【クロの後ろ足に突然の不調~原因不明の跛行を発症】

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旅行バッグを占拠するクロ 2020/10/29

旅行バッグを占拠するクロ 2020/10/29

 

週明けに仕事で長野へで行く(1泊)のですが……

その直前でクロにトラブルが発生です。

とつぜん「跛行(はこう=びっこを引くこと)」が現れてしまいました。

 

現在まだ原因不明なのですが、とりあえず緊急性はなさそうということでちょっと安心。

今回はその発症時の様子と、途中経過を記録しておきます。

 

 

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夕食後に異常に気付く

発症は一昨日(10/28)の、人間の夕食後。

いつも夕食時はクロもやって来て、いっしょにテーブルを囲みます。

その時点ではまったく異常はありませんでした。

 

夕食後、部屋にもどって30分ほどしたころ、なんとなくクロのようすに違和感が。

しばらく観察してみると……

 

 

片足を引きずるというか、すこし跳ねるような不自然な歩き方をしていました。

 

そのときのようす

病院で症状をうまく説明できるようにしておこうと、歩くようすをなんとか動画におさめました。

 

 

歩き方を見るだけだと、どちらが痛いのかちょっとわかりにくい感じです。

 

具体的な症状

おかしいのはおそらく後ろ足のどちらか。

 

左足は、脚全体も足先も、さわって大きな反応はありません。

右足も太ももから足首まではさわられても反応なし。

ところが、右の足首から先をさわるとあきらかに嫌がります

ただこの時点では、あまり触ると症状を悪化させそうで怖くなり、検証をストップしてしまいました。

 

それ以外で気づいた点といえば、食欲があまりなく、元気もないこと。

ウンチをしたあとの「ウンチハイ・ダッシュ」もありません。

 

高いところにジャンプしたり、階段をのぼったりするのも辛そうです。

足が痛いと考えればまあ当然でしょうね。

 

体が冷たい/熱いとか、呼吸が荒いなどということはありませんでした。

 

とった対応

タイミング悪く、翌日は新旧のかかりつけ病院がともに休診日。

※転院のいきさつ↓

【転院ドキュメント~かかりつけの長期休診】
クロは甲状腺の治療を始めてから一気に老け込んできました。それでもお薬でバランスがとれればそれでいいかと吞気に構えていたのですが……ここにきて予想もしない事態に直面。かかりつけ動物病院の突然の休業です。(しかも再開時期未定)

 

「びっこを引くだけなら明後日でもいいかな?」と、軽く考えていたのですが。

 

もし急性ヘルニアだった場合は時間が勝負になる(手遅れだと半身不随)」とツイッターでアドバイスをいただき、いっきに顔面蒼白です。

 

ひとまず、フクのときに大変お世話になった旧かかりつけの看護師さん(院長先生の奥さま)に、メールで相談してみました。

すると無理なお願いではありましたが、なんとか翌日診ていただけることに!

 

 

翌朝。

念のため、数日前に今の病院でした血液検査の結果も持参し、動物病院へむかいました。

 

診察の結果

 

病院では、院長先生がクロの体全体をざーっと視診・触診。

昨夜撮影した動画も見ていただきました。

 

ああ、(動画で)たしかにびっこ引いてますねぇ…
でも診察した感じだと急性ヘルニアの可能性は低いので、緊急性はないと思います。

 

床におろして歩き方をもう少し見ようとしたのですが、怯えてなかなか動きません。

5分ほどして、ようやくキャリーバッグへ逃げ込むようすを確認。

そのときはびっこを引くふうでもなく、わりとささーーーっと走ってました(笑)

 

とりあえず、パニック時にふつうに走れるなら神経性ではないです。

 

原因はなんなんでしょう?

 

はっきりはわかりませんが、高齢なのでなにかの拍子に捻挫したのかもしれませんね。
この感じだとちょっとレントゲンでも判断できないと思います。

しばらくようすをみてください。

 

対処はどうしたら?

