【2016年5月~6月のシロの血液検査と、これからのごはん計画】

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6/26検査のシロ

ひさしぶりの病院でパニックなのが数値に出てました

 

しばらくシロの検査報告をしていなかったので、まとめてご報告。

5月からこちらの検査結果をならべてアップしておきます。

 

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5月~6月の検査結果

2016/5/1のシロの検査結果 2016/6/26のシロの検査結果

左:5月1日/右:6月26日 (クリックで拡大・赤丸は基準値オーバー)

 

 

※[5月1日の数値] / [6月26日の数値]  は前回の検査数値との比較

体重 6.4/6.3kg
総タンパク(TP) 8.47/8.5↑  (基準値:5.7~7.8)
アラニンアミノトランスフェラーゼ(ALT〔GPT〕) 8788↑(基準値:22~84)
総コレステロール(TCho) 221↑/ 251↑(基準値:89~176)
トリグリセライド〔中性脂肪〕(TG) 500以上↑/471 (基準値:17~104)
尿素窒素(BUN) 34↑/ 32.0(基準値:17.6~32.8)
クレアチニン(Cre) 2.6↑/ 2.7↑(基準値:0.8~1.8)
ナトリウム(Na)153 /153 (基準値:147~156)
クロール(Cl)  112 /116(基準値:107~120)
カリウム(K)  5.0↑ / 4.6(基準値:3.4~4.6)
リン(Pi)  4.4 /3.3(基準値:2.6~6.0)
白血球(WBC)  54 90(基準値:55~195)
赤血球(RBC)  639 / 942(基準値:500~1000)
ヘモグロビン (Hb) 10.8 / 15.2(基準値:8.0~15.0)【注】興奮のため
ヘマトクリット値 (Ht〔PCV〕)32.5 / 49.2(基準値:26~46)【注】興奮のため

(赤字は基準値オーバー。矢印は前回との比較)

 

体重は順調にへってきているのですが、なぜかいっこうに、肥満関係の数値は改善してくれません。

中性脂肪ってどうすればさがるんでしょう?(泣)

 

数値の推移

シロのこれまでの数値変化一覧。

20166/265/13/61/10
BUN32.034.033.534.6
Cre2.72.62.42.7
TP8.58.48.78.4
TCho251221196238
TG471>500440476
(Kg)6.36.46.56.6
201511/18/214/201/10
BUN34.332.733.733.7
Cre2.62.72.92.3
TP8.69.49.49.1
TCho223180180196
TG>500341226>500
(Kg)6.66.56.36.3

(赤字:これまでの最悪値/青字:最良値)

 

病院からのアドバイス

今のシロの最大の問題点は肥満

先生のおはなし。

  • とにかく肥満の解消が最優先
  • 腎臓関係の数値は安定しているので、減量用フードにきりかえるのもひとつの方法ではある
  • 減量用フードにきりかえるとどうしても腎臓への負担はでてくる
  • 変更するかどうかは、あなたがた(飼い主側)が(自己責任で)きめてほしい

減量用と腎臓用でフードをブレンドしたらだめですか?ときいたら

だめ!と一刀両断でした。

 

だんだん病院への不信感が大きくなってきているかも

なにを質問しても、「とにかくはやくやせればいいんです」といわれるだけなのです。

(だったら先生ご自身も、見本にもうちょっとやせてみせ…もにょもにょ

 

どう食事を調整していったらいいのかとか、どんな点に気をつければいいのかとか。

とにかく食事や栄養については、毎回ほとんど回答がもらえない感じです。

 

「症状にあった療法食と薬と治療、それがすべて。」

うちの先生は、そういう考えかたをされているのかもしれません。

そして、もしかするとそれって獣医師の多数派。

 

以前サプリメントや栄養の相談をしたときは、「そんなものはぜんぶ気休めだしお金のムダ」と鼻でわらわれたこともありました。

たしかにしょうもないサプリメントは山ほどあるけれど、いっさいがっさいぜんぶ気休めって片付けるのも、ちょっと乱暴な気が……。

 

余談ですが、うちのかかりつけの先生(40~50代)、かつて近所にあった個人病院(注:対象は人間)のおじいちゃん先生ということがやたら似てるのですよね。

「食事で病気なんてよくなるわけがないだろ、バカモン!」とどなられたものです。

(90ちかくまで現役でがんばってましたが10年くらい前に亡くなられました)

 

獣医療はまだ、ふた昔まえの人間医療のような状況なのでしょうか。

 

うーん、どうしたらいいのでしょう。

やっぱりここはひとつ、セカンドオピニオン?

 

ちょっととおくなるけれど、代替医療にも力をいれている動物病院があるようなのでいちど、そちらにも相談にいってみようかなぁと思っています。

 

シロ用にフードを探す過程でまとめたデータを、こちらに公開しましたのでご利用ください。

【腎不全の猫でも食べられそうな減量用フード一覧(ドライ・ウェット)】
腎疾患があるのに肥満で高脂血症という猫用に、カロリー・タンパク質・リン・ナトリウム量でダイエット用療法食を選べるリストを作りました。ドライフード、ウェットフードともにたんぱく質量が少ない順に並んでいます。うちのような腎不全肥満猫はあまりいないかと思いますが、よろしければご利用ください。

 

追記

 

2016/7/14 クロ

 

シロはあいかわらず元気なのですが、クロが木曜から急になにも食べなくなりました。

ずっと暗いところにひきこもって反応もにぶく、具合もよくなさそうです。

少しでも食べてもらおうとあれこれやっていますがまったく量がたりませんし、たびたび吐いてしまいます。

おなかもすこしくだし気味のようです。

 

徐々に食べる量が減ってきていることを心配してはいましたが水曜まではドライフードも(少ないながらも)食べていましたし、ウェットも強制給餌で食べさせていました。

こんなに急速に体調がわるくなるとは、予想もしていませんでした。

 

2年前に急に体調をくずし、尿毒症といわれたときの様子ににていてとても心配しています。

木曜は不運にも休診日でしたので、金曜に病院へ連れていってこようと思います。

どうか、またこれまでの元気と食欲をとりもどしてくれますように。

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。
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