しばらくまえに買ったまま死蔵されていた療法食を発掘しました (;・∀・)
フクちゃんのバタバタですっかりわすれていたようです。
使用期限は来年だからまだだいじょうぶなのですが、
うっかり過ぎてしまわないうちにはやめに開封することにしました。
Farmina Vet Life Renal Feline(ファルミナ ベットライフ リーナル 猫用)
パッケージはアルミ製で、ジッパーを内蔵しています。
側面は英語以外の言語で説明がかかれています。
たぶんイタリア語と……フランス語かスペイン語。(よくわからない)
原料・成分
裏面には日本語の説明がシールではってありました。
その下はほとんど読める部分がないのですが、おそらく英語。
原材料
米、コーングルテン、乾燥鶏肉、動物性脂肪、乾燥全卵、加水分解動物性タンパク、塩化カリウム、乾燥魚、魚油、炭酸カルシウム、植物油、イヌリン、フラクトオリゴ糖、マンナンオリゴ糖、塩化ナトリム、グルコサミン(500mg/kg)、マリーゴールドエキス(ルテイン源)、(タンパク源):コーングルテン、乾燥鶏肉、加水分解魚及び鶏肉タンパク質、魚、卵、(尿アルカリ化剤):クエン酸カリウム(3g/kg)
原料にコーングルテン(トウモロコシからデンプンを除いたもの)とあります。
これはグルテンフリーといっていいのでしょうか…??
グルテンフリーの定義って、たしか「小麦・大麦・ライ麦のグルテン不使用」ですよね。
参考 「グレインフリーとグルテンフリー」(アーガイルディッシュ公式)
この製品がグルテンフリーにあたるかどうかは、
勉強不足なものではっきりわかりませんでした。(´・_・`)
栄養成分/1KG
ビタミンA 15000IU、ビタミンD3 600IU、ビタミンE 550mg、ビタミンC 250mg、ナイアシン125mg、パントテン酸42mg、ビタミンB2 17mg、ビタミンB6 7mg、ビタミンB1 8mg、ビタミンH 1.3mg、葉酸1.3mg、ビタミンB12 0.08mg、塩化コリン2500mg、ベータカロチン1.5mg、亜鉛725mg、マンガン385mg、鉄185mg、銅54mg、セレン60mg、ヨウ素酸塩カルシウム 2.4mg、タウリン2000mg、DL-メチオニン5000mg、L-リジンHCI 2000mg、L-トリプトファン2000mg、L-カルニチン250mg、(技術的添加物):クエン酸カリウム3000mg、結晶セルロース、天然トコフェロールエキス10mg
成分
粗たんぱく質 24.50%以上、粗脂肪 20.00%以上、粗繊維 0.90%以下、粗灰分 5.30%以下、水分含有率 8%以下、カルシウム 0.60%、リン 0.40%、ナトリウム 0.25%、カリウム 0.70%、マグネシウム 0.05%、オメガ3脂肪酸 0.40%、オメガ6脂肪酸 3.90%、EPA 0.10%、DHA 0.15%
代謝エネルギー
EM Kcal/Kg 4073 – Mj/Kg 17,04内容量 400G – 2KG – 5KG
原産国 イタリア
カロリーは100gあたり407.3kcal。
イタリアの製品です。
原料にはなみなみならぬこだわりがあると思われます。
(説明がすごい量)
原材料へのこだわり
ペットの健康のための最適な製品を提供するには原材料の選択が重要です。
当社ではペットの栄養ニーズを最大限に満たす事が出来るペットフードを作るため、最高の商品のみを使用しています。
特に「ベットライフ」と「ナチュラル&デリシャス」につきましては、人間の食材にも適したGMOフリーの原材料を厳選して使用しています。プロテイン(タンパク)
鶏肉、ラム肉、イノシシ肉、卵は、認定農家から調達し、品質基準を満たすものを厳選しております。鶏肉:
鶏のとさか、羽や骨など、必要でない部位を取り除き、イタリアで平飼いされた丸鶏の新鮮な正肉(GMOフリーダイエット)を使用しています。
この原材料の品質により、タンパク質の生物価も高く、消化率は95%となっています。ラム肉:
ニュージーランド産で、必須脂肪酸と抗癌作用のあるリノール酸の含有率が豊富で、他の赤肉と比較して体脂肪率の良いものを選定しています。イノシシ肉:
