フクちゃん、抗生剤の投薬期間がおわったら、またごはんを食べなくなりました。
まったく食べなくなった翌日、状態をみてもらいに病院へいきました。
原因は口内炎と歯周病
前回食べなくなった理由が口内炎と歯周病のいたみだったので
今回もそうじゃないかと予想していましたら、まあ、やはりそうでした。
フクちゃんにはもともとひどい歯周病とFIV(猫エイズ)があります。
なので、お口のトラブルとずっとつきあっていくのは折りこみ済みではありますが…。
白血病でなくなった先代猫も、末期は口内炎でくるしみました。
できることならフクちゃんには、なるべくつらくない状態で
すこしでもながく元気にすごしてほしいとねがいます。
フクちゃんの現在の状態
歯周病
フクちゃんの右上の歯は歯周病でボロボロで、
そこからの影響なのか上あごの天井にあながあいています。
あなは鼻腔と貫通していて、なかなかふさがりません。
その影響でいつも右のお鼻がちょっとぐじゅぐじゅしています。
そこ以外の歯のまわりも歯周病がすすんでおり
綿棒でこすると膿がつくひどさでした。
口内炎
フクちゃんの口の両側、のどのあたりなどはまっ赤にただれており
みるからにいたそうです。
上あごのあなのあたりに白い潰瘍(かいよう)もみられます。
かなり状態はひどいのですが、こちらは完治がみこめません。
だましだましやっていくことになりそうです。
腎臓
はじめのうちは腎臓の数値がかなりわるかったのですが、
しだいにクレアチニンは基準値内におさまってきました。
もうすこし腎臓のくわしい状態がわかる検査があるそうなので
そちらもおねがいしてあります。(外部にだす尿検査)
貧血
なんどか検査しましたが、食事の改善だけではなかなかよくならないようです。
今後、必要があれば造血ホルモンの注射もありえるとのことでした。
今後の治療方針
いまの状態だと、歯周病の改善がいちばん優先になりそうです。
歯周病について
現在は食欲がおちているので、まずは食欲と体力を回復。
消炎剤とステロイドの飲み薬でしばらく症状の改善をめざし、
体調がおちついたら、最終的には抜歯です。
ほんとうならハミガキでケアしてあげたいところですが
ひどい口内炎があるので、ながい時間口のなかをいじることはできません。
フクちゃんの歯周病については、やはり抜歯の一択のようでした。
口内炎
フクちゃんのお口のぐちゃぐちゃの対策として
たびたび抗生剤をつかってきましたが、やめると悪化のくりかえしでした。
抗生剤をながくつかうとだんだん効きめがおちてきたり、
ほかの感染症になりやすくなったりと、よくない影響がでてきてしまいます。
歯周病は抜歯であるていどよくなりそうなので、
口内炎のほうは、ステロイドでコントロールしていくことになりました。
ステロイドも長期の服用でよくない影響があるそうなのですが
なるべく飲むペースをあけて(毎日→一日おき→二日おきのように)テストしながら
フクちゃんにあった服用間隔をみつけていくそうです。
腎臓・貧血
こちらはいますぐどうこうという状態ではなさそうなので、
しばらくお口のケア優先で。
抜歯のついでに去勢手術をするかどうか
フクちゃん、じつは未去勢なのです。
フクちゃんのにゃんたま(笑)は、見たことがないくらいカワイイサイズだったので
保護当初には子猫だと思ったくらいでした。
いったい何歳なんだろう、フクちゃん……。
いまの時期に発情期がきてないならこのまま手術しなくても平気かも、と
病院ではいわれましたが、はたしてどうするべきなのか……。
フクちゃんが全身麻酔をできるのは、おそらく抜歯手術の1回だけ。
そのときにいっしょに去勢手術をしておくべきか、せずにすませてしまうか。
フクちゃんみたいなケースははじめての経験なので、しばらくなやみそうです。
帰宅後のフクちゃん
お口はまだいたそうですが、お薬が効いたのか、ごはんをたべてくれました。
しばらく食欲優先で、いろいろ食べて体力の回復をまちたいとおもいます。
抜歯手術はいつごろになるかなー。
コメント
こんにちは。
フクちゃんのお口問題、難しいですね・・・
免疫低下から来るものと、純粋に口腔内の問題と半々くらいという所でしょうかね。
うーん、私はM様のように知識が余りないのですが
他の方のブログをお邪魔したりして、やはり抜歯される方が多いような気がします。
たまたま歯肉炎ですが特集されていた方の記事を見つけましたので
貼り付けておきます。
アズミラのエキナセアもお勧めのようですが・・・ご参考までに!
http://blog.livedoor.jp/maguro6/archives/51561427.html
サバトラーニャさん
情報ありがとうございます!
口内炎や歯肉炎の情報収集中ですので、参考にさせていただきます!<(_ _)>