【ちょっと京都にいってきました(2022)】

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クロ

ようやくいつものようすに戻ってきました

 

しばらく更新おやすみしてしまいすみません。

 

SNSでもあげましたが、(展覧会準備中なのに)突発的に京都へ行ってまいりました。

帰宅後はすぐにブログ更新…と思っていたのですが……

 

いきなりクレカの不正使用が発覚したり、新型コロナの濃厚接触者になってしまったり。

そちらの対応におわれてあたふたし、結局更新できずじまいでした。

 

クレカやコロナの件は機会があればまた書きますが、とりあえず今回は旅の備忘録です。

猫情報はほとんどないので、お時間のあるかたのみどうぞ。

 

 

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初日(2022/6/30)

出発前にクロを預ける

事前に動物病院と打合わせ、朝9時にクロを預けにいきました。

これまで私の不在時も自宅ですごしていたクロですが、今回はちょっと問題アリです。

 

甲状腺の薬は朝晩なのですが、高齢の家族にはクロの投薬(カプセル)が難しく。

多少の外泊ストレスは承知の上で、ほぼ朝晩の投薬のためだけに、病院に預けました。

 

休診日にもかかわらず、快く引き受けてくれた旧かかりつけ病院には感謝です。

 

新幹線で一路京都へ

京都タワー

こちらは初日夕暮れの京都タワー

 

クロの件があったため、初動が遅くなりました。

京都についたのは午後1時すぎ。

逆にピークをずらしたお昼にはちょうど良い時間かもしれません。

目的地に向かう前に、まずは腹ごしらえです。

せっかくなので、Twitterでおしえていただいたお店へ向かってみました。

 

京都でランチ

京都・葱や平吉

京都・葱や平吉

 

入ったのは「葱や平吉 高瀬川店」さん。

ランチのラストオーダー14時をちょっとすぎていましたが、無事入れてもらえました。

空いていたので窓際の川が見えるカウンター席へ。

とても暑い日でしたが、窓のすきまから入る風が気持ち良かったです。

 

京都 6/30のお昼ご飯

京都でランチ

 

今回はとろろ膳をチョイス。

「とろろには麦飯」というイメージだったので、玄米のとろろ飯が新鮮です。

(白米と玄米を選べます。)

味変用のトッピングや卵黄、漬物もすべて活用し、残さずおいしくいただきました。

 

余談です。
京都駅からランチのお店へ向かうのに電車を使ったところ、乗りかえ駅で事故に遭遇。
私の目の前で男性がはげしく転倒し、顔面を強打してけっこうな流血になっていました。
(歯を折ってたのかも。階段から数段ころげ落ちた可能性あり)
平日の昼間ということで、周囲にはあまり人もおらず。
近くにいた男女二人と私でとりあえず介抱しました。
男性が駅員さんを呼んでくれ、私は手もちの未使用タオルハンカチを止血用に提供。
男性の意識はしっかりしており、駅員さんと会話もできるようでちょっと安心しました。
ただ、私は展覧会の入館時刻指定があったのであまり余裕もなく……
申し訳なかったのですが、ちょうど乗り換えの電車が来たため「すみませんが私はこれで!」と男女と駅員さんに託し、電車に乗ってしまいました。
ケガは大丈夫だったかなぁと、そのあと一日気になってしかたなかったです ^^;

 

ポンペイ展

 

ランチのあとはバスを使ってポンペイ展へ。

慣れないバスで、うっかり反対方面に乗りそうになったり、乗れるバスを数台見送ってしまったりとポカ連発。

バス停は日陰でミストもあるのに、熱気にじりじり焼かれてこたえました (+д+)

 

京都・ポンペイ展

京都・ポンペイ展の顔料

 

ポンペイ展は東京でも見られたのですが、ちょうど忙しい時期に重なってしまいまして。

京都、宮城、福岡に巡回すると知っていたので、そのどれかに行けたらなと思ってました。

今回ちょうどタイミング的に見たい展覧会が京都で重なり、じゃあ京都だ!と。

 

京都・ポンペイ展

京都・ポンペイ展の猫ちゃん

 

展示は7/3(日)まででしたが、時刻指定券が予約できるのは6/30(木)まで。

入館待ちで並ぶ時間も惜しかったため、6/30にすべりこみで行きました

 

内容は………まあ、それなりにおもしろかったです(笑)

ちょっと期待が大きすぎたかなぁという感じで、想像してた内容とは少しズレてたかな。

 

京都の夕食

 

ほんとうは河原町あたりで京都っぽい晩ご飯でも食べたかったのですが、すでにガス欠。

展覧会のあとはバスでまっすぐ京都駅へむかいました。

 

汗でドロドロだったこともあり、もう一刻もはやくホテルでシャワーが浴びたい!

