【入院中のアクシデント。想定外で5度目のチューブ設置に】

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静脈点滴用のソルデム3A

フクの静脈点滴液

 

あいかわらずフクのことばかりですみません。

前回更新以降の状況を記録しておきます。

 

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7月6日(金)病院でのアクシデント発生

7月2日の4度目の手術

ほんとうなら、あれを食道チューブ設置の最後ときめていました。

「それでダメなら次こそ胃ろうに」と思っていたのですが……。

 

フク 2018/7/6

アクシデント後、放心しているフク

 

再入院後は、ゆるやかとはいえすこしずつ回復のきざしがみえていました。

日ごとにしっかりした顔つきになるフクに、私もやっと落ちついてきて。

その矢先のことでした。

いつものように面会へ

病院へ面会にいった際、院長先生から

「ちょうど食事をいれるところなので、ごらんになりますか?」

と申し出があり、お言葉にあまえて見学させていただきました。

 

チューブ給餌を見学するも…

この日からk/d缶(水は加えずミキサーにかけただけのものでかなり濃い)を

朝晩100ccずつ(+薬や洗浄用の水)与えはじめたといわれ、

まだ体調が不安定なのに多すぎないのかな?とすこし不安になりましたが

経験豊富な院長先生の判断なのだから、きっと大丈夫なんだろうと考えました。

 

注入が半分ほどすすんだ時点で先生に緊急呼びだしの合図があり、

この1本を終わらせてから行こうと思われたようで、入れかたがすこし速い印象…?

 

なんだかフクが口をぺちゃぺちゃしはじめて、あれ、ちょっとよだれも………。

心配しながら見まもりますが、先生はフクのようすが目に入っていないよう。

入れ終わると同時にとびらのほうへ歩きだしてしまいました。

 

ふたたびチューブがでてしまう

私が「あ、先生!吐きそうです!」と言った直後、

フクが内容物をぜんぶ戻してしまい、同時にチューブがまた口から………。

それでも先生は横目でちらりと見たか見ないかで、いそいで行ってしまいました。

 

わかい看護師さんがふたりがかりでフクをなだめ、ひとまずパニックは沈静化。

それでも先生は戻ってくる気配もなく、看護師さんのひとりが携帯で呼んでくれます。

ようやく戻ってきた先生が応急処置でチューブをひきぬきました。

今後についての話し合い

先生は、チューブを今後どうするのか(今ここで)私に結論をだしてほしいようです。

たしかに、なにかしらの形で栄養をいれないことには体力がもどりません。

しばし先生と話しあいです。

 

退院後にケアしやすいよう、一日2回の給餌でできる量をおこなっていたこと。

それがやはりすこし多かったのかもしれないこと。

ただ、吐いた要因はそれ以外のストレスもあるのでなんともいえないこと。

よわめの吐き気どめだったので効果が充分ではなかったかもしれないこと。

(なぜつよいものでなかったのかを問うと)強い吐き気どめは高価になること。

この状況でもし先生の飼い猫であれば?という問いには「私なら胃ろうにします」。

今後はつよい吐き気どめにし、入れる量もへらすことを約束。

 

すべては私が決めなければならない

このあとどうするのか。

たよりにしていた看護師さんはちょうどおやすみ中。

動揺するなか、短時間に、たったひとりで結論をださなければならない状況です。

(それがあんなにつらいものとは思いませんでした。)

 

また食道チューブをいれるのか。

それともこの機会に胃ろう手術に切りかえてしまうのか。

はたまた、もういちど経鼻チューブへもどる……?

