フクちゃんの貧血対策シリーズです。
これまで、液状のペットチニックと錠剤のヘモテクトをためしてきました。
→【ペットチニック、コロイダルシルバー、ササヘルス~貧血と口内炎のフクちゃんに】
→【ヘモテクト~犬猫の貧血用サプリを試してみた(タブレットタイプ)】
先日、ペットチニックとは別の液体タイプをセールでみつけたのでさっそく購入。
フクちゃんにもためしてもらったのでメモしておきます。
製品名:FCVリキッド
原料・成分
◆成分
鉄 2.5 mg、銅 40 μg、ビタミンB1 480 μg、ビタミンB2 200 μg、ビタミンB3 2.1 mg、ビタミンB5 360 μg、ビタミンB6 240 μg、ビタミンB12 0.5 μg◆その他成分
水、還元水飴、鰹節エキス、ソルビン酸カリウム、パラベン類◆栄養成分表示 -100gあたり-
たんぱく質 0.2 %、脂肪 1.2 %、糖質 40.9 %、灰分 0.2 %
エネルギー 175 kcal
特徴
貧血時や、病中・病後の栄養補給に!
①鉄分、銅、ビタミンB群の補給
②給与しやすいリキッドタイプ
③スポイトが一体化したビンで使いやすい◆内容量
30ml◆原産国】
日本◆給与の目安 (下記の量を1日2回)
5kg未満 0.5~1.0 ml、5~10kg 1.0~1.5 ml、10~15kg 1.5~2.0 ml◆使用上の注意
・ 給与中の健康状態に異常がみられた場合は、給与を中止してください。
・ 生後3ヶ月、妊娠・授乳期の場合は、獣医師と相談の上与えてください。
・ 高温多湿・直射日光の避けて保存してください。
・ お子さまの手の届かないところに保存してください。
・ 本品は動物用です。
・ 賞味期限を過ぎた製品は与えないでください。
腎不全の猫にあげてもだいじょうぶ?
栄養剤なので、規定の範囲内であげるぶんには基本的に大丈夫だと思います。
貧血改善のためにペットチニックやヘモテクトを飲んでいる猫さんなら、おなじように使えます。
ひどい貧血症状はないけれど予防にのませたい、という場合は、鉄の過剰摂取に気をつけてください。
鉄分過剰は活性酸素をうみだす原因にもなるそうなので、ヘモテクト同様あまり安易にあたえていいサプリメントではないかもしれません。
参考 「過剰な鉄ががんを引き起こすメカニズムを個体レベルで明らかに」(文部科学省科学研究費新学術領域研究/がん研究分野の特性等を踏まえた支援活動)
人間目線のみためとにおい、味
ビンにスポイトが内蔵され、さらにプラスチックのキャップつき。
スポイトはガラス製でした。
じっさいにスポイトを使ってみると、ちょっと吸いあげにくい印象。
使いやすさの点ではペットチニックのスポイトにやや軍配があがります。
1スポイト0.5ml。
体重約5kgのフクちゃんなら一日に1~2スポイト(0.5~1.0ml)になります。
みため
色はあざやかな黄色です。
ペットチニックは濃くてとろみがありますが、FCVリキッドの液はサラサラしています。
におい
人間的には、とくにこれといったにおいは感じません。
成分に鰹節エキスとありますが、まったくわかりませんでした。
猫ならわかるんでしょうか。
味
ちょっとなめてみました。
かなりあまいです。
人工的なあまさのシロップという感じ。
苦味や、ヘモテクトのような酸味はありませんでした。
フクちゃんの反応
写真を撮りわすれてしまいましたが、フクちゃん大好物のおさしみにこのFCVリキッドをたらしてだしてみました。
たまにおさしみをあげるときはペットチニックとレンジアレンをまぜて出すのが定番で、フクちゃんはいつも残さず食べてくれます。
じゃあFCVリキッドでも大丈夫かな、とペットチニックとチェンジ。
結果……
いっさい口をつけてくれませんでした。
ペットチニックは嗜好性がたかいという口コミをよくみますが、うちでフクちゃんに使ってみた印象でもそんな感じですね。
なにがちがうのやら。
こんなときにつかうのがおすすめ
FCVリキッドもペットチニックも、多少質感のちがいはありますが液状という点では同じです。
両方それぞれしばらくつかってみましたが、効果もそんなにおおきく変わりませんでした。(うちの場合)
とりあえずは猫さんのこのみできめるしかないでしょうか。
以前ペットチニックが一時品切れになっていたときは、代替品としてこのFCVリキッドがよく使われていたようです。
FCVリキッドやペットチニックのような液タイプだと、好きなウェットやおやつにまぜることができるので、気にしない猫さんならわりと使いやすいかもしれません。
逆に味に敏感な猫さんだと、リキッドをフード類に混ぜるのはかえって難しい場合もあります。
そのようなときは錠剤のヘモテクトをためしてみてください。
入手先
最後までお読みいただきありがとうございました。
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コメント
Mさま、展覧会が関西で開催の際はぜひお知らせくださいね~♪
こじらせている、にーにーの食欲不振ですが、
遠い方のメインの病院で次の手のお薬の名前を確認したところ
「ミルタザピン」とのことで、
ネットで調べるとミルタザピン=レメロンでした!
