今回はじめて利用してみた「Amazonほしい物リスト」ですが、
前回の到着報告とお礼以降にもとどいた品がいくつかありました。
2さま、K野さま。複数回お送りいただいたみなさま。
たいへんありがとうございました。
フクへの応援、心より感謝いたします。
お礼もかねて、これらの品がフクに必要だった理由や
どのようにつかう予定なのかを、すこしご報告しておこうと思います。
ペット用乳酸菌 H&JIN(旧JIN)
胃腸過敏のフクが唯一病院から許可をもらえたサプリメントがJINでした。
まぜものがすくなく、刺激もすくなそうなことがその理由のひとつ。
腸内環境が改善されれば、腎臓にも免疫にも好影響のはずです
ただ、併用している緩下剤のピアーレ(これかな?→ピアーレシロップ65%)は
JINにふくまれる糖分(オリゴ糖)と反応して腸内でガスがでるそうです。
つかうときは慎重に、ガスできもちわるそうなら即中止、という条件つき。
さいわい今のところガスからの嘔吐はなさそうなので、一日2回つかっています。
あんまり意味ないかもしれませんが、ねんのためにピアーレとは時間をあけて。
定期的にJINをつかいはじめてからは、お通じも安定してきたような印象です。
JIN単体でつかっていたときはなかなか改善しなかった便通ですが、
ピアーレと併用するのがフクちゃんにはあってたのかもしれませんね。
※さいきんリニューアルされ、製品名が「JIN」から「H&JIN」になりました。
新ビオフェルミンS細粒
かかりつけの病院から処方されています。
結局なかみは市販品とおなじなので、なくなったら自分で買おうと思ってました。
むかーしうちでもクロにつかっていたことがありましたが、
そのときはあまりてごたえを感じなくてやめてしまったんですよね。
はたしてフクに効果があるのかはわかりませんが、とりあえずつづけてみます。
きえ〜る ペット用
口内炎用にながらくお世話になりましたが、その用途ではいまはつかっていません。
フクはいま口からはなにもたべていないのですが、口の状態は以前より良いです。
食べないことが逆に、口腔内に悪玉菌をふやさないことにつながったようでした。
ただ、どうしても口のはしのただれに汚れたネバネバ(よだれ)がでてくるので
きえーるでしめらせたコットンやティッシュでそれをぬぐったり。
あとは、粗相することがふえたトイレまわりの消臭に、本来の目的でつかってます。
シリンジ(中口)
20ml
いろいろくらべた結果、流動食のチューブ注入には
このサイズ(20ml)いちばんつかいやすかったです。
いまは薬もk/dペーストも基本はぜんぶこれ1本。
そのせいか劣化もはやめで、つかう本数もふえてしまいました。
そうそう、流動食でシリンジをつかうときのコツ。
毎回つかう前に、ゴムに油分(流動食やオリーブオイルなど)をつけておきます。
すべりがよくなってシリンジが長もちするし、つかいやすさもアップしますよ。
これって、案外病院からはおしえてもらえないものなのでしょうか。
私も看護師さんにこのコツをおしえてもらうまで、
洗ってそのままつかっていたのでいつもゴムがすぐとれていました。
10ml
もともとは、薬や水はこのサイズのシリンジでいれるよう指示されていました。
水もの専用として、油もの用シリンジとわけてつかっていたのですが、
どうしてもゴムにフードの油がついてしまい、だんだんギシギシしてきます。
そうなるとすべりがわるくなり、やっぱりすぐこわれてしまうんですよね。
いまはもっぱら水の計量だけにつかい、注入用にはつかってません。
(それでもいつのまにかギシギシしちゃうんですが。)
おまけ:シリンジがたくさん必要だった理由
できるだけいつも、目盛がよめるシリンジを使いたかったからです。
口からの強制給餌でつかっていたときはだいたいでも問題なかったのですが、
フクちゃんの胃腸過敏がわかってから、状況は一変。
一日の量、一回の量をきびしく管理する必要がでてきてしまいました。
この目盛、意外ときえるのがはやく、ひどいときは数日できえてしまいます。
フクのいまの注入量は一回10~19ml。
その量を一日6回くらい、くりかえし注入します。
できれば最低でも、15mlまでは表示がのこっていてほしい。
それをめやすに使っていると、思いのほかシリンジの消費ペースがはやかったのでした。
ですがシロウトが量を管理するには、どうしても目盛は必要なのですよね~。
k/d缶(156g ツナ)
胃腸過敏のせいで、キドナもロイヤルカナンのリキッドもフクには禁止になりました。
病院で入れてもらってたk/dならわりと大丈夫だったので、退院後はこれだけです。
シチューはだめで、とにかく大きいサイズのほうのk/d缶で。
チキンでもいいんですが病院ではツナをつかっていたので、
うちでもツナがいいのかな、と。
(その後チキンもあげてみましたが問題ありませんでした。ホッ。)
これを、1缶にたいして水10mlくらいたし、
強力ミルサーでガーッとペーストにします。
(うちでつかってるミル付ミキサー)
それを茶こしでうらごしして、かたまりをとりのぞいて準備完了。
げんきなときは、カロリー的に1日に1缶ちょっとは必要でした。
現在は吐かせないことが最優先なので、だいぶ注入量もへってきています。
