本格的にさむくなってから、「猫の飲み水(の保温)」についての検索で
こちらにいらしていただくかたが多くなりました。
飲み水についてはそのうちちゃんとまとめたいと思っていたのですが
気づけば立春もとうにすぎ…… (;´д`)
とりあえずあたたかくなるまえに
さむくてもたくさん水を飲んでもらうポイントを、すこしご紹介しておきます。
猫に水分をとってもらう方法
大きくわけて3つ。
- 飲み水
- フードやスープ
- そのた(水分補給サプリなど)
そのなかから今回は
飲み水でたくさん水分補給してもらうコツについてまとめてみます。
飲み水で水分補給
まずは猫のこのみを知る
水のおき場所やおきかた、温度、水分摂取方法などなど。
猫にもけっこうそれぞれのこのみがあるので、ふだんから要観察なのです。
うちでもこれくらいのちがいがあります。
- クロはぬるめの水が好き(つめたい水はきらい)
- チョビはひらべったい容器(の水)がお気に入り
- シロは水入れから飲むよりも、窓の結露や蛇口のしずくなどをなめたがる
水の容器をえらぶ
たかが水飲み容器とあなどるなかれ。
ちょっとしたちがいでも意外に飲水量がかわります。
容器は大きめが理想
ヒゲが容器のふちにさわるのがいやな猫さんも多いようです。
深さがあるものよりも
ひらべったいタイプのほうが飲んでくれる率は高いとか。
たしかにうちでもひらべったい入れ物の水は人気がありますね~。
水がおいしくなる入れ物にする
じゃあ容器がひらべったければどんどん飲むか?というと
なかなかそう簡単でもなかったり。
じつは、猫がよく水を飲むようになったという
口コミ多数な容器があったりします。
このヘルスウォーターボウルで水をたくさん飲んでくれる理由は
「器の素材がちょっとちがう」せいらしいのですが
私自身、理屈がいまいちわかっていません (^ロ^;
はじめまったく信用せずに使いだしたところ
予想にはんして本当に3匹みんな、よく飲んでくれるようになりました。
猫さんのこのみもあるので絶対飲む!と断言はできないのですが
個人的におすすめしたいもののひとつです。
水をなかなか飲んでくれなくてこまっているのであれば
一度はためしてみてください。
さいきんは、やや深めタイプ、大きめタイプ、ひらべったいタイプ、フード用など
選択肢もふえました。
まず最初にためしてみるのであれば
ひらべったいタイプがよいかもしれません。
うちでも2種類使ってますが、案外どちらもよく飲んでます。
神経質なチョビはひらべったいタイプ(ホワイト)。
わりと無とんちゃくなクロは、ちょっと深さのあるタイプ(S)。
流れる水が好きな場合はグッズを使ってみる
猫用の、循環式水飲み装置というものもいっぱい発売されています。
流れている水が大好きという猫さんもけっこう多いのです。
まずは安いものから、つかってみてはいかがでしょう。
うちのシロも蛇口の水が好きなタイプ。
今後はウォーターファウンテンなどの利用も考えています。
水を飲む場所
水が飲める場所を増やす
おきにいりの窓辺やひるね場所など
長時間いる場所にはそれぞれ容器をおいておくとよいそうです。
すぐそばに水があるだけで、気分転換のように飲んでくれることも多いとか。
水飲み場を食事場所からはなしてみる
もともとの猫の生活形態としては
食事場所と水のみ場ははなれていることのほうが多かったそうです。
家でそれを再現してみるのもよいかもしれません。
うちではもともと、食事場所と水飲み場は隣接していました。
はなすといいときいてから、いつもの場所のほかにも
あちこちに水をおくようにしています。
いまはみんなそれぞれ好きなところで
好きなときに飲んでくれているようです。
水の状態に気を配る
いつも新鮮な水が飲めるようにする
水の容器は床におくことが多いので、けっこうゴミやホコリもはいってきます。
繊細な猫さんだといやがってのんでくれないかもしれません。
うちの場合は、一日に1~2回くらいかえるようにしています。
飲み水をあたたかくする
さむい冬場などは飲む量もへりがちです。
ほんのりあたたかいお水にしてみたら、ちょこちょこ飲んでくれるようになりました。
お湯を足してぬるま湯にする
食事のときによく飲むという場合。
食事の用意をするとき、ついでに水の入れ物にお湯をたしてあたたかくしておくと
けっこう飲む量もふえるみたいです。
水の保温グッズを使う
飲み水の安全な保温につかえるものとして
「ピタリ適温プラス 丸」という製品があります。
(以前ブログのコメントでおしえていただきました。)
