すずしい朝はベランダでスリスリごきげん
クロの体調・その後
この夏はクロの食欲不振でご心配をおかけしましたが
おかげさまで、現在では体調もほぼもとどおりになりました。
腎臓がわるい以外は元気そのものです。
これまでの経過
年明けからずっとゆるやかな体重減少傾向(月50~100gくらいずつ)
↓
梅雨入り
↓
やや食欲減退・嘔吐ふえる
↓
体重減少がすこしはっきりしてくる
↓
梅雨明け
↓
食欲さらに減退
↓
猛暑到来
↓
食欲あきらかに減退
↓
エアコン故障
↓
食欲ほぼ廃絶・体重減少
↓
病院で胃腸薬処方
↓
食欲変化なし
↓
病院で食欲増進剤処方
↓
食欲じょじょに復活
↓
食欲完全回復
↓
体重回復(イマココ)
原因はけっきょくハッキリしませんでしたが、一種の夏バテみたいなものだったのかも。
高齢だったり体調があまりよくなかったりするとき、
気圧や温度・湿度の変化に反応してしまうのは、人も猫もおなじなんでしょうか。
でも、最近なんだか調子がよさそう
おとなしく点滴まち ←意外と点滴はきらいじゃないらしい(変なネコ)
強制給餌をときおりまじえながらではありますが、
体重も4.5kgあたりをキープしてくれています。
病気のクロにはこれぐらいがベストかと思っているのですが、どうなんでしょうね。
元気なころはこの体重で先生におデブちゃんといわれてましたが……。
いまでは自力でごはん(カリカリ)も食べられるようになりました。
なので、強制給餌も2~3回/日から、0~2回/日へ。
※体重の上下をみながら調節
毎日よく食べ、よく出し、よくねむってます。
あそんでアピールもふえました。
食欲不振になるまえよりもむしろ快調そうです。
そういえば前より吐かなくなった!
そこではたと気づきました。
吐く回数が、なんだかずいぶんすくなくなった。
以前は食事3~4回につき一度くらいは吐いていました。
だいたい二日に一度、週に三度くらいのペースです。
それがさいきんは多くても週1~2回。
ここ1~2週間はまったくといっていいほど吐いていません。
なんでだろう???
ちょっと理由をさぐってみました。
いつごろから変化があった?
いつごろからかといえば………
うーん、食欲不振から回復して以降、かも。
ぎゃくに食欲不振以前よりも、吐く回数そのものがへっている印象。
きっかけは?
よくわからないのだけど、
もしかしたら強制給餌の方法をちょっとかえてから?
どこがかわったかは、このあと書いていきます。
クロのごはんの変更点確認
食欲不振・以前
食欲不振になるまで、メインはドライフード。
一日の摂取エネルギーの90%くらいは自力で食べるドライフードからで
ウェットフードはサプリメント補給もかねて少量だけ。
体重は4.3kgくらいをキープしていたが、ほんのすこしずつへってきていた。
頻度と量
ドライフード
朝晩+ほしがったとき。
ムラはあるものの毎日30~40gくらい。
ウェットフード
朝晩10gずつの計2回の強制給餌。
ウェットフード10gというのはだいたいこのくらい。
3~4口でおわる量です。
内容
ドライフード
1年以上ずっとおなじパターンでした。
腎不全用療法食(jpスタイルなど)半分、シニア向けのメディファス半分。
ウェットフード
腎不全用療法食(FKW 、k/d、g/d※、アニモンダ ニーレン )4~5割、
プレミアム系(アルモネイチャー、ナチュラルバランスなど)4割、
たまに味が濃い目のジャンク系パウチ(キャラット、いなば など)。
※現在は製造終了
10gずつ小わけしてラップにつつみ、冷凍保存してローテーション。
常時複数のフードが冷凍庫にキープされてました。
食べさせかた
ドライフード
ダイエット中のチョビ・シロからの盗みぐい被害がふえてきたので (;^_^A
クロがほしがったときだけ、棚のうえからおろして食べさせる方式に。
(以前はずっとおきっぱなしだった)
ドライフード2種はお皿をわけてあり、トッピング類はいっさいなし。
おやつもおやすみ。
ウェットフード
ウェットフードにはサプリメント。
まぜるものはそのときどきで変わっており、さいきんは
乳酸菌、食物繊維、消化酵素、ビタミンB、美ちょう寿、オメガ3 、AHCC、
というのが定番。
そこに、体調をみてフェロビタなどをプラス。
食欲不振・以後(いま)
ドライフード10割~3割、ウェットフード10割~0割くらいの幅で
クロの食べぐあいと体重をみながら臨機応変に対応。
どうしてもウェットをたべさせる時間がないときは
サプリメントだけ、チャオプチや ちゅ~るなどのおやつにまぜてだす。
体重は4.5kg前後にまで回復。
頻度と量
ドライフード
朝晩+ほしがったとき、一日20~40gくらいの範囲ですきに食べている。
ウェットフード
