【腎疾患と口内炎・食道チューブでQOL向上も~フクの治療の今後】

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ここのところ不安定だったフクちゃん関連の記事がつづいておりますが、クロは元気です。

クロ 2017/12/16

ホゲー……(舌をしまいわすれたクロ。つい撮っちゃう)

 

 

フクちゃんには毎日シリンジキドナをあげているのですが、口内炎が痛むのかとてもいやがります。

なのでいつもものすごくほめまくり、かわいい!えらい!とおだてまくってなんとか耐えてもらってる感じです。

 

そういうときにふと視線を感じてふりかえると、こたつの中からクロの目がキラーンと光っているんですよね。
(フクちゃんとべたべたしている一部始終をしっかりみているらしいです。)

 

もしかして、さいきんフクちゃんのケアがふえてさびしかったりする?と思うと、ちょっと心がいたみます。

もっとクロともべたべたしたほうがいいのかしら。

 

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フクちゃんについて相談しに病院へ

前回ブログ冒頭にもかいたように、口内炎のチェックと食道カテーテルの相談をするためフクちゃんをつれてまた病院へいってきました。

 

フク 2017/12/17

今日は病院こわかった!

 

今回は台の上でおもいっきりガクブルしているのが伝わってきて、なんだかかわいそうでしたね。

うっかりフクちゃんを台にのせたまま説明をうけていたせいで、恐怖感を倍増させてしまったかも。

口をみてもらったらすぐキャリーバッグにもどしてあげるべきでした。ごめんね。

 

病院で先生に確認することメモへの回答

前回の記事さいごに自分用にメモしておいた質問を、先生におききしてきました。

うっかりペンを忘れて脳内記録になってしまったためおおまかな内容になります。

記憶ちがいや理解不足があるかもしれないことを、はじめにおことわりしておきます。

 

口内炎へのインターベリー使用・今後

病院で出されたインターベリーα

 

  • 口内炎の状態はわずかながらも改善のきざしがみえる。
  • 基本は2週間使用だが、よりしっかり効きめを判断するには一ヶ月くらい必要なので、可能ならもう2週間の継続がおすすめ。

 

ということで、さらに2週間つづけてみることにしました。

インターベリーの口内炎への使いかたは、2週間つづけて改善していたらいったん休止し、また悪化したら再開する、というくり返しになるそうです。

一度つかってそれで完治とはなかなかいかないようで。

また、ながく使えばそのぶんよくなる、というものでもないそう。

(なんだかなー)

 

しかしあれでもいちおう改善していたんですね……。

素人目にはぜんぜんちがいがわかりませんでした (´^`;)

 

フォルテコールを飲んでいても数値が悪化した理由

  • そもそもフォルテコールは数値改善を目的に飲むものではない。(悪化をゆるやかにするもの)
  • これ以上悪化させたくないのであれば、つづけて飲むべき。
  • ラプロスとフォルテコールは作用がちがうので、できれば併用がのぞましい。

 

ああ~、そういえばはじめのころ、そんな説明をうけたような気も。

すっかりわすれていました。

フォルテコールに過剰な期待をしてはいけないってことですね。

 

また、血圧測定をせずに降圧剤(フォルテコール)をだしていることについての説明もありました。

  • 腎臓病は経過的に高血圧をともなうことがほとんどなので、(高血圧の診断がでていなくても)腎疾患にはフォルテコールをだすようにしている。
  • 当院で血圧をはかることもできるが、基本的にはやっていない。
  • 動物、とくに猫は、病院ではかっても緊張でだいたい血圧があがって正確な数値がでないため意味がない。(無意味な測定でよけいなストレスをかけたくないということのよう。)

これまでいちども血圧をはかってくれなかったことについては、以前からちょっと不信感もあったのですが、先生なりのしっかりした理由があるということはわかりました。

このへんは先生によって考えかたのちがいもあるでしょうし、一概にこれがただしい、これがまちがっている、とはいえないのでしょう。

 