 

悩みに悩んだすえ、今回かぎりということで、食道チューブの再設置をお願いしました。

麻酔すくなめとはいえ、今のフクの数値で胃ろう手術をするのが、私はこわかった……。

 

経鼻チューブも考えましたが、フクには鼻炎があり、ときどき息が苦しそうなのです。

そしてフクにはかつて、経鼻チューブですら口からでてしまった過去があります。

またその二の舞にならないともかぎりません。

 

想定外のかたちの再手術。

こんな経緯で、5度目の設置がおこなわれてしまいました。

 

7月7日(土)なんとなく覇気がない

フク 2018/7/7

 

この日は所要があり、私は朝から東京へ出ていました。

本来なら夕方ギリギリまでかけて用事をすべて終えたかったのですが、

どうにもフクが気になり、はやめに切り上げて面会へ。

 

昨夜食道チューブの再設置がおこなわれたせいか、こころなしか目に力のないフク。

それでも頭をなでてあげると、目をほそめてよろこんでくれます。

口のまわりにはヨダレが黒くかたまってこびりついていました。

はやくうちに連れ帰り、蒸しタオルできれいにしてあげたくなります。

 

面会中に一度おしっこをしたので、ケージ清掃中は私が抱いていました。

だっこするのは5日ぶりくらい?

ものすごくひさしぶりのような気がします。

 

7月8日(日)なんとかおちついたか

フク2018/7/8

 

夕方面会へ。

昨日にくらべるといくらか元気がもどったように感じられます。

頭をなでてあげると、のどをゴロゴロならしてくれました。

 

当初日曜に二度目の検査という話もあったのですが、

たよりの看護師さんがもどるのが月曜からということで、月曜午後の検査へ。

月曜夕方に面会にいき、そのとき今後について再検討することになりました。

 

ところで、昨日の面会後からの記録を見たらなんと、夜の検温で39.8度

昨日フクの目がうつろだったのは熱があったからかもしれませんね。

さいわい今朝には38.8度までさがっていましたが、まだちょっと高いかな。

(フクの平熱は38度前後ということが今回の入院でわかりました。)

夜の検温で下がってくれているといいのですが。

 

もし退院できたら、こまめな体温と体重測定が必要になります。

そして毎日の輸液と投薬、もちろんチューブ給餌も。

ほかの猫たちの今後にも役立つでしょうし、勉強だと思いがんばってみます。

どうか、回復して退院できますように。

 

おしらせ(松本の展示)

こんなときにこのようなおしらせをのせるのも気がひけるのですが。

 

Shelf Life DM

 

お世話になっているギャラリーオーナーさんが、長野県松本市にあらたなスペースをオープンしました。

7月いっぱいはおひろめ展示としてたくさんの小品が展示されています。

(私のちいさいのもどこかにあるらしいです。)

 

まだしばらくは模索しながらの運営のため、通称を「OOTE(おおて)41221」にしたそうです。

もともとは町で親しまれていたお餅屋さんのお店あとで、松本駅からあるいて15分くらい。

 

OOTE41221 MAP

Google MAP

→ Facebook Page「Oote41221

 

当面は不定期運営のようですが、お近くのかたはぜひのぞいてみてください。

 

ほんとうは両親が7月8日~9日で観光がてら行くことになっていて、私も案内役として日帰りで同行することになっていました。

ところが父が急に体調をくずしまして。(すぐ病院へいったので今はもう大丈夫です)

さらにフクの件があったり天候が荒れたりとタイミングが悪く、ざんねんながら今回の松本行きは見送りへ。

 

うちは母が長野出身ということもあり、むかしから長野には縁があるんですよね。

長野出身者が3人以上あつまるとだいたい「信濃の国」うたいはじめるのもほほえましい(笑)

第二の故郷みたいなものなので、日帰りとはいえひさびさに行けるのがたのしみだったのですが……。

もうすこし落ちついたら、松本はあらためてリベンジしたいと思います。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。
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コメント

  1. こんばんは。

    フクちゃん、毎日面会に来てくれるのが、安定剤になってそうですね。

    5度目の設置手術、フクちゃんよく頑張ってくれて体力が心配です。

    再度にチューブを吐いてしまうのは、持病、体調、違和感などあるかと思いますが、フクちゃんの身体がチューブを拒否してそうです。

    100ccの量も問題とは思いますが、それだけではなさそうです。

    フクちゃんは、包帯の締め付けも苦手なので、細いとはいえ、身体にチューブが入っているのが、耐えられないかもしれません。

    鼻チューブも以前にトラブルがあったとの事ですが、鼻チューブは、チューブ自体は体内に入っていないので、フクちゃんの耐えれる範囲内だったのかもしれませんね。
    鼻炎は、心配ですが、、。

