【猫の首輪で気をつけてあげたい3つのこと】

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昼寝のクロ 2012/11/8

 

今回は病気からちょっとはなれますが、以前から気になっていた首輪のはなしです。

 

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猫に首輪をしていますか?

猫の首輪は、脱走時や非常時の個体識別に、かなり有効なグッズだと思います。
そのためにも、首輪には連絡先などの情報をかならず書いておきたいものです。

 

同様の意味で推奨されているマイクロチップというものもあり、緊急時に役だつうえ体への負担もすくないと、一般にはいわれていますよね。

でも、個人的にはあまりそちらは採用したくないかなぁ……というのが本音。
ちゅうちょする理由は、やっぱりその安全性です。

ここであまりくわしく書くのはさけますが、もし興味がおありであれば、特定外来生物の保護活動をされている「ワニガメ生態研究所」さんのブログをごらんになってみてください。
マイクロチップの情報がたくさんあり、いろいろ考えさせられます。

 

首輪えらびの3つのポイント

まずは結論から。

これまでの経験上、私が考える猫首輪のポイントは、重要な順にこの3つ。

 


1.?ひっかかったときにはずれやすい

2.?できるだけ鈴はつけない

3. 軽くてやわらかい素材

 

あえて説明するまでもないかもしれませんが、これらについてちょっと補足していきます。

 

1.ひっかかってもはずれやすいものにする

首輪がなにかにひっかかって首つり状態になると、最悪窒息死です。

実際、うちでもちょっとした金具などに首輪がひっかかるトラブルが

ごくたまにですが、ありました。

 

最近はひっかかると金具がはずれるしくみの首輪がたくさんあるので、できるだけそういったタイプにしてあげたほうがよいかもしれません。

こういうタイプのものは、安全首輪セーフティ首輪とよばれたりしています。

 

震災のときにも、やせて首輪が胴にからまり、それがくいこんでひどい状態になった猫の記事をみかけました。

傷口が化膿したりすれば命にかかわります。

 

こういう場合でも、安全首輪は負荷がかかればかんたんにはずれるので、首輪の事故がもとで命をおとす可能性をぐんとへらすことができると思います。

 

2.できるだけ鈴はつけない

うちも以前はとくにふかく考えず鈴つきの首輪をつかっていました。

音がすれば居場所がすぐわかるし、脱走してもさがしやすいだろうと思って。

 

でも最近は、人間が想定していたよりもずっとずっと、首輪の鈴が猫にストレスをあたえているかもしれない、といわれるようになりました。

 

つねに鈴の音がする状態は、音にびんかんな猫にとってストレスがハンパないらしいです。

それが原因で胃にあながあく猫もいるとか。

なので、それをしってからうちは首輪の鈴をはずしました。

まあ本猫たちはけっこう音になれてしまって、どっちでもよさそうでしたが(笑)

 

それぞれの家庭の事情もあるので、ぜったいやめるべき!とまではいえませんが

自分が猫だったら、鈴はないほうが快適だろうなぁ。という感じです。

最近の首輪のお店では、鈴をつけない方針のところもあるようです。

 

ちなみに、うちは鈴のかわりに「ロケーター」という探知機をいっときつかっていました。

通常は音がせず、居場所をしりたいときだけ探知機に反応する、という機械です。

これは鈴なしでも居場所がわかってよかったのですが、ちょっと継続使用に不都合がでてしまい、いまはつかっていません。

それについてはこのあとくわしく。

 

3.とにかくやわらかいもの

かための首輪をしていると、猫の首って毛がうすくなりませんか?

うちの先代猫はゆるめにしていたのにハゲができていました……。

やわらかいネコっ毛は首輪のかたい素材にこすられるとぬけていってしまうんでしょうか。

 

私が愛読している「ねこインテリアBOOK」の猫さんも最近ハゲができちゃってましたが、こちらはやわらかそうな首輪だったので、素材が原因ではなさそうです。

 

猫さんが繊細だったりと、性格もありますからね ^^;

ハゲる理由は意外といろいろなんだなぁ……。

 

 

それでも、できるだけ首輪ハゲの確率をさげようと思うなら、違和感がすくなくてじゃまになりにくい、かるくてやわらかいものがよいと思います。

ホームセンターや街のペット用品店などで売ってるものは、かたいものが多いかも。

 

