こわがってるのを猫に気取られちゃだめ
昨日からいよいよ自宅皮下輸液がはじまりました。
やってみた感想は……
こわかった!
これにつきます。
やっぱり、こちらがこわがると猫にもつたわっちゃうみたいですね。
二日目の今日は平常心をこころがけたところ、昨日よりスムーズにできました。
輸液に使った道具
輸液パック
乳酸リンゲル液ソルラクト250mlパック。
使うときはこんなふうに吊るします。
今回私はてきとうに、本棚のファイルケースにひっかけてやってしまいました。
でももっとちゃんと安定したカーテンレールみたいな場所のほうが良さそうです。
高いところにぶら下げると輸液のスピードがあがり、低いところだとゆっくりになると先生に教えてもらいました。
スピードの差で猫の負担にちがいがあるか聞いたところ、特に関係ないとのこと。
はやくおわらせるほうがお互いのためかと思い、私はちょっと高めのところに吊るしておこないました。
輸液セット(チューブ)
そしてこれ。
そういえば私もこんな感じのもので点滴されたことがあります。
人用も猫用も使う道具は共通だったりして。
輸液セットの中身はこれです。
丸いつまみ?で液の流れをコントロールするのですが、最初はなかなかうまくできなくてびしょぬれになりました。
皮下輸液をするときは、少なくとも慣れるまで雑巾やタオルをわきにおいてやったほうが良いですね。
針
これの扱いが一番緊張しました。
先端は斜めにカットされているので、とがった方を下にして刺します。
先端を皮膚に刺すときは緊張MAXです。
作業の間に針の先端保護キャップをなくすのが、目下の悩み。
使い終わったら病院に返さなくてはいけないので、付属品は極力なくさないよう気をつけたいです。
消毒用のアルコール綿
輸液パックの差込口をこれで消毒したり(うちでは毎回使い切りなのでやっていませんが)、針を刺す部分の皮膚を消毒したりします。
これとは別に、アルコール液とコットンもそれぞれ買ってきたのですが、作業をスピーディに進めるにはこちらのほうが向いていました。
作業中にもたもたしていると逃げられてしまいますから。
↓消毒綿の比較レポもあります。
そして本番
このあと道具をセッティングして、いよいよ猫へ輸液をします。
本当ならその過程の記録をしておきたいところなのですが、まだ作業自体に慣れていないため、ここからあとの撮影は無理でした。
輸液するだけでもういっぱいいっぱい。
もうちょっと慣れたら輸液の工程をちゃんとまとめておきたいな、と思っています。
昨日は初めてということもあり、本当に大変でした。
私は緊張でわたわた。
手伝ってくれた母は、状況がわからなくてもたもた。
二人がかりで押さえつけられているクロは、不穏な空気を感じてびくびく。
全体に非常に手際が悪く、何度も針を刺し直し、クロにもかわいそうなことをしてしまいました。
コツ?みたいなもの
今日はいよいよ一人でやったのですが、輸液の前にマッサージタイムを5分作ってみたらかなりうまくいきました。
マッサージで猫自身もリラックスしてくれますし、私もその間に気持ちを落ちつけることができます。
そしてなにより肝心なのは、針を刺す瞬間心を鬼にして、いっきにブスッといくこと!
ここでもたつくと猫もおびえますし、かえって痛い思いをさせてしまいます。
刺してしまったら、あとは終わるまでひたすら顔周辺をマッサージ。
そのおかげで今日は、輸液終了まで喉を鳴らしてごきげんでいてくれました。
だんだんコツがつかめてきたので、毎日サクッと輸液してあげられるようになりたいですね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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