【高齢猫の爪切りはちょっと大変~厚くなった爪のケア】

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クロ 2022/12/4

 

ここ数日でいきなり寒さが本格的になってきました。

それまで夜いっしょに添い寝してくれることも多かったクロですが、さいきんはすっかりこたつ虫と化し、夜もそちらでぬくぬくとひとり寝です。

 

今回は、クロの爪について。

以前から爪の変化が気にはなっていたのですが、近ごろさらに症状がすすんでいます。

これってこのままで大丈夫なの?とすこし心配になりました。

 

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クロの爪がちょっとへん…?

気になる爪の状態はこちら。

クロの厚くなった爪 2022/12/4

うーん…?猫の爪ってこんなだったっけ?

 

もともとの猫の爪って、もうちょっとこう………鋭かったような…?

 

クロは以前爪を切った形のまま、ボテッとボリュームだけ増えた感じです。

爪の両側にこびりつく黒い汚れも気になります。

 

シロの爪はどんな感じ?

いっぽう、シロの爪はといえば。

 

シロの爪 2022/12/4

シャキーン✨

 

そうそう、これこれ。

 

今は亡きチョビの爪もこんな感じでしたね~

(とくにチョビの爪は2匹に比べるとさらに細く鋭くて、凶器みたいでした)

 

シロが膝にのると爪が刺さって痛いのですが、クロはまったく刺さりません。

 

クロの爪で具体的に気になるところ

シロの爪をみると、爪の下側や根本はそれほど厚くないようです。

とくに爪の下側は何もついておらず、スッキリとしています。

 

シロの爪 2022/12/4

シロの爪

 

で、クロの場合。

 

クロの厚くなった爪 2022/12/4

クロの厚くなった爪

 

以前にくらべ、爪の下側がぶ厚くなってきました。

爪の伸びるスピードは、年齢とともに遅くなっています。

長くならないかわり下方面になにやら増殖していますね……

 

クロの厚くなった爪 2022/12/4

クロの爪の伸び方

 

力が弱くなったせいか、爪とぎではうまく爪のサヤをとることができないみたいです。

とれずに残った爪のサヤや、皮膚のかけら、汚れ(アカ)などがどんどん蓄積したのかも。

 

爪を切っても外側のサヤや、もさもさしたもの(皮膚のかけらやアカ)が残ります。

指先や爪でちょいちょいこそげて取るのですが、けっこう抵抗されるので痛いのかな~

サヤをはがしているとき、本来血が通ってない場所から出血したこともありましたし。

つまるところ、みんな爪の老化現象なんでしょうか。

 

余談ですが、爪の老化といえば、私にもちょっとした心当たりが。
猫じゃなく人間の話ですが、以前祖母がまだ元気だったころのことです。
当時私は90歳を超えた祖母の、足の爪切り係でした。
ちょくちょく祖母の足を観察したのでおぼえているのですが、人間も年齢がいくとやはり爪が変形・変質するんですよね。
足の爪は全体的に厚ぼったくなり、予想外の形に成長していきます。
厚くかたいのでそのままでは切れず、いつも切るのはお風呂上りでした。
私自身も足の小指の爪が小さくなり、先に伸びるというより「厚みが増す」感じになってます。
足の小指の爪を切るとき、変なところから出血したことが、そういえば私にもありました…。(それもまた老化現象…?)

 

これって大丈夫なの??

改めてネットでしらべ、クロの爪が老化現象であることは確認できました。

それはそれとして。

爪を切っただけの状態でそのまま放置していいものか。

もっとサヤをわしわしはがしたり、アカをほじくったりと、積極的にきれいにするべき……?

 

さらに検索した感じでは、そのままでもわりと大丈夫なようでした。

こちらの動画では動物病院で高齢猫さんの爪切りをするようすが紹介されています。

 

参考 ⇒【老猫の爪切り】爪の形がこんな風になってきます。

 

サヤをはがしたり、アカをとりのぞいたり、汚れを拭きとったりすることもできますが…

いやがる子の場合は、無理にそこまでしなくても良いそうです。

(動画のナナさんは、24歳なのにかわいくて人なつこいし、びっくりするくらい元気!)

