今回はちょっと時事ネタです。(2018年11月に情報更新しました)
ふるさと納税をご存知ですか?
近年話題になることが多い「ふるさと納税」。
上手に利用できれば、実質2,000円の負担だけで
住民税や源泉税をやすくすることができるし、とてもおトクな制度です。
うちでも2013年から利用していますが、
寄付の手続き自体はあっという間におわるので意外と簡単でした。
ふるさと納税で動物保護(2018年版)
実は多くの自治体で、寄付金のつかい道を選べることを知っていますか?
そして自治体によっては選択肢として、
動物保護をあげているところもけっこうあったりします。
最近はやりのふるさと納税ですが、
どうせ利用するのであればそういった自治体をえらんでみるのも良いかもしれません。
動物の命が救えたうえに、おトクに節税できるなんてうれしいものです。
以下、ふるさとチョイスの「ガバメントクラウドファンディング」から、
目に付いたおもなものをピックアップしてみました。
(終了したものは除いてあります。)
和歌山県和歌山市
殺処分“ゼロ”を目指して!猫たちの【不妊去勢手術】の実現にご協力ください!
和歌山市では動物愛護センターを建設し、平成31年度中の業務開始を目指しています。
この施設では犬猫の不妊去勢手術と簡易な治療も実施する予定ですが、そのためには手術台や診察台、麻酔装置など様々な設備や薬品が必要です。
そこでガバメントクラウドファンディングを活用し、設備に要する資金を広く集め、設備等の充実を図りたいと考えています。
寄附募集期間:2018年5月23日~2018年12月31日(223日間)
長野県千曲市
飼い猫が繁殖しすぎたために飼養の放棄や無責任なエサやりなどによる飼い主がいない猫が増えています。そのために、地域住民の生活環境の悪化・住民間トラブルも増えていますし、殺処分される不幸な猫も少なからずいます。
千曲市では、飼い主のいない猫の繁殖を防ぐために不妊去勢手術の助成をしてまいります。
このプロジェクトを通し、多くの猫の命を守るとともに猫の命を守ろうとする市民が増えて行くことを願っています。
ぜひこのプロジェクトへのご支援をいただきますよう、どうかよろしくお願いいたします。
寄附募集期間:2018年10月1日~2018年12月31日(92日間)
山形県遊佐町
【第二弾】市民と協働!猫の不妊・去勢支援で、不幸な猫の命を守りたい~人と動物が共生できる社会をめざして~
遊佐町では、動物の愛護及び管理に関する法律の趣旨に基づき、「人と動物が調和し共生できる社会」を目指し、県内で唯一平成28年度から「遊佐町猫不妊去勢手術費補助金」と「遊佐町動物保護団体活動支援事業補助金」をスタートしています。
猫の不妊・去勢手術費用の一部を補助することにより、適正な飼養を行うことができない猫の繁殖及び近隣被害を未然に防止、動物の愛護及び管理の意識を啓発するとともに、良好な生活環境を保持することを目的としています。
また、動物の救護、保護、譲渡、動物愛護及び啓蒙活動などの保護活動を行う団体に補助金を交付し、活動を支援しています。
遺棄により悲しい結末となったり、殺処分されてしまう不幸な命が生まれないように、さらには人と動物が互いに共生できる町づくりを目指し、官民協働で問題の解決に取組みます。
2018年9月5日~2018年12月5日(92日間)
佐賀県(NPO支援)
【引き続き支援を募集中!】動物の殺処分削減と保護活動活性化を推進!保護シェルター建設プロジェクト
佐賀県NPO支援×特定非営利活動法人アニマルライブ
消え去ろうとする命が貴方の支援で躍動する命に変わります。
動物愛護について一緒に考えてみませんか?