ネットでは猫にやさしい首輪をあつかっているお店もけっこうあります。

そういうところは種類も豊富なことが多いのでおすすめです。

 

うちはゴロにゃんさんのデイリー首輪を愛用してました。

メール便対応で、1個800円~1,000円くらい。

  

うちで実際につかっていた首輪

現在うちではだれも首輪をしていないのですが(理由は後述)、以前の首輪はこんなかんじでした。

 

クロの首輪

はじめのころは鈴ストレスなどしらなかったので、ふつうに鈴つきです。

(ゴロにゃんさんでも当時はまだ鈴つきをあつかってました。)

 

クロのやわらか首輪・鈴付き

2006年ごろのクロ

 

クロの初首輪は眼の色とおなじきみどり色をチョイス。

でもなんだか男の子みたいと不評でした……。

外国人だと「瞳の色と服やアクセサリーをコーディネイト」ってよくやるじゃないですか。

あれがやってみたかったんだよう~ (ノД`)・゜・。

 

そのあとの2代目首輪は赤い鈴なしシンプルタイプ(+ロケーター子機)です。

使用状態はこのあとの「首輪の転機」で。

 

チョビの首輪

チョビの最初の首輪は、鈴つきのラブリーな花柄タイプ。

 

チョビ

チョビ3ヶ月ごろ(当時の携帯写真より)

 

かわいかったのですが、子猫にはちょっとばかり素材がかためだったのですぐに変更。

 

2代目の首輪は毛色にあわせてベージュを選択しました。

こちらもやはり鈴つきで、かなりやわらかなタイプです。

 

チョビのやわらか首輪・鈴付き

2009年ごろのチョビ

 

 

チョビのこの首輪もわりと家族に不評でしたね。

ババくさいとかなんとか…。

すいません、たぶんファッションセンスがないんです、私。

 

その後の3代目首輪はきいろい鈴なしシンプルタイプ(+ロケーター子機)に。

使用状態はこのあとの「首輪の転機」参照。

 

首輪はたいせつ。でも、うちは首輪をやめました

クロとチョビは子猫のころからずっと首輪です。

 

ところが近年、クロが腎不全になって寝こんだり輸液したりするようになり、だんだん首輪がじゃまそうになってきたので、はずしてしまいました。

体調がよくないときは、クロも首輪がないほうがらくそうです。

 

チョビはそのままでもよかったのですが、いっしょに中止。

なぜかというと、ハゲたから。

その理由もこのあとに。

 

わが家の猫首輪の歴史

「首輪?なにそれ」時代

うちの猫たちは代々元ノラの居つきタイプが多く、なしくずし的にうちの猫になったパターンがほとんど。

なので、そうじて首輪がきらいでした。

 

先代の猫も首輪でハゲた

うちではじめて首輪をさせたのが先代の猫、マロ。

病気(白血病)のため3歳で亡くなりましたが、埋葬時にハデに首ハゲができていて衝撃をうけました。

そのときの首輪は、近所のドラッグストアで購入したごくふつうの猫用のものです。

いま思うとけっこうかための素材だったかも。

でも当時店頭で購入できる首輪はみんなそんな感じで、選択肢なんてほとんどありませんでした。

 

クロとチョビはやわらか首輪に

その後クロやチョビと暮らすことになって、あたらしい首輪をさがしました。

やわらかいものなら楽そうだし、首もハゲなさそう……と、当時まだ猫首輪専門ショップだった「ゴロにゃん」さんでいくつか購入。

そのやわらかい首輪だけをしていた時代はハゲはできませんでしたね。

 

わが家の首輪の転機

しばらくして、クロの脱走さわぎが勃発。(クロのプロフィール参照)

脱走対策として、当時ゴロにゃんさんで推奨されていた「ロケーター」を導入しました。

 

ロケーターとは、なくしもの捜索キットみたいなものです。

見た目はこんなやつ。

 

 

カード型のリモコンのボタンを押すと、半径100m以内にある子機(発信機)が反応します。

反応の大きさや音で、どの方向のどれくらいの距離に子機があるかがだいたい把握可能。

 