トスカーナ州とウンブリアン州にある半野生の家畜場から直接選んで使用しています。
犬や猫の栄養の原料としてはあまり使われていませんが、高い生物価があり、特別な貴重価値のある種類の赤肉です。卵:
イタリア産のものを使用しております。
新鮮な状態で、割卵工場に搬入され、オートメーション化された乾燥工程により液体状の卵が粉末状に加工されます。
この工程により、食品に質の高いタンパク質の栄養素を維持できます。魚:
タラとニシンを使用しています。
海から捕獲されたもので水産養殖のものではないので、塩分控えめの最高品質の原材料を保証しています。必須アミノ酸を正しく摂取するために、当社では、シスチン、リジン、メチオニン、タウリンをいくつかの療法食と調合すべきだと考えます。
これらのアミノ酸を付加することで、ファルミナの製品に含まれるタンパクの生物値を高め、いろいろな種類の動物の特定のニーズに応えることができます。
脂肪
コンパニオンアニマルにとって、脂肪は重要なエネルギー源です。
また、必須の脂肪酸源であり、嗜好性の決定要因でもあります。
当社は主に鶏肉の脂肪と魚油を選択しております。
植物油の物油の亜麻仁油はリノール酸が豊富に含んでおります。鶏脂肪:
イタリアのサプライヤーから仕入れております。
牛や豚に比べて、多価不飽和脂肪酸の数値がより高く、動物にとって嗜好性に優れています。魚油:
スカンジナビア産で、抗炎症作用に非常に効果的な、オメガ3脂肪酸、特に、EPAとDHAで動物性油脂が最も多く含まれています。
多価不飽和脂肪酸(いわゆるPUFAs)は、皮膚と被毛の健康維持に重要な役目を果たし、老化防止の効果があります。
炭水化物
炭水化物は犬や猫にとって、もう一つの重要なエネルギー源です。
特に、炭水化物には即効性があります。
当社はトウモロコシを使いませんが、GMOフリーのスペルト麦、オーツ麦、ジャガイモ、米を第一選択として使います。
当社の革新的な技術と原材料の正確な管理により、優れた消化性を保証します。
二軸式エクストルーダー(押出成形機)を使用することで、製品のより優れた混合と熱伝達分布が可能となり、より高い消化性を確実にします。スペルト麦やオーツ麦のような古代穀物を使用することで、日中の有効エネルギーをより良く調整することが期待できます。
ただし、急速なエネルギー効率を高めることが必要な場合に限りジャガイモやお米を使用いたします。
繊維
バランスの良い栄養食において、繊維を正しく摂取することは、消化器官を通過する際の調整機能としての重要な役割を果たします。
当社の製品は、食物繊維として、ビートパルプ、エンドウ豆の繊維、純セルロース、乾燥アルファルファを使用しています。ビートパルプ:
イタリア産のビートパルプを使用し、食物繊維の役割として、便通が良くなる効果を発揮しています。純セルロース:
療法食に使用され、不溶性食物繊維の主要源です。
腸蠕動の基本で、カロリー摂取を減らす必要がある療法には特に使用されています。エンドウ豆繊維:
エンドウ豆は、そもそも食物繊維が多いとされる豆食品で、その繊維は、溶性食物繊維が豊富で、消化器官でジェリー状の塊を発生させ、腸での通過を遅らせ、微量栄養素の吸収を促進します。
その中でも特に豆の一番外側にある皮の部分は、その約90%が食物繊維からなり、エンドウ豆をスープ用やデンプン粉末などに加工する際に生じる皮を用いて、エンドウ豆繊維は作られます。
水分を加えると生地の繋ぎとしての性質を発揮することから、焼き菓子やパン、肉加工製品などにも使われ、ペットフードでもそれが応用されております。乾燥アルファルファ:カロチンやカルシュウム等の微量栄養素の良い摂取源です。
フラクトオリゴ糖(FOS)とマンナンオリゴ糖(MOS)のようなある種特異なプレバイオテイクスの成分の存在は、病原細胞と潜在的な毒物を減少させ、排除することにより、腸にとって有益な作用を促進します。
特に、当社が注意していることは、それぞれの製品の設計において、いかに繊維を有効活用するかということです。
常に、動物の生理学的、病理学的な状態を考慮しています。
ビタミン
ビタミンは体内での生化学反応の最も重要な要因であるため、適切な栄養摂取に不可欠です。
