今回は、先日猫たちに好評だったメディファスアドバンスと一緒に入手した、ピュリナワンマルチケア15歳のフードレポです。
結果からいえば、メディファスにはおよばないものの最近ではなかなかの好評価でした。
ピュリナワン 健康マルチケア 15歳以上 チキン(腎臓・消化吸収・脳)
うちの猫たち、とくにクロは、ピュリナのフードをわりと気に入るケースが多いかも。
ということで今回も期待。
原料・成分
原材料
チキン、コーングルテン、米、小麦グルテン、鶏脂、小麦、たんぱく加水分解物、チコリ(プレバイオティクス源)、魚油(DHA, EPA源)、酵母(β-グルカン源)、ミネラル類(カルシウム、リン、カリウム、ナトリウム、クロライド、鉄、銅、マンガン、亜鉛、ヨウ素、セレン、マグネシウム)、ビタミン類(A、D、E、K、B1、B2、パントテン酸、ナイアシン、B6、葉酸、ビオチン、B12、コリン、C)、アミノ酸類(メチオニン、タウリン)、酸化防止剤(ミックストコフェロール)
合成着色料、香料は添加していません。
引用 健康マルチケア15歳以上チキン(PURINA)※以下同
成分
たんぱく質 38 %以上、脂質 17 %以上、粗繊維 3 %以下、灰分 8.5 %以下、水分 12 %以下
マグネシウム 0.12 %、タウリン 0.16 %、DHA+EPA 0.22 %、オメガ3脂肪酸+オメガ6脂肪酸 4 %、ビタミンE 500 IU/kg、コリン 2,500 mg/kg、ビタミンC 70 mg/kg、グルコサミン 600 mg/kg、グルタミン 24,000 mg/kg
総合栄養食(成猫期15歳以上用)
この商品は、ペットフード公正取引協議会の定める分析試験の結果、総合栄養食であることが証明されています。
また、AAFCO(米国飼料検査官協会)の成猫用栄養基準を満たしています。
獣医師の指示がない限りはビタミン、ミネラル、その他のサプリメントを与える必要はありません。
代謝エネルギー(100g当たり)
約 410 kcal
原産国
オーストラリア
特徴
15歳からの優しいエイジングケア!
“健康マルチケア”は15歳からの猫に心配な健康要素をまとめてケアし、健康寿命延伸をサポート!
ピュリナワン マルチケアシリーズは、「加齢にともなってあらわれる不調にまとめて対応」というのがコンセプト。
健康な腎臓のケア
リンの含有量を適切に調整し、ビタミンE、Cなどの抗酸化成分、オメガ3脂肪酸が腎臓の健康をケア。
優れた消化吸収性と栄養摂取
プレバイオティクス、グルタミンを配合。
消化吸収性が良いたんぱく質源や米を原材料に使用。
脳の健康ケア
DHA、コリン、ビタミンなどを適切に配合。
いつまでも賢い頭脳で機敏な毎日を。
健康な関節で運動能力を維持
健康な関節の維持に天然のグルコサミン、DHA、EPAを配合。
必須栄養素と抗酸化成分が免疫力などの生命機能を維持
ビタミン、ミネラル、脂肪酸、アミノ酸など40種類の必須栄養素と、β-グルカン、抗酸化成分をバランスよく配合。
便の臭いに配慮
プレバイオティクスが腸内の善玉菌に働きかけ、健康的で臭いの少ない便に。
腎臓の血流をアップする成分は、脳や関節にもいいですし。
おなかの調子がととのえば、体内の老廃物がへって腎臓の負担もすくなくなります。
この手の影響は連動しているので、まとめて改善するのは理にかなっているのかもしれません。
与える量の目安
給与量は成猫の平均的な栄養要求を基に作られています。
適切な体型を維持するために必要な量は、代謝量、体重、運動量、年齢や避妊・去勢の有無などによって異なります。
ピュリナの専門家は給与量を目安として提供しています。
表の給与量で猫の体重が減少したり、増えすぎたりした場合は量を調節してください。
体重 一日の給与量 2~3kg 34〜50g 3~4kg 50〜67g 4~5kg 67〜84g 5~6kg 84〜101g 6~7kg 101〜117g 与える回数 2回に分けて ※200ccの計量カップ1カップあたり:約 88 g
※上記の量を2回に分けて与えてください。
私の経験でも、適量は個体差が大きい印象です。
とくに高齢になると運動量や代謝がへるので、食べてくれる量はあんがいすくないもの。
定期的に猫の体重を測り、適切な体型を維持してあげましょう。
肋骨に簡単に触れることができて、猫を上から見たときに腰にくびれが見えることを確認してください。
適切な体型を維持することは猫の生涯の健康のために重要です。
この説明にあるように、こまめな体重計測と与えるフードの計量で、その子にあった適正量を知りましょう。
食べる量がメーカー推奨量に満たなくても、体重や体形が維持できていれば大丈夫。
「ピュリナ ワン」への切り替え方法
「ピュリナ ワン」へ完全に切り替えるまで、7~10日にかけて現在与えている食事の量を少しずつ減らして「ピュリナ ワン」の量を少しずつ増やしてください。
徐々に切り替えることでお腹への負担を軽くします。
うちは最初から食べないフードは、いつまでたっても、どうやっても、食べないことが多いですね~。
結局はじめの1~2回で続けるかやめるかを判断してしまうので、そういえば時間をかけて切り替えたことってないかしれません…。
腎不全の猫でもだいじょうぶ?