ラプロスにすれば数値がよくなる可能性はあるか

ラプロス

 

  • さきほどいったように、ラプロスとフォルテコールは作用がちがう。
  • どちらかを選ぶ、段階的に変更する、というものではない。
  • 本来は併用がおすすめだが、予算の都合でどちらかだけという場合には選択も可能。
  • ラプロスもまた現状維持のための薬なので、飲んだから数値や症状がよくなるというものではない。

 

「フォルテコールがダメなら次はラプロス」というものではないということでした。

まったく別ものと考えるべきで、理想はふたつの併用ということです。

 

フォルテコールもラプロスも症状が悪化するとつかえない薬ですが、フクちゃんはまだどちらも適用範囲内なので、ラプロスも使えるそうです。
(現在はフォルテコールのみ)

とはいえ、こちらのふところ具合もありますので……どうすべきかはなやみます。

ラプロス高いので。

 

今後積極的に治療するときの、治療の優先順位(腎臓or口内炎、食道チューブorステロイド、投薬or点滴など)

すみません、こまかい部分は確認しわすれました。

とりあえず口内炎と腎臓は、平行してやっていくことになってます。

点滴は現行のソルラクト250ccパックを2匹でわけてつかってもかまわないとのこと。
(注射針は別々)

 

いまのフクちゃんに全身麻酔での手術は可能か

  • 食道チューブの手術についていえば、ごく短時間の麻酔なので腎臓が悪くてもあまり影響はない
  • 体調的にはまだしばらく手術可能。いそいで結論をださなくてもいい。
  • 胃ろうチューブとなると内視鏡手術で麻酔時間がながびくため、そちらはやや難ありかも。

 

食道チューブの設置がそんなにすぐおわるものだとはしりませんでした。

ちょこっと首に穴をあけ、チューブをいれるだけのようです。

思ってたほどおそれるものではないのかも……。

 

本当に食道チューブが最善なのか(胃チューブとの比較)

食道チューブの場合。

  • 胃ろうにくらべ、設置がとてもかんたん。(麻酔も少量ですむ)
  • そのかわり設置後は感染症に気をつける必要がある。
  • チューブそのものが劣化したときは交換がいるかもしれないが、当院ではまだおこなったケースはない。
  • チューブはシリコンなどの劣化しにくいものを使用している。

 

胃ろうチューブの場合。

  • チューブがふといので濃いめのフードでもいれることができる
  • もしチューブがはずれると腹膜炎をおこす可能性がある。
  • 手術がやや大がかかりなので全身麻酔がながくなり、体調によっては手術がむずかしい

 

どちらもチューブをはずせば穴はすぐふさがるので、もし不要になったと判断すれば、すぐやめられるそうです。

フクちゃんにはやっぱり食道チューブのほうがむいていそうかなー。

 

食道チューブを設置したときのメリット・デメリット

(前項とややかぶります。)

メリット。

  • 手術がかんたんですぐできる。
  • チューブから食事も薬もいれられ、口内炎がいたくならない
  • チューブは首からでているだけなので、エリザベスカラーや保護服は不要
  • 首は包帯のようなもので保護するだけで大丈夫。
  • チューブがはいっていても口から食事ができる

 

デメリット。

  • 胃ろうよりチューブがほそいので注入にやや時間がかかる。(鼻チューブよりはふとい)
  • チューブが汚れやすいので、月に一度くらいチューブ洗浄とチェックに来てもらうかも。
  • 胃ろうにくらべると感染症の危険があるので、洗浄や消毒などの手間がかかる。

 

食道チューブの設置可能期間

  • 当院では最期まで使用可能と考える。(ただし獣医師によって判断は異なるかもしれない)

 

きちんとメンテナンスしながらであれば、寿命をまっとうするまでつづけられそうでした。

 

食道チューブが安定する(体になじむ)までの期間

  • 約一ヶ月。

 