もともとは熱帯魚用の水槽ヒーターとして売られているもので
これをつかえば、ほんのりぬるま湯状態をずっとキープできるという
優れものです。
温度の調節は容器のえらび方やいれる水の量で。
たかめの温度にしたければ、ステンレスなどの熱がつたわりやすい容器にしたり
いれる水の量をすくなめにしたりしてみてください。
ヘルスウォーターボウルのようにあつみのあるタイプでも
いれる量をひかえめにするとちゃんとあったかくなります。
ヒーターのサイズには小と大がありますが、
うちでは大のほうが、猫の水いれ用にちょうどいいかんじですね。
気温がひくいときはつよめに保温。
あたたかいときはひかえめに保温。
自動温度調節機能がついているのでほぼしきっぱなしでつかえます。
これを使いだしてから、クロはさらに飲水量がふえました。
飲んだ水の量を把握する
毎日どれだけ水を飲んでいるのか、把握しておくのもたいせつだと思います。
あ、でも水飲み場所がたくさんある場合は
ぜんぶはかるのがちょっと大変ですね(笑)
でもうちは量をはかるようになって、
体調にあわせて微調整ができるようになりました。
飲んだ量がすくなければ点滴の間隔をみじかくしたり。
たくさん飲んでいれば点滴の回数をへらしたり。
クロはほとんどメインの水入れ(食事場所)から飲むので
飲んだ量をはかるのは楽なのです。
計量カップを用意する
安いものでよいのでひとつ用意しておきましょう。
(100均にも売ってます。)
うちでは500ccの猫用計量カップを、流しに常備しています。
毎回容器に入れる水の量をきめる
水を交換するときは、ついでにはかります。
【容器にいれた量ー容器にのこった量】を計算すれば
飲んだ量がわかります。
うちは朝晩の水交換時、150ccくらい入れるようにしています。
これくらいの量だと
「ヘルスウォーター ボウル (S)」+「ピタリ適温プラス 丸(大)」 の組みあわせでも
ちょうどいい具合にあったまります。
病院で体調を報告するときにも飲んだ量を伝える
蒸発するぶんもあるため、おおよその把握でOKだと思います。
病院ではよく飲んだ量をきかれるので、一日の飲水量はかならず確認しています。
うちのかかりつけ医の場合、
腎不全の猫ならできれば一日200ccくらい飲んでほしいとのことでした。
(体重4.5kgくらいの場合)
あたたかくなれば、猫さんももうすこし
水を飲んでくれるようになるかもしれませんね。
春はもうすぐそこです。
いっしょにがんばりましょう (´▽`)
⇒ 「猫の飲水量を増やす 7つのコツ」(nekopedia)
最後までお読みいただきありがとうございました。
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コメント
こんばんは(⌒▽⌒)
先日はフードのこと詳しく教えていただきありがとうございました!
なんだかバタバタしていてお礼が遅くなってしまいました…すみません(/ _ ; )
ちなみにあんずもその水飲み去年買いました( ^ω^ )
結果は…(⌒-⌒; )
常備で置いてありますが、
あんずはコップが一番好きみたいです(^д^;)
あんずママさん
こんにちは~その後あんずちゃんの調子はいかがですか?
あのあとふうさんからもあんずちゃんのフードについてコメントいただいたので、よければ確認してみてくださいませ ^ ^
うーん残念、あんずちゃんはヘルスウォーターボウルはダメでしたか(笑)
でもコップのお水が好きというのはめずらしいですね!
人間用のコップですよね?
なにがちがうんでしょう~?(?_?)
こんばんは〜〜(⌒▽⌒)
返信遅くなってしまいました(T_T)
あんずは最近はアニモンダを主食?に、他のごはんもつまみ食いしてくれるようになってきました*\(^o^)/*
だいぶアニモンダに目新しさを感じなくなったみたいです(笑)
相変わらず毎日皮下点滴はしていますが、吐くこともないし、痩せは変わらないけど本人は元気そうです!
29日が検査日なのでドキドキですよ(; ̄ェ ̄)(笑)
あんずママさん
よかった~ごはん食べてくれるとほっとしますね(´▽`)
週明けの検査、よい結果が出てくれるようお祈りしてます!
あっっ
コップは人間用です!
自分は人間だと思っているのかな…(笑)
けど、お水飲んでくれるのは嬉しいからつい用意しちゃいます(しかも机の上(⌒-⌒; ))
人間用のコップから水を飲む姿、かわいいでしょうね (*^m^*)
うちでもだれかやってくれればいいのになー