【腎臓用jpスタイルを試してみました(療法食とケアフードの2種類を比較)】

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以下の記事は2014年12月時点の製品について書かれています。その後、療法食・準療法食ともにリニューアルされているので、最新の原料や成分については公式サイトからご確認ください。

 

jpスタイル 療法食とケアフード

 

先日コメント欄でおすすめしていただいた、腎臓用フードの「JPスタイル」。

療法食版とケアフード版の2種類があったので、さっそくそれぞれ入手してみました。

 

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動物病院でとりよせの相談

この製品は動物病院でしかあつかっていないと書いてあったので、輸液をもらいに行ったついでに、うちの病院でとりよせ可能か相談してみました。

これまで使用している人はいなかったようですが、メーカーに問いあわせてもらったところとりよせ可能とのこと。

病院用の最小サイズは500gで、1,224円(税込)でした。(2014年12月当時)

 

そのときに教えてもらった話では、

・一般用(いわゆるケアフード)の腎臓用JPスタイルはネットでも買える
・動物病院専用品(療法食)もあり、そちらは病院でしか買えない

ということです。

2種類あるというのは知らなかったので、ひとまず両方入手してみました。

 

 

jpスタイル ダイエテティクス キドニーキープ(病院用)

この記事は2014年12月時点の製品について書かれています。
2017年8月現在同製品はリニューアルされており、原料・成分ともに変更になっていますのでご注意ください。

 

病院用・腎臓療法食タイプの原料・成分

JPスタイルキドニーキープ

公式 jpスタイル ダイエテティクス キドニーキープ

 

◆栄養成分<重量百分比>
粗たんぱく質 24.0%以上、脂質 12.0%以上、粗繊維 5.0%以下、粗灰分 8.0%以下、水分 10.0%以下
エネルギー360kcal/100g
カルシウム 0.6%以上、リン 0.5%(標準値)ナトリウム 0.25%(標準値)、マグネシウム 0.06%(標準値)、リノール酸 0.7%以上

◆原材料名
馬鈴薯でんぷん、小麦全粒粉、ビーフオイル、削り節ミール、馬鈴薯たんぱく、ミートミール、コーングルテンミール、フィッシュパウダー、セルロース粉末、魚肉抽出物、小麦粉、脱脂米糠、ミネラル類(カルシウム、リン、カリウム、ナトリウム、塩素、鉄、銅、マンガン、亜鉛、ヨウ素)、ビタミン類(A、D、E、K,B1、B2、B6、B12、パントテン酸、ナイアシン、葉酸、コリン、イノシトール)、酸化防止剤(ローズマリー抽出物)

 

病院用・腎臓療法食のJPスタイルの粒

jp_vet

 

うすべったい丸い粒で、角ばったひっかかりはいっさいありません。

水にぬれるとぬるっとした感じになるし、のど越しはよさそうです。

かわいた状態だと表面はややザラつきがあります。

 

jpスタイル 腎臓の健康維持サポート(準療法食)

この記事は2014年12月時点の製品について書かれています。
2017年8月現在同製品はリニューアルされており、味も2タイプ(フィッシュチキン)になっているのでご注意ください。

 

 

 

準療法食(ケアフード)タイプの成分

 

公式 ジェーピースタイル 猫用 腎臓の健康維持サポート お魚風味

 

◆栄養成分<重量百分比>
粗たんぱく質 27.0%以上、粗脂質 13.0%以上、粗繊維 5.0%以下、粗灰分 9.0%以下、水分 10.0%以下、食物繊維8.0%(標準値)、リノール酸 0.8%以上
エネルギー360kcal/100g

◆栄養成分
カルシウム 0.7%以上(標準値)、リン 0.6%(標準値)、マグネシウム 0.08%(標準値)、ナトリウム 0.3%(標準値)