デパ地下で胡麻豆腐とはもマリネ、コンビニでビールとスモークタンをゲットしチェックイン。

暑さと疲れでチョイスはめちゃくちゃです。

 

京都・6/30の晩ご飯

京都・ホテルでひとり晩ご飯(飲んでる)

 

シャワーも浴びて全身さっぱり。

窓から見える屋上ビアガーデンらしき灯りを肴に、ひとり飲みで夜はふけました。

(関係ないけどセブンのスモークタン意外といけますね)

 

2日目(2022/7/1)

本当は、2日目は緑寿庵清水でお土産でも買い、見る展覧会も1つにしぼってゆったりと…

と考えていたのですが。

 

京都行き前日に、本命の展覧会とハシゴするとチケットが割引になるというこちらを発見。

京都中央信用金庫 旧厚生センターでおこなわれている「ブライアン・イーノ展」です。

(緑寿庵さん行くのは時間的にあきらめました)

 

イーノ展

京都・旧中央信用金庫

京都中央信用金庫 旧厚生センター

 

この夏~秋は京都で3つの展覧会が見られます。

ウォーホル展は残念ながらまだスタートしていないので、今回はそのうち2つ。

 

イーノ展はあくまでおまけだったので、ほとんど期待してなかったんですけどね。

結果的には今回見た展覧会のなかで、こちらが一番満足度が高かったかも。

 

京都・B.イーノ展

京都・B.イーノ展

 

まあ、イーノの音楽やビデオアートに興味なければさほど楽しくないかもしれませんが…

 

あっつい京都の町をのがれ、ひんやりした空気と音と映像が満ちる空間は別世界。

平日のオープン直後だったので、入場者もかなり少なくゆったり堪能できました。

 

各所にイスやソファが置かれており、ぼんやり音を聞いているとあっという間に30分くらいたっちゃいます。
個人的には最初のほうで見た「The Ship」の空間が好きでした。(イーノの歌も好き)
タイタニック号が沈没したときに演奏された音楽” からインスピレーションをうけて作られたというコンセプトも興味深い。
このとき流れていた音楽はアルバムにまとまっており、Youtubeなどでも聞けます。
ただ視覚的な部分はわりと他作家の作品(ナムジュン・パイクジェームズ・タレルビル・ヴィオラ等)を思い出すものも多く、映像自体の独自性は弱めという印象。
「『音+映像+空間』の組み合わせこそがイーノのオリジナリティ」ということなんだろうと解釈しました。

 

時間がゆるせば一日いたいくらいでしたが、このあともうひとつ展示を見る予定が。

 

ボウイ×鋤田展

 

今回の本命、鋤田正義写真展

昨年一度開催され、コロナの影響で中途閉幕になったそのリベンジ展です。

 

京都・鋤田×ボウイ展

京都・鋤田展

 

鋤田さんの撮ったミュージシャンの写真はどれもカッコイイんですよね!

とくにデヴィッド・ボウイの写真は傑作ぞろい。

 

ボウイのいる昔の京都と、今の京都の同じ場所をならべて見せてくれるのが良かったです。
どこもけっこう変わっていて、時の流れを感じて切ない気持ちになりました。
でもここの美術館はスペースがせまいこともあって、思ったより点数が少なかったかも。
あと、鋤田さんの撮る風景写真はきれいなんだけど…
こちらとしてはやはりポートレートがもっと見たいというワガママも。(ごめんなさい)

 

予想よりはやく展示を見終えたので、そのままデパートの地下でおみやげを物色しました。

 

おみやげ

 

今回いちばん買いたかったのが、本場のしば漬けなんですよね~。

添加物てんこもりで、キュウリも入ったしば漬けならどこでも買えますが…

どうせならもっとちがうものがほしい。

となると、無添加でナスオンリーの元祖しば漬けになりますかね。

 