まとめて4~5缶ぶんくらいペーストをつくっておけば
いまのフクなら1週間くらいもちますね。
フクの命綱なので、たくさん在庫ができてあんしんしました。
ありがとうございます。
シリコンスプーン
もともとはクロの強制給餌用につかいはじめたものなのですが、
フクの場合はペーストをつくるときや、粉薬をとかしたりするのにつかっています。
おおきいヘラよりも小回りがきくぶん、ムダがでにくくて大変べんりです。
おまけ:シリコンスプーンがいくつも必要だった理由
毎日大かつやくのシリコンスプーン。
これもながく使っていると、だんだん劣化して変色し、亀裂がはいってきます。
クロの強制給餌にも使いまわしているせいでどうしても歯型がつきます。
そこから亀裂がはいり、カビのようなものがはえたりも……。
シリンジほどひんぱんにとりかえる必要はないのですが、衛生面に問題がでるまえに交換したいなぁという感じです。
猫トイレ
もともとは小さいサイズ(F40)をクロが愛用しており、
その延長でフクもおなじものにしてました。
今回、おなじシリーズのおおきいサイズ(F60)をえらんでみたのですが……
おもった以上にビッグでした(笑)
まあふつう猫トイレとしてみれば、よくあるサイズかもしれません。
シロのトイレとおなじくらいかな。
おまけ:猫トイレを変更した理由
退院後、足腰の筋力がおちてきたからです。
以前のようなスタイルではもうトイレができなくなりました。
おおきいサイズならうまくできるかな?とチェンジしたところ、
完全に毎回成功ではないものの、失敗はぐんとへりました。
複数のトイレをおいていますが、さいきんはもっぱらビッグサイズを愛用しています。
でも意外と入口にたかさがあったので、今後の体力をかんがえて、
木材のきれはしなどでかんたんな階段をつくっておきました。
紙の猫砂(大粒)
毎日の大量点滴と水分摂取のせいで、とにかくトイレの回数と量がふえています。
おしっこの量がおおめのクロの、さらに倍以上はでていそう。
フクにはつかいなれた砂のほうがいいのかな…と思っていたのですが、
Amazonではあつかいがなく、はじめてのこちらを選択。
ライオンのこの製品はかなり大粒でした。
合成ポリマーはつかわれてるかもしれませんが、あまり粉はでないです。
今回いただいたおおきいトイレには2袋ぶんくらい、かるくはいりました(笑)
イージーファイバー
ふだん愛用しているニチガの難消化性デキストリンは、
Amazon自身の販売ではないので、リストにはのせられませんでした。
以前つかっていたイージーファイバーもきちんと効果があったので、
リストにはこちらを採用。
食物繊維をフクにつかってもいいかはまだ確認をとっていないのですが、
乳酸菌にも配合されているくらいなので大丈夫かなーと。
許可がとれたらすこしだけ、またつかってみようと思ってます。
アルウェッティ(アルコール綿・1枚入)
これまでは250mlの輸液パックをクロとフク2匹でわけて輸液していて、
一袋に二枚のアルコール綿がはいっているタイプをつかってました。
これはおなじシリーズの「一袋に一枚」タイプ。
ものすごくうすいのですが、猫用ならぜんぜんOK。
点滴の消毒以外でも、検温前後の体温計の消毒にもつかう必需品です。
(うちの体温計はこれ。つかいすてカバーとセットでつかいます。)
カリナールコンボ
かかりつけ病院で指定されました。
カリナール1と2の機能がいっしょになったものです。
いっとき肝臓の数値が高かったので、鉄系のレンジアレンよりこちらに。
Amazonギフト券
入手先 Amazon
ボックスタイプやカードタイプなどいろいろ種類があるのですが、
相手のメルアドとクレジットカードさえあれば匿名でおくれるEメールタイプは
いちばんつかい勝手がよく、べんりかもしれません。
ボックスなどの現物は相手の住所がわからないと送れませんが、
メールタイプはAmazonから相手にメールがいき、
そこにギフト券番号がのっているだけ。
うけとった人が自分のアカウントに番号を登録すれば、
Amazonのなかで、その金額分の買いものができるようになります。
私も、今回メールタイプははじめていただきました。
個別にお礼できませんでしたが、とてもとてもたすかりました。
ほんとうにありがとうございました! m(_ _)m
余談ですが、じつは当初、きたメールにお礼を返信していました。
でもあとで見なおしたら、ぜんぶAmazonあてになってて……… ^^;
ということで、送っていただいた方のメルアドなどはいっさいわからない仕様のようです。
おわりに:Amazonほしい物リスト、保護活動への利用の提案
ブログでAmazonほしい物リストを公開するのは、私も今回はじめてのこころみでした。
以前から自分メモ的には使っていたのですが、こんな使い方もあるんですね…。
しらべてみると匿名で送る(贈る)/送られることも可能で、便利だなぁと感心します。
参考 足長おじさんになろう!Amazonほしい物リストを匿名で公開する方法と贈ったときの話 (メリラボさん)
で、今回じっさいに利用してみて思ったこと。
保護活動をされている方には、ぜひこれを活用してほしい!
