ツイッターではフクの状況について逐一つぶやいてしまい、ご心配をおかけしました。
(不安を吐きだすと気もちがちょっぴり楽になるのです。すみません。)
またもや急な展開で、入院からの静脈点滴、カテーテル手術となりましたが、
現時点でフクはすでに退院し、おちついて眠れるまでになりました。
帰宅してから夜までずっと暗がりで丸くなっていたので、
いま、ベッドの上でのびのび眠れているだけでもホッとしています。
入院によって劇的に体調がよくなったわけではないのですが、
リラックスできる自宅で、あせらずゆっくりと回復をめざそうと思います。
ツイッターやコメント欄でもたくさんの応援をいただき感謝です。
気もちが弱っているときだったのでとても沁みました。
今回は、前回の更新以降のフクについてすこしまとめておきます。
3度目のチューブが抜け、翌日病院へ
フクと病院に来てます。
1.まず血液検査で肝臓・腎臓の機能チェック。
2.極端に悪化してなければレントゲンでお腹全体を撮り、チューブを設置。
3.もし今回のチューブも出てしまったら、精密検査や胃ろうも視野に入れ、改めて方針を決める。(食道チューブは諦める)
こんな感じです。 pic.twitter.com/N0vABlDNjw— kuro@腎不全猫 (@kuro_kidney) 2018年6月29日
午前中病院へ行き、今後の対応について相談しました。
ところが先生は、再度チューブをつけるかどうかについてしか言わない・聞かない。
どうにも判断材料にとぼしく決めかねていると、
ベテラン看護師さんからこのようなたすけ船をいただきました。
2.極端に悪化してなければレントゲンでお腹全体を撮り、チューブを設置。
それ以外のケアや、吐きにくい食事のあげかたなどについても助言がありました。
が、そのあいだに先生消える。(えーーーちょっとまって。)
看護師さんと相談のすえ、まずは検査結果をみてからということになり、
ようやく先生再登場です。
下記のように、失敗したときの方向性を確認しました。
長いおつきあいだし、けして悪い先生じゃないと思いたいんだけど………
シロウトに話してもムダと思ってるんでしょうか??
できれば先生からも、もうちょっとていねいな説明がほしいところです。
術前の検査結果がかなり悪くなっていておどろく
でてきた結果をみてびっくり。
たった一ヶ月ちょっとのあいだに、ずいぶんあちこち悪化していました。
これは検査しておいてよかった……。
肝臓と腎臓、とくにBUN・Creがいっきに悪化していました。
あいつぐ手術のストレス、悪化する口内炎、落ちる食欲と体重、免疫…。
思いつく理由はいくつもありますが、私にはこれ以上どうしようもなく。
途方にくれてしまいます。
たびかさなる嘔吐は、数値悪化も原因のひとつだったのかもしれません。
前回、2018年5月の検査結果はこちら。
尿素窒素(BUN) 66.1 (基準値:17.6~32.8)
クレアチニン(Cre)3.2(基準値:0.8~1.8)
ナトリウム(Na)158(基準値:147~156)
クロール(Cl)110(基準値:107~120)
カリウム(K)4.6(基準値:3.4~4.6)
カルシウム(Ca)11.0(基準値:8.8~11.9)
リン(Pi) 5.2 (基準値:2.6~6.0)
白血球数 (WBC) 198(基準値:55~195)
赤血球数 (RBC) 600 (基準値:500~1000))
ヘモグロビン (Hb) 7.7(基準値:8.0~15.0)
ヘマトクリット値 (Ht〔PCV〕) 24.0 (基準値:26~46)
急きょ入院・静脈点滴
チューブがどうこうよりまず数値をさげましょう、ということで即入院です。
静脈点滴ですみやかに毒素を排泄させます。
このまま栄養がとれないのもまずいので、レントゲンを撮って結局チューブも設置へ。
午後にいちど、レントゲンでは問題なしという電話をいただきました。
入院中には、流動食への反応も確認してもらえます。
入院当日は夕方いちど面会へ。
翌日の夕方にはつれかえってもいいということで、17時ころむかえにいきました。
退院後の流動食について
まれにキドナなどにアレルギーがあって吐くこともあるそうです。
なので今回は病院とできるだけおなじものからのスタート。
看護師さんの意見では、療法食のウェットをペースト状にし、
それのおもゆ的なものからはじめると体の負担もすくないのだそうです。
フードの量
入院中のフードの量がメモしてあったので、参考のため許可をいただいて撮影。