当時、ロケーターの子機を首輪にとりつけるためのグッズがゴロにゃんさんにあり、常時猫が身につけておけるようになってました。

 

クロのロケーターカバーと首輪

蝶ネクタイタイプのロケーターカバー+鈴なしデイリー首輪(赤)でコーディネート。

クロの蝶ネクタイ

けっこうかわいいと好評でした

 

チョビのロケーターカバーと首輪

チョビはシリコン製ロケーターカバー+鈴なしデイリー首輪(黄)。

ちょっとかさばりますが、シリコンがやわらかいので肌へのあたりはソフトです。

 

チョビのロケーターカバー

こちらは見た目より実用重視

 

このロケーターはすっごくたのもしくて、何度も何度もこれに助けられました。

うちの中で居場所不明になってもだいたいの位置がわかるし、万が一脱走しても、ちかくにいることがわかるだけでだいぶ安心できました。

本当なら今でもまだ使いつづけたいくらい。

 

と、ところが、意外な欠点が発覚。

 

 

首輪にロケーターの発信機をつけたところ……

チョビがおもいっきりハゲた。

子機+カバーは意外と重かったようで、数年つけたままでいたら首まわりがきれいにハゲました。

 

チョビの首輪ハゲ

現在のチョビの首(いまだハゲ)

 

よく見ると毛のはえてない皮膚が見えます。

重さがとくにかかったとみられる、首のうしろ部分はしっかりハゲ。

サイドや前の部分も、あれ、なんかうすい?と感じるくらいにはハゲ。

 

チョビの首輪ハゲ アップ

 

しかも、いちどハゲた部分はもう毛がはえてこないことが判明しました。

だって首輪をはずして2年もたつのに、まったく毛がはえてこないのですもの。

チョビ、ごめん。

(若いネコさんであればまだ生えてくるかもしれません。チョビは高齢なので…。)

 

クロはめだつほどハゲなかったけど、白髪がふえた。

チョビのシリコンカバーよりはいくらかかるいクロの蝶ネクタイでしたが、やはり首まわりにはなにかしらの負担があったらしく。

 

クロの首輪ハゲ

 

首輪をしてたあたりだけなぜか白髪がふえた。

 

クロの首輪ハゲ アップ

 

かきわけないとよくわからないのですが、ほんのすこし薄毛になっています。

あきらかにまわりと毛の状態がちがう。

クロも、ごめん。

 

シロは、ハゲなかった。

だってぜんぜん首輪をしてくれなかったから。

 

眠るシロ

すやすや~

 

このヒト 猫 はオトナになってからうちにきたせいか、体になにかつけられることをすごくきらいます。

つけてもつけても、いつのまにか取っちゃうので、首輪はあきらめました。

(青色のカッコイイやつ買ったのに………)

おかげでいまではうちでいちばんのふさふさ猫です。

 

けっきょく首輪はするべき?しないべき?

私は、できるだけしたほうがいいと思います。

軽くてやわらかい首輪であればそうかんたんにはハゲないのでだいじょうぶ。

(ちょっとうすくはなるけど。)

 

そして首輪にはかならず飼い主の連絡先猫のなまえをいれます。

マジックペンだとどうしても時間とともににじんで読みにくくなるので、もし可能であれば刺繍がベストかなーと思います。

首輪にネームプレートをさげてもいいのですが、その場合もなるべく軽量のもので。

 

脱走はもちろんのこと、災害などの非常時に万が一のことがあっても、連絡先がわかるようにしてあれば、すこしは希望がもてるのではないかと。

 

かつてクロが脱走したとき、首輪に連絡先をかいてあったことで、保健所などへの確認のさいにチェックポイントにしてもらえました。

(黒白ハチワレのメスで、黄緑色の首輪のうらに連絡先あり、とつたえた)

あのとき首輪をしてなかったらと思うとゾッとします。

 

うちの首輪の今後

本来ならうちの3匹にもまた、負担のすくない首輪をつけたいのですが、クロについてはすでにあきらめモード。

生活の質をあげることを優先に、首輪はやめています。

 

チョビは首のようすをもうちょっとみて、いやがらなければ復活もあるかも。

 

シロは……やっぱりちょっと無理そうです (;^_^A

 

最後までお読みいただきありがとうございました。
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