【現在のフードとサプリメント3~本当に良い乳酸菌の選び方】

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ひなたで毛づくろいするクロ

 

どれがきいているのかはわかりませんが、クロはおかげさまで元気です。

 

「猫の腎不全に効果があったと思われる、現在使用中のサプリをご紹介」という趣旨で書きはじめた今回のシリーズ(?)なのですが……

なんだかだんだんそこからはなれてきてしまい、どちらかというと「再検証」になりつつあります。

 

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効果があった可能性のあるもの

1~3.フードの選択をやや厳密にしたこと+ネフガードの常用+智通の継続
4~6.美ちょう寿の継続+水素水の継続+ビタミンBサプリメントを追加
—ここまで済み—

7.乳酸菌サプリメントの再開
8.酵素の継続
9.水溶性食物繊維の追加
10.オメガ3系脂肪酸の追加を継続
11.AHCCの継続?

 

今回はこのリストの7について。

乳酸菌をあらためてしらべていたら頭がぐるぐるです。
あらたにわかったことをくわしくご紹介したいところなのですが、どうしてもうまくまとまりません。

今回はざっとご紹介するにとどめます。

 

【7】乳酸菌サプリメントの再開

じつは智通をはじめてから、ほかの乳酸菌サプリメントはやめていました。

ですが、智通は酸味が強くて猫にいやがられたので、いったんおやすみしようかと。
かわりに以前私が飲んでいたもの(ラクトーン)を猫にも再開。

……していたのですが、今回調べてみた結果、またまた乳酸菌サプリメントを変更しようと思っています。

理由はのちほど。

 

腎臓病の猫に乳酸菌が良い理由

一般的に乳酸菌に期待される効果は、腸内環境の改善かと思います。

参考 免疫力を高める腸内の仲間たちサプリソムリエブログ

 

その中でも特に腎臓病によさそうなのは、このへん。

 

redpin便秘や下痢の解消

  • 腎機能の低下により体内にふえた有害物質を、便としてスムーズに排泄させる
  • 腎不全の多尿による脱水から便秘がちになるので、その解消

redpin免疫力のアップ

  • 抵抗力がついて病気になりにくくなる
  • 体力がついて元気がでる

 

現在うちで飲ませている乳酸菌サプリメント

最近愛読している、前述のサプリソムリエさんのブログに「乳酸菌は死菌でいい・死菌の場合はたくさんとる」という記事を発見。

 

なるほど。
じゃあ気やすめかもしれないけど、またクロにも飲ませてみようかな……。
ということで、あまりちゃんと確認もせず、なんとなく安易に再開。

 

 

最近はこの「新ラクトーンA」を朝晩2~3錠ずつ乳鉢ですりつぶしてクロのウェットフードにまぜていました。

もともとなぜこれにしたのかというと、配合されている乳酸菌が3種類とほかの製品よりも多かったからです。※もともとは自分の便秘改善用に購入

乳酸菌の種類が多い=相性のいい菌に出会える可能性もアップ!と考えていました。
だって、乳酸菌は相性が大事ってよくききません?

 

ところが~~~。
前述のサプリブログさんをよくよんでみると、

 

  1. 死んだ菌で良い
  2. 乳酸菌のがたくさん
  3. 生菌で取るなら相性が大事
  4. オリゴ糖、食物繊維などと一緒に

 

あれ……。
なんか私まちがってたかも……。

相性が大事なのは生菌の場合だけで、一般的につかわれている乳酸菌サプリメントの死菌は、 種類とか相性とかどうでもいいからいっぱい必要 ってことだった。

 

生菌は加工や保存が大変(温度変化で変質しやすい)

お金がかかってたくさんいれられない

一般的にはあまり効果が期待できない※相性の良い生菌は少量でも効果あるけど、膨大な菌種があるから見つけるのが大変。相性良くない場合はやっぱり量が必要
死菌は加工も保存も簡単(すでに死んでるからこれ以上変質しない)

やすいからたくさんいれられる

効果が期待できる

 

相性のいい乳酸菌とか生きて腸にとどくとかって……もしかしたらどうでもいいの………?

しかも、かつて大手乳酸菌飲料会社(ヤク○ト)で長年研究していた先生は「生菌でなくて全然OK、むしろ死んでて」とまで断言。
(ヤク○トのお仕事は、会社が自分のいうことをちっともきかないので結局やめたそうです。)

参考 乳酸菌は生菌である必要があるのか (PDF) ※2018年8月現在リンク切れ

 

【2018年8月追記】腸内細菌研究の世界的権威・光岡先生も同様のことをおっしゃってます。
参考 「生きた菌が腸まで届くから健康になれるわけではないんです」(光岡知足インタビュー②/知をたずさえ生命の海へ Bio&Anthropos

 

量はどれだけとればいいの?

