さいきんのクロは毎日お通じ快調でとてもうれしいのですが、
うんちのおわり部分だけが、ちょいゆるめ。
トイレ後のうんちハイで走りまわるとひんぱんに、
床にひとつぶ(というか、一滴)くらいおちています。
いまのところほぼすべて発見できているので事なきを得ていますが、
万一気づかずふんずけてしまったら……と思うと…ハラハラします (´_`;)
ロイヤルカナン 満腹感サポート ドライ (Satiety support)
かかりつけの動物病院で、シロのダイエット対策としてこのサンプルをわたされました。

パッケージおもて
パケージうら
今後シロが常用できるかどうかの検証もふくめて、3匹に味見してもらいました。
原料・成分
◆原料
肉類(鶏、七面鳥)、植物性繊維、タピオカ、超高消化性小麦タンパク(消化率90%以上)、コーングルテン、小麦粉、加水分解動物性タンパク、動物性油脂、チコリー、魚油、サイリウム、加水分解甲殻類(グルコサミン源)、マリーゴールドエキス(ルテイン源)、加水分解軟骨(コンドロイチン硫酸源)、アミノ酸類(タウリン、L-カルニチン)、ミネラル類(K、Cl、Ca、Zn、Mn、Fe、Cu、I、Se)、ビタミン類(A、コリン、D3、E、C、ナイアシン、パントテン酸カルシウム、B2、B6、B1、葉酸、ビオチン、B12)、酸化防止剤(BHA、没食子酸プロピル)※粒の色、形、大きさ等のばらつきは天然由来の原材料を使用しているために起こるもので、品質に問題はありません。
※輸送、保管時の気温の変動により、油脂成分が粒の表面に溶け出してくることもありますが品質に問題はありません。◆成分(単位/400kcal)
タンパク質 44.4 g、脂肪 11.7 g、食物繊維 30.8 g、灰分 11.5 g、水分 7.2 g、炭水化物 37.6 g、カルシウム 1.7 g、カリウム 1.44 g、リン 1.53 g、マグネシウム 0.08 g、鉄 24.1 mg、銅 1.96 mg、亜鉛 24.5 mg、ナトリウム 0.78 g、EPA+DHA 183 mg、L-カルニチン 26.1 mg、タウリン 0.33 g、アルギニン 2.34 g、ビタミンE 91.3 mg、ビタミンC 39.1 mg、ビタミンB群 52.24 mg◆保証分析値(重量百分比)
たんぱく質 32.0%以上、脂質 7.0%以上、粗繊維 14.9%以下、灰分 9.7%以下、水分 6.5%以下◆代謝エネルギー 307 kcal/100g
◆原産国 フランス
◆内容量 500g / 2kg / 4kg
公式 製品説明ページ
腎不全用ドライフードのタンパク質は29%をボーダーとすると
タンパク質はちょっとおおめで、腎臓への負担もやや大きめ。
参考 腎不全と闘う猫まとめ
できれば腎臓がわるい猫にはあまりだしたくない部類なのですが、
腎臓よりもダイエット優先にせよ!との病院からのおたっしなので
シロには、しばらくこちらをはじめとしたダイエットフードで
がんばってもらおうと思います。
特徴
減量を必要とする猫のために
猫用 満腹感サポートは、減量を必要とする猫に給与することを目的として、特別に調製された食事療法食です。この食事は、摂取カロリーを制限した場合でも、必要なタンパク質やビタミン・ミネラルが充分に給与できるように調整されています。
◆ビタミン・ミネラル調整
カロリー摂取量を制限しても要求量を満たすことができるように、ビタミン・ミネラル含有量を調整。◆高タンパク
減量時にリーンボディマス(除脂肪体重)を維持するため、タンパク質含有量を44.4g/400kcal(ME)に調整※。
※標準的な自社成猫用フードと比較し、約35%増。◆満腹感
満腹感を持続させるために複数の食物繊維を独自に配合。◆必須脂肪酸
健康な皮膚と被毛を維持するため、ω3およびω6系脂肪酸、銅、亜鉛などを調整。◆pHケア
この製品は各ミネラル成分を調整することにより、尿のpHを弱酸性に保ち、また健康的な尿量および尿比重に維持するよう設計され、ストルバイト(S)およびシュウ酸カルシウム(O)にも配慮しています。
