フクちゃんのフードジプシーは続行中です。
ここしばらくは、ロイヤルカナンの腎臓サポートかカリスモにヘルスオンをトッピングするとよく食べてくれたのですが、数日前からまた食欲がおちてきています。
ステロイドも飲ませているのですが… (ノ_・。)
そこで今回は、リニューアルしたヒルズのk/dを開封。
ほかの猫たちにも試食してもらいました。
プリスクリプション・ダイエット 〈猫用〉NEW k/d™ 腎臓ケア
原料・成分
【原材料】
米、動物性油脂、コーングルテン、トリ肉(チキン、ターキー)、エンドウマメ蛋白、小麦、全卵、チキンエキス、ビートパルプ、魚油、米蛋白、植物性油脂、ミネラル類(カルシウム、ナト リウム、カリウム、クロライド、銅、鉄、マンガン、セレン、亜鉛、ヨウ素)、アミノ酸類(アルギニ ン、スレオニン、タウリン、トリプトファン、メチオニン、リジン)、乳酸、ビタミン類(A、B1、B2、 B6、B12、C、D3、E、ベータカロテン、ナイアシン、パントテン酸、葉酸、ビオチン、コリン)、カルニ チン、酸化防止剤(ミックストコフェロール、ローズマリー抽出物、緑茶抽出物)【成分(保証分析値) 】
たんぱく質:25.0%以上、脂質:19.0%以上、粗繊維:3.0%以下、灰分:6.5%以下、水 分:8.0%以下【代謝エネルギー 】
447kcal/200ccカップ
421 kcal/100g
ヒルズはリンやナトリウムなどの数値を公表していないのがざんねん。
ほかの成分もふくめて詳細なデータがあったほうがより安心できるので、メーカーさんにはぜひ対応していただきたいですね。
特徴
腎臓病管理用フード k/d 腎臓病・心臓病の食事療法に
◆製品特長
腎臓とクオリティ・オブ・ライフ(生活の質)の維持に役立つことが科学的に検証されています。
腎臓の負担を減らすため、蛋白質を制限しています。
腎臓の健康維持のため、リンを制限し、高レベルのオメガ-3脂肪酸を含んでいます。(※1)
血圧と腎臓へのストレスに配慮してナトリウムを制限しています。
科学的に証明された抗酸化成分が健康をサポートし、免疫力を維持します。(※2)
高レベルのL-カルニチンを配合(※3)(※1)オメガ-3脂肪酸 約1.6倍増量
(※2)ナトリウム約45%減量
(※3)L-カルニチン 約39倍増量
(当社サイエンス・ダイエットプロ猫用【健康ガード活力】と比べて)
筋肉を生成する能力をサポート
食欲不振によるエネルギー摂取量の減少をサポート
生活の質(QOL:クオリティ・オブ・ライフ)の向上をサポート※リン、ナトリウムなどを調整し、腎臓病のペットの生活の質(QOL)の向上に貢献する特別療法食です。
◆給与量
体重(kg) 2 3 4 5 6 7 給与量(g) 34 45 56 67 76 86 給与量(カップ) 0.3 0.4 0.5 0.6 0.7 0.8 ※ここに表示されている給与量はあくまでも目安です。
※ 個体差や活動量に応じて調整を行ってください。
※商品は予告なくリニューアルする可能性があります
◆ドライ内容量
500g, 2kg, 4kg※製品パッケージ・内容量などは変更する場合があります。
病気のペットの食事管理のためのプリスクリプション・ダイエット
プリスクリプション・ダイエットは病気のペットの回復・生体機能の正常化を助けるために臨床栄養学をもとに開発された特別療法食です。
病気の時こそ、食事管理が重要。元気を取り戻すための食事です。
※獣医師の指示にしたがって与えてください。ヒルズのプリスクリプション・ダイエットを与えている間は、定期的に獣医師の診察をお受け下さい。特別療法食
特別療法食とは、特定の疾患等に栄養的に対処するために栄養バランスが考慮され、専門的なアドバイスや処方に従って与えることを意図としたペットフードのことです。 ヒルズのプリスクリプション・ダイエットは獣医師の管理のもとに疾病を栄養学的にサポートすることを目的としたペットフードであるために特別療法食に分類されます。多くのプリスクリプション・ダイエット製品は維持食として長期間の給与が可能な栄養組成であることが確認されています。
食事を通して病気治療の一翼を担います
人間でも病気になったり、入院したりすると、病状に合わせて食事管理をします。病気や手術を受けたペットにも専門的な食事療法が必要です。病状に適した栄養を摂ることによって、病気の回復・生体機能の正常化を促します。食事管理は、薬品の処方や外科的処置などとともに獣医学的診療体系を構成する重要な分野なのです。
様々な病気に対応します
プリスクリプション・ダイエットは病状に応じて栄養組織を組み立て、病気の治療に役立つ食事です。様々な病気の特別な要求に対応できるよう成分を調整してありますので一般のペットフードとは大きく異なります。現在様々な病気に応じた食事管理のために33種類の製品を揃えています。
自然派成分で酸化防止
ヒルズのプリスクリプション・ダイエット 米国産 ドライ製品は、製品の酸化を防ぐため、自然派の成分であるミックストコフェロール(ビタミンE)、クエン酸、ローズマリー抽出物を使用しています。
引用 ヒルズ公式(スプリクション・ダイエット)
腎不全の猫にあげてもだいじょうぶ?