◆原材料名
でんぷん、ミートミール、小麦全粒粉、ビーフオイル、馬鈴薯たんぱく、中白糠、コーングルテンミール、削り節ミール、ビール酵母、ホミニーフィード、ビートパルプ、フィッシュパウダー、粉末セルロース、フィッシュオイル、小麦粉、オリゴ糖、ミルクカルシウム、β-グルカン、ユッカ抽出物、フィッシュコラーゲン、有胞子乳酸菌、脱脂米糠、ミネラル類(カルシウム、リン、カリウム、ナトリウム、塩素、鉄、銅、マンガン、亜鉛、ヨウ素)、アミノ酸類(アルギニン、メチオニン、タウリン)、ビタミン類(A、D、E、K,B1、B2、B6、B12、パントテン酸、ナイアシン、葉酸、コリン、イノシトール)、酸化防止剤(ローズマリー抽出物)

準療法食(ケアフード)タイプの粒

jp

 

質感はほぼキドニーキープ(病院用)と同じ感じ。

表面のザラつきは病院用にくらべるとすくなめで、わりとなめらかな印象です。

 

それぞれのちがい

それぞれ、成分は微妙にちがいます。
全体的に病院用のほうが腎臓にやさしいですね。

粒の大きさはほとんどおなじですが、ケアフードタイプは病院用より気もち小さめ。
あと表面の質感は病院用のほうがザラザラめ。

においは……私にはあまり差が感じられませんでした。
わりと”サカナサカナ”した感じのきつめのにおいです。

 

クロに味見してもらう

昨日クロにためしてもらったので、さっそくのご報告です。

療法食・ケアフードともにわりと小粒(薄め)なので、クロ的には食べやすいようでした。

 

kuro20141204

もぐもぐ中

 

クロの食いつきはともに良好でした!

目あたらしいこともあって、(メディファスの次に)よく食べています。
メディファス、いいかげん飽きてくれないかなー。

 

入手先(2017年8月現在)

jpスタイル ダイエテティクス キドニーキープ(病院用)

こちらはネットであつかっていないので、動物病院でしか入手できません。

そのかわり、病院から手配してもらえばかんたんに入手できます。
まずはかかりつけの病院にご相談ください。

 

jpスタイル 腎臓の健康維持サポート(準療法食)

こちらはネットでひろく取りあつかっています。

2017年現在では200g入りの少量パックもでているため、ためしに買って食べてくれなくてもダメージすくなめ(笑)

 

◆腎臓の健康維持サポート(お魚風味)


入手先:楽天 | Amazon | Yahoo!

 

◆腎臓の健康維持サポート(チキン風味)

入手先:楽天 | Amazon | Yahoo!

 

現在のクロの食卓

もーなんだかわからんという状態。

foodplates

バイキングにもほどがある

すこしでも食べてほしくてこんなことになっていますが、かえって選りごのみしてダメなのかもしれないですね。

同時に出さず、常時出してのは2~3種くらいにしぼって、わすれたころに新しいフードのふりをして出すほうがよく食べてくれたりして。

今後の検討課題にします。

 

2017年8月追記

4匹の試食表

いまのわが家では、jpスタイルの食いつき度はこんな感じ。

 

クロチョビシロフク
キドニーキープクロ アイコンクロ アイコンクロ アイコンチョビ アイコンチョビ アイコンチョビ アイコンシロ アイコンシロ アイコンシロ アイコンフクアイコンフクアイコンフクアイコン
腎臓の健康維持(お魚)クロ アイコンクロ アイコンクロ アイコンチョビ アイコンチョビ アイコンチョビ アイコンシロ アイコンシロ アイコンシロ アイコンフクアイコンフクアイコン

 

クロ ダメアイコン ……………これ嫌い
クロ アイコン……………ちょっとならOK
クロ アイコンクロ アイコン…………んーまあまあ?
クロ アイコンクロ アイコンクロ アイコン………おいしい!

