【ヘモテクト~犬猫の貧血用サプリを試してみた(タブレットタイプ)】

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フクちゃんとクロ 2017/9/18

 

さて。今回はフクちゃんの貧血対策として、あらたな鉄系サプリメントをためしてみたご報告です。

 

貧血用のサプリメントっておもったよりも種類があるんですね。
(といっても、いまのところ2形状・3種類しかしりませんが。)

選択肢がいくつかあると、体調にあわせて使いわけることもできるのでたすかります。

 

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製品名:ヘモテクト®

ヘモテクト

 

パッケージ

 

ヘモテクトパッケージ 表 ヘモテクトパッケージ 裏

ヘモテクトパッケージ 左側面 ヘモテクトパッケージ 右側面

 

内袋はアルミ製。

ヘモテクトの内袋

 

保管方法などがかかれた説明書がはいっていました。

ヘモテクトの保管方法

原料・成分

ヘモテクトパッケージ 地

(クリックで拡大)

◆原材料
デキストリン、酵母(亜鉛・銅・セレン含有)、鮭卵巣外皮加水分解物(プラセンタ様物質)、塩化ナトリウム、デンプン、セルロース、ピロリン酸第二鉄、トレハロース、ナイアシン、グリセリン脂肪酸エステル、ステアリン酸カルシウム、微粒酸化ケイ素、ビタミンB1、ビタミンB6、レシチン(大豆由来)、ビタミンB2、ビタミンC、クエン酸三ナトリウム、葉酸、クエン酸、ビタミンB12

◆成分・分量(1粒中含有量)
鉄 10mg、銅 0.2mg、ビタミンB1 2mg、ビタミンB2 1mg、ナイアシン 10mg、ビタミンB6 1.6mg、ビタミンB12 2μg、葉酸 40μg

引用 Meiji Seika ファルマ株式会社ヘモテクト)以下同

特徴

ヘモテクトパッケージ 天

鉄は吸収性に優れた水溶性の鉄原料を使用し、アミノ酸豊富なプラセンタ様物質とビタミンB群をバランス良く配合したワンちゃん、ねこちゃんに鉄、銅、ビタミンB群を補給するための栄養補助食品です。

◆対象
犬・猫

◆用途
鉄、銅、ビタミンB群を補給するための栄養補助食品

◆給与の目安
1日量として以下を目安に、直接与えるか食事に混ぜて与えてください。(犬・猫)
体重5kg未満:1粒
体重5~10kg未満:2粒
以後、体重5kgにつき1粒追加

◆形状
タブレット

◆包装
60粒

 

腎不全の猫にあげてもだいじょうぶ?

貧血などの症状がでていれば、規定の範囲内であげるぶんにはおそらく問題ないと思います。
ヘモテクトは基本的に動物病院あつかいのサプリメントなので、心配であればかかりつけの病院でも相談されてみてください。

 

とくに貧血症状はないけれどのませたい、という場合は、鉄の過剰摂取に気をつけましょう。

鉄分過剰は活性酸素をうみだす原因にもなるそうなので、あまり安易にあたえていいサプリメントではないかもしれません。

参考 過剰な鉄ががんを引き起こすメカニズムを個体レベルで明らかに」(文部科学省科学研究費新学術領域研究/がん研究分野の特性等を踏まえた支援活動)※2018年8月現在リンク切れ

 

人間目線のみためとにおい、味

みため

なにか大きさ比較できるものはないかとさがしていたら、ちょうど美ちょう寿があったのでならべてみました。

(ついでにjpスタイルの粒もならべてみます。)

 

あれ……。
パッと見、なんか、みわけがつかない…… (;・∀・)

 

ヘモテクトの大きさ比較

 

ヘモテクトと美ちょう寿はほぼおなじサイズ。

猫にのませるサプリメントとしてはけっこう大きめの部類ですね。

 

 

このまま猫にのませるのはきびしいので、とりあえずピルカッターでふたつにわってみます。(うちのピルカッターはこれ。)

ふたつに割ったヘモテクト

ヘモテクト二分割

 