でも、いったいどのていどの量をのませれば効果があるのでしょう?
今回、あらためてしらべてみました。

 

そして、驚愕

 

  • 予防・整腸作用を狙う場合:20~50億
  • 便秘・軟便・体質改善狙い:5000億個以上
  • すでになんらかの病気で、何か良いこと期待したい場合:体重の10分の1×2000億

(前述のサプリソムリエさんのブログ記事より)

どうも、もっとずっとたくさんとる必要があったようなのですよ。
想像していたよりも、さらにさらに量が必要でした。
ケタがちがう。

 

体質改善目的であれば5000億個、というのは人間の場合なので、仮に人間の体重が50~70kgとすると猫の体重はせいぜい10分の1ていど。
つまり500億個とれれば体質改善には充分ということでしょうか。

 

さらにその上の効果を目指すのであれば、クロの場合体重4.6kgなので、0.46×2000億個=920億個?(計算あってます??)
1000億個くらいとれればかなりの効果が期待できるってことになります。

参考乳酸菌の数量はどのくらいが良いの?」(H&J)

 

 

ここであらためてラクトーンにもどってみます。

ラクトーン(成人一日推奨量18錠中)にふくまれる乳酸菌量は
・ビフィズス菌 約4億
・ラクトミン(フェカリス菌) 約4億
・ラクトミン(アシドフィルス菌) 約4億個合計12億個。

つまり1錠には約0.6億個。
1日6錠のませてもたったの4億弱……。

 

がーん。
ぜんぜんたりてません
気やすめていどだろうとは思っていましたが、もっと下の 焼け石に水 レベルだった。

乳酸菌サプリを再開するのであれば、もっとちゃんと効果のあるものを厳選しなければいけないのかも。

 

結局なにがいちばんおすすめなの?

いい乳酸菌とは?

これまで見てきたことを前提に考えると、とにかく配合量が多い乳酸菌ということになるでしょうか。

ところで、さきほどのサプリソムリエさんイチオシの乳酸菌がブログに書いてありました。
なんと………偶然にも、以前しばらくクロにつかっていた動物用の乳酸菌サプリメント、「JIN」。

 

JINの箱・正面

入手先: Amazon | 楽天Yahoo!

 

JINには 1包あたりに2000億 とケタちがいの量がはいっています。

よけいなものがはいっていないので、人間用としても問題なくおすすめできるのだそうです。
アトピーでおなやみの赤ちゃんでも安心してのませられるとのこと。

めぐりめぐって、またJINにもどってくるとは思いませんでした。
JINは1年前に短期間ためしただけでやめてしまいましたが、あのままつづけるべきだったのかも。
1日に1包のませれば、猫には十二分にいい効果が期待できたわけですね。

こんどこそちゃんと継続してのませてみようかな……。

 

乳酸菌の結論

今回の記事、本来は「いまクロに飲ませているサプリメント(=ラクトーン)」のご紹介になるはずでした。

ところがこの機会にちゃんとしらべてみたところ……あれあれ?なんだか今ののませかたではぜんぜん効果がなさそう……と発覚。

クロがまだ元気なうちにそのことを確認できたのはラッキーだったかもしれません。
でももったいないからラクトーンは自分でのみます(笑)

 

クロにはあらためて、JINをきっちりのませる方向で検討したいと思います。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。
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コメント

  1. ゆうこ より:

    Mさん
    偶然にもJINについて書き込みしようと思っていたところでした。
    以前、JINを諦めた書き込みをしましたが、継続していました。
    便秘の効果はすぐにはわかりませんでしたが、
    JIN投与から一ヶ月、毛艶良く、何より嘔吐の回数が劇的に減りました。
    以前のウンチは固くて細いかちかち便だったのが、
    丸みを帯びた大きいものが出るときもあります。
    まぐろ缶のスープに溶かして毎日一袋です。
    一ヶ月半経ち、やっと効果が見えてきた感じです。
    クロちゃんも頑張ってね。

    • M より:

      ゆうこさん

      本当ですか!よかったですね!!
      今回書きながら、ゆうこさんの猫さんはその後どうしたかしらと思っていたので、よい報告が聞けてほっとしました(*´∀`*)

      やはりこの手のサプリメントは、最低でも1ヶ月以上は様子をみないと判断できないのかも。
      うちでもまたJINを再開していろいろ様子をみてみたいと思います。