 

クロとフクちゃんはこれがながくつづくとあきますが、ちょっとおやすみしてから再開するとまたよく食べてくれます。

わが家のなかでは、かなり好評の部類といっていいフードでたいへん助かってます。

 

jpスタイル腎臓用療法食の新製品も

2017年4月、療法食のjpスタイルキドニーキープに新しく「リッチテイスト」が加わりました。
詳細についてはこちらをどうぞ。

【4匹で試食・4月発売のJPスタイルキドニーキープ リッチテイスト 】
先日の日経で、jpスタイルの腎臓用療法食に新製品が出るとの記事が。早速病院から注文してゲットです!発売したてほやほやのため、公式サイトにはこの製品のページがまだありません。タイプは25g×8袋(200g)入りのボックスのみ。でもこれで700円というのは、正直かなりの割高感。

 

jpスタイル以外の腎臓用フードを検討したいときは、こんな記事もあります。

【高カロリー順・腎臓疾患用ドライフードの一覧表(療法食+準療法食)】※随時更新
腎疾患用のドライ療法食を選ぶ目安として、カロリーの高い順に表(リスト)にまとめました。たんぱく質、リン、ナトリウム量でも比較可能。入手しやすいものを中心にわかる範囲で一通り網羅してます。食が細くなりがちな腎臓病の猫さんにお役立てください。当ブログ内の個別フードレビューへのリンクもあります。

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。
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コメント

  1. 麻尾 より:

    こうしてみるとカリカリも色が微妙に違いますね。
    カリカリにお湯を少しかけてあげると香りが立って食べてくれますよ。
    でもふやけすぎると食べないんですよね。
    猫さんは食感にもこだわりがあるみたいですから。^^

  2. ジジの母 より:

    さっそくフード試してみられたんですね、食べてくれてよかったです。
    ジジも食べてくれる療養食5種類を2種類ずつローテーションしてます。
    水も2種類出しているのですが 偏りなく飲んでいます。
    血液検査の数値はジジのほうが 悪いです。寒さの心配をしなければならないなんて 夢のようです。
    どこまで手をかけてあげたら良いのか悩むところですが 悩むのが私の仕事と思っています。
    急に寒くなりました 風邪などひかれませんように。

  3. M より:

    >麻尾さん
    カリカリにお湯は、以前一度やってみたときに(たぶん)ふやけすぎで食べてくれなかったのです。
    なるほど~微妙なふやけ加減がポイントなのですね。(猫ってデリケート…)
    ふやけきる前にでチェンジするには一日ちゃんと見ていられる日でないとダメそうでなので、今度の週末あたりしっかり試してみたいです (*・_・*)ゞ

  4. M より:

    >ジジの母さん
    クロの場合、継続的に食べてくれる(くれた)療法食が2~3種類しかないので、それだけでローテーションを組みにくいのが残念です。
    でもJPスタイルはかなり気に入ったようで、ここ数日では一番頻繁に食べてくれています!
    フードの情報ありがとうございました。
    ジジちゃんは色々食べてくれてるみたいなので、少しでも数値がよくなってくれると良いですね。
    猫も飼い主も寒さに負けず、この冬を乗り切りましょう…(-_-)

  5. ささみ より:

    JPスタイル、2種類あるとは知りませんでした!
    以前、病院用を動物病院で取り寄せてもらって、
    珍しくお魚系の味(うちは魚系が好き)なのと、小粒で食べやすいらしく、
    よく食べてくれたので、ローテーションに入ってます。
    (今は、もっぱらハッピーキャットで落ち着いています。ブームが続いてほしい・・・)
    ほんのちょっとチンする、包丁などで砕く等するのも、香りが強くなるみたいで、
    食いつきが悪くなった時に、やってみる技です。

  6. M より:

    > ささみさん
    JPスタイル、確かにお魚好きには受けるみたいです。
    ほかの2匹も盗み食いしにくるようになりました(笑)
    (ちょっと困ってます。)
    チンするのと砕くのも使えそうな技ですね!
    みなさん色々工夫されているのですごく参考になります~~