    胃ろうチューブは、チューブが出ることは、ないかもしれませんが、逆に、気持ち悪くなり、吐きだしたくなったとき、対応できないのが、こわいかなと思います。

    フクちゃんの年齢、体力を考えると、胃ろうの設置、麻酔は危険すぎるかなと思います。

    とはいえ、栄養摂取して、せめて設置前の体力くらいに戻ってくれないと、次のステップに進むのは難しいので、よい方向に進むのを願います。

    おまけのお話、気分転換になりました。

    血液検査の数値も重要ですが、数値ではない、フクちゃんの体調を気にかけれるのは、M様だけなので、見守ってあげてくださいね。

  2. サバトラーニャ より:

    豪雨で全ての交通が完全にストップし、ほぼ金曜日から土曜の夜まで地域が孤立して
    おりました。幸い実被害はありませんでしたが。

    難しい決断でしたね・・・
    どの選択をしてもリスクはゼロじゃないし、出来る事なら苦痛も少ない選択にしたいし。
    読んでいるだけでも取り乱してしまいそうな位、難しい選択です。
    辛さを一緒に共有できる方はご家族か友人でいらっしゃいますか?
    何もしてあげられなくてもどかしいです。

    少しでもフクちゃんが体調、自覚症状とも楽になるよう願っています。

    うまくかけなくてごめんなさい。
    私もずっと心配しています。

  3. hsksze より:

    ツイッター拝見しています。
    退院してセカンドオピニオンの病院に連れて行くことは無理ですか?
    うちの子はもうほとんどだめな状態で他の病院に連れて行って命拾いしました。
    先生によって本当に診療の仕方が違いますよ。
    今の病院の院長先生はなんか信用できない気がします。

  4. こんばんは。

    ツイッター、拝見しました。 
    フクちゃん、頑張ってくれていると思います。

    あの時、確認ミスで、退院してなかったら、、、

    M様もおっしってましたが、今はフクちゃんに安定してもらって、退院して、クロちゃんたちと、お家でゆっくり過ごしてもらいたいです。

    今は、治療やセカンドオピニオンより、フクちゃんの身体に負担をかけない事を優先できればと思います。

    フクちゃん、お顔はしっかりしているので、まだ頑張ってくれると思います。

    Mさま、フクちゃん、見守ってあげてくださいね。

  5. サバトラーニャ より:

    少しでも楽でゆっくりとリラックスできる時間が早く来て
    そしてそんな時間が長く続きますように・・・

    フクちゃんに、
    画面を通してだけれどフクちゃんの事を想ってくれている人はたくさんいるよ、
    応援しているよ、
    ってお伝えくださいね。
    Mさまもどうかご自愛くださいね・・

  6. こんばんは。

    ツイッター、拝見しました。

    フクちゃんの動画、かわいかったです。
    Mさまが、毎日来てくれるので、うれしそうですね(*^-^*)

    フクちゃん、自力でしっかり座っているし、お顔も気力が感じられるので、退院して、お家でリラックスすれば、数値も安定してくれると信じてます。

    今は、焦らず、退院目指して、頑張ってもらいたいです。
    今回は、チューブを吐くことのないよう、祈ります。

    わたしからも、フクちゃんに。

    フクちゃんには、画面を通して、元気と福をもらってます。
    フクちゃんのペースで、無理せず、長生きしてくださいね。

    Mさまも、無理せず、ご自愛ください。

  7. サバトラーニャ より:

    心地よさそうでよかった~・・・・!!
    辛そうだったらどうしようとドキドキしながら拝読している状態です(^_^;)

    梅雨も明けて暑いけれど少しはカラっとして高気圧に覆われるから
    状態が安定するんじゃないかと希望を持っています。

    大事にしてもらってフクちゃんは幸せ者だなぁ。
    しつこいようですがMさまもくれぐれも体調にお気を付けくださいね!

    無力ですが応援しております!