基本は一日に一回以上、ウェットフード30gを強制給餌。
ドライを食べる量がすくない日はそれを朝晩、
ドライをよく食べている日は朝か晩のどちらかだけ。
30gというのはこれくらいの量になります。
(写真左の黒いものはコバルジン)
以前の3倍もだすと、量が多すぎて食べてくれないかと思っていたけれど
案外すんなり食べてくれることがわかりました。
ただし時間は3倍どころじゃなくかかります(笑)
とちゅうで飽きてにげるし。
内容
ドライフード
シニア向けメディファス半分と、
腎不全用療法食(jpスタイルなど)にモンプチを少量トッピングしたもの半分。
食欲不振の直後はモンプチ100%からスタートして、食欲を思いだしてもらった。
(着色料・添加物てんこもりだけどモンプチの威力はすごいです。)
そのあとモンプチはすこしずつへらしていき、いまは療法食90%・モンプチ10%くらい。
できれば以前のようにモンプチなしでも食べるようになってほしいけれど
あんまりピリピリするのはやめました。
ウェットフード
腎不全用療法食(FKW、k/d、g/d、アニモンダニーレン)8割、
たまにプレミアム系(アルモネイチャー、ナチュラルバランスなどを)2割。
といってもまぜているわけではなくて、
ひとつのフードを2~3日以内につかいきっていくローテーション。
そのローテーションのなかで、たまにナチュバラなんかが登場します。
体重がおちぎみのときは、高カロリーのFKWやk/dを朝晩に連発して体重増量。
安定してきたらFKWやk/dを一日一回におさえるか、
g/dやアニモンダ、プレミアム缶などをだして調整していくパターンです。
一回の量がふえ、短期間にひとつのウェットフードを使いきれるようになったので、
のこったぶんは30gずつ小わけしてラップにつつみ、冷蔵庫のチルド室へ。
クロのウェットフードはまったく冷凍しなくなりました。
冷凍庫にあった在庫はいったんすべて廃棄ずみです。
食べさせかた
ドライフード
これはかわらず、クロがほしがったときに棚からおろす方式。
前述のようにモンプチトッピングが定着してます。
ウェットフード
ずっと愛用しているシリコンスプーンで強制給餌。
30gぜんぶ、ゆっくり完食してもらいます。
かかる時間は10~20分。
開けはなした窓からそとをながめながらだと、わりとすんなり食べるみたいです。
変化のある景色で気がまぎれるのかも。
ということは?(とりあえずの結論)
あくまでも仮説にすぎないのですが
ウェットフードの保存方法をかえたことが理由なんじゃないか、と思いあたりました。
つまり以前は、冷凍保存によるウェットフードの劣化で風味がおちていて、
それが原因で気もちわるくなって、吐いていたのかもしれない。
(家庭用は開閉が多いため庫内温度も上がりがちで、劣化・酸化がはやい)
いまは2日くらいで食べきれるので劣化もすくないし、
気持ちわるくなるほど風味もおちていないから吐かなくなったのかも、という結論です。
だってそれ以外、おおきく変わったことがないのです。
ほかには、食べる量がふえたっていうのはありますが……
それが理由で、(食べすぎで)吐くことはあっても
量がふえたから吐かなくなる、なんて聞いたことないし。
もしかしたら。
ふつう猫自身が「まずそう・からだにわるそうだから食べない」と判断するところ
私が意思を無視してむりやり口におしこみ、強制的に食べさせてしまっていた。
それで気もちわるくなってガマンできずに吐いていた、ということかもしれません。
…
… …
… … …
かなりへこみました。
私がわるかった。
ごめんなさい、ごめんなさい。
クロにはほんとうに申しわけない orz
ここのところすこしずつ、栄養について勉強していて、
さいきんとくに油脂類の酸化のしやすさとこわさをしったのもあり、
自分のしていたことのおそろしさに、今ごろ気づきました。
療法食はオメガ3系の成分がプラスされていることが多くて、
しかも酸化したオメガ3オイルは、おそろしく毒性が高くなるそうです。
体にいいどころか、肝臓・腎臓の負担をおおきく増やしてしまいます。
よかれと思ってサプリメントをあげているつもりだったけれど
そのベースがすでに、毒だったのかも…。
私はむりやり毒を食べさせていたのかもしれない。
無知ってこわい、とあらためて思いしった夏でした。
強制給餌にはそんな危険性もひそんでいるということを、肝に銘じておこうと思います。
現在も猛反省中。
今後の方針
この方式(30g強制給餌)でクロの体調がキープできているようなので……
おなじやりかたのまま、もうしばらくつづけてみようと思います……… (ノ_・。)
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