うーん、口内炎のあるフクちゃんには、このサイズでもやっぱりいたそう……。

 

ということで、美ちょう寿をのませるときとおなじように、ピルクラッシャーで粉にしてみましょう。(うちで使っているのはこれ。)

 

粉にしたヘモテクト

ピンボケですみません

サラサラできめこまかい粉末になってくれました。

 

におい

錠剤のままだととくに気にならなかったのですが、粉にすると、なにかふしぎなにおいが。

ちょっと薬っぽいにおいですね。

 

粉をなめたら酸味がありました。

おいしくなーい  (;´д`)

 

おまけ情報

さきほども書きましたが、ヘモテクトと美ちょう寿のパッケージがそっくりなのです。

なにかもっとみわけやすい情報がないかとうらがえしてみると……

 

ヘモテクトのアルミ包装裏面は美ちょう寿にそっくり

さらに瓜ふたつで区別がつかなくなりました orz

 

うっかりこの状態で放置するととりちがえそうですね。

自分でなにか印でもつけて自衛せねば…。

 

フクちゃんの反応

水分補給用にたまにあげている、モンプチスープにいれてみました。

ヘモテクト粉末をスープに混ぜる

水分にふれると黄色くなります

 

レンジアレンと乳酸菌もまぜて、いつものようにフクちゃんへ。
(このときはまだkokonaをためす前だったので、乳酸菌はJINです)

 

ヘモテクト入りスープを食べるフクちゃん

ペロペロ

 

くいつきは、わりとふつう?

 

………と思ったら、あまり食がすすまないようです。

だいぶのこされました。

残ったヘモテクト入りスープ

水分だけすこしなめた状態

 

おなかがいっぱいだったのか、ヘモテクトが口にあわなかったのかは不明…。

フクちゃんは液体タイプのほうが好みなのかも。

 

こんなときにつかうのがおすすめ

錠剤タイプを飲むのが得意な猫さんであれば、液体タイプよりも確実に飲めるこちらがおすすめな気がします。

猫にはすこし大きいので、1/2か1/4くらいにカットすると飲みやすそう。
(ピルカッターを使うとかんたん)

ペットチニックFCVリキッドのような液体タイプをうまく飲んでくれない場合は、いちどこちらをためしてみるといいかもしれません。

粉にしておやつに混ぜたり、カプセルに入れたりすれば飲んでくれるかも。
(でも粉にすると酸味がめだつから工夫が必要かな。)

 

うちでつかうとしたら。

錠剤が得意なクロにはヘモテクト。
錠剤が苦手なフクちゃんには液体のペットチニックやFCVリキッド、もしくは粉末にしたヘモテクト。
シロとチョビはまだためしていませんが、シロは好物に混ぜればわりとなんでも食べてくれるので、どちらでもいけそうです。
逆にチョビの場合はどうやってもダメな予感  (-_-)

 

最終的にはためしてみないとわからないのですが、猫さんの性格やこのみにあわせて、形状をえらんでみてください。

 

入手先

おもに動物病院であつかっているようです。

それ以外では、オンラインショップでも入手可能でした。
(うちはAmazonで入手)


楽天 | Amazon | Yahoo!

 

最後までお読みいただきありがとうございました。
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コメント

  1. hsksze より:

    うちもペットチニックを飲ませていますので鉄分過剰の話はとても参考になりました。

    ラブロスを飲ませて35日くらいになるので、血液検査に行ってきました。
    クレアチニンは3.7から3.2に下がったのですが、BUNは47から49に上がっていました。
    先生によるとBUNはいろいろな要素・条件に影響を受けるので、あまり気にしなくてもいいとのことでした。
    クレアチニンは毎日朝夕80cc の自宅輸液の効果もあったようですが、BUNは、乳酸菌を
    摂取させるのを少し怠っていたことも響いたかもしれません。(ラプロスを飲ませているから思っていたことと毎日の輸液で私がいっぱいいっぱいだったため)

