【クロの猫風邪が再発~今回も点鼻と抗生剤で治療】

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こたつのクロ 2022/12/22

リビングこたつのクロ 2022/12/22

 

先週は急ぎの仕事がはいってしまい、けっきょく更新おやすみになってしまいました  🙇

 

夏にいちどあったクロの猫風邪ですが、今月半ばからまた似た症状が再発しています。

クロの場合、様子見でよくなることはあまりないので、早々に病院でお薬をもらいました。

早めに対処したおかげかすぐ改善し現時点ではほぼ完治しています。

 

今後の参考のため、2度目の猫風邪についても記録しておきます。

 

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12/15 クロの鼻に違和感

クロの鼻 202/12/15

12/15時点のようす(鼻先うまく撮れませんでした)

 

今月半ばのこと。

これといった大きな変化ではなかったのですが、クロの様子にわずかな違和感がありました。

なんとなく呼吸音がいつもと違うというか……。

ときどき鼻から、「プスッ」「ピスッ」という小さな破裂音?がかすかにしています。

 

鼻水と鼻の穴の腫れ?を確認

クロの鼻水 202/12/17

12/17時点の鼻のようす(先がぬれて光ってます)

 

そこで顔を固定して鼻を観察すると、いつもよりちょっと鼻先のぬれが強いかんじ。

すこし鼻水もでています。

ウェットを強制給餌するときも、鼻がつまるのか呼吸がしんどそう。

 

 

鼻の穴のようす(右が閉じ気味)

クロの鼻の穴のようす 2022/12/17

右がやや閉じ気味

 

左右の鼻の穴をよーーーくくらべてみると、右のほうがわずかに小さいかも。

これはいつもとちょっと違うと感じ、病院に相談することにしました。

 

気付いたのが木曜の夜だったので、翌金曜は仕事帰りに病院へ直行です。

(相談は私のみで、クロはお留守番)

 

 

参考:先週の日曜(12/11)※通常時

クロ 2022/12/11

12/11のクロ。鼻の穴は左右ほぼ同じサイズ

 

たまたま、症状が出るすこしまえのアップ写真があったので、比較してみます。

12/17時点の鼻とくらべて、このときはまだしっかり右も開いていますね。

(むしろ左のほうがすこし穴が小さいくらい)

 

猫は基本的に鼻呼吸しかできないため、片方でも鼻がつまるとしんどいと思うんですよね……

私も鼻炎持ちなのでしんどさが想像できてしまい、あまりひとごとではないというか(笑)

息苦しさで食べる量がへるのも避けたいため、早々に手をうちました。

12/16 病院で薬をもらう

猫風邪のお薬(オフロキサシンと抗生剤)

猫風邪のお薬(オフロキサシンと抗生剤)

 

お昼にかかりつけの動物病院に電話し、いまの状況を説明。

以前同じ症状が出て点鼻薬(インターフェロン、抗菌剤)と経口薬(抗生剤)で治ったこと、今回もそれを試したいことをつたえました。

以前の猫風邪治療の記録はこちら。

【とつぜん出始めた鼻水~診察待ちの辛い日々】
ある日突然、クロに謎の鼻水が出始めました。一時的なものかと少し様子をみたものの結局良くならず……。すぐにでも診察を受けたかったのですが、その時点で私の濃厚接触者認定(新型コロナ)という問題が発生。いつ診察に連れて行けるのか全く予定がたたなくなってしまいました。

 

今回発症の心当たり

思い当たることは基本的にはありません。

 

ただ、例年よりやや室温が低かったかも…。

先日までわりと暖かい日が多かったので、暖房の設定温度は18度のままでした。

すこし寒くなってきても、電気代の高騰もあって設定温度はキープしてたんですよね。

クロにはこたつがあるから大丈夫かなーと思って…。

あと加湿器も例年より稼働しはじめるタイミングがおそかったです。

 

クロの高齢化で、近年は冬の室温設定を20度にしていたので、改めてそこまで上げました。

加湿器も就寝時以外はガンガン使用中。

 

