【猫のかかりつけ病院選びで考慮したい10のポイント】

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クロが家のなかで行方不明になりました。

あちこちさがしていたら、なぜか両親部屋のクローゼット最上段で発見。

 

クローゼットのクロ

!(みつかっちゃった)

 

よくのぼったわね、そこ  (´△`)

 

 

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いただいたコメントから考えたこと

 

【いま通っている動物病院、あなたはどうやって決めましたか?】
先日動物病院についてのお問い合わせをいただきました。やはりみなさん病院選びには色々苦労をされているご様子。今あなたが猫さんと通っている動物病院は、どのような理由から決められましたか?人によって重要視するポイントはさまざまだと思います。うちが今通っている病院は2つ目なのですが、選んだ理由は4つあります。

 

先日の記事ではたくさんのコメントをありがとうございました。

だいぶ遅くなってしまいましたが、それぞれ返信させていただきました <(_ _)>

 

自分なりに考えたところ、いま自分が病院をきめるときの優先順位がなんとなく

みえてきました。

 

私が優先したい10のポイント

これから私がかかりつけの動物病院をきめようと思った場合。

病気の状況などによってもいくらか変化するかと思いますが、

このような順でしぼっていく気がします。

  1. 家から近い
  2. 評判が良い
  3. 相談できる・説明してくれる
  4. セカンドオピニオン可能
  5. 診察の技術
  6. 料金が適正
  7. 緊急時に対応できる
  8. 院内での待ち時間を少なくできる
  9. 勉強熱心
  10. 領収書に明細がある

それぞれの理由は後述していきます。

 

次点以下のチェックポイント

こちらは、

できればそうあってほしいけれど、

いまの状況であれば場合によっては目をつむってもよい

という部分。

  • 治療の見つもり提示
  • 設備がととのっている
  • 特定疾患の専門病院
  • 複数の医師
  • 往診可能
  • 24時間診療
  • 年中無休
  • 病院のサイトがある
  • スタッフが多い
  • 駐車場がひろい

実際いま通っている病院は、これの半分以上あてはまりません(笑)

 

以下、選び出した10のポイントについての補足です。

 

1.家から近い

病院をさがしていく場合はまず電話帳やネット検索などで、

近場で通えそうなところをできるだけたくさんピックアップします。

 

ネットで多くみかけた意見だと、20分以内にあるのが理想だとか。

獣医・動物病院の選び方・かかり方 [猫] All About
猫を飼うと決めたら最初に動物病院探しを始めましょう。信頼できる主治医とは?どんな動物病院がベストでしょう。猫の健康を守るために、適切な獣医師と出会える方法をアドバイスします。

 

候補の病院にはかたっぱしから電話してみることもおすすめします。

 

以前クロが脱走したときに電話で問いあわせをしまくったことがあるのですが、

電話だけでも意外と病院のよしあしがすけて見えてびっくりしました。

電話対応がひどいところはどんどん候補からはずしていいと思います。

 

2.評判が良い

先日のコメントを拝見して思ったのですが、やっぱり口コミの力は大きいですね。

よく考えたら、自分もタクシーの運ちゃんの口コミで決めたようなものですし σ(^_^;)

 

近場の病院をピックアップしたあとは、私もそれぞれに口コミがないか探すと思います。

でもご近所レベルの個人病院だと、ネットに口コミがまったくないのもザラなので

可能であればリアルの口コミなんかもさぐってみたいです。

 

ただ、ここで気をつけたいのは口コミを全部うのみにしないことかも。

世代や性別などによって考え方に差もあるでしょうし、

そもそも病院の価値観なんて人によってだいぶ開きがありそうです。

ネットならステマや誹謗中傷がある可能性もすてきれません。

あくまでも参考にするくらいにとどめておくべきでしょう。

 

1と2であるていど数をしぼりこめたら、

実際に候補の病院へ足をはこんでみるとよいと思います。

じかに行くことができれば、病院や先生の雰囲気などかなりのことがわかります。

 

3.相談できる・説明してくれる

これは、先生がきちんとこちらの話を聞いてくれるということです。

先生との相性といっても良いかも?