実は今回「京都行こう!」と思いたったきっかけのひとつが、先日のブラタモリ
大原のしば漬けがとてもおいしそうでした。
「あーこれ食べてみたい……そういえば私、6月に京都行く予定あったような?」
もともと計画はしてたのですが、6~7月に手術が入りそうで諦めてまして。
結局手術が延期になったので、衝動的に行っちゃいました。

理想は大原まで行って入手することですが、今回は時間もなく断念。
近場での調達に方針転換です。

ブラタモリで取り上げられた大原のしば漬けは、おそらく「志ば久」さん。
こちらは大原のお店で買う以外だと、公式サイト取り扱い販売店で入手可能です。
(ブラタモリの影響で注文殺到し、現在一時販売休止中とか…)
ちなみにAmazonや楽天など大手通販サイトでは扱いがないようです。

帰る前にデパ地下(京都伊勢丹)で買える無添加のしば漬け、となると、ものが絞られます。
※志ば久さんもたまに伊勢丹で売られるようですが、今回ちょうどはざまで買えず。

この時点で伊勢丹で買える無添加のしば漬けは数社ほどのようです
そのうち私が見つけられたのが、まるたけさんと茎屋さん。
とりあえず今回は茎屋さんにしてみました。

 

帰宅後すぐ試食。(がまんできないタイプ)

京都土産・茎屋さんのしば漬け

京都土産・茎屋さんの「生しば」

 

あ!これは!

めちゃくちゃおいしい!!

白いごはんに合うやつですね。

市販のしば漬けはそんなに好きじゃないのですが、これはかなり好きな味

 

きゅっとくるキレのある酸味が夏にぴったりな感じです。

逆にすっぱいものが苦手なひとにはダメかもしれない(笑)

完全乳酸菌発酵の酸味が夏バテ防止にもききそうでした。

すでに全部たいらげたのでもうないですが。

 

茎屋さんの製品は公式サイト以外にAmazonでも買えます。

取扱店をみると、京都以外のデパ地下でも買えるところがあるようでした。

また食べたくなったら東京に買いに行こうかな……

 

帰宅後

例のごとく、帰宅直後は塩対応のクロでした。

少しでもストレス軽減するため、私の帰宅を待たず父に迎えにいってもらってました。

熟睡するクロ 2022/7/3

熟睡するクロ

 

クロはうちについてすぐ、うんち・おしっこ・水・ご飯のコンプリート。(父談)

すごい、全部がまんしてたのね……

これ、今後入院なんてことになったら大丈夫なのかな…?

 

写真に写っている黄色いタオルが最近のクロの寝床で、現在のお気に入り。

今回は病院にこのタオルを持たせようとしたのですが…

旅行前日にご飯吐いてダメにされました。

(写真のタオルは洗濯後のもの)

 

目がさめたクロ

目がさめた

 

当日はしかたなく、父の枕カバーがわりのバスタオルを持参しました。

父のにおいが染みついているので、父のお膝大好きなクロにはこれでもいいかと。

 

そうしたら、それにおしっこしちゃったんですよ………(かかりつけ病院談)

うちではペットシーツ使い慣れてないので、ケージの中でトイレ探したんでしょうね。

 

とりあえず帰宅後はベタベタに甘やかして和解をこころみました。

それでも完全にもとのようすに戻るには2~3日かかりました。

たびたびの検査で通院自体は慣れっこになりましたが、やはりよそへの泊りはしんどそうです。

これだと1泊旅行はあんまりできないかなぁと反省した京都行きでした。

 

追記(新型コロナの件)

新型コロナは濃厚接触者の対象になっただけで、いまのところまったく症状はありません

陽性反応のあった方とは一緒に食事をし、帰りに1時間ほど同じ車に乗ってました。

ほかに一緒に車に乗った方や、彼女のお隣や向かいで食事した方はみな陰性だったそうです。

 

私はしばらく大きな予定もないので、来週水曜までおとなしく解除を待つ方向にしています。

陽性が出た方もいまのところ症状はさほど重くないとか。

ちなみに自治体のサイトに「濃厚接触者も選挙に行っていい」とあったので、感染対策万全にしたうえで人の少ない時間に投票してきました。

 

これまでは身の回りにはほぼ陽性・濃厚接触者がいない状態だったので、びっくりしましたね。

いよいよ次の波がやってきたのを実感しました。

だいぶまた流行ってきたようですので、みなさまもどうかご自愛ください。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。
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