分類的には「高齢猫用総合栄養食」であるため、腎臓病用の療法食ではありません。
しかも、腎臓系ケアフード/療法食のなかでも、たんぱく質量がダントツに多いです ^^;
ただし昨今の腎臓用療法食の傾向※をみると、これでも「多すぎ」にはあたらないのかもしれません。
※腎臓用でもたんぱく質をむやみに減らさない、適たんぱく傾向
腎臓病の場合、いきすぎた低たんぱく食はかえって寿命をちぢめるそうです。
さらに低たんぱく食が腎機能低下を防ぐという確かなデータもないのだとか。
最近はクロも目に見えて筋肉が落ちてきてますし……
うちでも以前にくらべると多少、たんぱく質多めのフードを意識して選んでます。
(だいたいたんぱく質25~30%あたりのフードをローテーション)
とはいえ、腎臓病が進んだ猫さんにたんぱく質多めのフードは、正直不安もありますよね。
このへんは獣医師の方針にもよると思いますので、心配な方はかかりつけの先生に相談されてください。
人間目線のみためとにおい、味
みため
確認できたのは、三角に近い形状と丸っぽい形状の2タイプ。
それぞれの形に意味や違いがあるのかまではちょっとわかりませんでした。
におい・味
ほかのフードにくらべると、においはすこし強めなほうかもしれません。
袋をあけるとちょっとモワッとした、肉・魚系のくさみを感じます。
舌にのせると「塩味!」と感じるくらいには、やや濃いめの味。
そのまま口に含んでいるとすぐに塩味はうすれていきます。
かみ砕くと、ふたたび濃い味が顔をあらわしました。
塩気も復活。
かんでいるあいだに鼻をぬける香りは穀物っぽいですが、飲み下したあとにあがってくる香りはわずかに動物性かも。
穀物多めなフードでよく感じるような、すっぱめの後味ほとんどありませんでした。
※あくまでも主観なので感じ方には個人差があります。
大きさ比較
パッと見でもわかりますが、高齢向けのわりにけっこう大きいです。
だいたい平均すると直径は9~10mmくらい。
厚みは4~5mmほどでした。
大きい粒が苦手な猫さんには、ちょっとつらいサイズかもしれませんね。
2匹の反応(クロ、シロ)
クロ
「うん、なかなか。(もぐもぐ)」
先日のメディファスに比べると興奮度は低いですが、そこそこの食いつきです。
カリカリと、大きい粒をかみ砕いて食べてました。
ただし飽きるのはわりあい早め。
日にちをおいて出せば、またなんとなく食べるようにはなるんですが。
シロ
大きさがあるので、歯がないシロにはちょっとどうかな?
「お、うまい!もっとないの?」
なんと、まったく問題なかったようで。
こちらはかまずにそのまま丸飲み。
クロ | シロ | |
ピュリナワン 健康マルチケア 15歳チキン |
今回もなかなか好反応ですね。
こんなときにつかうのがおすすめ
こちらも嗜好性は良さげ。
410kcal/100gと、腎臓用療法食・ケアフードの中ではカロリーもわりと高めです。
この味を入ってくれれば体重の増量にも一役かってくれそうです。
高カロリーなサブフードとしてうちで愛用している「ロイヤルカナン ベッツプラン エイジングケアプラス ステージ2 プラス」が402kcal/100gなので、それよりも上ですね。
においも味もそこそこしっかりめなので、療法食に飽きた猫さんのサブフード的に使ってみてもいいかも。
ほかのフードとも比べたい場合は、こちらのリストをどうぞ。
おもな入手先
2kg入りでも500g × 4袋に小分けされているので使いやすいです。
欲をいえば、気軽におためしできる500gバージョンもあったらいいなぁ。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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