夜中から早朝にかけて水は飲んでいましたが、カリカリはまったく食べませんでした。
(2017/6/17追記)
病院へ
ところが30分くらいして、薬もビオフェルミンも、胃液といっしょに吐いてしまいました。
食べたものや毛玉など、胃にほとんどなにもないのに吐く、というのはこれまでほとんどなかったことです。
いっきに心配になり、急きょ仕事を午前中だけ休んで、病院につれていきました。
病院に行くといつもの院長先生がみてくれました。
検査の結果
体重をはかったら、前回4.3kgあったものが4kgまでへっています。
そして血液検査の結果(くわしい部分は外注なので判明した項目のみ)から、腎臓の数値がかなりわるいことが判明。
尿素窒素(BUN)86.5↑(基準値:17.6~32.8)
クレアチニン(Cre)6.6↑(基準値:0.8~1.8)
カリウム(K)4.4(基準値:3.4~4.6)
先生の見立て
先生はたしか、「尿毒症」といっていました。
……尿毒症?
尿毒症と腎臓病って、どっちがおもいの?
尿毒症って、慢性の腎臓病とはちがうもの?
これまで腎臓の病気に関する知識がろくになかったので、現状がいったいどれだけ深刻なのかがまったくわからず、ひとり心のなかでパニックになっていました。
4年ほど前、クロが家から脱走して1週間後に帰ってきたときにも、一度血液検査をしてもらっています。
そのときはまだ腎臓には問題はありませんでした。
今さらの後悔
こんなことならもっと早く、定期的に血液検査をしていればよかった。
きっと、もっと早期で病気が発見できていたのに。
はげしく後悔しましたが、あとの祭りです。
もともと肛門嚢(のう)の傷がなおったら一度腎臓の検査をしようと思ってはいたのですが、それではおそかったわけです。
「10歳をすぎたら、定期的に腎臓の検査をしたほうがいいですよ」と、前回の予防接種で言われていたのに。
私のせいです。
完全に、私の怠惰な性格のせいです。
いそがしいからと後まわしにして、いつも自分の首をしめてばかり。
自分のことだけならまだしも、今回はクロの寿命までちぢめてしまいました。
今度こそ、強く強く反省して、クロ以外のほかの2匹も早急に血液検査と尿検査をしてもらおうと思います。
今後の治療
この検査結果が、急性腎不全なのか慢性腎不全なのかほかのものなのかは、厳密な結果を見ないとわからないそうです。
ともかく今回は、集中的に静脈点滴をして強制排尿させ、体内の毒素を出させながら様子を見る、という方針でした。
最低でも2泊の入院になります。
心細そうでかわいそうですが、クロががんばって良くなってくれることを願いながら、午後からの仕事へ行きました。
仕事帰りに様子を見にいく
じつはこの日、親戚の叔父が、父といとこもふくめての飲み会を企画してくれていたのですが、どうしても病院にクロの様子を見に行きたかったので欠席させてもらいました。
病院につくと、クロの瞳孔は恐怖でひらききって、ちいさくかたくちぢこまって、全身でおびえていました。
とても痛々しくてつらくなります。
もともととても臆病な猫だったので、ふだんから他人にはまったく気をゆるしません。
この状況は、クロにはさぞやしんどいことだと思います。
ふだん私が着ていたTシャツを、少しでも不安をやわらげるためにと一緒に置いてきたのですが…。
その程度では不安も恐怖も、やわらいでいなそうです。
明日は土曜なので、朝と夕方の2回、面会にいこうと思います。
どうか、がんばってほしいです。
公開日:2014/8/8