(ガツガツ)」
こちらはかなりの気に入りようでした。
いまだに、お皿に出すだけでテンションMAXです。
クロ | シロ | |
ベッツワンベテリナリー キドニーケア |
現在のクロの好みはひじょうにデリケート……。
これは残念ながら、定番化まではいかないかな~。
それでもほかのフードとまぜて出せばそこそこ食べるので、たまに少量を買って目先を変えるような使い方は、するかもしれません。
こんなときにつかうのがおすすめ
ネットで見かける感想は好評なものが多く、嗜好性はかなり高いタイプのようですね。
保存料や酸化防止剤など、ちょっとなーという部分もあるにはありますが…
好んで食べてくれるものが少ない場合は、目をつぶるのも致し方ないでしょう。
いまのご飯に飽きた猫さん、食欲落ち気味の猫さんは、一度試してみるのもアリでは。
100g入りの小袋があり、低価格で入手できるのがとてもありがたいです。
そちらでまず口にあうか確かめ、気に入れば定番化、というのがムダもなくておすすめ。
おもな入手先
ネットショッピングサイトではわりとどこも扱っているので、入手はかんたんかと。
公式サイトではクーポンも配布されているようです。
ほかの療法食をお探しの場合は、こちらのページもどうぞ。
コメント
ご自身のお体の調子はどうでしょうか
いつも詳しいデータありがとうございます。参考にさせてもらってます。
ちょっと気になってしまって、余計なことですが。
クロちゃんの血糖値が上がってきていて、ステロイド由来の上昇ではないかと。
うちの猫も食欲不振が続き、ペリアクチン、ステロイドを極少量飲ませました。
ペリアクチンは、興奮気味になってなかなか落ち着かずみてる方が不安になり、ステロイドは、食欲が異常に出ました。
結局、現在はモサプリド5mgの4分の1をカプセルに入れて朝だけ飲ませてます。
それで随分落ち着いてます。
猫はステロイドに耐性があるらしいですが、毎日の投与は血糖値が上がっているだけに、大丈夫だろうかと。
ステロイドによる医原性糖尿病は、インシュリンによる治療が必要となることがあります。
余計なことなんですが、すみません。
ステロイドの副作用として血糖値上昇があるという説明は、確かに受けました。
予防策として一日おきの投薬を指示されており、その後血糖値の悪化もないので、なんとか維持できているようです。
お薬の反応には個体差もあるので、なかなかコントロールが難しいですね…