 

ただし、そのまま爪を切らないで放置していると巻き爪になってしまうことも。

巻き爪が伸びると肉球にささって大変なことになります。

あまり伸びないからと放置せず、1~2か月に一度は爪を切るように、とのことでした。

 

爪切りいろいろ、どれがいい?

これまで使っていた爪切りは、猫たちが若いうちはさほど不満はなかったのですが…

最近はどうも、クロの爪が切りにくくなったとは思ってました。

ちょっと調べてみると、爪切りにもいくつか種類があるんですね。

 

ハサミタイプ

現在うちにある爪切りは、動物病院で購入したハサミ型

 

シロの爪切り完了20170611

 

メリットは安価で入手しやすく、慣れてなくてもつかいやすいこと。

Amazonでもこのタイプの品揃えは豊富です。

 

 

これらのデメリットは、厚く硬い爪を切るときに力が必要なこと。

細い爪を切るときはあまり音や振動はありませんが、厚い爪だとやや衝撃が伝わります。

 

ニッパータイプ

ニッパー型は、ニッパー(工具)と同じ構造のもの。

グリップをにぎることにより刃が閉じて、爪をカットします。

 

 

メリットはあまり力がいらないこと。

巻き爪でも切れること。

デメリットは、安価なものによく切れない製品があること。

切れ味は製品差が大きいようなので、信頼できるメーカーのものがよさそうです。

 

ギロチンタイプ

穴に爪を差しこみスライドさせて切るタイプは、ギロチン型とよばれています。

 

 

メリットは、あまり力をいれなくても切りやすく、音や衝撃も少ないこと。

厚い爪でもかんたんに切れるそうです。

(うちではまだ使ったことがないため、実際の使用感はわかりません)

デメリットは、すこし慣れないと穴に爪をさしこむ作業がむずかしいこと。

そして、穴にはいらないような厚い爪や、巻き爪は切れないこと。

 

穴にさえ入れば、切れ味が良いので高齢猫の厚い爪にもおすすめらしいです。

うちでも一度このタイプの購入を検討してみようかな。

 

ピコックタイプ

今回はじめて知ったタイプが、このピコック型

 

 

横から爪に差し込むように使うそうです。

(私も使ったことがないのでうまくイメージできない…)

刃の部分がクジャク(Peacock)の頭のように見えるためこう呼ばれます。

 

メリットは、切る部分がよく見え、狙いをつけて切りやすいこと。

巻き爪や親指の爪も切りやすいこと。

デメリットは、やや高価であまり選択肢がないこと。

左利きの使用には向かないこと。

 

ほかのタイプの爪切りではうまく切れないよう子には良さそうですね。

 

電動やすりタイプ

ちょっと番外編チックですが、電動やすりという選択肢もあります。

 

 

メリットは深爪をする心配がないこと。

デメリットは、時間がかかることと振動があること、電源が必要なこと。

 

音や振動が苦手な子には難しいですが、厚い爪のサヤをすこしずつはがすときにはいいかも。

 

さいごに

以前のクロが寝ている私を起こす方法は、おでこや頬に爪の先を刺したり、鼻にかみつくやりかたでした。

最近は体の上に乗ってくるだけなので、昔よりやさしくなった?と思っていたのですが……

単に爪に鋭さがなくなって、威力がおちた(=やっても起きない・気付かない)だけみたいです。

 

さて、今回、爪切りにもいろんな種類があることを知りました。

今使っているハサミタイプが、今のクロには向かないことも。

ちょうど日曜から楽天のスーパーセールも始まったことですし、クロでも使えそうなギロチンタイプニッパータイプの爪切りでも、購入してみようかなーと思ってます。

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。
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