この記録をみると、フード50ml+水15ml や フード50ml+水10ml など
うちでやったときよりたくさんいれているようですね。
ペースはかなりおそく、休みながらだそうですが、毎回吐いてはいないそうです。
フードのつくり方
あらためて病院の台所で、流動食の公式(?)レシピをおさらい。
病院ではk/d缶1缶+水30mlでミルサーにかけてペーストをつくっていました。
(現在の156g缶。ツナとチキンどちらでもOK)
とろみはだいたいゆるめの生クリームくらいで、裏ごししておきます。
体調によってはこれを適当にうすめて使うそうです。
k/d缶のリニューアルで入手できなかった時期は、FKWを使っていたと聞いています。
フードの入れ方
これは、かなりゆっくりめで、といわれました。
はじめのうちはまず背中をやさしくマッサージして副交感神経を刺激。
体をリラックスさせ、受け入れ準備をととのえておきます。
その後ぬるま湯をすこしいれ、気もちわるくなさそうであれば、
うすめの流動食からすこしずつ入れはじめる。
気もち悪そうなそぶりがすこしでもあれば、いったんそこで中止。
しばらく時間をあけてまたいれます。
「なれれば30分くらいでできますよ~」とベテラン看護師さん談。
てことは、なれないうちは1時間はかかると思ったほうがよさそうですね…。
若い看護師さんに「”しばらくあける”って具体的にどれくらいですか?」と
質問してみました。
すると回答は「さあ…。いつもてきとうなので正確にはちょっと」。
えええーーー(涙)
しかたないので、20~30分くらいあけてやってみようと思います。
退院後のフク
一晩入院してもどってきたら、口がヨダレまみれになっていてびっくりでした。
丸一日以上ステロイドをのんでいなかったせい??
それにしても、急激に口内炎が悪化したような雰囲気です。
起きているときはひんぱんにヨダレを飲みこんでいました。
流動食に再挑戦中
戻ってからしょっちゅう口をぺちゃぺちゃとさせているので、
口まわりが気になるだけのか、気もちわるくてはきそうなのかがわかりません。
注入するときは口もとをにらみながら、冷や汗たらしてやってます。
(またチューブ出たらおわりだからこわい)
注入速度は超・超・超スロー。
入ってるのに気づかないくらいのペース、
かたつむりかミミズが這う速度のイメージで入れてます。
さいわいこれで、いまのところは吐いてません。※追記あり
病院ではk/d缶推奨でしたが、今はFKWを裏ごししてつかってます。
1時間に1回注入、1回分の量は総量20ccくらいまで。
日曜は、夕方までかかってやっとFKW1パックを半分くらいいれました。
一日のカロリー的には、すくなくともFKW全量(166kca)はいれたいのですが、
吐いたらすべて水の泡なので、あせらずゆっくりやっていこうと思います。
追記
日曜(7/1)の19時すぎまではフクもおちついていたのですが、
19時半にとつぜん吐いてしまいました。
前回の給餌は18時半だったので、こんなに時間をおいての嘔吐は初。
不幸中のさいわいでチューブは出なかったものの、
細心の注意をはらっても吐き気はおさえられないようです。
しばらくは自宅での点滴もふやすようにし、
月曜は仕事がえりに病院へ寄って、吐き気止の相談をしてきます。
栄養を入れないと体調は悪化してしまうけれど、
入れれば吐き気でチューブがでてしまうかもしれない。
綱渡りのような緊張とストレスで、さすがにちょっとメゲそうです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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コメント
心中お察しいたします。
本当に心配でしょうし、給餌にも神経を使いますよね。
たぶんですが、胃腸の動きが少し鈍っているんでしょうね・・・
にーにーも昨日から消化しずらいようで、食べては吐くので時間外で朝、
点滴に行ってきたばかりです。
急に暑くなって体がついていかないのも原因だと思います。
フクちゃん、今は体重にこだわらずに水分補給をメインに
ゆっくりと体調を戻していく感じでいいかもな~とも思います。
CREも脱水気味だと一気に一時的に数値があがるし、また脱水から
吐き気も催すようなので水分重視!!で!
ちなみに私はにーにーの強制給餌のドロドロ食はほんのり温めてあげていますが
Mさまは室温のままでしょうか?