動物病院でも定番の腎不全用療法食なので、問題ないと思います。
人間目線のみためとにおい、味
みため
新しくなったk/dは全体的にしっとりしています。
これはもう、以前のk/dドライとはまったくちがうものですね…。
におい
袋をあけると穀物っぽいかおりがしました。
肉や魚を思わせるにおいはほとんどしません。
味
舌にのせるとごくわずかな塩味があるものの、かみくだくとまったく塩気は感じません。
鼻に香ばしいかおりがひろがりましたが、やはり肉や魚の印象はなし。
かんでいるときときはふつうにザクザクした食感。
あぶらっぽさはありません。
酸味のようなめだった後味もとくになく、しいていえば、ごくごくわずかなにがみがあるようなないような。
4匹の反応(クロ、フク、チョビ、シロ)
クロ
「まあ、食べられる」
数粒食べてはくれましたが、すぐ終了。
それほど好みのタイプではなさそうで、クールな反応でした。
フク
「はやくちょうだい!(ガツガツ)」
フクちゃんは封をあけるとにおいに大コウフンで、「はやくよこせ」と大さわぎ。
くいつきもすごくてびっくりしましたが、これはすぐあきるパターンの気もしますね~。
(そういえばフクちゃん、旧k/dもすきでしたがすぐあきました。)
これでしばらく食いつないでもらえるといいな。
チョビ・シロ
「ん?……気になるにおいだけど……これは…食べられないわね」
「うまいうまい!」
チョビはしつこくにおいをチェックしていましたが、結局まったく食べてくれませんでした。
シロはいつもとおなじ。(なげやり)
クロ | フク | チョビ | シロ | |
NEW k/d ドライ 腎臓ケア |
全体的にみると、旧k/dドライにくらべていくらか食いつきがよくなったかな?という印象でした。(わが家の場合)
ただ、リニューアルして食べなくなったという嘆きの口コミもよくみかけます。
食べてくれるかどうかは五分五分といったところでしょうか。
こんなときにつかうのがおすすめ
腎疾患用のドライ療法食としては、カロリーはまんなかへんくらい。
嗜好性も以前よりアップしていそうなので、いちどためす価値はあると思います。
まあ、病院でおすすめされる筆頭ブランドでもあるので、むしろ「療法食はこれからはじめた」というケースもおおいかもしれませんね。
より高カロリーの療法食をおさがしの場合はこちらの記事をごらんください。
入手先
動物病院ならたいてい扱っていると思いますので、まずはサンプルがあるか聞いてみるといいかもしれません。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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コメント
正月早々胃痛はつらいですね。
私の経験なのですが、昨年2月に突然胃潰瘍になりました。私の場合原因は長年の精神的なストレスでした。
(3年ほど要介護2の父を世話して、一昨年夏に父の入院後もいろいろと…)
M様の場合、昨年秋のハードスケジュール、年末の突然の仕事、加えてフクちゃんの食道チューブの件など、いろいろと重なったことが原因かも。
でも回復に時間がかかることがあるのでどうぞお大事になさってください。
(フクちゃんの食道チューブ、最初はびっくりしたのですが、人間でしたら本当に末期の延命治療という印象ですが、猫の場合QOLのひとつの手段なんですね。このブログで初めて知りました。)
hsksze さん
今回は本当に原因不明なので、病院で胃カメラやることになりました。f(^_^;
胃潰瘍、大変でしたね……。
ストレスは、思っている以上に体をむしばむようです。
ご家族を介護されている方には本当に頭が下がります。
私も知っている範囲で3~4人の方が介護生活をされているので、応援しながら色々勉強させていただいてます。
食道チューブは私も初めて知ることばかりでびっくりでした。
たぶん近い将来お世話になるでしょうし、こちらも色々勉強していきたいです。
こんにちは。うちの長女猫はこれが大好きで、これに変えてから食欲も増して体重が1kg増えました。以前の療法食を食べなかったわけではないんですが、食いつきの長さが明らかに変わりました。猫って嫌いなごはんは死んでも食べないと聞いたことがありましたが、本当なのかもと思ってしまいました。しっとり感にはべたつきもあるので、脂分が多めに配合してあるからなのかな、とも思いました。ただ、ナトリウムとリンの値を明記していないのはたしかに問題ですね。腎不全猫の(療法)食選びには、まずそこが指標とされるものですからね。
酒井信一郎 さん
コメントありがとうございます!