人間目線の見た目とにおい
開封したときの印象では、あまりクセのないにおいでした。
上段左から、ベッツプラン、ロイカナ満腹感サポート、jpスタイル。
下段がメディファス。
厚みはこんな感じ。
ロイカナはひときわ厚みがあります。
3匹の反応(クロ、チョビ、シロ)
クロ
「………(考え中)」「いらない。(ぷいっ)」
あれー。
まったく興味なしですね。
ダイエット用療法食にしてはかなり嗜好性がたかい、という意見がおおかったのですが……。
チョビとシロ
「なかなかいけるわよ」
「おいしいねー」
冷静さはたもっていましたが、おふたかたとも気にいってくれたみたいです。
このふたりのこのみが一致するのは、かなりまれ。
クロ | チョビ | シロ | |
ロイヤルカナン 満腹感サポート ドライ |
![]() |
![]() ![]() ![]() |
![]() ![]() ![]() |







こんなときにつかうのがおすすめ
ダイエット中の猫さんに。
腎臓がわるくて要ダイエットな、うちのシロみたいな猫さんの場合
候補フードとしてはまんなかへんくらいでしょうか。

ダイエット系療法食のなかでは、いちばん低カロリーのドライフードです。
空腹をうったえてくる猫の迫力に負けそうであれば、
すこしでもおなかがふくれて気がまぎれそうな
こちらのフードをためしてみるのも良いかもしれません。
入手先
ロイヤルカナンをあつかうネットショップであれば
こちらもかなり高確率であつかっていそうでした。
コメント
こんにちは。
我が家の子も腎疾患が見つかる前は減量を勧められて食べてました。(骨格も大きな子ですが、当時は7kg近くあり、医師には5.5kgくらいが理想と言われた子です)
同メーカーの「減量サポート」をメインに、空腹感の緩和を目的に本品を混ぜていましたが、結論は(あくまでも我が家の場合)「痩せない」です。
吸水率の高い原料なので(フードの膨張率が尋常じゃない!)一時的な空腹しのぎに若干の効果は見られたものの、長時間は続かず、かえって一日中空腹を訴える上、気管や胃で膨らみすぎるのか、食後の嘔吐も増えてしまう始末。
それでも当時は療法食は絶対だと信じていたので、2年ほど継続してしまいましたが、ある日突然アレルギー症状(クシャミと知覚過敏)が出たのを機に、減量サポと合わせて中止しました。
その後、発想を転換し、蛋白質を穀物に頼りすぎない「ダイエット用でない普通のフード(アズミラ等)」に切り替えたところ、食べる量(g)は変わらないのに、あれほど訴えていた空腹感は激減。
アレルギーも消失し、体調もそのままに、半年ほどで無理なく、自然に500gほど減りました。
空腹に苦しむ本猫も、それを騙し騙し我慢させる私も気分的にウンと楽になり、あの療法食頼みの2年はなんだったのか?と拍子抜けするやら、腹立たしいやら…です。
ちなみに現在は、腎疾患の対応を優先し、ゆくゆく嫌でも減っていくであろう現実も踏まえ、現状(6.6kg)維持しています。
ただ、我が家も、食後の血液検査では高脂血症が出ることがあり、いつもコレステロール値は高いので、そこは悩ましいまま。(腎臓に優しそうなフードは脂肪分が高いので半ば諦め気味です…)
本当に、あくまでも我が家の場合ではありますが参考になれば。
長々と失礼しました。
梅香さん
こんにちは。
参考になる情報ありがとうございます。
肥満気味かつ高脂血症の腎不全猫というケースがあまり身近にないもので、ほとほと困っていました f(^_^,
私も、必要な栄養が適切にとれるのなら、必ずしも療法食でなくても良いのじゃないかと思うのです。
(そのためには栄養学的な勉強が必要になってきますが…。)
今はとりあえず病院がすすめてきたロイカナ満腹感サポートで様子を見ていますが、次の検査で数値があまり改善されないようであれば、フードの再変更も考えてみたいです。
アズミラのドライフードを見たところ、タンパク質はやや多めですがリンはギリギリOKそうですし、ナトリウムなんてすごく低いんですね。
ぜひためしてみたいです!