症例によっては、ビタミン不足になるとさまざまな病気や不快な症状があらわれることもあり、又、識別が困難になり、虚弱状態になることもあります。
毎日摂取すべき適量のビタミンは、犬や猫にとって体の様々な働きを調整する上で、重要な栄養成分です。
ブドウの種や緑茶に含まれる植物性の自然エキスは、抗酸化作用を促進します。当社の製品は、動物の発育、生理学的な過程や特定の療法食が開発されている病理学療養に合わせて、ビタミン補給の役割を担っています。
当社の食品に含まれるビタミンは、最新で画期的な技術(ロングライフ・ビタミンシステム)により長持ちします。
ミネラル
動物の状態や年齢、種類によってバランスが取れているかということには最大限の注意をしております。
特定の病状に対して設計された療法食の成分について、ファルミナペットフーズはミネラル成分やある病状により新陳代謝が落ちることを防ぐため、又は、器官の機能を保護するため、それぞれの元素濃度が減少するか増加するかについて、特に注意をしております。栄養補助食材と機能性成分について
当社は、栄養補助食材(食材から抽出されたもの、又はすでに存在する薬のような化合物)と機能性化合物(栄養摂取効果の他に特に有益な成分)の両方を、フードの成分処方に使用しています。
私たちが使用している栄養補助食材の一つに、甲殻類から抽出されたグルコサミンと軟骨魚類から抽出されたコンドロイチン硫酸があり、両方共に、発育の促進と軟骨の修復に効果があります。
いくつかの機能性化合物は、食品の維持と臨床栄養の療法食のいくつかの組み合わせにより使用されています。
具体的に、フルーツの抽出物には下記のものを使用しています。アップル:
プロビタミンA,ビタミンB1、B2、B6、E、C、ナイアシン、葉酸、フラボノイド、カロテノイドザクロ:
Bグループのビタミン摂取源、ビタミンC、カリウム、抗酸化ポリフェノールブラックベリーとブラックカラント:
ビタミンAとCが豊富、ペクチン、タンニン、マーチリン、アントシアニン(レチノイドを保護する重要なもの)オレンジ:
ビタミンB複合体、ビタミンC、亜鉛、カリウム、カルシュウムとフラボノイド柑橘果汁(かんきつジュース)には、フラボノイド(いわゆるポリフェノールと呼ばれます)が含まれており、健康に有益な抗炎症と抗酸化物質で、果肉に豊富に含まれています。
全ての果物に共通して言える事ですが、大量に使用されたとき、果糖(糖分)の量も多いので食事のバランスを乱すことがありますが、当社の製品には該当しません。
理由は、製法上、0.5%の含有率の果実エキスのみを使用しているからです。
高品質で完全な食事を維持するためにバランスの取れた栄養摂取となるよう設計しています。
オレンジの皮にはリモネンやテルペンが芳香油に豊富に含まれているため、使用しておりません。ファルミナの食品には、下記の食材も含まれています。
ブドウの種子:
抗酸化複合体が豊富、全身性高血圧の減少を助ける
ホウレン草:
ビタミンC、カロテノイド、葉酸、ルテイン(網膜保護に必須)
ローズマリー:
天然の酸化物質が豊富
アロエベラ:
抗炎症作用、解毒作用、静菌性作用、皮膚修復作用
緑茶:抗酸化ポリフェノールが豊富その他の栄養補助食材では、以下のものを調合しています。
マリーゴールド:
ルテイン、天然系抗酸化の摂取源、特異な抗炎症効果イソフラボン:
緩やかな発情作用、去勢後の動物のホルモンバランスに有効
引用 ファルミナ ベットライフ リーナル (公式)※以下同
特徴
リーナル【腎臓の健康維持に配慮】
・慢性腎不全のマネジメント
・腎不全に伴う脳症
・初期段階の心不全
作用機序
低タンパク質とリンが含まれていることで腎臓不全による症状を軽減することに役立ちます。
ファルミナペットライフ・リーナルは、慢性、または一時的な肝不全を発症した場合に、腎機能をサポートするために成分設計された猫用の療法食フードです。
本フードは低密度のリン、及びタンパク質の量は少なくなっていますが、高品質なタンパク質が含まれています。
ベットライフ ・ナチュラルダイエット・猫用
猫の幸せを自然療法食でサポートします
ファルミナベットライフ・ナチュラルダイエットは、初めて動物病院専売向け(獣医師向け)に開発された自然療法食フードです。