猫風邪とは

猫風邪(猫の上部気道感染症※)は、鼻水やくしゃみ、咳や目やにが出るなど、人の風邪のような症状を引き起こす病気です。
ヘルペスウイルスカリシウイルスクラミジアなどに感染することで起こります。
※猫の上部気道感染症・・・猫鼻気管炎、気管炎、鼻炎、咽頭炎など

引用 猫風邪についてコトブキ獣医科医院)※以下同

 

夏にクロがかかるまで、うちでは猫風邪を経験したことが(ほぼ)なかったんですよね。

フクを保護したときに鼻がぐじゅぐじゅしていたのが、もしかしたら猫風邪だったのかな~くらい。

すいません、よく考えたらシロが猫風邪やってました ^^;
まだ庭猫だった時代、猫風邪発症がきっかけで完全室内飼いになったという経緯がありましたっけね。

 

原因

★くしゃみや咳、鼻水などから感染し、回復後も再発することがあります
猫風邪(猫の上部気道感染症)のうち、猫ウイルス性鼻気管炎と猫カリシウイルス感染症、クラミジア感染症は、人の風邪と同様に、感染猫のくしゃみや咳、鼻水やよだれなどに未感染猫が接触することで感染します。ウイルス性の場合、一度でも猫風邪に感染すれば、回復後もウイルスが神経細胞などに身を潜めていて、猫の体力や免疫力が下がった時に、再び症状が現れる可能性があります。

 

なるほど…再発もめずらしくはないようで。

クロの体内には、これからもずっと猫風邪のウィルスがいつづけるということですね。

つまり、今後体力や免疫がおちればまた再発するということ。

時限爆弾みたいでこわいですね……

 

治療

★原因に合わせた薬剤の投与と支持療法を行います。
それぞれの原因に合わせた治療を行います。
ヘルペスウイルスが原因の場合は抗ウイルス剤の投与を、カリシウイルスが原因の場合は、インターフェロンの注射や点眼・点鼻などを行います。
クラミジアが原因の場合は抗生物質が有効です。
これらの治療と同時に輸液栄養補給などの支持療法を行い、ほかの細菌の二次感染がある場合は、抗生剤の投与も行っていきます。
また、十分な保温と保湿も重要となります。

 

クロの場合、前回の最初に使った「ゲンタマイシン+サンベタゾン」の点鼻薬は効果なし。

そのあと使った「オフロキサシン」の点鼻薬と抗生剤(ドキシサイクリン)で改善しました。

 

そのため、今回も点鼻薬(オフロキサシン)と抗生剤をもらいました。

(あとは部屋の加温と加湿)

前回も今回も、原因のウイルスが何かまでは特定できていません。(複合的な感染なのかも)

12/25 現在のようす

クロ 2022/12/25

12/25現在。鼻の状態はもとどおり!

 

おかげさまで、今では鼻水も鼻の穴の腫れもおさまりました。

加湿器を使っても空気が乾燥しているので、鼻のあたまは少々かわき気味ですが。

 

薬の使用パターンとしてはこんな感じで1週間。

点鼻のみ(2日)⇒ 点鼻+抗生剤(4日)⇒ 点鼻のみ(1日)

 

抗生剤はできれば使いたくないなーと思ったので、すこし点鼻だけで様子をみました。

ところが改善はしても治りがイマイチです。

 

そこで改めて抗生剤を追加。

でも、どうにもお腹がゆるくなってしまうんですよね……。

ただ抗生剤は途中でやめたらダメとも聞きますし…

症状が完全になくなるまではがんばって続けました。

 

鼻の穴がきれいになったのを確認し、念のため1日追加で点鼻だけ使用。

金曜日(12/23)で治療は終了となりました。

 

さいごに

クロは、猫風邪が再発するすこし前から嘔吐がふえ、体重もへってきています。

いまはギリギリ4.0kgをこえるかこえないかという状態。

体調も全体的にじんわり下り坂になってきています。

こうして一歩ずつ、お別れのときが近づいていくのでしょうか……。

悲しい。

 

今のところ胃酸抑制のファモチジンをタイミングよく飲ませられれば、嘔吐は防げてます。

(これまで2日に1回だったファモチジン、今では1日1~2回にふえました。)

体調の変化にあわせて今後もうまく対応していけるよう、がんばります。

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。
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