 

うーん、腎臓が悪いので痛み止めは出せないんですよね……。
かわいそうだけど、痛みはがまんしてもらうしか。
アンチノールを飲んでるということなので継続してもらって。
そのへんで対処するくらいしか今はできないですね。

 

うむむ、そうかぁ。

 

⇒ 話に出たアンチノールの詳細はこちらにあります。

【3匹でお試し・猫用アンチノール~病院からの腎臓向けおすすめサプリ】
ようやくの猫用アンチノールレポです。前回のクロの検査がイマイチで、病院から勧められたのがこのアンチノールというサプリ。うちのかかりつけはめったにサプリメントを勧めたりしないのですが、こちらは以前から病院の猫ちゃんワンちゃんで好感触だったのだそうです。

 

あとは、うちでリラックスしているときに足の指などをチェックして、具体的にどこが痛いのかを確認しておいてください。
しばらくしても改善しないようであれば、また考えましょう。

 

そのほか、現状のアドバイスもいくつかいただきました。

 

以前より背中の筋肉がおちて背骨が浮きでているので、これ以上やせないよう、療法食にこだわらず食べたいものをあげてください。
点滴と薬はこのままのペースで。
目は(白内障で)ちょっと見えにくくなってそうですが、体温も平熱ですしおおむね問題なし。
歯石はあるものの、歯肉炎はひどくないのでお口の状態もあまり心配いりません。

 

今のかかりつけでは「この体重を維持で大丈夫」とされています。

でも長年診ていただいてきたこちらの先生からすると、最近のやせ方が気になるようでした。

これまでは「とにかく療法食」といっていた先生から、「食べるならもうなんでもいい」という言葉がでたのもちょっとびっくり。

 

今のかかりつけの先生とは腎臓病や甲状腺の治療方針が少し違うようでしたが、別の視点からのアドバイスをもらえたのは、とても参考になりました。

 

現在のようす

あまり元気がないのはあいかわらずですが、なでればのども鳴らすし、ちょいちょい動いてます。

旅行バッグを出したとたん、いつものようにいそいそと入りに行く気力もありました。(冒頭の写真)

今の時点ではまだそんなに心配しなくてもいいのかな…?

(でもやっぱり心配)

 

今後

先生に言われたとおり、しばらくようすを見てみます。

11/3には私も長野から帰るので、その時点でまだ痛みがあるようだったら、今度はいまのかかりつけに連れていくことも検討してみようかと。

 

そういえばちょうど一年前の今くらいの時期、チョビにもちょっとずつトラブルが出始めていたのを思い出しますね。

【気付くのが遅れた猫の外耳炎~チョビの右鼓膜はなくなっていた】
ある日、ちょっと覗いたチョビの耳が何だか汚れている事に気付き病院へ。病名は言われなかったのですが後からチョビは「外耳炎」である事がわかりました。現時点での猫の外耳炎の治療方法と、考えられる原因についてまとめています。

始めは耳。

次に目。

そして、徘徊からの脳腫瘍発覚……。

ちょっとの異変から始まったのに最終的には大きな病がみつかり、精神的ダメージは大きかったです。

どうかクロでは、そういうことになりませんように。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。
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コメント

  1. ATUKO MORITA より:

    いつも参考にさせてもらってます。クロさん心配ですね。うちの13歳♀は慢性腎不全です。9月末先住猫が突然死してから体調が悪く自分で食べなくなりました。今はドライを強制給餌しています。その子の最初の異変が跛行でした。クロさんのように跳ねる感じではなくもっとヨロヨロして引きずる感じです。腎臓付近に触れるとピクピク痙攣もあり。足は触ると痛いのか?嫌がってました。検査ではBUN148まで上がってました。腎炎とかで痛いようなので痛み止め飲み今は普通に歩いてます。鎮痛剤は4回で終了しました。触られるのは今でも嫌がってます。クロさんも内蔵に違和感があっての跛行の可能性もあるかもです。猫に対する研究、努力は足元にも及びませんが、、、。そういう事例もあります。ということをお伝えしたくコメントさせて頂きました。

    • M より:

      ATUKO MORITA さん

      返信遅くなりすみません。
      おかげさまで跛行はおさまりましたが、原因は結局わかりませんでした。
      今回のことで、跛行にもいろんな原因があるんだなーと勉強になりました。

      腎臓が悪いと痛み止めが出せないと言われたので、おさまって本当によかったです……