本製品は動物は私たちの家族であるという思いのもとファルミナの哲学の指針とも言える「自然」を軸に、フェデリコ2世・ナポリ国立大学の動物栄養学部との連携と長期間の科学的研究を通して完成しました。
製品の保護にはトコフェロールを豊富に含むエキスなどの自然な酸化防止剤のみ使用することで、品質を維持しながら自然な状態での保存を実現しています。
EUでは予防原則を用いて制限し厳しい規制を実施しているにも関わらず、遺伝子組み換え原料の使用を容認しています。
ファルミナではGMO(遺伝子組換の原材料)を使用していません。
ファルミナでは、トウモロコシ等の遺伝子組み換えの可能性がある素材全てを成分設計から排除し、遺伝子組み換えでないスペルト小麦やオーツ麦といった古代穀物を使用しています。
GI(グリセミック指数)とは、食品や食材ごとの血糖値の上昇度合いを間接的に表現する数値です。
ファルミナでは食後の血糖値の急激な上昇を抑制するために、GI値の低い自然の古代穀物を原材料とした低グリセミック指数フードを導入しています。
※画像は公式サイトよりお借りしました
腎不全の猫にあげてもだいじょうぶ?
腎臓疾患の猫用に作られた製品ですので、基本的には問題ないと思います。
心配なかたは、いちどかかりつけの病院でご相談ください。
人間目線のみためとにおい、味(大きさ比較)
みため
ちょっとゴツゴツしてます。
ざっくりした質感で、手にとるとあぶらっぽさを感じました。
スナック菓子を手で食べたときのような油膜が指や手にのこります。
におい
肉や魚のにおいはほとんどしませんでした。
穀物系のかおりがつよいです。
味
舌先にのせるとわずかな塩味をかんじますが、
口にいれてころがすとすぐになくなりました。
塩味は表面にごくうすくついているだけのようです。
かみくだくと香ばしさがあり、ざくざくとした歯ざわりでちょっと硬めかもしれません。
あと味はみょうな酸味もなくさっぱり好印象でした。
大きさ
さすがにハッピーキャットよりはちいさいですが、そこそこ大きめです。
サイズはjpスタイルにちかいものの、厚み(ボリューム)もしっかり。
大粒のドライフードがニガテな猫さんだとちょっと食べにくいかもしれませんね。
3匹の反応(クロ、チョビ、シロ)
クロ
「うーん」「きになるけど……うまくたべられない」
クロは食べかたがヘタクソなので、口にいれることができずあきらめてました。
コロコロしててうまく捕まえられないみたい。
におい自体はきらいじゃないようです。
小さめに割れば食べてくれるかな?
(まだためしてませんが)
チョビ・シロ
「なぁにこれ。じゃま」
。 ・゚・(ノД`)・゚・。 もはや食べものと認識してくれず。
肉食女子(好物は生の馬肉とクジラ肉。ジャンクもすき)にはものたりないみたい。
「うまいうまい!」
いつも食べてくれてありがとう… (;´∀`)
クロ | チョビ | シロ | |
ベットライフ リーナル |
うちでの人気はいまひとつのようですね……。
こんなときにつかうのがおすすめ
BHAなどの合成保存料不使用ですし、その点は猫さんにも安心かと思います。
(ただし天然の酸化防止剤は効きがよわいので、開封後は保存に気をつけてなるべくはやく使いきることをオススメ。)
コーングルテンとグルテンフリーについてははっきり結論だせませんでした。
もうちょっと勉強します (;^_^A
グルテンをさけたい猫さんは、とりあえず見おくっておいたほうがいいのかも。
おもな入手先
入手先 楽天 | Amazon | Yahoo!⎥公式(取扱店舗検索)
ベットライフリーナルは、療法食(ドライ)のなかではまんなかへんのカロリーです。
もっと高カロリー(もしくは逆に低カロリー)のフードをおさがしであれば、
こちらの記事もご参照ください。
コメント
こんにちは。ファルミナ、現在は獣医師購入限定みたいですね。玉ちゃんは好きみたいです。基本的にカリカリ大好き、むしろカリカリさえあればいいコなので(*_*)。コーングルテン、私も気になってちょっと調べたらこちらありました。https://catfood-study.com/about_catfood/farmina.html