    でも、猫本人はラブロスを飲み始めてからの方がとても機嫌がよく、食も進んでいます。うちの子にとってはラブロスは効果があったと思います。

    あと、ツィートの方の、腎不全とワクチンの話ですが、セカンドオピニオンで通っていました少し遠方の病院の先生も同じ考えでしたので、ここ数年うちはワクチンを打っていませんでした。(保護した子猫たちには打ちましたが、来年からは打たないと思います。) ただ、完全室内飼いの前提ですので、外に出る機会のある子には打つ方を勧めておられました。

    • M より:

      hskszeさん

      鉄の過剰による危険性が言われるようになったのは、わりと最近ですよね。
      人間用マルチミネラルのサプリメントでも、最近は鉄だけ除いたタイプも見かけます。

      猫さんにラプロスの効果が出てきたようで良かったですね!
      でもラプロスの投薬は朝晩ですし、輸液も朝晩となると、忙しい毎日の中ではさぞ大変なことだったろうと思います。
      乳酸菌のほうは、朝晩のごはんにちょい足しするくらいのゆるい感じでやってみてはいかがでしょうか。

      腎不全とワクチンについては意見が本当にわかれますよね~。
      それでもいよいよ大規模な学会でとりあげられたということは、病院の対応にも少しずつ変化があるのかも…?
      個人的には、できれば毎年はしたくないかなーという感じです。 ^^;
      同時に歯周病の腎不全発症リスクも、もっと知られないといけないと思いました。

  2. にゃあ×3 より:

    鉄欠乏性貧血なら使うのもありですね。
    腎臓悪いと人も使いますからねエリスロポエチン。しかしお高い。
    私は一度しか使ったことないです。腎臓内科ならありそうですが。なにす一般外科、バラエティーに富んだ科です。

    フクちゃん食の幅がピンのようですね~。お口の状態とか味覚とか関係あるのでしょうか。何とか食べてくれるといいですね。

    ワクチンと腎不全の関係は私も聞いたことあります。
    今年はどうしようかと思ってます。
    今年やって来年なしにしてもいいかな、と。獣医さんに相談しちゃったし。
    にーちゃんのワクチンも、血液検査前提で進めているので外せないですし。

    ヒトのワクチンには微量ですが防腐剤の水銀が入っているそうです。
    生ワクチンにはないですが。なので10年近くインフルエンザワクチンしてないです。発熱という副反応あったし。
    こうなると、にゃんこたちも考えていかなきゃならないですかね。

    無駄に連休をつくってみたけどやることなくて掃除とパン屋巡りで3連休終わりです。今日は温泉。

    • M より:

      にゃあ×3さん

      いいな~温泉いかがでしたか? ^ ^
      私も忙しいのが一段落したら、日帰りで温泉でも行ってこようかなぁ。

      そういえば、鉄だけとっても貧血は改善しないという話もあるので血を増やすのってけっこう複雑なしくみなんでしょうね。
      血を作るにはタンパク質も必要なのに、腎臓用はタンパク質を制限する食事だし……なかなか一筋縄ではいかなそうです。

      フクちゃんの場合はサプリでゆるゆると改善傾向ではあるので、腎臓からの造血ホルモン?はまだいくらか出ているのかもしれません。
      もうしばらくサプリメントでがんばってみたいと思います。

      ワクチンの水銀って、防腐剤として添加されていたのですか。
      ちょっとこわいですね。
      猫用のもそうなんでしょうかねぇ。。。

  3. にゃあ×3 より:

    鉄剤+ビタミンCだったかな、たしか。
    コラーゲンも、ビタミンCやEがないと効果なしなので。

    私の住んでいるところは、箱根まであっという間なのですよ。
    パン屋もたくさんあって巡りきれないです。
    大島行ってみたいですか、どうでしたか?いつか軽くブログでアップしてみてください。

    • M より:

      にゃあ×3さん

      箱根があっという間なんてうらやましい…。
      私も日帰りで行くとしたらそっち方面ですが、さすがにあっという間とはいきません (;´艸`)

      大島日帰りはマニアックな内容の超弾丸ツアーだったので、あまり一般受けしないと思います(笑)(台風だったから写真もあまりないし。)
      すこし余裕があるなら一泊版のほうがおトクで楽しそうでした。
      いつか行ってみたい……。