早々のレスありがとうございました。
書きそびれましたが、うちは腎疾患が発覚してから「アズミラ」もやめて腎臓用療法食に切り替えているので取り急ぎお伝えしておきます。
発覚直後は、満腹感サポ由来と思われるアレルギーでカナン製品が怖くなっていたため、「アニモンダニーレン」と「腎ケア」に切り替えました。
現在は「ヒルズk/d」「Happy cat」「(カナンですが…)腎サポSP」などを飽きた頃合いに交替で与えています。
またここ最近は、便秘対策のイージーファイバーが効きにくくなったため、高たんぱく&高リンではありますが、少量の「消化器サポ(可溶性繊維)」を混ぜて対応しています。(ゆくゆくは有効成分である「サイリウム」単体に切り替えていきたい考え)
栄養士ではないので仕方ないですが、獣医師は全般的にフードの知識が乏しい気がします。
「アニモンダニーレン」も私の独断で選択し、幸い数値も安定したので獣医師も与えることを承諾しましたが、当初は知らないメーカーよりも、カナンやヒルズが「無難」という見解から、あまり良い顔をしませんでした。
また、発覚後は少しのタンパク質やリンにも神経質になり過ぎていましたが、最近は「まず食べる」「体力を維持する」ことを優先し、食欲不振になれば比較的 低リンのジャンクなフードも利用しています。
(うちは体重あたりの推奨量には到底及ばない量しか食べないので、栄養素の総摂取量を考えれば さほど悪影響もないかな?という考えもあってそうしています)
あと、腎疾患発覚後の減量の継続についても、随分 獣医師と話し合いました。
「肥満は万病の元なので、継続が吉」とする医師が大半で、「将来、体重を維持するのが大変になる疾患なのだから、このままで良し」とする医師は少数でした。
でも、先に書いたように、獣医師のフードに関する知識は乏しい。
「脂肪分をあえて高くしている腎臓用の療法食で減量するのは無理では?」という疑問に解決策を提案できる医師が居なかったんですよね。
なので、これも私の独断で「現状維持でよし」と決めた次第です。
毎回長くなってしまって、すみません。
Mさんと状況や、それに関する興味、関心が似通っているせいか、つい「こんなケースもありますよ」と お伝えしたくなってしまって…。
これに懲りずに、また お相手して下さいね。
梅香さん
今回は返信遅くなってすみません!
今はアズミラはあげていないのですね。
ごていねいに教えていただきありがとうございます。
考えてみれば計算も必要だし、腎不全猫のダイエットに普通のフードを使うのは、なかなか難しいのかもしれませんね。
タンパク質量が過剰にならないようにきっちり気をつければ、案外アズミラも使えるかもしれませんが……。
その後シロにはダイエット食のみでやってもらってますが、梅香さんが書かれているように空腹感を訴える度合いは増した気がします。
次の検査まで今のダイエットフードを続けるつもりでいるものの、もしあまりにも辛そうであれば、ほかの方法を考えるべきかもしれません。
体重だけを考えるとうちももうこのくらい(5.9kg)でいい気もしますが、なにしろ高脂血症が全然改善されないのでダイエットをやめさせてもらえなくて。
病院的にはたぶん、とにかく限界までやせさせて、それでも高脂血症が改善されなければそのときまた考えよう、くらいに思っているんでしょうかね…… (’~`;
人間用の文献なども参考にしつつ、私ももう少し肥満や栄養について勉強してみたいと思います。
動物病院でももうちょっと栄養の知識のあるところが増えてくれるといいのにな~。