 

やたら威圧的だとか、ひとによって態度を変える先生もおすすめできません。

こちらの考えや気もちを軽視したり、質問にちゃんとこたえてくれない先生では

いくら腕がよくてもあまりよい結果にはならないような気がします。

 

病院えらびという意味では3番目にもってきましたが

その病院と信頼関係をきずいてずっと通っていくことを考えると、

先生とちゃんと会話ができること。

この点が最重要事項かもしれないですね。

通院するうえでの基本中の基本でしょう。

 

4.セカンドオピニオン可能

こちらが転院やセカンドオピニオンの希望を申しでたときに、

認めてくれなかったり逆ぎれしたりする場合は

もうその時点で病院をかえるべきかと思います。

 

3で書いたところの「先生と会話ができていない」状態ですよね。

 

5.診察の技術

最先端の治療とかそういうことではなくて、もっと基本的なレベルです。

 

薬を出す前にちゃんと体重をはかってくれるとか、

毎回診察のときに触診したり、目や口を目視でチェックしてくれるとか、

検査の数値だけで病状を考えないでトータルに判断してくれるとか。

その猫の性格にあわせた治療を提案してくれるとか。

 

そのへんは診察のときに、しっかり、かつさりげなく、確認しておきたい部分ですね。

 

6.料金が適正

一般的な治療であれば、だいたいの相場がいくらくらいなのかは

ネット検索であるていどのめぼしがつくと思います。

うちの場合は相場と較べて極端に差がなければ、まあよしとしています。

 

単純に「安ければ良い・高いのはダメ(もしくはその逆)」ということでは

ないみたいですね。

病院によって医療費に差があることには理由があります。もちろん、費用の違いが医療のレベルに完全に比例するわけではありませんが、一般的にいえば、医療費に差が生じる大きな要因は、医療のレベルの違いでしょう。ただし、高い医療費を請求する病院が、必ずしも高いレベルの医療を行っているとは限りません。しかし、逆に医療費の低い病院は、ほとんど例外なく高度な医療を行っていることはありません。

なぜ医療費には差があるのか

日本ベェツ・グループ 公式サイトより

 

動物病院は人間のように保険がきかず自由診療なので、

病院ごとに多少金額のばらつきがあるのは仕方がないのでしょう。

 

もしかかっている病院の診療費があまりにも高いと感じる場合(逆に安すぎる場合)は、

できればその理由を確認してみたほうがよいかもしれません。

7.緊急時に対応できる

休診日や深夜・早朝でも、緊急時には診てもらえるのが理想ではありますが

それが無理でも、緊急対応可能な病院を紹介してくれるくらいは

やってもらいたいところです。

 

うちのいまのかかりつけでは基本、緊急対応はしてくれないのですが、

タクシーで30~40分くらいの救急病院と提携しているので

そちらを紹介されました。

 

8.院内での待ち時間を少なくできる

猫の場合、にがてな病院での長時間待機(しかもほかの動物といっしょだったり)というのは

ストレスが大きすぎる気がします。

 

病院がこみすぎていない、もしくは予約ができるところ。

最低でも駐車場の、なれた車内で待てるなど。

 

こちらが待っているあいだの環境に多少でも配慮してくれる病院でないと、

猫もつらいのではないかと思います。

ストレスで病状が悪化したら本末転倒ですしね。

 

9.勉強熱心

ただでさえいそがしい獣医さんに、もっともっと勉強しろ!とはいいにくいのですが、

良心的な先生であれば最新情報をかかさずチェックしていたり、

学会や勉強会などに参加していたりと熱心な様子がうかがえます。

 

むかーしとった免許で、数十年前の知識だけで治療している、という先生は

いまはもうすくないと思いたいのですが、人間界ではまだたまに見うけられます。

 

獣医師界にもそんな先生がいないと断言はできませんので、

先生との会話などを通して、さりげなくさぐりをいれてみるといいかもしれません。

 

ちなみにうちのいまのかかりつけは、そこまで勉強熱心ではなさそうな気配。

最新情報のチェックは必要最低限だけ、というかんじでした (´д`)

※個人の感想です

 

10.領収書に明細がある

これはいまどきでは必須だと思います。

 

明細がわからないと、おなじ治療の金額をほかの病院と比較することもできません。

うけとった領収書の明細がはっきりしなければ、書いてもらうようにたのみます。

 

もしことわられたら、私だったらもうそこに通うのはやめますね。

 

 

病院えらびを考えたとき、いちばん念頭におきたいこと

自分の経験や、これまでいただいたコメント、メールなどから考えてみると、

病院えらび、もしかしたら治療・闘病においても、いちばんだいじなのは

できるだけ自分にとって、後悔のすくないであろう選択をしていくこと

なのかもしれないと思いました。

 

動物は意思表示をできないので、すべての最終判断は私たちがしなくてはなりません。

病院をえらぶときも、治療方法をきめるときも。

自分なりに動物の状況や気もちを想像して判断し、最善をどれだけつくせたか。

可能な限り手をつくせれば、後悔もわりあいすくないのではないでしょうか。

 

まあどれだけやっても、まったく後悔しないことなんてないような気もしますけども……。

そもそもなにが最善かなんてわからないことも多いですし、

選ばなかったもうひとつの選択肢にしていれば、という後悔はつねにつきまとうものです。

 

けっきょく、絶対的に正しい病院選びや治療・闘病なんてないのですよね。

ベストではないけれどベター。

その積みかさねでしかなさそうです。

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。
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