傷口の穴がチューブとうまくなじめば(癒着すれば)OKだそうです。

傷に薄皮がはって安定するような感じでしょうか。

ピアス穴の傷口がふさがるときみたいな。

 

食道チューブ設置手術の費用

すぐ手術しなくてもいいとわかり、うっかり聞きわすれました。すみません。

次回いったときにでも聞いてみます。

 

フクちゃんの今後の方針まとめ

  • フォルテコールはこのままつづける
  • 皮下輸液もつづける
  • インターベリーはもう2週間つづけ、そのまま休止してようすをみる
  • ステロイドも食欲コントロール用にようすをみながらつづける
  • 体重がへらないていどに食べられているうちは、まだチューブは設置しない。
  • 体重の減少がとめられなくなってきたら食道チューブ設置へ。

 

胃ろうは、フクちゃんには設置の負担がおおきそうなので、お願いするとしたら食道になると思います。

食道ろうであればカラーや保護服がいらないというのはちょっとおどろきでした。

そのぶんストレスもへりそうでありがたいです  (*´-`)

 

おまけ

さいきん出番がすくないですが、こちらもみな元気です。

チョビ

チョビ2017/12/17

はやくおやつよこしなさいよ!(一日二回のサプリ入りおやつがけっこう楽しみ)

 

シロ

シロ 2017/12/17

おなかへったー。おなかへったー。(唇が一部赤いのはときどきつけるキバ傷)

 

この週末は、父がひさびさに泊まりがけの出張でした。

いつもいるはずの人間(父)がいないことで、二匹の動揺はかなりはげしかったです。

夜どおしなきながら家のなかをさまようシロと、不安そうに玄関と居間をいったりきたりするチョビ。

かわいそうやら、ちょっとおかしいやら。

さっき父が帰宅したら二匹に歓待されてました。(愛されてるんだな~)

 

最後までお読みいただきありがとうございました。
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コメント

  1. にゃあ×3 より:

    お父上、モテモテでウハウハですか?(笑)

    フクちゃんよりうちのコのほうがデータ的には悪いです。
    クレアチニンは3.8前後BUNは88あたりから変わらず。
    でも先生は食べているしこのまま現状維持の方針なので、心臓の薬と利尿剤です。本当はラプロスだけど、今使って具合悪くなるのはさけたい、というところみたいです。私も同感。

    血圧測定も一度しかしていないし、心臓の検査もやっていません。やはり安定して測定できないのがあるようです。

    なかなか難しいところですが、クロちゃんとうまく折り合いつけていくのがいいのでしょうか。

    勤務先近くの動物病院がリニューアルしたのでホームページ見てみたら、カード支払いはもちろん、なんと憧れの電子マネー支払いが出来るようです。
    CTあるみたいなので、何かあったときには強い見方かな。
    ないことを願ってますが。

  2. コモモおかあちゃん より:

    我が家のアッシュフォルテコールとラプロスの両方をのんでいます。

    アッシュも病院で計った血圧は異様に高く、この数値だと薬をのまないといけない、といわれました。
    病院で2週間血圧計をレンタルさせてくださり、1日2回(1回の測定時に3回計る)計りました。
    家での数値は正常値らしく薬は処方されなかったです。

    フクちゃんの病院でも貸して下さると良いですけど・・・。

  3. M より:

    にゃあ×3さん

    うちのシロも、心臓に関してはちゃんとした検査してないです。
    心雑音があるからおそらく……という感じ。
    なにはともあれ、食べてくれているうちは安心ですね。
    うちもなんとかコンスタントに食べてほしいなー。
    電子マネー……そのうち「仮想通貨払いができる病院」なんてのもでてくるんでしょうね(゚-゚;)

    コモモおかあちゃんさん

    血圧計のレンタルはありがたいですね!
    うちの病院は一度もそういう話がでないのでムリそうです ^^;
    フォルテコールとラプロスのダブル使い、余裕があればうちもしてあげたいです。
    腎臓悪いのが3匹もいると予算的になかなか難しいのですが…。