当団体では、県で収容した犬猫を保護し、新しい家族の元へ送り出しています。
野犬や人慣れしていない犬・問題犬などはトレーニングして家庭犬やスポーツドッグ・セラピードッグとして活躍できる動物として送り出す活動を行っております。
また、遺棄された老犬を看取り覚悟で保護しています。
活動には医療費や保護費、餌代など資金的な問題が発生しております。
収容した動物たちの収容スペースも確保しないといけません。
今回、収容のための敷地の確保はできましたが、保護シェルター建設資金が不足しております。
皆様から善意のご寄附にて保護シェルター建設構築の夢を実現したいと思っております。
ぜひ、皆様からの温かいご協力をお願いいたします。
寄附募集期間:2018年7月26日~2019年1月31日(190日間)
2015年からはさらにハードルが低く
ふるさと納税は2,000円からできます。
すごいのは、たとえ何度おこなっても、いくら寄付しても、
実質負担は合計で2,000円のみというところ。
金額に応じて目的の用途に使われたり、
お礼として各地特産品のお米や野菜、肉などがもらえたりするうえに
税金までやすくできるという、とてもおトクな制度なのです。
ただしおトクに寄付できる金額は収入でかわってきます。
限度額をこえると節税にならなくなってしまうので、
事前にしらべたほうが安心でしょう。
とってもおトクなふるさと納税ですが、これまでは必ず確定申告をする必要があり、
ハードルが高いと感じるかたも多かったと思います。
うちではどのみち毎年医療費の申告があるので
ふるさと納税もついでにおこない、たいした負担ではなかったのですが…
そもそも確定申告の必要ないかたであれば、なかなかやる気になれないですよね。
確定申告不要の「ワンストップ特例制度」
ところが、2015年からは条件をみたせば確定申告が免除される
「ワンストップ特例制度」というシステムがはじまったそうです。
これによって、以前よりはかなりハードルがさがったのではないでしょうか。
ふつうにふるさと納税をした場合、
自分で確定申告をしないと税金の控除に反映されません。
それがこの制度を使えば、ふるさと納税をするときに寄付先へ申請書を出すだけ。
確定申告なしで税金の控除がうけらるらくちんなシステムなのです。
- 年間の寄付先が5ヶ所以下
- ふるさと納税以外では確定申告の必要がない
このような場合は、ワンストップ特例制度の利用がおすすめ。
ふるさと納税はどこからするの?(2018年版)
直接自治体におこなう方法と、ポータルサイト経由でおこなう方法があります。
ポータルサイト経由は解説ページが充実しているので初心者でも安心。
近年は楽天市場からポイントを使ってふるさと納税できるようになったため、
私はそちらを利用することも多いです。
以前はクレジットカードがつかえない場所もありましたが、
現在は対応していないところのほうが少ない印象です。
サイトごとにそれぞれ特色があるので、
時間のあるときに比べてみるのもいいですね。
ふるさとチョイス (掲載数約1300)
(ほとんどの寄付先情報を網羅するが家電や金券はなし。カード払いは一部未対応)
楽天ふるさと納税 (掲載数約480)
(ポイントを使える+もらえる。いつものお買い物感覚で気軽に寄付が可能)
さとふる (掲載数約480)
(使いやすさはダントツ。制度を利用したクラウドファンディングもあり)
ふるなび (掲載数約200)
(家電や金券あり。趣旨はともかく得したい人向け。クラウドファンディングもあり)
わが街ふるさと納税 (掲載数約100)
(カード払いは一部未対応。ネットが苦手な高齢者やアナログ送金派に親切なつくり)
ふるさとエール(掲載数約80)
(ふるさと納税らしからぬすっきり洗練されたデザイン。おしゃれでつかいやすい)
ふるぽ(掲載数約230)
(JTB西日本が運営。手続自体はふるさとチョイス経由だが、ポイントがたまる)
ふるり(掲載数約10)
(各地魅力をくわしく紹介。寄付先や目的重視派に)
Wowma!ふるさと納税 (掲載数約110)
(KDDIのふるさと納税サイト。auのポイントが使えるのでauユーザーに)
ANAのふるさと納税 (掲載数約130)
(寄付でマイルがたまる。寄付金の支払いはカードのみ)
ふるさと本舗 (掲載数約130)
(2019年より、ふるさと納税の特産品を通常購入できるサービス開始予定)
うちはこれからかけこみです
ご紹介が年内ギリギリになってしまいましたが、
今度の確定申告で税金を取り戻すには
12/31までに手続きを済ませなければなりません。
振り込みの場合は用紙がとどくまでに10日くらいかかるのでちょっと間にあいませんが、
クレジットカード払いを選択すればまだ手続き可能な自治体はたくさんあります。
それでも、中には早々に締め切るところもあるようなので、
カード払い手続きの時差の可能性などを考えると
なるべくはやめに済ませたほうが安心でしょう。
年末にむけてバタバタしており私もすっかり忘れていましたが、
うちはこれからかけこみでふるさと納税の手続きをする予定です (;´∀`)
せっかくなので、今回は使い道までよく調べてから
自治体を選んでみようかな~と思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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