にーにーの主治医曰く、現在では一番副作用が少ない、他の臓器に悪影響がない
食欲増進効果の見込めるお薬とのことでした。
今週末に病院へ行って我が家でも試してみようと思います。
どうかペリアクチンより効きますように!!!
サバトラーニャさん
おそろしく遅い返信になってしまいました!ごめんなさい。
その後にーにーさんにはレメロン試してみましたか?
うちの場合、規定量飲ませたらものすごくハイになってしまって焦りました。
いい具合に効いてくれるといいですね~。
おはようございます。
FCVリキッドについて、お尋ねします。
ガラスのスポイト式になっていますので、口の中へ直接投与しています。
投与時に、どうしてもスポイトに唾液が付着してしまいます。
投与後、スポイトは洗浄するべきですか?
と申しますのも、別の子がアトピカを使っているのですが、そちらは洗浄禁止なので、FCVリキッドの場合はどうなのかと気になりまして。。。
処方してくれた動物病院に連絡したところ、「投与方法はパッケージに書いてあります、よく読んでください!」と言われたので、見てみたのですが、洗浄については書いてなくて。。。
投与後のスポイトは洗ってらっしゃいますか?
それとも、与えた後はそのまま瓶に戻していますか?
このコメントにお気づきになられましたら、お手数ですが、お知らせください。
よろしくお願いいたします。
TEZKAさん
ご質問ありがとうございます。
ただ私は専門家ではないので、あくまでも私だったら、ということで書かせていただきますね。
うちではサプリメント類は基本的にウェットフードや流動食、おやつなどに混ぜて使用しています。
インターベリーなど、口腔内へ直接投与する液体は別の容器に数回分小分けし、別の小型シリンジやベック・ドゥなどで改めて吸い上げてからあげていました。
もしTEZKAさんが衛生面を気にされるのであれば、ちょっと面倒ですがそのような使い方をしてみるのはいかがでしょうか。
やはりスポイトの先に唾液がつくのは、衛生上好ましくないように感じます。
説明書きをみても直接投与やスポイトの洗浄について触れられていないですし、そのような使い方はもとから想定されていないのかもしれません。
もしお時間があるのであれば、メーカーのミネルヴァさんでは問い合わせ用のメールアドレスや電話番号が公開されているので、そちらに確認してみるのが一番確実かと思います。
こんにちは。
ご回答をありがとうございました。
かなり遡ってのコメントだったので、お気づきになることはないかも。。。と思っていたら、すぐにお返事いただいてありがとうございます。
なるほど!と、目からウロコです。
別の容器に移してから小型シリンジ、、、そんなこと考えつきませんでした。
FCVリキッドのスポイトに使いずらさを感じてたので、これは素晴らしいアイデアですね。
いろんなことに応用できそうです。
FCVリキッドの箱や説明書には電話番号が記載されてなかったのですが、ミネルヴァさんのサイトを見たら、バッチリ書いてありました。。。お恥ずかしいかぎりです。
教えてくださいましてありがとうございました。
この度は本当にありがとうございました。
心の底から感謝申し上げます。