少し温かい方が胃が動きやすいかな、と思い私は温めています。
そして1回にたった20mlしかあげないのですが、胃腸が弱いので
それだけでも10分はかかります。休み休みあげています。
水分補給とお口の痛みのコントロールが出来てフクちゃんが心地よさそうなら
それで今は充分かなぁと思うので、どうかMさま、煮詰まりすぎて共倒れに
ならないようハードルを下げて楽にされてくださいね!!
こんばんは、はじめまして。
うちの子も腎不全でフクちゃんのことが気になり様子を見ておりました。
フクちゃん、少しでも気持ち悪さから解放されますように。
数値が悪くなると気持ち悪さから吐いてしまうようですね…
うちの子も先月何度も入院しました。
ご飯はk/dでしたが食べてくれなくなって、もう療法食にこだわらず食べたいものを食べてもらおうと、いろいろ買って試しました。
猫のことを思うと、何が一番正しいことなんだろう…と常々思ってしまいますが、お互い出来ることを精一杯してあげましょう(*´ー`*)
飼い主様が体調を崩されたら大変です、どうぞ無理をされませんように。
苦しいときは不安も不満も少し吐き出してすっきりしたらいいと思いますよ。
こんばんは。
フクちゃん、持病もあり、年齢的にも再手術の麻酔と、精神的に思った以上に負担がかかったのかもと思ってしまいます。
ツイッターでフクちゃんの近況をしりました。
今夜、急変してもおかしくないとおっしってましたが、フクちゃんには無理のない治療で頑張ってもらいたいです。
私も以前、20年ともに暮らした、キジトラの女の子に、できるだけ苦しまないよう、やすらかに見送ることより、自分の願望で無理をさせてしまい、後悔しています。
フクちゃんの近況のお写真も、体調も数値も良くないですが、毛並みはフサフサして幸せそうに思います。
フクちゃん、M様と出会って、幸せなのだと思います。
フクちゃんには、まだまだ頑張ってもらいたいですが、急変状態が続くのであれば、フクちゃんの身体を軽くして、フクちゃんのお家で過ごしてもらいたいです。
まだ、フクちゃんは持ち直すと信じて、緩やかな回復を心より祈ります。
ツイッターの方、拝読しました。
再入院で容体も余りよくないとのこと・・
言っても仕方ない事でしょうけれど、
本当にあのまま入院できていたらこじれることもなかったかもしれないのに。
感染からの熱なのでしょうか。
フクちゃんもMさまもお気の毒で何と申し上げたらいいかわかりません。
フクちゃんの運の良さを信じて絶対持ち直すと信じています!
何もないかもしれませんが、私に出来る事があるなら
遠慮なくおっしゃってくださいね!
どうか少しの時間でも疲れた体と頭を休ませてください。
こんにちは。
ツイッター、拝見しました。
フクちゃん、今は入院して、体調、復活して頂きたいですね。
病院の医師と上手く、コミュニケーションがとれてないようですが、フクちゃんの身体を医学的ではなく、心情的に気にかけれるのは、M様だけなので、今のフクちゃんに負担が掛かりそうな、検査や手術には注意してくださいね。
フクちゃんは、貧血もあるので、再度の血液検査も心配しています。
病院では、口内炎の処置も気になります。
フクちゃんには、まだまだ幸せな時間を過ごしてもらいたいです。
M様も、体調に気をつけて、フクちゃんが負担なく回復するよう、見守ってくださいね。
私も、ブログを通じて、フクちゃんに出会ったのも、ご縁だと思っています。
失礼ながら、なにかできる事がありましたら、お伝えくださいませ(*’‐’*)
こんにちは。
ツイッターで近況、拝見しました。
フクちゃん、急変せずに良かったですo(^-^)o
今回は、体調が安定するまで入院して、回復してもらいたいです。
M様も、お疲れかと思いますが、引き続き、頑張ってくださいませ。
おはようございます。
小康状態のようでホっとしています。
何とか上昇気流に乗ってほしいと願っています。
ツイッターをしていないので、こちらのコメ欄を使わせていただいていますが
返信は無用です。
どうかMさまもご自愛くださいね。
ご無沙汰していた間に、フクちゃん、Mさんがこんなに頑張っていたなんて。
どうかフクちゃんの容態が落ち着きますように。
どうかフクちゃんの容態が落ち着いて退院できますように。
祈ってます。祈ります!
Mさんのお身体も心配しています。
返信不要です。
また来ます。