わんちゃん猫ちゃんの保護活動にはどうしてもお金がかかります。
フードや消耗品なんてものはいくらでも必要なのではないでしょうか。
なかにはご厚意で現物の寄付をしてくださるかたもいらっしゃると思いますが、
ざんねんなことに「必要な品」と「いただく品」が一致するとはかぎりません。
そんなとき、ほんとうに必要なものがリストになっていれば、
こちらもなやまずにすむし、協力もしやすいです。
現在私も保護活動の支援として、ほそぼそと毎月寄付をしています。
(6~7月はバタバタしてて二ヶ月ぶんまとめちゃいましたが、ちゃんとつづけてます。)
でも個人的にしっていて信頼できるかたや団体であれば、直接支援もしたい!
そんなとき、サイトやブログなどにAmazonのほしい物リストがのせてあったら、
こちらとしても気軽に、必要なものを送れますよね。
(Amazonギフト券であれば15円から送れるようです。)
保護活動をされているかたは、自サイトにリストの掲載を検討してみてはいかがでしょうか。
コメント
いつも拝見させて頂いております
既にご存知かとも思いますが
オールプラスチックのシリンジは
使った事はありますか?
ゴムがないので、かなり長持ちします
ギシギシ感もほとんどないです
あと、目盛りですが
上からセロハンテープを貼ると
消えませんよ
こんにちは。うちの飼い猫も慢性腎不全で今は強制給餌と朝晩100mlずつの皮下点滴に頼っています。トイレもお漏らしするようになってしまいました。点滴のせいで貧血が進んでいるのかとてもダルそうです。先日、病院で測った数値は16%(貧血度を測る数値・・名前は忘れてしまいました)で日々グッタリしています。どうしたらいいのか分からず、ん何でもいいので良さそうなサプリや薬など教えて頂けませんでしょうか?色んなサイトを見てるのですが様々で、もう訳が分からなくなってしまい・・・どうにか頑張って欲しいと思っています。
お疲れのなか、ギフト品の使用理由や感想など丁寧にありがとうございました。
少しでもフクちゃんの応援になればいいな、と思います。
シリンジ、同じのを使っていますがやはり目盛が消えて同じ状態になります 苦笑
できるだけ目盛部分はこすらないようにしているのですが、
これって手で握って与える事での摩擦で消えていっているような気がします。
そもそも本来は使い捨てですもんね(single use only って書いてあります)
私も10ml部分の目盛が消えたらおさらばしています(^_^;)
1回20mlあげて、半分の10mlで休憩入れるのでそこが消えると
もう無理~
Mさま、くれぐれもご自身の体調にもお気をつけくださいね☆
こんばんは(^-^*)/
ほしい物リストの用途や必要性などの詳しい報告
わかりやすかったです。
フクちゃんの体調が思いのほか安定し、数値までも改善に向かって
おり、ダブルパンチで本当にうれしいですo(^-^)o
ほしい物リスト、私もはじめて利用させていただきましたが
お互いにとって良いシステムだと思いました。
フクちゃんへの応援の気持ちを、コメント欄の文章だけでしか
できない事に失意感がありましたが、フクちゃんへの気持ちを
“かたち”として現せたのが良かったと思います。
ささやかですが、今後も継続させて頂ければと思います(*^-^*)
(フクちゃんがまだまだ元気で過ごしてくれる事を想定して)
ツイッター拝見しましたが、フクちゃんが怒って大変そうですね(^.^;
それだけMさまやクロちゃんと、体調も悪くないのに離れたことが
フクちゃんも予想以上に不安だったのですね。。
Mさまもフクちゃんの負担を考えて、静かに過ごしてもらおうと
選択なさったと思うので、すべてが予想外だったかと、、。
もう1日、我慢してもらってフクちゃん帰ってきたら甘やかして
機嫌よくしてあげてくださいねo(^-^)o
子供さんたちのお世話、大変そうですががんばってください(^-^)
急に冷え込んだため、室内の扇風機を久々止めました。
過ごしやすいです、猫も人も。
シリンジの内筒のオイルの話は、私も人に聞きました、たしか患者さんの家族。
かれこれ15年前でしょうか、在宅介護されていた方でたしか何気ない話からだったと思います。眠っていた知識でしたがお役にたててよかったです。