ブログでひなさんの体重がぐんぐん増えていくのを見て、私もこちらでガッツポーズしてました(笑)
うちのフクも同じくらいしっかり食べてくれると良いのですが…。
(今のところはまだそこそこ食べてくれてます)
最近はフードの成分を気にされる飼い主さんも増えてきたようです。
詳細は忘れてしまいましたが、療法食を作っている大手メーカーが今後成分の公表を検討していく、という記事をどこかで目にした気がします。
療法食だけでなく、全体としてもそのような流れになってくれると助かりますね。
クロちゃんの2つ星か、フクちゃんの食べっぷりが吉なのかですね。
大きさがネックのような、でもいけるかな?と。
どんなフードも10g以上15g未満しか食べないので、やはり腎セレ終わったらカリスモ開けます。
おかかフレーバーをつけるってどうですか?
わが家は銀スプ腎臓にやさしいおやつを粉にしてふりかけてます。これがまた食べるんです。私は神パウダー(笑)と呼んでます。
胃痛は辛いです。
胆石が隠れていたり、盲腸だったりとなかなか胃痛って診断難しいです。エコーで調べていただいてから胃カメラおすすめします。
バリウム検査は昭和の検査、とうちの医者は言っております。
にゃあ×3さん
カリスモ、私はとても気に入っているんですが、クロ・フクはすぐ飽きるようでローテーション要員です ^^;
にゃあ×3さんの猫さんたちが気に入ってくれますように。
おかかフレーバーはクロに大ヒットでかなり食いつきアップしてます!
反面、フクちゃんにはスルーされてへこみました…。
(かつおぶしに執着しない猫なんて初めてです。)
フクには銀スプおやつパウダーか、またたび粉のほうが効果あるみたいでした。
胃痛辛いです~~~
土曜日は打ち合わせのあと飲み会になるかもしれず、修行僧のようにウーロン茶で耐える予定です。
胃カメラも行きます。
こんにちは。胃痛、辛いですよね。私も11月から12月の頭にかけて
ストレスからずっと胃を痛めていました。
12月中旬に胃カメラ(鼻からのヤツ)をしましたが異常ありませんでした。
胃下垂なので普通の人より負担がかかりやすいらしく、常に腹8分目を心がけ、
冷たい物は控える様に言われました。
Mさま、冷たい飲み物とか飲まれませんでした?胃も筋肉なので冷えると
めちゃ痛くなる時がありますよ←私は胃痙攣か?と思う位痛くなる時があります。
にーにーの体重減少。とうとう年末から一気に200g落ちて春の3.8kgから3.4に。
レメロンやステロイドにも反応を示さず、もう崖っぷち感でいっぱいになり
お正月から強制給餌を始めました。
タイムリーですが、kdが常備してありカロリーも高く、またしっとりしているので
同じグラム数でも少しの量でいいので、それを1回10g、ピルクラッシャーで
砕き、チューブダイエットの高栄養の方(青い袋の)を少し混ぜ、そこに13cc
のお湯を入れて大きいシリンジでちまちまと、1日最高で3回。
一人で保定が出来ないので、へたくそながら夫に保定をお願いし、何とか。
随分心配しましたが、食べると体も温まるのか心地よさそうにし、動きもよくなって
きました。
レメロンを連続投与、と先生に言われて4日目でこちらも効果がでてきたようで
ポチポチと自力でも食べるようになってきました。(今は3日に1回にしました)
私まで心配でやつれましたが、もう衰弱していくしかないのか、と一時絶望
しかけましたが、諦めないでよかった・・・
しょっぱなから長文すみません。
ご報告でした!
サバトラーニャさん
うっかりコメントを見落としておりました!大変申し訳ありません m(_ _;m
サバトラーニャさんも胃カメラでしたか……お大事になさってください。
私の場合は冷たいものや刺激物はまったくとっていなかったのですが、知らないうちに冷えていたのかもしれませんね。
(カイロをお腹に貼るとだいぶ楽になったので冷えが大敵なのも良くわかります。)
にーにーさんも、とりあえず少しずつでも食べるようになってくれて良かったです。
理由のわからない食欲不振は本当に困ってしまいますね。
さきほど流動食リストにメルミルシリーズを追加したのですが、あちらもけっこう高カロリーですよ。(すでに試されてるかもしれませんが。)
抵抗はあると思いますが、今後場合によっては、首からの食道チューブも検討してみてはいかがでしょう…?
腎臓の数値もそこまで悪くないですし、にーにーさんはご飯さえ食べられればまだまだ元気でいられるような気がします。
食道チューブならエリザベスカラーも不要で、自力で食べるようになればチューブを抜くだけで傷口もふさがるそうです。
いちど病院で相談されてみてもいいかもしれません。